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人狼物語 三日月国


180 【R15RP村】月影のさやけさ、 秘めたる願い

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【人】 天ヶ瀬 青葉

 
 
  そうだ、僕らは! いつか、夢の向こうに!!
 
 
[ 彼女がやったポーズを、今度は僕も。
  同志だから、というより
  勇気を分け合いたいから、かな。
  
羞恥はないよ。うん、まったく。
 ]
 
 
(301) 2022/10/23(Sun) 2:14:05

【人】 天ヶ瀬 青葉

 
 
  「 うん、難しい悩みだと 強くなるどころか
    どんどん弱くなっちゃうよね。 」
 
 
 彼女の言葉に僕は首を縦に振り、>>181
 そのまま静寂が戻るまで聞き入ってから >>182
 
 
  「 じゃあさ、手伝ってほしいな。
    えっと …… 簡単なアンケートなんだけど。
 
    もし、もしも… 僕が 女の子になったら ……
    その ……叶冬ちゃんは

       ………
変わらず友達でいてくれる?
 」
 
 
(302) 2022/10/23(Sun) 2:14:08

【人】 天ヶ瀬 青葉

 
 
 このアンケートで僕は2つの告白をしている。
 
 自分の" 願い "と ─── それともうひとつ。
 

             同志というだけでなく
           " 友達 "だと思っている事。**
 
 
(303) 2022/10/23(Sun) 2:14:12

【人】 帰宅部 津崎絵音

── Last day夜/
津崎邸防音室
 ──



[ 家の中でもより重厚かつ特殊な作りの扉を開き、
  既に部屋着に着替えた姿で足を踏み入れた。

  鎮座するグランドピアノと目前の椅子は、
  記憶のまま久しい再会を静かに受け入れる。

  今の背丈に合うように調整してから腰を下ろし、
  鍵盤蓋を開き、少しの間思いに耽った。

  退院後ここで何があったか、
  幾度大人達に虚しい励ましと共に無理を強いられたか。

  ……やはり未だ抵抗と怯えが存在するのは否めない。
  心的外傷はこれから、千葉や秋獅竭シの誰かに頼るのではなく
  自分の意思を持って治していくべきことだろう。 ]
(304) 2022/10/23(Sun) 2:22:31

【人】 帰宅部 津崎絵音



[ 長居する気はなかった。
  ただ、これからの為に一度だけでも向き合っておきたいだけ。

  震える右手が、その人差し指が白鍵の一つへゆっくりと伸びて
  ────たった一音を鳴らす。 ]
(305) 2022/10/23(Sun) 2:22:51

【人】 帰宅部 津崎絵音


え……

[ そして、目を見開いた。

  静けさに包まれる部屋の中、響くのは


  鳴らした者の緊張など意に介さぬような軽やかな響き。 ]
(306) 2022/10/23(Sun) 2:23:02

【人】 帰宅部 津崎絵音




[ ギターのチューニングとは話が違う。

  インターネットでやり方は調べられるものの、
  内部に影響するピアノ調律は気軽にしていいものではない。
  その他に調弦、調整、人間の身体のように繊細でケアが沢山必要。

  プロこそ素人のように軽率な真似をせず、
  自身の拘りに相応しい音が出るよう調律師に頼む。
  少なくとも、オレはそのように教えられた。

  二年だ。二年も触れていない。
  母親だってそんな精神状態ではなかった筈。
  歪むどころか、音が出なくてもおかしくなかった。 ]
(307) 2022/10/23(Sun) 2:23:17

【人】 帰宅部 津崎絵音



[ いや、そもそも何故この部屋はこんなに綺麗に掃除されている?
  父の作曲用の部屋はまた別にあるのだから、
  ずっと誰も使っていなかった筈だろう。

  ピアノが陽に当たらない為の厚手のカーテン、
  気温を楽器に適切に保ち尚且直接当たらない位置のエアコン、
  数多の楽譜が収められた本棚、
  母が教える時よく座っていた隅に置かれた椅子、
  天井の照明にフローリングに、
  廊下から中を伺える大きな室内窓だってそうじゃないか。

  あちらこちらへ視線をやり、気づきを得ていく。 ]
(308) 2022/10/23(Sun) 2:23:31

【人】 帰宅部 津崎絵音



ああ……

[ 疑問は幾多に押し寄せて、
  戸惑いは理解の術を見つけられずに疲弊した頭に渦巻く。

  でも、手を離すことが出来なくなっていた。
  
  指一本が五指へ、両手へと変わっていく。
  拙く外れたリズムが、徐々に整っていく。

  奏でているのはほんの簡単な、
  小学校中学年くらいが発表会で演奏するような曲。
  だけどだからこそ、楽譜無しで今のオレでも奏でられる。 ]
(309) 2022/10/23(Sun) 2:23:44

