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【秘】 黒眼鏡 → 日差しにまどろむ ダニエラ「そうさ。 まだ若いんだから、これからどう楽して生きていくか考えなきゃ」 根拠のない言葉。なのに自信ありげに語る、この男は悪党だ。 悪党は意見も聞かずに勝手に道を曲がり、人気のない道をがたごととタイヤを揺らしながらすり抜ける。 きっとあなたが誰にも見られないように、 ――それは仕事に支障が出ないように── ほとんど対向車もいない場所ばかりを通って、すぐに。 「とうちゃーく」 出発した地下駐車場へと、小さな車が滑り込んでいく。 「ここでいいか?」 (-8) gt 2023/09/14(Thu) 21:44:08 |
【人】 黒眼鏡>>1:148 >>1:149 カフェ(前日) 「ダヴィードは真面目だねえ」 「ペネロペも仕事はちゃんとするし、ファミリーにはいい若者が育っている」 極めつけにおっさん臭いことを呟きながら、 自分の分のカップをさっさと片づける。 「おう、まあ、俺はぼちぼちやるから。10年やってきたんだから大丈夫」 根拠のないことを言いながら、 二人の背中を見送って。 「俺の腰を持ち上げられるようになるには、 ペネロペ、おまえも筋トレせんといかんぞ」 背中にぶつかる、ノー天気な笑い声。 いつものように、君たちの姿が見えなくなるまで見送るのだろう。 あの狭苦しい、カウンターの中で。 #Mazzetto (3) gt 2023/09/14(Thu) 21:48:19 |
【人】 黒眼鏡その男は、海を見ていた。 耳につけたままのイヤホンの向こうでは、 誰かがなにかをがなっている。 「ガイオ」 ぽつりとつぶやく言葉は、ざあんと弾けた白浪の音に混じって、泡のようにぐるぐると踊り、混ざり、深くへと沈んでいく。 海風が男の、かんかん照りの太陽のように真っ赤で派手な柄シャツをはためかせて、ポケットに突っ込んだままの手にばたばたと纏わりついた。 「さあて、どいつだ」 (4) gt 2023/09/14(Thu) 21:51:17 |
【秘】 黒眼鏡 → 口に金貨を ルチアーノ「そうかもしれんな」 は・は・は。気の抜けたような笑い。 この男は気難しい。だが、そのひょうひょうとした顔に浮かぶ笑顔は、どれも本当のように思える。 煮えたぎる炎と海風のような気まぐれさが、彼の中でごうごうとぶつかり合い軋んだ音を立てている。 「金はすぐには使えないだろ? 安心しろよ、手元ではやってるさ」 口座については、お前たちにやったものだから、と。 自分の黒眼鏡のつるを、かちんと弾くような仕草。 「今年で39だぜ、潮時の音が聞こえてくらあ」 ここは海辺だからな、という年齢ジョークは、上司がするべきものではない。 それでも突っ伏したあなたを、カウンターの上から覗き込むようにして見下ろす瞳は、 きっと当時のようににやにやと――笑みを湛えて、満足気で。 「車」 「気ぃつけろよ」 ――この男は、出て行こうとする者を引き止めることはない。 ただその背中に声をかけると、いつまでもそれを見送っているのだ。 振り返らなくてもそれが分かるくらいには、 あなたはその目に見送られてきたのだから。 (-11) gt 2023/09/14(Thu) 21:56:51 |
黒眼鏡は、見送った。 (a1) gt 2023/09/14(Thu) 21:56:58 |
【秘】 黒眼鏡 → Isp. Sup. s. U.P.S. ヴィンセンツィオ「この島の未来のため、ぜひともそうしてくれたほうがよいでしょう。 おじさんにおじさんと言われたくはねえんだがな」 以前が嘘のよう。 受け流されるようになり、 受け流し合うようになり、 関係性はずっとずっと流れる川のように姿を変えてきた。 そうして辿り着いたこの距離は、まるで人生のようにこの三日月島に跡を残す。 そのあとを辿って、今も言葉が交わされる。 「そうかい。 まあ、俺も旦那の顔が見られて嬉しいよ。 お互い、腰が重くなったもんだよなあ」 さて、男はいつだって立ち去るものを引き止めることはしない。 ……時期が時期なら肩を掴んで『待ちやがれ』なんて言ったかもしれないが、それはそれ。 立ち去ろうとするあなたの背中には、 「前の道、車がスピード出しやがるから」 「気をつけてな、旦那」 そんな言葉だけがかかって、ただ、見送る。 今までもずっと、見送ってきた。 別れの言葉なんて、そうそうかわすものじゃない。 #Mazzetto (-13) gt 2023/09/14(Thu) 22:03:59 |
