発熱 ニエカワは、メモを貼った。 ![]() (a3) kotorigasuki 2021/06/28(Mon) 2:05:02 |
発熱 ニエカワは、メモを貼った。 ![]() (a4) kotorigasuki 2021/06/28(Mon) 2:05:38 |
![]() | 【秘】 発熱 ニエカワ → 温和 セナハラ貴方の肘当たりの袖をつまんで引く。 「ねぇ、体温計知らない?計ってって言われた後なくしちゃってさ……」 病院に住んでいる貴方とは入院中はよく顔を合わせるため知り合いだ。 スタッフではあるがまだ医者ではない貴方に、友人のような距離感で話しかけている。 貴方は失礼な子供扱いしても構わないし、知り合いとして接してもいい。 (-35) kotorigasuki 2021/06/28(Mon) 2:23:36 |
![]() | 【秘】 発熱 ニエカワ → 奔放 メイジ「木の枝……大丈夫? 抜いたほうがいいんじゃない?」 初対面だというのに興味本位で枝の先をつついている。 痛いかもしれない。 (-36) kotorigasuki 2021/06/28(Mon) 2:25:27 |
![]() | 【秘】 発熱 ニエカワ → 奔放 メイジ「そう…?平気ならいいけどさ……メイジだっけ? ここ病院だし、ちゃんと見てもらった方がいいんじゃない? ほかにもなんか傷いっぱいあるみたいだし」 自分と割と年が近そうな相手に初対面から気の置けない態度だ。 「熱出てる時寝なきゃなら、俺一生ベッドから出れなくなるって。 大丈夫、そんな高熱でもないし……多分」 リンゴといわれて少々気恥ずかしいのか、自分の顔をペタペタと触った。 (-50) kotorigasuki 2021/06/28(Mon) 11:35:12 |
![]() | 【秘】 発熱 ニエカワ → 温和 セナハラ「……。……ありがとう」 体温計を受け取り、今度は忘れないようにと脇へ差し込んだ。 「うん……さっきリンゴ見たいって言われたけど、別に嫌じゃなかったから大丈夫 それより……台風いつやむの? 最初より人増えてるし……食料ないとか聞いたんだけど……」 不満そうに近くにいる人たちを見ている。 (-53) kotorigasuki 2021/06/28(Mon) 11:45:32 |
![]() | 【秘】 発熱 ニエカワ → 商人 ミロク「ねえ、おじさんって何を売ってるの?」 商人に興味があるようだ。 「変わったものとか、取り扱ってる?」 (-54) kotorigasuki 2021/06/28(Mon) 11:47:47 |
![]() | 【秘】 発熱 ニエカワ → 温和 セナハラ「そうなんだ……」 明日の夜にはこんな状況が終わるのかとほっとした様子。 台風さえ過ぎ去ればすべて解決するはずだ。 その後の雨や交通の復旧などの事情により、明日の夜以降もこの状況は続くのだろうが、世間知らずの未成年に予想することはできなかった。 「セナハラさん……貧乏だもんね」 くす、と思わず笑ってしまった。 以前お金がなくて昼食抜きだなんて会話もあったような気がする。 その時はお見舞いに親が置いて行ったビスケットを一枚あげたが 「今日はあげられるお菓子とかないけど、ほんとになんとかなる?」 楽しそうに揶揄う様な物言いで問いかけた。 (-56) kotorigasuki 2021/06/28(Mon) 12:11:57 |
![]() | 【人】 発熱 ニエカワ>>アユミ 「先生……疲れてる?」 アユミ先生に近寄ってくる熱っぽい少年。 よく入院する少年はきっと貴方とか顔見知りだ。 解熱剤はきいてないらしく顔は赤い。 でもいつもこんな感じなので熱に関して緊急性はないだろう。 (23) kotorigasuki 2021/06/28(Mon) 12:30:16 |
