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人狼物語 三日月国

98 【身内】狂花監獄BarreNwort【R18G】


【人】 知情意 アマノ

>>+38ダビー
「どうして、それを捨てる。何故、人を捨てる」

男の声が震える。
自らの知性を守ろうとした男は、あなたの知性をひどく害したと知っていて、謝るべきは自分であると知っていて、しかし今この状況故にそれも紡げず怒りを抱く。
ああ、自分の言葉が、知性を壊し、ああ、ああ……


「――そこまでして世間一般そちらに阿る理由が何処にある!?」


よりこちら側に近いのならば、こちらに来れば楽になるのに。何故こちらにやってこない。なぜだ。
そこまでして苦しんでまでどうして人の中にあろうとする?


あなたが雨と銃の両方で攻撃を行っていたのであれば、それは負傷した男を捉えただろう。
しかし、現実はそうではない。男はその負傷を癒され、十全とはいかずとも調子が戻った男は飛び退き銃弾を交わした。

そうして今度はこちらが攻勢に出ようと。まずは見舞い代わりに、彼と『彼』を巻き込まない範囲での放電を。
その雷光の合間を縫うようにして男が駆け、移動の勢いに任せた拳をあなたの肩もしくは腹を狙って繰り出そうという心持ちだ。
(114) 2021/10/12(Tue) 3:08:39