【秘】 黒眼鏡 → 月桂樹の下で ニコロ「どうすんだろうなあ」 わははは、なんて笑っているので、恐らく何も考えていないか入手経路が違うかどちらかだ。 「おっ、貰ってくれるか。 いいぞいいぞ持ち替えれ。 他のもいるか? タコヤキ、おすすめだぞ。なんでもタコをだな」 がさがさとカウンターの内側を漁っている。 このままでは両手に花どころか段ボールいっぱいに持たされてしまうかもしれない!!!!! (-14) gt 2023/09/14(Thu) 22:05:41 |
【赤】 黒眼鏡『アリソンより。報告事項はありますか?』 もし直接確認したいことがあるなら、と、日時と場所が指定されている。 夜中の桟橋からひそかに出航する、小型ボートの上だ。 (*0) gt 2023/09/14(Thu) 22:10:12 |
【秘】 黒眼鏡 → 日差しにまどろむ ダニエラ「おう、おつかれさん」 ばたんとドアを閉じて、スイッチをぱちぱちと跳ね上げて、 「ん?」 と窓越しに目を向けて。 「勿論、マフィアの幹部として、 最低限必要な警戒はしていきますとも」 に、と、きっと笑っている。 そうしてあなたが立ち去っていく姿を、 ハンドルに肘をついていつまでも見送っているのだ。 見なくてもわかる。 何度も見送られたのだから。 地下駐車場を出てからしばらくして、ぶうん、というエンジンの音が遠く聞こえた。 (-17) gt 2023/09/14(Thu) 22:22:29 |
【秘】 黒眼鏡 → 月桂樹の下で ニコロ「なんだそんなこと」 肩ポン(再)。 「勿論、宅配するよ。 俺を誰だと思ってる?」 三日月島の流通に多大なる影響力を持つ男だ……!!!!!!! 「ちょっとまってろ、今配送便を手配してやるからな。 えーと今の時間だと……」 (-22) gt 2023/09/14(Thu) 22:34:10 |
【秘】 黒眼鏡 → 日差しにまどろむ ダニエラ男がそれに気が付いたのは、ガレージに帰りついてから。 あいつが忘れ物なんかするか、という疑問とともにそれを拾い上げて、 ぱり、と封を切り開く。 「………」 息を吸うような音。 しばらく、とんとんと包装を指で叩く音。 …ちゃり。 くるくると、いつも通り鍵を回しながらカウンターへと戻っていく。 革細工のキーリングが、小さな鼻歌に紛れるように、くるくると揺れていた。 (-31) gt 2023/09/14(Thu) 22:53:52 |
【秘】 黒眼鏡 → 月桂樹の下で ニコロ「…というわけで届くからな!」 後日、ホットサンドメーカーとタコヤキ機とホームベーカリーとフードプロセッサーが届くだろう。増えてる。 「警察署なら空いてるスペースたくさんあるだろう? 若いのも多いんだしいけるいける」 なんとなく内部事情を把握してそうな言葉をしれっと吐きながら、 無責任に笑っていた。 (-34) gt 2023/09/14(Thu) 23:00:36 |
