【人】 3年生 黒崎 柚樹―― レストラン ―― …………松本さん、小泉さん。 何か、聞こえませんか……? [重いものが──たとえば、大きな皿とか花瓶とかが──砕けるような乾いた音。 あるいは、木の枝が割れるような軋んだ音。 ヒステリー染みた大声で喚いた私に、2人は近付き、それぞれ宥めようとしてくれていた頃だった。 理性的な穏やかな小泉さんの言葉。>>343 松本さんもきっと、松本さんだけが発することのできる温かい──あるいは厳しい?──言葉をかけてくれていたんだろう。 でも何を言われても私の心のささくれは止まらなくて、再び口から毒を吐き出そうと口を開きかけたところで、感じた異音。] (345) 2022/09/11(Sun) 21:51:13 |
3年生 黒崎 柚樹は、メモを貼った。 (a116) 2022/09/11(Sun) 21:57:19 |
3年生 黒崎 柚樹は、メモを貼った。 (a117) 2022/09/11(Sun) 22:01:53 |
4年生 小泉義哉は、メモを貼った。 (a118) 2022/09/11(Sun) 22:07:28 |
【人】 1年生 朝霞 純>>350>>351 [小泉さんの姿が見えて、私はほっとした、ちゃんと救急箱も持っている。] すみません、ちょっと、足に力が入らなくて。 でも別に出血してるとか、酷い怪我とかではないんです。 さっき、津崎さんと別れて、その後から破壊音がするから、多分あっちの方が酷い怪我をしていて。 そのまま追いかけていってもらえますか? わざわざ呼び出したのに、ごめんなさい。 [小泉さんにも松本さんにも、多分津崎さんは好意を抱いている。 手当てしてもらったところで、暫く追いかけられない私より、よっぽど彼の力になってくれるだろう小泉さんに、私はそう言った。] (353) 2022/09/11(Sun) 22:10:46 |
1年生 朝霞 純は、メモを貼った。 (a119) 2022/09/11(Sun) 22:11:50 |
【人】 4年生 小泉義哉朝霞、こんな場所で一人で放置しておけない。 津崎は他にも付いているから大丈夫だ。 レストランに行こう。 [ 朝霞にそんな提案をしてみたが、はたして]* (355) 2022/09/11(Sun) 22:21:36 |
4年生 小泉義哉は、メモを貼った。 (a120) 2022/09/11(Sun) 22:24:18 |
【人】 1年生 朝霞 純>>355 分かりました、動きます、と言いたいんですけど。 実は足が折れてるような感じがして、力が入りません。 その、手を貸してもらってもいいですか? そうしたら、何とか歩ける気がします。 [小泉さんの手元にあった救急箱がなくなったのを認めて、小泉さんが手を貸してくれるなら、ひょこひょことした足取りでレストランへと急いで向かうだろう。 信頼できる誰かが付いているなら安心かもしれないけれど、やっぱり頼れる人は一人でも多く動ける状態でいてほしい。 もっとも、津崎さんはこういう時、複数人で慰めようとしても逆効果だろうから、例えレストランに行ったところで黒崎さんや松本さんの姿が見えなければ、小泉さんに行ってくださいとは言わないけれど。] (356) 2022/09/11(Sun) 22:27:23 |
【人】 1年生 工藤美郷──回想・レストランで小泉先輩と── …………………。 [工藤は別れの言葉の後も、数秒の間小泉先輩を見上げていた。 望みはあくまでも望みであって、現実ではない。 いくら生還を望んだところで、誰にも約束はできない。 この不確定な世界で、確かなことが一つある。 命あるものは皆、いつかは死ぬ。 工藤はそのことを知っている。 そのいつかが、一人にとっては今この瞬間であることも。 だから、仮に小泉先輩が『必ず生きて帰る』と言ったならば、嘘を咎めたのだろう。 心を軽くするための気遣いが見えないから。 誰か一人には当たることを知っているから。 そうして、何も言わぬまま背を向けた。 これで良かったのだと、思う。]* (358) 2022/09/11(Sun) 22:40:21 |
3年生 津崎 徹太は、メモを貼った。 (a121) 2022/09/11(Sun) 22:42:56 |
