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【人】 サーチャー ゼクス[ 薬の調合をし始めるネスを、じーー……っと見つめる。 あぐらをかき、膝に肘をついて。] なぁネス。 [ 俺から目をそらすネスに、ニマニマと口元を緩めた。 ] ……もしかして、嫉妬してくれてんの? [ フィルの喘ぎ声を聞いている、と知って 複雑な表情をする理由があるとすれば、 そんな所かとあたりをつけて。 無遠慮に聞くさまは…そう 別世界で言うところの”ノンデリ”というやつだった。* ] (105) 2024/02/19(Mon) 21:29:52 |
【人】 サーチャー ゼクス[ そして、話は俺達以外の情事の音に向く。 交信をきったあとのネスへ、 そんなものを聞いた所で何も感じないと 特に何を誤魔化すわけでもない事実を告げた。 ] なんだよ。驚いた顔して。 [ 俺の返事を聞いた後のネスは、 まるで意外だとでも言うように驚いた表情をしている。 なんだかそれが面白くて、 目をそらすネスを見つめながら意地悪く彼の本音を探った。 薬を調合する事で気を紛らわせようとするネスに、 嫉妬か、なんてデリカシーも知らない言葉を発して。>>111 大きな音で皿を傾ける様子を見れば、 可笑しそうにまたクスクスと笑った。 ] (118) 2024/02/19(Mon) 23:45:24 |
【人】 サーチャー ゼクスっくく…… 可愛いなぁ…俺のネスは……。 [ そんな風に態度で示されてしまえば、 YESだと告げられているようなものだ。 顔を真っ赤に染めて、 図星をつかれて手元を狂わせて。 あんまりにも可愛いから、 このままちょっと悪戯をしてやろうかと 身を乗り出した時だった。 ネスの体が、僅かに跳ねたのは。 ] (119) 2024/02/19(Mon) 23:45:38 |
【人】 サーチャー ゼクス………何だ…? [ 首を気にするように触れるネスに、 怪訝な顔で眉根を寄せる。 一瞬、どこかで小さく風をきるような音がした。 ごくごく小さく、聞き間違いにも思えるような そんな僅かな音。 何かが飛ぶような、そんな音が。] おいネス、大丈夫か? [ 血の匂いはしない。 ネスの様子からも、 何か怪我をしたような感じはしないのだが。 それでもネスが何か体に違和感を感じたのならと 近寄って様子を探ろうとして。 ] (120) 2024/02/19(Mon) 23:46:31 |
【人】 サーチャー ゼクス[ それが一拍遅れた先程の会話の続きだと気付くのに、 僅かに時間を要した。 なんせあまりに唐突で、 なんなら先程のネスはそれを否定しようとしていたのだから。 急に照れが収まったとしても違和感がある。 現に言葉を発したネス本人が、 何が置きたのかと口を覆っていて>>114 ] …う…れしいけど…… どうしたんだ、ネス……。 [ 何か様子がおかしい。 視線が合えば、戸惑うようなネスの顔がそこにある。 けれど口から出るのは、 俺への愛の言葉だけで。 それが何かこの施設の罠によるものだと、 理解するまでにそう時間はかからなかった。 ] (122) 2024/02/19(Mon) 23:47:27 |
【人】 サーチャー ゼクス[ フリーズである。 何を言われたのか理解できないでいる俺を前に、 聞いたこともないような叫びを上げるネスが どこかへ走り去っていく。>>116 捕まえなければならないのに、 脳みそだけが置き去りになった俺の足は 一瞬その場に固定されて動かなかった。 ] (え? なんて? いやまて、あの罠のせいか? なんて? いやでも罠のせいだとして 本音じゃない事を言う何か…があったとしたら その前に俺を好きって言ってんのはおかしいし… え? なんて???? )[ 少し遅れて、ネスの「追ってきて」という本音が 少し遠くから聞こえ その言葉を理解するより早く、漸く動くようになった足で その場から飛ぶようにネスの元へと向かった。 ] (127) 2024/02/19(Mon) 23:49:43 |
【人】 サーチャー ゼクス[ そもそも足の速さだけで言えば、 俺はギルド内でも相当上位に入る程だ。 ネスの元へ辿り着くのにもそう時間はかからず、 トン、トン、と大きく地面を蹴るようにその背中に追いつくと 未だ混乱した頭のままネスの体を抱いて止めた。 ] ネス、待て…… [ 尚まだ頭は混乱している。 というよりも、 簡単にへーそうなんだと受け入れられないのだ。 今一番大事なのは、 それがネスの口から”何故”出てきたのかで。 ] (128) 2024/02/19(Mon) 23:50:21 |
【人】 サーチャー ゼクス(嫉妬した、は本当だろう。 つまり、俺が好きってのもまぁ…当然本当だとして… それじゃあその先の言葉も必然的に本当って事になる。 ネスの反応からして、 ”言うはずじゃなかった本音”を 言っちまってるって事か……?) [ ネスの様子をしげしげと見つめるも、 特に操られたり、催眠にかかっているような様子はない。 ならばアレはなんなのだと推測をしてみるが、 結局ソレも確証はなく。] …ちょっと待ってろ。 静かに…その場で待てるか? [ ネスの首をじっと見る。 俺も落ち着かなきゃならないが、 ネスにも落ち着いてもらわねば。 もしも頷いてくれたなら、 ひとまずその首の針を引き抜こう。 ] (129) 2024/02/19(Mon) 23:50:55 |
【人】 サーチャー ゼクス[ 首から針が抜ければ、ネスの症状は治まるのだろうか。 それとも今暫く続くのか、俺には判断ができないでいたが ] ……その………… [ 言い淀む。 ネスの体は依然抱いたまま。 彼が逃げることがないように腕で抑えて ] 逃げなくて良い。 大丈夫だから…。 [ ネスが落ち着くまで、そっと頭を撫でる。 未開拓のエリアの中、 ひとまず目の前に敵意のある魔物はいなさそうだと 辺りを見渡して。** ] (130) 2024/02/19(Mon) 23:51:21 |
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