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人狼物語 三日月国


36 【R18】海の上のひみつ【完全RP】

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視点:


到着: 涼風 梨花

【人】 涼風 梨花

― 港 ―

[絶好のクルーズ日和。
黒塗りの高級車にて運ばれた痩躯は、緩やかな足取りで目的の船乗り場へと向かう。時折吹く潮風に髪やスカートの裾を抑え、これから過ごす豪華客船でのひと時を思い浮かべて自然と、顔が綻んだ。]

 ……楽しい旅、になるといいのだけど……。

[無論、不安がないわけじゃない。
枯野夫妻と夫から聞いた話が本当ならば、このクルーズ船はこれまで乗ったことのあるものとはまったく別モノで。

 ──ひとりで乗船する理由でもある。]
(17) Lumi 2020/07/10(Fri) 21:35:02

【人】 涼風 梨花

[普段は誰かに運んでもらう小型のトランクを引き、
慣れぬ様子で乗り場の案内を見比べ歩く途中。]

 ……っ! やだ、待って。

[びゅう、とひと際強い風が吹き、
手にしていた紙片が攫われ、慌てて追いかける。

もしもその先に誰かがいたのなら。>>4 
華奢なヒールが地を叩く音と、女の姿が見えるかも。]*
(18) Lumi 2020/07/10(Fri) 21:43:10
涼風 梨花は、メモを貼った。
(a10) Lumi 2020/07/10(Fri) 21:52:03

涼風 梨花は、メモを貼った。
(a11) Lumi 2020/07/10(Fri) 21:54:12

涼風 梨花は、メモを貼った。
(a13) Lumi 2020/07/10(Fri) 22:10:42

涼風 梨花は、メモを貼った。
(a18) Lumi 2020/07/11(Sat) 1:16:01

【人】 涼風 梨花

― 港で ─

[会長夫妻から直々に誘いを受けた今回のクルーズ。
万が一チケットを紛失しても乗船は可能だろうが
体裁というものは大事にしたいところ。

ハイヒールでの走行には慣れていても
トランクを引きながら、となれば常のようにもいかず、
よろけながらも視線を外さぬチケットの着地点は
海面でも地面でもなく、他人の手だった。>>49

 はぁ、……あ、すみません、それ。
 私が落としたものです。

[乱れる呼吸を整えるように胸元を押さえる左手には
細く飾り気のないプラチナリング。]
(59) Lumi 2020/07/11(Sat) 10:15:02

【人】 涼風 梨花

 
 ……もしかして、あなたも乗船されるの?

[例えばその手に旅行用の鞄などなかったとしても
人目を避けるように佇む姿を怪しむことなく>>48
朗らかに問いかけるのは、この船旅の目的を
女なりに理解しているから。

紙片にはそれが間もなく出港を迎える
豪華クルーズ船のチケットであること、
会長夫妻が気を利かせて夫婦連名にしてくれた名前と
一番グレードの高い部屋の番号が記されている。

返事を待ちつつ差し出す左手は、
拾われたチケットが返して貰えるものと疑わぬ仕草。]*
(60) Lumi 2020/07/11(Sat) 10:35:31

【人】 涼風 梨花

― 港 ―

[チケットには男性の名前も印字されている。>>68
既婚者である女がこのような乱交めいた──
実際その通りなのだが──場に赴いたことが
世間に知られた時のカモフラージュとして、だ。]

 そう、大事なものなの。……私にとっては。

[しかしこの場に夫はいない。
彼には船に乗る理由も必要もないから。
そんな事情は初対面の者には知る由もないだろう。

船に乗るまで、失くさないようにしなければならず。
親切な男性のお陰でそれも叶ったと思っていた。

反芻しながら差し出す左手は、いまだ空のまま。]
(71) Lumi 2020/07/11(Sat) 17:07:51

【人】 涼風 梨花

[どうやら、彼も『サンライズ・クイーン』の客で
乗船を迷っているらしい。>>65
腹の底など見えぬまま、同意したように微笑む。]

 確かに、躊躇しますよね、こんな……。
 ? 今、ですか。

[言葉の意味を測りかねて怪訝に傾く表情は、
少しの間を置いて、どこか照れたようなものに変わる。
そうだ、彼も乗客ならもしかすればこの先──。

不埒な妄想を払うように緩く首を振り。]
(72) Lumi 2020/07/11(Sat) 17:21:01

【人】 涼風 梨花

  
 お互い、楽しい旅になるといいですね。
 ……え、……っと、でしたら急がないと。
 乗船受付が終わってしまうわ。

[ね? と促すように更に男へと近づこう。
一向にチケットが手元に戻ってこないことに、
さすがに訝し気な表情を見せるが。>>64

無理に返して、と騒ぎ立てたりしないのは
どうせ行先は同じであることと、
先ほどのような失態を犯すくらいなら、ギリギリまで
誰かに持っていてもらった方が安全かもしれない。

なんて、甘ったれた思惑。
男の素性も、この先、何がどうなるかなぞ考えもせず。]*
(73) Lumi 2020/07/11(Sat) 17:24:02
涼風 梨花は、メモを貼った。
(a25) Lumi 2020/07/11(Sat) 17:25:20

