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人狼物語 三日月国


215 灰色うさぎと紫うさぎの雨宿り

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[事後の象徴を思わせるような、お風呂の惨状に笑って、
 それだけ夢中に抱き合っていたことに恥ずかしさを
 覚えつつも、幸福感のほうが強かったけれど。]


  よ、ごしちゃって、ごめんなさい……っ、


[後の掃除のことを思えば少し居た堪れない。
 浮いた残滓に仄かに顔色を赤くしたり青くしたり、
 そんなやりとりを重ねながら結局、
 晩ご飯の用意と、支度の長さを考慮した結果、
 後片付けは彼にお任せすることにした。

 料理人に楽しみと言われれば、張り切るほかない。]

[お仕事でもお家でも料理で饗してくれる彼だけど、
 だからといって甘え続けて彼にばかり、
 台所を任せるのではなく、両立したい。]

 
  たくさん食べると思って、
  豚肉多めにしてますよ。  


[既に確認済みであれば隠す必要もない。
 今日も遅くまで働いた彼を癒やすべく、腕を奮う。]

[元々家族のようなものだった。
何度も織戸家にお世話になり、同じ食卓を囲んだ。
その数年間を上回る勢いで恋人になってから「似ている」と
感じることが多くなっている。

「同じ気持ち」という要素は大きいのかもしれない。

これから先、どんなところが似てくるのだろう。
楽しみなようでもあり、
自分が好きになった紫亜の良いところが
変わらないといいなという「違い」が
残ってほしいという気持ちもあり。]



 いやどう考えても俺のが汚してるから。


[苦笑して、風呂場に置いてある排水溝ネットを手に取った。
そのまま湯を流せば詰まってしまう恐れがあるので、
ネットを湯の中で回してある程度湯を漉してから
流すようにしている。

情事の後片付けも卯田にとっては「いちゃいちゃ」の一環だ。
「湯冷めするなよ」と微笑んで見送った。

卯田は料理人ではあるが、
「愛する人の料理を食べたい」普通の男でもある。
紫亜が自分と食べることを考えて用意してくれることが
とても嬉しい。]

【人】 イウダ

[バスルームの壁まで丁寧に拭く。
今晩はもう打ち止めという訳でもないから
もしかするとまたすぐシャワーを使うことになるかもしれないが、
先にしっかり掃除をしておくと、後が楽だから。

声が漏れるのを気にして普段は窓を開けない。
必然的に冷房をつけることになるから
風呂上りでも下着姿のままバスルームを出ることはない。

紫亜のようにおしゃれなルームウェアはないが
(サイズ的にも)
一人暮らしの時に比べたらきちんとするようになったと思う。

例えば部屋着はセットアップにするとか
ゴムが伸び切ったまま穿かないとか
その程度だけれど。

今日は紺色のジャージの上下。
インナーに黒のTシャツを着ている。]
(7) 2023/06/25(Sun) 20:42:14

【人】 イウダ

[食卓に到着した頃、レンジが終了の電子音を鳴らした。
鍋の他にもう一品つけてくれるらしい。

テーブルにはつけダレにすりおろされたばかりの大根がふんわり乗っている。
うまそう、と声に出すと腹がまた鳴った。]


 こっちこそ飯ありがとな。
 暑いから大根おろしでさっぱり食えんの助かる。
 ビール1缶だけ飲もうかな。あ、自分で取るよ。
 紫亜は?


[自分だけなら缶のまま、紫亜も飲むならグラスを出す。]
(8) 2023/06/25(Sun) 20:42:47

【人】 イウダ



 新たまもそろそろ終わりだし、
 名残を楽しむにはちょうどいい。
 いただきます!


[勢いよく手を合わせる。
柔らかい玉ねぎを切れ目から外に広げれば、
溶けだしたスープがほんわりバターと混ざった香りの湯気を出した。
カロリーはあるが、一枚くらいなら紫亜にもお裾分けできるだろうか。
美味いものは共有したい。*]
(9) 2023/06/25(Sun) 20:43:08
[思春期の頃からの付き合いだから。
 家族のように顔をつき合わせることも度々あった。
 その頃は、将来に一緒に居ることなんて考えもしなくて
 「似ている」ところなんて一つもないと思っていた。

 付き合ってみて知る、彼の癖や思考を、
 一つ知る度に、「同じだ」と思うようになって。
 その度にほんのり嬉しさを噛み締めてしまえば。

 昔に頑なに敬遠していたのが勿体ないと思うくらい、
 もっと早くに知っていればとも思うけれど。

 昔、じゃなくて、今、好きになって欲しい。
 「違い]がある箇所も「同じ」箇所も同じ分だけ。]

[汚してしまったのは二人の結果だとは、思うけど。
 こういう時に責めずに買って出てくれるところも、
 意識しているのかは分からないけれど、
 罪悪感を抱えなくていいと思わせてくれる所以。

 優しさに甘えて身支度を先に済ませながら、
 彼の着替えがあるかもう一度確かめて。

 もう一度覗き込んだバスルームで。
 意地悪く笑う顔に、言葉が足りなかったことを自覚して、
 慌てて手をぶんぶんと振って否定した。]


  そう、じゃなくて!
  