![]() | 【秘】 発熱 ニエカワ → 奔放 メイジ「そっかアキラか。片目だけだと、不便そうだね……」 年が近そうなので容赦なく名前で呼んだ。 自分は熱はあるが五体満足だ。 ふらつくことはあれど、ここまでケガもしたことはない。 「支えることはできないかもしれないけど、注意するぐらいのことはできると思うし、なんかあったらいって?」 年の近い人としゃべるのは久しぶりで、表情は変わらないがどこかテンションが上がっている。 「学校……」 学校という単語を聞くなり急激にテンションが下がってしまった。 「行ってたけど……俺こんなだからさ。 すぐ入院とかしていけなくなって…… だから、すれ違ってることはないかも……」 少し寂しそうだ。 (-65) kotorigasuki 2021/06/28(Mon) 13:07:36 |
![]() | 【秘】 発熱 ニエカワ → 温和 セナハラ「セナハラさん戦争行ってたの?初耳なんだけど…… よく生きて帰ってきたね」 温和でやさしい貴方が戦争になんて参加したらあわあわしてすぐに殺されてしまいそう。 そんなイメージがよぎり、失礼な発言をする。 「でもそっか……それなら安心、かも……」 信用している大人の貴方の頼もしい言葉に、安堵の息を漏らした。 おなかは減っているが、きっと何とかしてくれるだろう。 入院が続く少年は普通の子供よりも世間の情報に疎く、年齢的に貴方が兵士として徴兵されるわけではないことも、戦争でどんなことが行われているのかもわからなかった。 それ故に貴方の言葉も疑問も持たずに素直に信じるだろう。 「虫とかは……ヤだからね?」 イナゴの佃煮とかなら大丈夫だが、丸のままの芋虫を持ってこられたら困る。 (-66) kotorigasuki 2021/06/28(Mon) 13:15:33 |
![]() | 【秘】 発熱 ニエカワ → 温和 セナハラ「次戦争が起きたら、セナハラさんは逃げた方がいいよ。絶対殺されちゃうから」 当時は子供だから見逃されたのだろうと解釈したようだ。 「(食べたことあるんだ……) じゃあこの病院の中で食べ物探すってこと……?」 食糧庫でも荒らす気だろうか。 貴方をいぶかしげに見ている。 「俺、甘い卵焼きが食べてみたいなぁ」 (-75) kotorigasuki 2021/06/28(Mon) 14:18:47 |
![]() | 【秘】 発熱 ニエカワ → 奔放 メイジ「行きたい……子供の時からほとんどいけてないから」 勉強は入院中にもさせられているためそれほど好きではないようだが、やることもそれほどない入院生活の暇つぶしになっているようだ。 「トウキョウ?!トウキョウ行ってたの?!」 その単語を聞くと急に顔を上げて目を輝かせた。 「すごい……いいなぁ…俺もトウキョウで働きたい…… アキラはトウキョウでどんなことしてたの?」 (-82) kotorigasuki 2021/06/28(Mon) 14:56:55 |
![]() | 【秘】 発熱 ニエカワ → 商人 ミロク「薬……」 じっと貴方を見上げて少し考えた様子。 「睡眠薬とか……ある? 錠剤じゃなくて……粉とか……味ついてない奴」 小さく声を潜めて問いかけた。 服の裾をぎゅっと掴んでいる。 (-83) kotorigasuki 2021/06/28(Mon) 15:00:32 |
![]() | 【秘】 発熱 ニエカワ → 商人 ミロク「お金……」 うぐ、と言葉を詰まらせた。 「いくらぐらい……かかる……?」 睡眠薬を欲しい理由をあなたに言わなければいけないことも迷いがあった。 自分が飲みたいのであれば、自分を診てくれている先生に言えばいいだけの話だ。 (-87) kotorigasuki 2021/06/28(Mon) 15:32:04 |
![]() | 【秘】 発熱 ニエカワ → 温和 セナハラ「俺は多分まだしばらく入院だろうし……川の水が引いたら、セナハラさん……買ってきてくれる……?」 実際買ってこなくてもいい、親がここに来れるようになれば持ってきてくれるかもしれない。 でも、言い知れぬ不安感で我儘をいいたいのか、いつもお金のない貴方に強請った。 「そっか……ここは"人を助ける場所"だもんね…… そういうのもあるかもなんだ……」 ここはこの辺ではかなりしっかりした建物の一つだ。 昔も今のようにが災害とか戦争とかで避難してきた人がいたかもしれない。 そういうことがあったなら備蓄だって用意していてもおかしくはない。 穏やかに余裕をもって答える貴方の言葉は子供を納得させるには十分だった。 (-88) kotorigasuki 2021/06/28(Mon) 15:40:46 |
