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人狼物語 三日月国


73 【誰歓突発RP】私設圖書館 うつぎ 其漆【R18】

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視点:


【独】 絵描き ルナリア

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画商関係わからないのでファンタジーです
(-10) どあ 2021/05/23(Sun) 17:00:05

【人】 絵描き ルナリア

 
 
  彼がいないと認識してから
  日が昇り、落ちる回数を数えるようになった。

  一人で栄養補給をしたり、水分補給をしたり
  そうして1回、2回、3回。

  それでも彼が来ることは無い。
  
(19) どあ 2021/05/23(Sun) 19:12:22

【人】 絵描き ルナリア



  一般的な人がどう考えるかはわからないが
  私はただただ、疑問に首を傾げた。

  当たり前になっていたことが
  当たり前ではなくなったこと。

  どうして、とかなんで、とか。
  子供みたいに、馬鹿みたいに、
  ……つい、筆の操りを間違えてしまったり。
 
(20) どあ 2021/05/23(Sun) 19:12:47

【人】 絵描き ルナリア



  さて、数え始めて一週間ほど経った頃。
  家の中に、こんこん、とノックの音が響いて、
  私は顔を上げた。

  いつもなら適当に入ってもらうところ、
  どうぞ、と声を上げたあともじぃ、と扉の方を向いて。

  そうして入ってきたのは ─── 馴染みの画商。
  思わずため息を吐いてしまうのは仕方ないと思う。
  相手はおかしな顔をした。
 
(21) どあ 2021/05/23(Sun) 19:13:23

【人】 絵描き ルナリア



  私の性格を知っているからか
  画商の彼とは今までに、多くのことを話したことは無い。
  至ってビジネスライクな関係、
  今日も今日とて絵を売り買いして終わり
  そう思っていたけれど。


   『 なにかあったのか 』


  なんて、尋ねる物言いをされたものだから
  これまた疑問に目を瞬いた。
  どうしてわかったのだろう。
 
(22) どあ 2021/05/23(Sun) 19:13:41

【人】 絵描き ルナリア

 

  見つめる目と目を合わせて
  数瞬。
  私は、口を開けば、かねてよりの疑問を吐き出す。


   「 どうして、そばに居てくれたのかな 」

   「 どうして、そばに居ないんだろう 」


  二つの疑問を、重ねて問いかけて。
  相手の反応を待つ。**
 
(23) どあ 2021/05/23(Sun) 19:14:58