【人】 1年生 朝霞 純>>357 一応、貼ってもらえると助かります。 でも、私の予想だけど、これは多分、現実の傷が反映されたものだと思うから、痛みが緩和されるかは分からないけれど。 …すぐ来てくださってありがとうございました。あと、支えてくれたことも。 こんなことを言ってはダメな気がするけど、あのまま私が放っておかれたところで、多分天使の迎えと共に現実に帰るだけで、ただそれだけだったと思うのに。 私はレストランに運んでもらえて、少し嬉しいです。 身体が無事なことが分かっているのに、気にかけてもらえて嬉しかった、ありがとうございます。 [名前を呼ばれた人間が、名前を呼ばれなかった人間に言うのには相応しくない、残酷な言葉だったかもしれないが。 冷たい床に座り込んで、何もできずに足の痛みだけを抱えているしかないのは辛いより虚しさが先に立って、どうしようもない気分になっていたから。] (359) 2022/09/11(Sun) 22:47:22 |
【人】 3年生 津崎 徹太あ?見たとおりだよ [何をしてるかと言われれば、 暴れているだけだ。 ただ、この天使の像は丈夫で壊せない。 それがいまいましい]* (361) 2022/09/11(Sun) 22:54:52 |
【人】 ??? 工藤美郷──現在・朝霞さんと── [そうして朝霞が絵に腕を挿し入れるのを、女は静かな目で見つめていた。] ……私もよ。 [感謝している。アイデンティティを与えてくれた彼女に。 女の命を使って、強く為った朝霞を。 彼女の選んだ道は、平坦ではないかもしれないけれど。 朝霞の手が、眠る工藤の腕に触れる。かすれ往く景色の中で、朝霞に呼びかけた。] 私を連れて帰って。あなたの胸の内に。 あなたが迷った時、苦しんだ時、私のことを思い出して。 「私」があなたを見守って、寄り添っていると、想像して。 その想像が、あなたの力になる。私はあなたの神になるの。 [それがきっと、死と言うものだから。] (362) 2022/09/11(Sun) 22:55:49 |
【人】 1年生 工藤美郷 ──現在・そして戻った── …………。 [工藤は何も言わず、自分が出てきた絵を見上げた。 絵の中の女は、ただ沈黙していた。 一枚のハンカチを胸に押し当てて。]* (365) 2022/09/11(Sun) 22:58:22 |
【人】 4年生 小泉義哉―― 現在:レストラン ―― 現実の怪我、か。 捻挫くらいであればいいんだが。 [ 痛む部分を教えてもらえば、そこに湿布を貼っていき] どういたしまして。 まあ、朝霞とは挨拶もしてなかったしな。 どこでもいいから話したいとは思っていたんだ。 香坂とパン屋に来てくれるって話しただろ。 現実世界に戻ったら、いつでもいいから 叶えてくれると嬉しいなと思っていたんだ。 あと、工藤も仲良くしたいって言ってたぞ。 [ この世界に来る前に話した内容を思い出しつつ、>>0:537 まさか、工藤’と会話したことは知らないから、>>279 工藤との会話を思い出して、付け加えた>>229]* (366) 2022/09/11(Sun) 22:59:57 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹…………見たとおりって、津崎……。 [床に散らばる石膏の欠片、砕けた骨董、割れたガラス。 津崎に近付こうと足を進めれば、じゃりじゃりと不快な感触が伝わってくる。 津崎の視線の先には、天使の像。 私はつい数刻前に悪態を吐いた、まさにその相手。] "それ"、壊しても、何にもならないでしょ。 猿じゃないんだから、言いたい事あれば口にしなよ。 ────暴力じゃなくてさ。 [そこまで苛つく何かがあったのなら、いっそ当人にぶつけてしまえばいいのに、と思ってしまった。*] (367) 2022/09/11(Sun) 23:02:26 |
【人】 1年生 工藤美郷──移動・特別展→屋上── [その後、朝霞とは少しの間一緒に美術館を回ったか。パンの絵は見たことだろう。 だが彼女にはやるべきことがある。だからすぐに別れた。 そして、工藤は屋上へと足を運ぶ。 話したい相手がいた。どこにいるのかは知らない。会えるかもわからない。 それでも、その相手を求めて、空の近くへと。]* (368) 2022/09/11(Sun) 23:04:43 |
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