【秘】 渇愛 シェルタン → 徒然 シトゥラ「オレは皆の思うようなヤツじゃないよ。 今言った通り。優しいなんて、とても」 必要なら、なんだってするさ、と溢す。 欲を向けられると、嬉しそうに目を細めて。 「……内緒にしてくれたらいいよ、今のところは。 酷いことがしたいわけでもないし。 ただ、……二度とやらないでくれたらいいだけだから」 どこが満足げに、息を吐いた。 (-192) backador 2021/05/27(Thu) 12:34:58 |
【秘】 君の友人 メレフ → 渇愛 シェルタン「……はあ。最悪の時はって話だよ。 別に死にたがりってわけでもない……お前こそ、下手なことするなよ」 「誰もひどい目に遭わないようにするっていうなら、……殺さないにしろ、見つけ出して拘束する必要はあるだろ。ここの奴らは……ぼく達じゃどうしようもないからな」 ふと、思い出したように。 「ああ……お前にも言っておくか。 昨日のあれだけど、"触られるのが嫌な事自体は病気ってワケじゃない"から、あんまり心配するなよ」 (-193) otomizu 2021/05/27(Thu) 12:37:58 |
シェルタンは、見回りの中、僅かな物音を耳にした。 (a111) backador 2021/05/27(Thu) 12:44:57 |
シェルタンは、ルヘナに頷いた。 (a115) backador 2021/05/27(Thu) 12:59:22 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 渇愛 シェルタン「シェン。 ……誰かの手で誘われなくても 他の方法で大人に会いに行ける人はいる。 何人も見ないふりをしてきた、だからわかるんだ……誰かが止まったって変わない」 「どうか、ほんの少しだけでも この言葉を受け取ってくれるのなら」 「あなたは大人以外から、本当の愛を見つけて」 「あなたに対するお節介はこんなことしかできやしないけど ……シェンを本当に愛する存在が目の前に現れることを願っている」 消えない赤い痕を上書きなんて綺麗な言葉で拭うことはできない。 これは祈りであり、そして届かないかもしれない夢物語だ (-208) toumi_ 2021/05/27(Thu) 13:48:53 |
シェルタンは、ただ、信じたいだけ。 (a131) backador 2021/05/27(Thu) 19:26:14 |
【秘】 懐疑心 メレフ → 渇愛 シェルタン/* ごきげんよう!秘話前の時空ということですし、ちょっと辛辣気味に返しておりますわ! お好きに料理していただいて結構でしてよ! (-241) otomizu 2021/05/27(Thu) 19:55:44 |
【秘】 渇愛 シェルタン → 懐疑心 メレフ「オレは誰かさんとは違って危ないことはしないよ」 そう言い、だが、安堵したように笑う。 「まあ。そうだな、 体力があるとはいえ荒ごとは得意ってわけでもないし、 その辺りは……任せる」 病気の話を聞けば、意外そうに目を丸くして。 「え、病気でもなかったのに誰にも知らせなかったんだ。 ……いや、でも、そういうこともあるよな。 ん。そっちもあまり心配しないでおくよ」 (-242) backador 2021/05/27(Thu) 19:59:09 |
【人】 渇愛 シェルタン>>176 >>177深夜の森 「じゃあ逆に聞くけどさ。 “勝手に深夜の森に入ってる”アンタの方こそ 大人と内通してるかどうか疑うのは。 おかしいことじゃないだろ。なあ。 なあ!? 売り言葉に買い言葉といった様子で。 そう簡単な話ではないとは分かっているものの、 思わず、激しい口調で捲し立ててしまう。 「……とりあえず。サルガスを寮まで送ろう。 ルヘナ、頼めるか?……一人で動くのは危険だから」 此処にいる四人全員を指した言葉で。 頭を落ち着かせるために、深く、深く息を吐く。 「サルガス。勝手に森に入ったことは良くない。 けれど……あー、……友達が心配だったもんな だから、いいよ。あとはオレたちが探すから安心して」 (179) backador 2021/05/27(Thu) 20:08:36 |
【独】 渇愛 シェルタン「…………これは愛じゃなくて、 欲? 」そんなはずは、と。 「……どうしたらいいんだ」 ただ、嘆いている。 (-251) backador 2021/05/27(Thu) 20:39:45 |
【人】 渇愛 シェルタン>>182 >>183 >>185 メレフ 「どうでもいいっつったらどうすんだよ」 とんでもない思考をした偽善者。 身じろぎ一つせずに言い放つ彼は、 中らずと雖も遠からず、といったところで。 虚勢を張っているようにも見えるかもしれないが。 「はあ……やめだやめだ、本当に悪い。 オレは……メレフがそういうことするやつじゃないのは、 ……見てきたオレだからわかる。筈だったけど。すまねえ」 ルヘナの諭す声、それだけなら思う通り、 矛を収めることはできなかっただろうが、 サルガスの悲痛な嘆願に やっと落ち着きを取り戻して。 「……友達、か」 思うところがあるようで、ぽつりと呟く。 (187) backador 2021/05/27(Thu) 20:56:36 |
【人】 渇愛 シェルタン─深夜の森─ 「こういう言葉が正しいか分かんねえけどさ、 メレフはオレが一人にしないよ。 いっつも世話焼いてるし、 こーいうときに仲違いするのが一番マズいのは分かってる」 むず痒そうにして、頬を指先で掻いて。 「誰も、大人のとこに行かせたくない。 それだけは本当に、心から思ってる」 (189) backador 2021/05/27(Thu) 21:03:40 |
シェルタンは、サルガスのほうにゆっくりと歩いていく。 (a142) backador 2021/05/27(Thu) 21:14:27 |
【置】 渇愛 シェルタン「これは 愛 じゃないのか?」見回りが終わった夜。 まだ、森に佇んでいた。 どうしても寝付けなかったから。 こっそりと寮から抜け出した。 「――――他人にお節介焼く前に、自分を大事にしろよ。馬鹿野郎」 その言葉のおかげで、この向こうには行かないで済んでいる。 ストールを、きつく、きつく握りしめて。 「どうしたらいいんだろう」 自分以外の誰かが大人の下に連れていかれる。 昔は、ただ ── で歪んで見えていたそれが。今はどうしても、胸が騒めいて仕方なくなる。 自分と同じことをされた子がいるということ。 おかしいことだと諭されて、漸く歪みが正されたようで。 彼の姉ちゃんも。ともすればヘイズや他の子たちも。 どんな気持ちで、 消えてい ったのだろうか。 (L22) backador 2021/05/27(Thu) 21:51:50 公開: 2021/05/27(Thu) 22:00:00 |