【人】 陽光の元で ニーノ>>24 リヴィオ 突然の大声に気を害していないだろうかと過ったのは一瞬のこと。 いつものように笑みを浮かべてくれた貴方の姿にほぅと息をこっそり吐いた。 そうして肩を軽く叩かれると瞬いたが、距離の近くなった黒猫には瞳の輝きが増して。 許されるかな、多分許されると思う。 ので、指先を伸ばしてつんと黒猫をつついた。 「新入りにゃんこだったんだ」 「かわいいけれどオレがつけたら笑われそう。 リヴィオせんぱいだとこれでもかっこいいから流石ですね」 少しばかり署では奇人扱いされている貴方を、それでもこの男は素直に慕っている。 常に自信に溢れている姿を見ればこれもまた"かっこいいな"と感じているわけで。 「どこかで買ったんですか?」 #街中 (33) 2023/09/12(Tue) 7:43:44 |