【人】 涼風 梨花

― 港 ―

[このまま潮風、でなく目の前の男に攫われるのでは、
なんて危惧しかけたところでチケットが手元へと戻り
思わず安堵の息が零れた。
改めて、揃い乗船口に向かうつもりでいたが。>>88

 用事……ですか? では、お先に。 

 ……ええ、リカ、って呼んでくださいな。

[本名の読み方は"りんか"だが敢えて否定しなかった。
これから過ごす非日常的な時間を過ごす上で
正しい呼び名などさして重要とは思わなかったから。]
(94) Lumi 2020/07/11(Sat) 21:43:12

【人】 涼風 梨花

 
 そういうあなたは何て……。 いえ、
 また後で、会えた時に教えてもらうわ。

[会話を断つのは、場内アナウンスが耳に届いたから。
どうせ船に乗れば暫くの間は動く密室に揺られ、
参加者は規模に対してごく少数という話だ。

慌ただしく自己紹介を交わす必要もないだろう。
何処ぞへ消える男の背を見送り
女は"正当な手段で"乗船手続きを済ませた。]*
(95) Lumi 2020/07/11(Sat) 21:44:20

【人】 涼風 梨花

― 船内にて ─

[まずは真っ直ぐ、宛がわれたS室へと向かう。
恐らく使うことはないだろうリビングに鞄を置き、
持参した着替えをクローゼットへ映した。
クルーズ船に乗った時の習慣のようなもの。

潮風にべたついた髪がやや気になったが、
シャワーを浴びたとてすぐにまた……であろう。
軽く化粧直しだけ済ませ、船内の探索へ。

豪華客船そのものは然程珍しいものでもない。が、
それでも『サンライズ・クイーン』クラスともなれば
早々乗る機会もなく。]

 まあ、カジノまであるの。 

[ボールルームやバーカウンター、レストラン。
何処を眺めても、ごく普通……と言うには躊躇うほど。
そして後悔の目的を見失いそうになるほど優雅で。

"ひとり"で参加する身の上を少しだけ残念に思う。
物憂げな溜息を誤魔化すように、通りに佇むボーイから
シャンパングラスを受け取り、薄琥珀色に眦を細めた。]
(101) Lumi 2020/07/11(Sat) 22:15:26

【人】 涼風 梨花

[生涯の伴侶に選んだ男は、恋人というより親友だとか
戦友、と呼ぶ方が実際の関係に近しい。
理由は彼が愛情を抱けても性欲を伴わぬ体質だから。

他には一切不満も不自由もなく。
何より彼を愛していたからすべてを承知で結婚したが
年数が経つにつれ欲求不満は募っていく。

どうにもならない寂しさに燻る熱。
自慰で発散したとて侘しさは増すばかり。
浮気や不倫に走るほど愚かにもなれない。
何度か彼に無理を頼み、自ら圧し掛かりもしたが──
どうにもならない現実に虚しくなるだけだった。

結婚生活の中で唯一の不満。
株主総会で知り合った会長夫妻は両親と歳が近く、
酒の席でつい悩みを打ち明けた結果、今に至る。]
(105) Lumi 2020/07/11(Sat) 22:55:10

【人】 涼風 梨花

[脳裏に過るのは、ここまで送ってくれた夫の顔。
 
『これで君の憂いが晴れて、一緒にいられるなら。』
『俺のことは構わず、好きに愉しんでおいで。』

それが本心だと伝わるような穏やかな笑顔。
自分では応じようのない妻からの求めや重圧、
罪悪感から解放される安堵に満ちた顔を思い出し。
くい、とシャンパンを呷る。]

 ……ふ──…。

[濡れた唇を行儀悪く指先で拭い、
迷いを振り切るように胸下まで伸びた長髪を揺らすと
一気にアルコールが回って、足元がふらついた。]*
(113) Lumi 2020/07/11(Sat) 23:15:56

【人】 涼風 梨花

 
 はい、? ああ……いえ、なんというか……。
 少し……緊張しちゃって。

[とうに空になったシャンパングラスを弄び、
声をかけてくれた──服装から観るにクルーのひとりへ。
スタッフなら諸々を把握している筈と、
さほど気負うことなく本音を吐露する。>>112

 ”こういう船”に乗るのは初めてなの。
 何か……そうね、愉しむための
 アドバイス、なんてものはあるかしら?

[ついでに代えの飲み物を頼むつもりで、
声をかけてくれたクルーの元へと歩み寄り、グラスを
差し出すけれど。
もし何か、急ぎの用があるなら止めはしない。>>111
(114) Lumi 2020/07/11(Sat) 23:25:06

【人】 涼風 梨花

[けれどもし、そのまま。
足を止めて話を聞いてくれるなら。]

 例えば──…その、相手を見つける時、って。
 みんなどうしている の?

[そう、気づいてしまったのだ。
こんな場で知り合いに会うなぞ避けたいところだが
見ず知らずの、しかも初対面の男性を誘うのに。

人妻、というのは。
相手側から観てハードルが高いのでは、と。

けれど、指環を外すのはまるで不貞を働くようで。
迷うように左手の薬指を擦る。]**
(115) Lumi 2020/07/11(Sat) 23:30:10
涼風 梨花は、メモを貼った。
(a35) Lumi 2020/07/11(Sat) 23:31:52