  下着、……また汚しちゃうかもだから、
  聞いただけですっ、服は着ますっ!


[さすがにはだかで動き回るのは恥ずかしさにも限度がある。
 もうっ!と言葉の足らない自分を棚に上げて、
 バスルームのドアを閉じた。]

[
  同じ気持ち、
       似ていく思考、
             違う得意分野、

どれも大切にして、「好き」を重ねていく。

紫亜が洗濯や服選びを面倒と思わずに楽しんでくれるように
卯田は掃除や力仕事を任されるのが嬉しい。

罪悪感を抱えないでほしい、とは思っているけれど、
そう感じさせないことを意識して気負っている訳でもない。

相手が好きだからできること、だ。]

【人】 イウダ



 もう遅いしある分を頂くよ。
 紫亜も飲むなら俺も合わせてグラス出そ。


[紫亜は缶から直接飲むのが苦手だと聞いてから、
二人ともが缶を開ける時には卯田もグラスを
使うようにしている。

それぞれを開けてグラスの方へ。
その間に紫亜はエプロンを外していた。
阿吽の呼吸で効率的に動いていく。]
(13) 2023/06/25(Sun) 22:40:03

【人】 イウダ



 うん、生の大根の辛みがまたいいんだよな。
 ポン酢は醤油足してる?酸味が抑えられてて
 味が濃くなってて良い。豆腐に合う。


[鍋だと自分の食べる量を調節できるのも魅力のひとつだ。
具材は胃に負担の少ないものとはいえ、量を食べると消化に関わる。]


 残ったのは明日の昼にうどんにしようか。
 朝は持って帰ったパンをフレンチトーストにするのに
 さっき卵液に浸けてるから。


[〆までは食べない。
この後また裸になる時間が欲しいので。]
(14) 2023/06/25(Sun) 22:40:17

【人】 イウダ

[忙しさを助けるアイテムとして据え置き型の食洗器を買った。
食べた二人分の食器をセットすれば、後はゆっくり出来る。

新居にはテレビもある。
ニュースでは大雨の影響により明日も交通機関が計画運休だという
テロップを映し出していた。
今のところ土砂崩れなど災害にはなっていないようでホッとする。]


 ニュース見てても落ち着かないし、
 テレビ切ってタブレットで映画でも見るか?
 ちょっと腹も落ち着かせたいことだし。
(15) 2023/06/25(Sun) 22:40:50

【人】 イウダ

[流石に食後すぐに手は出せない。
サブスクを契約しているプラットフォームから
いくつかタイトルを見繕ってみる。

話題のアニメ、名作の恋愛映画、旬の俳優のドラマ……
創作料理の対決をする外国のシリーズは
普段休みの日に好んで見るタイトルだ。
紫亜は何か見たいものはあるかとタブレットを差し出してスクロールしてみる。

二人用のソファは卯田の体格では少し尻が狭い。
密着出来るから買い替えは考えていない。*]
(16) 2023/06/25(Sun) 22:41:06
イウダは、メモを貼った。
(a1) 2023/06/25(Sun) 23:34:43

【人】 イウダ

[缶とグラスでは乾杯した時に音が上手く響かない。
「同じ」材質だから食欲も増すというものだ。

味覚は人よりも敏感で、
職業柄予想をつけるのも得意だ。
家では全ての調味料を手作りするには
作る手間や作った後の保存期間を考えると困難だから
ポン酢は市販品だけれど、
こうして一工夫凝らして味に深みを出してくれるところが
ありがたい。

こういう工夫に関しては織戸家の母親の教育の賜物か。
紫亜が子どもを産んだら、その子にも受け継がれていくのだろう。

長さの違う同じ箸が時計の針のように違うスピードで動く。
足せるだけの肉はあるらしいから、鍋の中身は遠慮なく頂こう。
肉は宵越しに脂が回ってしまうし。]
(22) 2023/06/26(Mon) 0:27:43

【人】 イウダ



 雑炊よりはうどんかなって。
 朝フレンチトーストだけど、
 卵もさっきたくさん持って帰ったし
 うどんにも入れた方が美味いよな。


[二人でいると「何食べたい?」「何でもいい」の会話が少ないように思う。
「これを食べたい」「これを作りたい」
これからもそんな食事の楽しみを語れる間柄でいたい。]
(23) 2023/06/26(Mon) 0:27:55

