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人狼物語 三日月国

164 夏の想いのひとかけら【R18】


【人】 元子役 辺世 流

「そう言えば、時間にはまだあるかな…」

楽しい時間の中、僕の方はローストビーフのボウルが空になり、ドリンクに口をつける頃。ふと腕時計を見て呟き、暗い中に所々控えめにライトアップされた外を見る。

「花火が上がるはずなんだよ、今日。
ひとなつ荘の方からだとちょっと見えにくい場所のはずなんだけど、戻り際によく見えるっぽい場所、見つけてるんだけど…」

と言えば、もう一箇所の行きたいところがどこか分かるかもしれない。
あえて言ったのは、行き先不明だと彼女が不安がりはしないかと、その点を気にして気を回したからなのだけど*
(247) 2022/08/02(Tue) 19:06:57