18:52:38

人狼物語 三日月国

138 【半突発R-18】隠り世への送り雛【飛び入り歓迎】


【人】 雛巫女 サクヤ

 
「ほ、ほかの雛の方が良いですか?
 それともやっぱり、お兄様、お姉様方の方が…?」
 
 
私では彼を満足させられないなら。
此方を楽しげに見つめながら、手薬煉引いて待つ彼らに譲り、わたしも彼らのもとで愛でられることも考える。
もっと大人の雛の方が、彼は困らないのかもしれないし。
そんな中。
>>73新たに問いを向けられて。
どう、だったか。記憶を探る。
 
 
「…最初の時は。二日、抱かれ続けました。」
 
 
その後。いつまでいたのかは分からない。
分からなくなってしまった。
ほかの雛がどうだったのかも覚えてなくて。
 
 
「たくさん。たくさん。教えられて。
 でも。夢だから忘れろと、今までは。
 元の世界に帰るように言われて。でも。
 何度も。何度も。…でも。
 わたしはこれがもう最後。」
 
 
火照りは鎮まら無いけれど。
此方から求めることはしないのは、余所見されたことで少し気落ちしていたからだ。
(75) 2022/03/19(Sat) 7:45:21