【秘】 黒眼鏡 → 陽光の元で ニーノ「イロイロ便利なのさ、あいつの知ってることが。 ニーノ、お前もな、知らないよりは知ってる方がいいってことがたくさんある。 知らない方がいいことってのもあるが、そういう場合は知らないフリをすればいいし…いやそれが難しいんだが…」 お前にいうこっちゃないか、などと難しい顔をしてこめかみをもんでいる。 そしてなんだか不満げな姿に思わず、といった様子で笑みを吹きだす。 「残念だったな〜。まぁ会えてよかったじゃねえか。 次あったらちゃんと捕まえとけよ、あいつはも〜フラフラしがちだから」 訳知り顔で腕を組んで、向けられた笑顔には笑顔で返す。 昔から、この男はそうだった。 特に慮ることが無ければ向けられるものをそのままに返す、素直といっていい性格をしているのだ。 「フィアットに3人はぎゅうぎゅうで…ま、乗れないわけじゃない。 いいぞ。ただし、ちゃんとお前がフィオをエスコートするんだぞ」 男子だろ、と。カウンターの上をコンコンと指で叩いて、にやにやと笑った。 (-56) gt 2023/09/15(Fri) 0:00:02 |
【赤】 黒眼鏡三日月島は、夜も灯りが落ちることはない。 ただ海ともなれば、一部の港やホテル以外はとっぷりと夜闇を流したように黒く染まって、吸い込まれてしまいそうな暗い幕がどこまでも伸びている。 指定された桟橋に向かえば、そこにはきちんとした船倉を持ち、10人ほどなら乗れそうなプレジャーボートが停泊していた。 船のへりに腰かけた"アリソン"が手を振り、君たちを招き入れる。 『無事摘発できたようで、なによりです』 "アリソン"はスマートフォンの画面を見せて、にこりと笑う。 『海の上ならコンクリートマイクでも話は聞かれませんが、念のため。』 (*3) gt 2023/09/15(Fri) 0:06:13 |
【赤】 黒眼鏡『あなたたちの手際は確認しました。 次もお願いします』 『もう一つのチームについては、初手が警察官というのが妙ですね。 面倒なことになりそうです』 船倉の冷蔵庫を開けて、冷えたウイスキーグラスに注ぐ。 「アルコールがダメならブドウジュースもある」 冗談めかした笑い声をあげてから。 『そうですね。 探りはこちらも入れておきます。 そして、此方の仕事も。次のターゲットを決めましょう。』 『お二人は、次に狙うべき心当たりは?』 (*6) gt 2023/09/15(Fri) 0:38:10 |
【秘】 黒眼鏡 → 陽光の元で ニーノ「思わんから、お前は変なことを知っちゃったと思ったら俺んところにきなさい」 頑張っている若いものが好物なおじさんは、 あなたの発言を聞いて 努力はイイことだ、とウンウン頷く。 「はははは、そうだったな。 でっかくなったもんなあ、お前も」 張り上げる声を聴いて頬を緩めて、 ぽんと頭を一度――むやみに力強く──撫でてから、 「おう。 ちゃあんとやるんだぞ。 約束」 頭を足場にぽんと跳ねた掌を下ろして、 小指を絡めた。 「約束だ」 なぜか、もう一度繰り返す。念押しだ。 (-80) gt 2023/09/15(Fri) 1:00:43 |
【赤】 黒眼鏡『なるほど。 前言を翻すようで申し訳ないのですが。 警察内部に、アリソンの邪魔になりそうな方がいます』 表示されるのは――ある巡査長の名前。 ――イレネオ・デ・マリア。 『摘発チームとは無関係ですが、 その主義主張から無計画に 私刑に走る可能性があると』 スマホがゆらゆらと揺れる。 海面に反射して、ちかちかと瞬く星のように。 『別にそれ自体は問題ありませんが、 誰が狙われるかわからないという意味では――』 笑う。 『Alberoさんなんかは、気が気でないのでは?』 (*9) gt 2023/09/15(Fri) 3:34:54 |
【独】 黒眼鏡/*多分これやるとルチアーノさん(推定魔術師)と、ルチアーノさんと組んでる波魔にバレるんだよね。 RPで見逃してくれるか、それとも直撃してくるかで対応変えたいな〜。 私は速攻つかまってもOKです。 (-104) gt 2023/09/15(Fri) 3:37:32 |