![]() | 【秘】 発熱 ニエカワ → 温和 セナハラ「セナハラさん、料理とかできるの……?まずそ〜」 疑わしい目つきで見つつも、やがて零す様に笑って。 「ふふ、でも食べてみたいかも……絶対、約束だから」 小指を立てて軽く相手に傾ける。 「うん……ちょっと寒いし、欲しい」 (-98) kotorigasuki 2021/06/28(Mon) 18:13:53 |
![]() | 【秘】 発熱 ニエカワ → 奔放 メイジ「駄菓子屋……いいなぁ… 俺、駄菓子は食べたことあるけど、自分で買いに行ったことないんだ、そういうとこ」 差し出されたブリキの車を受け取ると心底嬉しそうにほほ笑んだ。 玩具自体は子供っぽいものだが、違う世界の空気に触れられたようでうれしいようだ。 「アキラすごいね……俺とあんまり変わらなさそうなのに、好きなところに行って、働いて……大人みたいだ」 車を軽く指先で撫でて 「学校、まともに通えるようになったら行ってみたいけど…… でもやっぱりトウキョウに行ってみたいな。 アキラみたいに働きたい」 (-106) kotorigasuki 2021/06/28(Mon) 20:20:37 |
![]() | 【秘】 発熱 ニエカワ → 温和 セナハラ「そうなんだ……男で料理って…… お嫁さんとか、もらうつもりないの?」 男が家事をするイメージがまるでわかなかったが、生涯独身のつもりならそういうのもあるのかもしれない 「約束破ったら、針千本だからね」 しっかりと小指を絡めて約束をした。 「大人になったらこういうの、あんまりしないの?」 (-109) kotorigasuki 2021/06/28(Mon) 20:44:08 |
![]() | 【秘】 発熱 ニエカワ → 商人 ミロク「…………。 絶対、誰にも言わないでよ…?」 視線を彷徨わせて暫く迷っていたが、貴方の服を摘まんで引き寄せ、誰にも聞かれないようにそっと耳打ちをする。 「台風がすぎたら、先生たちに薬を飲ませて…… そのすきに俺はこの病院から出ようと思ってる…… 俺、トウキョウに行きたいんだ」 つまりは、見張り役である医者を眠らせて、家出をしたいという事らしい。 (-110) kotorigasuki 2021/06/28(Mon) 20:47:55 |
![]() | 【秘】 発熱 ニエカワ → 商人 ミロク「…………、言ったって止められるんだ。 学校を覗きに行くのだって止められるのに、トウキョウなんて行かせてもらえるわけない……」 ぐっ、と服の裾を掴む手に力がこもる。 「最近調子いいし、俺と同じぐらいの奴だって一人でトウキョウにいってるんだ……俺だって……」 医者も親も、入院している少年の体を思ってこそ止めていることも頭の端で理解している。 しかし、死ぬまで家と病院しか知らない人生なんて嫌だと強く願っていた。 「おじさんなら知ってる……?もっと確実な方法……」 (-133) kotorigasuki 2021/06/29(Tue) 12:11:21 |
![]() | 【秘】 発熱 ニエカワ → 温和 セナハラ「…………そうだね、セナハラさんはお嫁さん貰わない方がいいかも きっと貧乏すぎてお嫁さん逃げちゃうし。可哀想でしょ?」 ふふ、とからかうように笑った。 「大人って大変だね……」 離れた指をじっと見つめて 「卵焼きの判子とか押してあげた方がいい?額とかに」 (-134) kotorigasuki 2021/06/29(Tue) 12:43:05 |
![]() | 【秘】 発熱 ニエカワ → 奔放 メイジ「俺、16だよ?アキラと一つしか違わないのに……全然違う…」 散歩すら許可されない少年に許されたのは復学をめざした勉強だけだ。 「聞きたい…トウキョウの話…」 貴方の手を取りキツく握る 「今日は一緒に寝よ…アキラの話、いっぱい聞かせて」 熱で気だるそうな表情が明るくなり、嬉しそうに微笑むと自分の病室へと貴方を誘うだろう。 (-138) kotorigasuki 2021/06/29(Tue) 14:50:43 |
