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![]() | 【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 徒花 テオドロ「隠してたんだから、分からなくて当然だよ」 あなたの言葉に苦笑する。 「あんまり気にしてなかったんだ。 別に、酒と薬で倒れず済んでたし……悪い夢は、過去を忘れるなって言ってるような気がしてたから。 まぁ……食べれなくなったのは問題だけど……キミ達のおかげで飢えずに済んでるしね」 これまで、自分が傷つくことには無頓着だった。 大事な人に幸を押し売りすることだけが目的で、それを成す時に必ずしも自分が居る必要はないと思っていたから。 そんなだからこそ、大事な人を増やしたくなくて。 自分が傷つくことで、大事な人が傷つくのなら、それをしては駄目だということも、学んだ。 「だから、謝罪は要らない」 大丈夫だよ、今だから話せた。 それだけだ。 (-488) eve_1224 2023/09/23(Sat) 0:43:16 |
テオドロは、ここのご飯はあまりおいしくないですね。 (c19) backador 2023/09/23(Sat) 1:45:44 |
![]() | 【秘】 徒花 テオドロ → favorire アリーチェ「それは」 「命令をした側を撃てばいいと思う」 迷いなく答える。 実際そうなった時、迷いなくそうするとでも言いたげに。 「それで自分が死ぬならそれまでです。 やりたくないことをしてまで生きてたくもないし。 ……他人を持ち上げるでなく、自分を落とす、か」 心当たりは勿論ある。なかなか認められる話じゃないが。 己は人一倍自己肯定の気力に欠けてる、 そんな部分の自覚くらいは持っている。 「そう生きてきたのだろう。俺も、あんたも。 多分ニコだって。だから向き合ったところで、 すぐなんとかなる問題ではないんだと思う」 「今は……その分だけじゃない方の二人≠ェ、 持ち上げてやればそれで事足りるんじゃないですか」 兄貴分の相談はないが、 きっと彼だって。持ち上げる所に反対はするわけもない。 (-554) backador 2023/09/23(Sat) 9:10:06 |
![]() | 【秘】 徒花 テオドロ → 花浅葱 エルヴィーノ「あんたは謝罪をくれておいて、 こちらからのは受け取らないつもりですか?」 言葉面はどれだけ普段の嫌味ったらしい言い方でも、 表情は、仕草はやはり穏やかなもののまま。 「でも、……実際、他人ができたことって少ないんでしょうね。今の周りのことについても、俺と、あんたの自分の事についても。 だから俺が謝ることがあるとしたら、エルヴィーノの身が心がどうとかではなく」 「いくら本当に無理なく背負えるからって、 他人を頼らず踏み込まず、一人で歩きすぎたことです」 理由や因縁、辿ってきた道は違うのだろうけど。 そうして至った他者を救う、自分を守るための考えはどうしても似たような歪みばかりがあって、それだけは正されるべきだった。 「俺は……こんな皮肉屋な自分を、 今更消し去るようなことはもうできないでしょう。 あんただって、生活がすぐ治ったりするわけじゃない」 「だから、それでも歩み寄らなきゃいけない。 ……一つの側面だけで物事を判断してはならないために」 それが出来なかった結果が、今の外の惨状だ。 「すみません」 「やはり、もっと早く気付くべきだった」 (-590) backador 2023/09/23(Sat) 11:20:40 |
![]() | 【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 徒花 テオドロ「そういうつもりじゃなかったけど……」 小さい、苦笑。 「そうだね。 僕らはお互い、踏み込まない事を良しとして付き合ってきたから……。 仲良くなれば、キミ達になにかあって、何処かに居なくなってしまうと思ってたのかも」 認めたくなかった。 大事な友人だと認めれば、こうやって不幸が訪れて、どこか、手の届かないところに行かれてしまうと思っていたから。 初恋の少女や、幼馴染みたいに。 最後は住む世界が別れてしまうと。 状況が尚も悪くなれば、二度と会うことが出来ないのではないかと、そう思って。 「皮肉を言い合うのは楽しかったけど。 まぁでも……視野を広くするのは良いことだ。悪いことだって避けていけるしね」 紡がれた謝罪を、今度は素直に受け入れる。 胸の内を明かしたことで、自分たちの関係は一歩、進んで、これはその証になるはずだ。 「ありがとう。でも……」 「僕が自分から言えたことが、最大の進歩だから」 どうか受け取っていて欲しい。 (-601) eve_1224 2023/09/23(Sat) 12:20:05 |
![]() | 【秘】 favorire アリーチェ → 徒花 テオドロ「……。 いまちょっとテオの事格好いいって思っちゃった。 言い切れるの、凄いな。でもいい考えかも。 速射だけは自信があるからそのつもりでいようかしら」 余りの迷いのなさが見て取れた答えに称賛を浴びせる。 でも、その信念の強さは確かに自分より余程マフィアになってもやっていけそうだな、と頷いている。 「やりたくないことをしてまで生きてたくもない…… ……昔はわたしもそう思ってたけど、おかしいな。 気付けば踏み止まる要因が増えている気がする。 ふふ。さっきからテオの事が羨ましいかも」 大切なものが増えれば増える程身動きがし辛くなる。 最も、それだけ抱えていてなお突然の衝動で動き出すのもこの女の特性だから、こんなしおらしい事を言っていても実際はどうだかいまいち定かではないが。 「……そうね、26年の筋金入りだものね。 "今"はそれで事足りる。それはそうだけど…… ……そろそろわたしたちも、ずっと居られるかと言うと バラバラになる日を考えないと、って思ってて」 今は、大丈夫だろう。だけどこの先、三人が別れる未来だっていつ来てもおかしくない。そんな年齢だ。 最も、普通は「仕方ない」で終わらせる話をわざわざ口に出す時点で甘えが全く抜けていないのだが。 (-658) poru 2023/09/23(Sat) 17:17:27 |
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