【赤】 黒眼鏡『彼はマフィアを憎むあまり理屈通りに動くとは限らず、 誰を逮捕するか分からないと聞いています。 例えばあなたの大切な人を害す可能性があるのでは?』 なんでもないように酒を傾け、あなたたちのグラスにもそれぞれウイスキーとジュースを注ぐ。 『ああ、やはりマフィアからがいいですか? それなら耳ざといルチアーノでしょうね。 もしくはカンターミネでしょうか。 アリソンはなるべく多くのマフィアが摘発されてほしいのですが、 同時にチーム員の要望も叶えてあげたいんですよ』 暗い水平線の向こうで、三日月島の灯台がその在り処を示している。 『そのためには、執行はコントロールできたほうがよい。 別チームへの対応と同じ考えですね』 (*11) gt 2023/09/15(Fri) 10:07:55 |
【秘】 黒眼鏡 → 陽光の元で ニーノ「それでいいさ。 まああるいは……」 腕を組んだ。 「俺が忙しかったら、ここに電話しろ」 小指をぶんぶんとふったあとで、 尻ポケットから取り出した紙切れをグイっと押し付ける。 紙切れには、どこかのお店の電話番号が書いてある。 ……どこだろうか。 「やっぱ若いといいねえ」 綺麗に出されたものを平らげたあなたを褒めて伸ばしつつ、 あー、と視線があさってをむく。 「いくらだっけな、また忘れちまった。 まあ、次来た時払え」 …奢るという意味だろう。 (-154) gt 2023/09/15(Fri) 13:47:53 |
【赤】 黒眼鏡『ではそのようn』 メッセージを打っていた、スマホが振動する。 「……」 『ではそのように』 船がぐらり、と揺れて、グラスの中にも小さな波が浮き上がる。 『方針は変わらずお願いします。 ルチアーノにも要注意を。 彼、いろいろ調べ回っているようですから。 イレネオの話も、彼からだそうですよ』 遠く、三日月島の灯りが星空のように煌めいている。 アリソンが立ち上がって操舵すれば、ぐるんとボートの舳先がそちらへ向いた。 (*14) gt 2023/09/15(Fri) 13:59:28 |
【秘】 黒眼鏡 → マスター エリカ/*ありがとうございます。 襲撃、承知しました! 事前・事後でなにかしら直接RP進行したい場合は、 お名前いただけましたら幸いですとお伝えください。 モブ警察が突入してくる場合などは、こちらは抵抗せず逮捕されますね。 (-156) gt 2023/09/15(Fri) 14:01:28 |
【秘】 黒眼鏡 → 陽光の元で ニーノ「俺が忙しくなって、お前と会えなくなって、そして何か困ったことがあるまでかけるな。 先方は商売されてる方だからな」 約束だぞ〜、と指も出さずに言う。 つまりは今は教える気がないらしい。 ──もしあなたが後程検索してみても、ホームページなどに乗っている番号ではない。 「最近自分のトシすら忘れるからな」 おっさん臭いことを言いながら笑って、 あなたを見送ろうとカウンターに肘をついたところで、見上げる顔に気が付いた。 「ん?」 なんだよ、と伺うように目線を返して。 「……」 「なんだよ」 すぐしびれを切らした。根が短気なのだ。 (-163) gt 2023/09/15(Fri) 15:55:45 |
【秘】 黒眼鏡 → オネエ ヴィットーレ「よう」 ――陳腐な表現だが、まさにそのとおり。 ハチの巣をつついたように、ファミリーの上から下までが走り回ったその日の夕暮れ。 『Collare』の前か、それともアジトの廊下か。 兎にも角にも他の誰もいない場所で、 壁に背を預けてあなたを待っている男がいた。 「景気はどうだい」 (-165) gt 2023/09/15(Fri) 17:20:41 |
【秘】 黒眼鏡 → pasticciona アリーチェ――あの『反社会組織取締法』初の逮捕者が出たあと、 そしてあなたが教会に立ち寄る日。 礼拝堂の前で、上は柄シャツ、下は短パンにサンダル履きというラフにもほどがある格好でうろうろとしている男がいる。 彼は何かを待っているよう、 あるいは冬眠を控えた熊のように 妙に重たげな動きで足を引きずり、 ぺたぺたと足音を響かせていた。 「お」 …そんな男の顔が、あなたの方を見てぱ、と上がる。 #教会 (-166) gt 2023/09/15(Fri) 17:28:11 |
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