発熱 ニエカワ(匿名)は、メモを貼った。 ![]() kotorigasuki 2021/06/29(Tue) 15:11:55 |
発熱 ニエカワ(匿名)は、メモを貼った。 ![]() kotorigasuki 2021/06/29(Tue) 15:13:53 |
![]() | 【秘】 発熱 ニエカワ → 奔放 メイジ「ここが俺の病室。何にもないけどね」 こじんまりとしているが清潔感のある個室だ。 台風が来る前に母親がさしていったのだろう花瓶の花はもうしおれかけていた。 病室に到着すると手を放し、慣れた様子でベッドへと乗り上げると貴方に手招きをしてベッドへ来るように促す。 (-163) kotorigasuki 2021/06/29(Tue) 19:02:17 |
![]() | 【秘】 発熱 ニエカワ → 温和 セナハラ「忘れないけどさ…… でも、針千本なのは変わらないんだから、なるべく忘れないでよね」 どこか不服気にしているが、額に判子を押すことはあきらめたようだ。 「そういえば、セナハラさんはトウキョウいったことある?」 俯きがちに話題を変えた。 (-164) kotorigasuki 2021/06/29(Tue) 19:06:56 |
![]() | 【秘】 発熱 ニエカワ → 奔放 メイジ「うん、毎回長期入院だし、親がこっちの方がいいだろうって……」 コロンとベッドの端で横になった。 「少し狭いかもだけど、二人ぐらい平気だよ。 布団ほしかったらあげる。俺暑くていつも蹴っちゃうし……」 貴方の上着を軽く指でつまんで引く、お前も横になれと言いたげだ。 「ほかに人いる部屋だとじゃまになっちゃうしさ」 4人部屋での夜の私語は注意されてしまうだろう。 (-168) kotorigasuki 2021/06/29(Tue) 19:57:32 |
![]() | 【秘】 発熱 ニエカワ → 奔放 メイジ「一人で広い部屋にいるよりはずっとましだよ」 文句を言いながらも隣で横になってくれる相手に小さく笑った。 何もない白い部屋の中で、ほとんど誰とも話さずに日々を過ごすのが日常の少年にとっては、話し相手がいるだけでも楽しそうだ。 「トウキョウでどんなことしたの?美味しいものはあった?面白い場所とかは?」 楽しみにするあまり矢継ぎ早に質問をしてしまった。 (-194) kotorigasuki 2021/06/30(Wed) 11:22:18 |
![]() | 【秘】 発熱 ニエカワ → 温和 セナハラ「ウエノ……観光じゃないのに何しに行ったの?」 地域は大体わかるものの、そこに何があるかなどはぴんと来なかった。 「ロクとアキラが言ったことあるって。 アキラはトウキョウで仕事もしてるらしいんだ…… 俺の一個上なだけなのに」 すごいよね……と尊敬と憧れをはらんだ声色で呟く。 自分もいつかトウキョウへいってみたい、そこで働いて自分で稼いだお金で好きなことをしてみたい。 そんな夢が少年にはあった。 病気で外出許可が下りない少年にはかなわない夢だろうが。 (-196) kotorigasuki 2021/06/30(Wed) 12:31:23 |
![]() | 【秘】 発熱 ニエカワ → 温和 セナハラ「たしか……?」 表情がそれほど豊かではないものの、じっと貴方を見上げる目は期待に満ちていて、続く言葉を今か今かと待ちわびている。 (-199) kotorigasuki 2021/06/30(Wed) 13:11:39 |