【人】 イウダ


 こんな雨で仕事してる場合じゃねぇだろ、
 っつっても普通の会社は徒歩通勤は来いとか
 言うんだっけ。

 週末に遊びの予定がある人は可哀想だけど
 うちに取っちゃラッキーだったな。


[閉めたカーテンを少し引いて窓の外を見る。
近寄ればざあざあとかなり大きな音が鳴っている。

停電に備えて懐中電灯やカセットコンロなども準備しておいた方が良いかもしれない。]
(24) 2023/06/26(Mon) 0:28:17

【人】 イウダ

[何を観るか検討していたら、
一度横に座った紫亜が立ち上がる。
トイレだろうか、なんて呑気に考えていたら]


 お。


[大きな卯田の身体にすっぽりと収まるように
紫亜の身体が入ってくる。
股の間に尻を振ってスペースを確保し]


 はは。 そうだな。
 恋愛モノ観るにはピッタリだ。


[笑って再生ボタンを押す。
芸能人に詳しくない卯田でもよく知っている
有名な俳優と女優が共演する現代日本の恋愛映画。
確か小説が原作だと朝の情報番組が取り上げていた。

再生時間は136分、1本観る前に寝る時間は来ないので
余程のことがない限りは結末まで観られそうだ。]
(25) 2023/06/26(Mon) 0:28:33
イウダは、メモを貼った。
(a3) 2023/06/26(Mon) 0:29:53

【人】 イウダ



 あああれな、映画館一緒に行ったやつだろ、
 あれで助演女優賞取ったんじゃなかったっけ。


[家で観るメリットは、こうして時々話せること。
勿論、ストーリーの邪魔をしないように、
話自体はそう発展せずに終わる。

画面では女優の切なそうな顔がアップで映る。
前を行く男性が振り返り、
元に戻ってきて]


 ――――


[結構激しめのキスシーンが始まった。]
(31) 2023/06/26(Mon) 21:25:15

【人】 イウダ

[映画館で観ている時には座席の距離もあるし
気まずさを感じることもないのだが
こうやってあすなろ抱きをしながら見ていると
この長い数秒をどんな風に見ているべきか
割と困るということを発見した。

先刻までの会話を戻してみようか。
卵とじうどんにあんかけなら、
今日のつけダレと大根おろしで作ろうか、とか。>>27

週明けに大雨の影響で道が悪くても
事務は出勤しないといけないなら
車で送りたい、とか。>>28

後は何を話したっけ。
朝のフルーツは持って帰った沖縄県産のパイナップル、とか。
生クリームも持って帰ったからスイカのアイスを作ろうか、とか。]
(32) 2023/06/26(Mon) 21:25:29

【人】 イウダ



 …………。


[キスシーンが終わったと思ったら場面転換した。
成就には早いタイミングだと思っていたが
どうやらあれは別れのキスだったらしい。
男は飛行機に乗って外国に旅立つようだ。

女はそれを見送って、それぞれの生活の描写が始まる。]


 再会モノかな。


[これで別々の相手との恋物語だったら驚きなので。]
(33) 2023/06/26(Mon) 21:25:43

【人】 イウダ



 あの映画自体良かったもんな。
 主演こそ別の映画だったけど、
 監督賞とか脚本賞とかも取ってた気がする。


[一緒に観たものはこの女優は助演の立場で
勿論こんなに濃厚なキスシーンはなかった。
新境地を開いたというやつなのか。

いちゃいちゃしたかったから
結末が死ネタや病気ではなさそうなものを選んだが
年齢制限はPG12となっている。
中学生に見せても良いのか、これを。

例えば中学時代に友人の部屋でこれを見ていて
紫亜が部屋に入ってきていたら、と想像する。

それはとても危険な気がした。
恋、というよりも身近な女の子を性の対象に見てしまいそうな、
浅はかな少年時代にあった映画ではなくて良かった。]
(36) 2023/06/26(Mon) 22:54:12

【人】 イウダ



 忘れられないならまた戻るだろ、


[少し離れて生活をしても心の中心に自分を据えてくれていた紫亜ならば、画面の彼らの気持ちもわかるかもしれない。
ストーリーに感情移入をして観る
共感性の高いところも紫亜の魅力だ。]
(37) 2023/06/26(Mon) 22:54:24

【人】 イウダ



 ああこういう回想が入る演出好きだな。
 何気ない日常に思い出があるの、


[これは脚本のある映画だから、
二人は同じタイミングで同じことを思い出している。
同時に想いを募らせる演出が好きだ、なんてこと、
映画館で観ているのなら、
終わってからのカフェで話すような内容だ。