![]() | 【秘】 発熱 ニエカワ → 奔放 メイジ「………別に、寂しいってわけじゃ…ただ暇っていうか…」 年が近い故か、素直に寂しいとは言いづらかったらしい。 「俺も……入院ばっかりだし、こういうの初めてだけど…… 楽しいな、誰かと一緒に寝るって」 少し強がりを言いながらも貴方が隣にいてくれるのを内心嬉しく感じていた。 「高い建物……この病院よりずっと高い? 日本一高いってどんなだろう……」 鉄塔ぐらいかな、と想像してみるものの、想像力が足りずふわふわだ。 「聞いたことある、あいすくりん! 冷たくて甘いんだ……食べてみたいなぁ…… お金家に送って偉いね……家族も、アキラみたいな立派な子、誇らしいだろうな」 純粋に尊敬の念を相手に抱いた。 自分と同じぐらいの年だというのに、とてもしっかりしている。 対して自分は親の金を使って命を長らえさせるだけで何の役にも立たない……そんなコンプレックスがわずかににじみ出ていた。 (-201) kotorigasuki 2021/06/30(Wed) 13:24:07 |
![]() | 【秘】 発熱 ニエカワ → 温和 セナハラ「遺骨……」 ハッとしてすぐにうつむいた。 トウキョウに期待をするあまり、相手に言いづらい事を言わせてしまったことに気付いたようだ。 「あ……ごめんなさい……」 (-208) kotorigasuki 2021/06/30(Wed) 15:44:00 |
![]() | 【秘】 発熱 ニエカワ → 奔放 メイジ「ほんと……? 台風が去ってからも、話してくれる……?」 状況の不安感から口をついて零してしまった。 「へぇ……そんなに」 そこからみた景色はきっときれいなんだろうと想像を膨らませていたが、 伸ばした傷だらけの手はどこか悲しげで 「……そっか…もう大人と同じように働いてるし、苦労もしてるよね……」 小さな村で起きた事件のの噂話なら世間知らずの少年でも少しは耳にしたことがあった。 彼が家族の話をすればおのずと彼がどんな状況か薄っすらと察することができるだろう。 「うん……大事にされてる、と思う 薬代も入院代も、馬鹿にならないだろうから」 けれど自分にとってはその愛が重い時もあるのだ。 「アキラは……家族の事、どう思ってるの?」 (-218) kotorigasuki 2021/06/30(Wed) 16:43:00 |
![]() | 【秘】 発熱 ニエカワ → 温和 セナハラ「……………」 俯いたまま返事もせず黙りこくって貴方の話を聞いていた。 表情は貴方に見えないだろうが、ちゃんと聞いているようだ。 「……わかった… ちゃんと、養生する……」 言葉少なげに紡がれた言葉に不満の色は完全に消さなかったものの、親しい貴方の言う事なら、素直に言うことを聞く気はあるようだ。 (-220) kotorigasuki 2021/06/30(Wed) 17:02:52 |
![]() | 【秘】 発熱 ニエカワ → 奔放 メイジ「友達……」 そんなこと言ってくれた人は初めてで、こみ上げるものを押さえるように言葉を詰まらせた。 「うん、友達……だよ」 力なくおろされた手に触れようと手を伸ばした。 貴方が嫌がらなければそっと重ねられるだろう。 「大丈夫……アキラならできるよ。 頑張って働いてるし…お父さんより、ずっと立派……」 だから君はお父さんと同じようにはならない、と意味をこめてほほ笑んだ。 「そうだね……セナハラさんが食料探してくれるって言ってたから……きっと明日は食べられるよ。 おなか一杯にとはいかないかもしれないけど……」 お休み、と告げて布団を引き上げ相手にかけてやる。 自分は端っこに少しだけもぐりこんで目を瞑った。 今日は長く起きていた上いろんな人と話したため疲れていたのか、目を瞑ればすぐにまどろみ始める。 「──病気が治ったらさ……アキラとトウキョウであいすくりん……たべたいな……」 独り言のように小さく願いを口にして、意識を手放した。 (-226) kotorigasuki 2021/06/30(Wed) 18:46:46 |
![]() | 【秘】 発熱 ニエカワ → 温和 セナハラ「はぁい…… でも、見回りしてないでセナハラさんも、ちゃんと寝なよ?」 おやすみなさい〜と間延びした声であいさつした後、しぶしぶといった様子で指さす方向へと歩み始める。 行く先で少し人と話していたようすだったが、すぐに連れだって病室の方へと歩いていくのが見えるだろう。 (-227) kotorigasuki 2021/06/30(Wed) 18:50:25 |
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