あの時卯田は季節限定のフラペチーノを頼んだ。
現実でもこうして思い出が蘇る。
紫亜もそうであってほしい。]
(38) 2023/06/26(Mon) 22:55:14

【人】 イウダ

[紫亜は不意打ちに弱い方だ。

わかっているので二人で見る映画などは
パニック要素があるものやホラーは選ばないようにしているし、
遊園地ではお化け屋敷を避けるようにしている。

けれど以前二人で見た映画は名作ではあったが
大画面に血糊が急に大映しになるような場面もあり、
ポップコーンを自分主体で食べていて良かったと思った。
かなりびくっと身体を震わせていたので、
カップを持っていたままだと落としていたかもしれない。]


 全体的に「魅せる」感じだったから
 ショッキングなシーンも結構あったよな。


[次はもう少し穏やかなものを選ぼう、と。
帰りに冷えた彼女の指先を温めながら話したっけ。]
(41) 2023/06/27(Tue) 0:11:14

【人】 イウダ



 置いてく側がすんのは狡いよな。
 行動した時点で「これで終わり」って決めてる訳で、
 された方は少なからず期待すんだろ、あんなん。


[キスシーンの、キスそのものについて紫亜が蒸し返す。
腕の中にいるのは様々なキスを既に経験している大人の女性だ。

共感性の高い彼女は思い出すことで感覚共有を起こしているのか。
唇をなぞる指を物欲しそうに噛む仕草が艶めいている。]
(42) 2023/06/27(Tue) 0:11:29

【人】 イウダ



 うんうん、作り手からするとそーゆーの、
 嬉しいんじゃねぇのかな。


[驚かせたいポイントで驚いてくれるのは。

思い出すのは店で作った紫とグレーのコラボ。
黒ゴマブラマンジェに紫芋のコンフィチュールを乗せたグラニテや、
紫芋ニョッキに黒ゴマクリームをかけたもの、

紫亜はとても良い反応を返してくれるから嬉しくなって
次は何で驚かせようかと考えている。

――ああほらまた、
映画のことからすぐ脱線して自分たちの想い出が蘇る。]
(45) 2023/06/27(Tue) 21:39:52

【人】 イウダ



 ずっと好きでいて貰いたいなら尚更、
 好きでいて貰う努力をし続けないと卑怯だろ。


[上手く「終われない」恋は深い傷となることを、
卯田は身をもって知っている。
これは映画だから二人は再会して上手くいくのだろうが、
卯田の場合は紫亜が終わりを肯定してくれるまで
2年もかかってしまった。]


 ……そろそろ俺達の具体的な話も進めたいよな。


[プロポーズ、婚約、同棲まではトントン拍子。
だがまだ結婚式の時期を宙に浮かせている。
というのも織戸家の長男――
つまり紫亜の兄で自分の友人が結婚式を挙げてから間もなく、
織戸家の両親含め親戚の負担を考えてのことだった。

だが個人的には早く紫亜のウェディングドレスを見たい訳で。
指に光るリングに重ねづけ出来るタイプのマリッジリングを
早く嵌めてほしいと思っている。]
(46) 2023/06/27(Tue) 21:40:10
イウダは、メモを貼った。
(a4) 2023/06/27(Tue) 21:42:20

【人】 イウダ



 俺としちゃ、嬉しいサプライズ以外は
 先回りで取り除いてやりたいって思うけどな。

 怖い気持ちも俺といたら大丈夫ってんなら、
 過保護発揮は程々にしねぇと。


[恋人になったとはいえつい出てくる「兄貴風」。
紫亜はもう護られるだけの「妹」ではなく
一緒に手を繋いで前を見る「伴侶」なのだ。

感受性の強さは紫亜の強み。
これからも嬉しさは全面に出してほしい。]
(50) 2023/06/27(Tue) 23:30:35

【人】 イウダ

[家でも時々紫と灰色を組み合わせた料理や菓子を作る。

ホワイトチョコでコーディングをしたカップケーキに
グレーとパープルのチョコペンで
パッチワークうさぎとお揃いの模様にしてみたり、

ブラックココアと紫芋で生地を作り市松に配置して
マジパンでくるむバッテンバーグケーキを作ったり、

ぶどうジュースと竹炭パウダーで
紫陽花ゼリーを作ったり

明確に二人のイメージカラーがあることで
ますます創作料理のアイデアが湧いてくる気がする。

男の仕事運を上げる女性は「あげまん」と言うのだったか。
紫亜はいてくれるだけで卯田のモチベーションだけれど]
(51) 2023/06/27(Tue) 23:30:47