【人】 帰宅部 津崎絵音



[ 懐かしさが身体に馴染む程に、
  まるでピアノと繋がっているようにクリアになる思考。

  もし変わらずメンテナンスが行われ続けていたのなら
  恐らくあの頃から最低でも二回は調律されている。

  そしてオレが一切気づかなかったことを思うと
  平日、学校にいる時間に行われていたと考えるのが正しい。

  それが出来たのは────
  扉を開き、信じられないものを見た顔で佇む母ではない。 ]

……、 

[ 父親だ。
  父親が妻の慰めになるように調律師を呼び続けていた。

  恐らくそれは空振りに終わっていたのだけれど、
  心を病み気力を失った彼女に
  この部屋を掃除するという行動の必要性だけは
  与えられていたのかもしれない。

  音が失せた部屋の中、危なげな足取りでこちらへ近寄り
  背中から抱きついてきた痩身の感触を受け入れながら
  何も語らずそんな風に思考していた。 ]
(310) 2022/10/23(Sun) 2:23:57

【人】 帰宅部 津崎絵音



さあ、なんでだろう
神様が奇跡を起こしてくれたのかも

[ どうして、どうしてと繰り返す母の涙が背を濡らす。

  損傷した神経と腱の回復なんて一体どう説明したらいいのか。
  真実でありながら暈してるようなことしか言えず、
  天井を仰ぐ息子に彼女はもっと音を聴かせてと求める。 ]

いや、前みたいには弾けないから
今だって、小さな頃の……

[ それでもいいと大きくなった声で割り込まれ、
  それ以上何も言えなくなり、望みを叶えるしか無かった。

  面食らってしまった。
  あの完璧主義者の母がこんなことを言うなんて。

  本当に弱っていて、この出来事に強く心が動いたのだろう。

  やはり大人達にとってオレはピアノが弾けないと
  何の価値も無いのでは、と過ぎる思考。
  いつか改善し正しい家族の形を得られるのか
  ……今は何とも言えない。母のように強く示せる感情が無い。
  ]
(311) 2022/10/23(Sun) 2:24:09

【人】 帰宅部 津崎絵音




ねえ、母さん
オレやっぱりピアニストになりたいんだ

[ 椅子を持ってきて側で聴き入っている母親に
  手を止めないまま、呼びかける。

  ああ、止まっていた涙がまた出てきたようだ。
  病院で目覚めてからこの泣き声を何度聞いたか分からない。
  でも、感動で泣いてる姿はもしかしたら初めてかもしれない。 ]

多分最初はコンクールだって全然結果を残せない
学校もまともに卒業出来るようにしないといけない

それでも、昔の母さんみたいにさ……舞台に立ちたいよ

[ そう思わせた誰かについて、今は語ることはない。

  もしも全てが上手く行けば、
  二人が顔を合わせる未来もあるのかもしれないが。 ]
(312) 2022/10/23(Sun) 2:24:26

【人】 帰宅部 津崎絵音



だから、一緒に病院に行こう

まずは二人ともまともに生活出来るようにならなきゃいけない
……そうだろ?

[ お嬢様育ちかつ古い時代の人間の彼女にとって
  ピアニストとしてプライドを持っていた先輩にとって
  それがどれだけ受け入れ難いことなのか、理解出来る。

  だけどそうしなければ、家族が未来に進むことは叶わない。

  今尚母を嫌いになってはいない自覚があるオレは、
  父と共にこの人を支えていくことになるだろう。* ]
(313) 2022/10/23(Sun) 2:24:38

【人】 軽音部 千葉郁也

[3日目のうちに津崎と話す時間はあったろうか。
俺は中庭から教室に戻って授業を受けたけれど。

もし顔を合わせて話す時間があれば、
夜に旧校舎に行く話くらいは伝えただろう。

願いごとはないと伝えていたから、
何しに行くんだとは思われたかもしれないが。
今回は暇つぶしではなく肝試しだとは話したと思う。

結果報告は明日、あの日から数えたら
4日目のことにはなるのは確かだ。
津崎がちゃんと学校に来れば。

いや、来ると思う、さすがに。]
(314) 2022/10/23(Sun) 4:13:23

【人】 軽音部 千葉郁也

──4day・津崎と──


 ……というわけで、無事幽霊の顔見て
 帰ってくることが出来たわけだ。

 証拠品は人にあげたからねぇんだけど。

[大分端折ったが、
(道中の出来事を全て話すのはさすがに憚られた)
俺は津崎に肝試しの顛末を語った。>>11

これだけだと本当に何しに行ったんだよって
話だから理由もちゃんと話しておこうとは。

津崎の話は、それも相当に重要な秘密だ、
それを教えてもらったことは確かだし。

わざわざかっこ悪りぃ話する必要もないのだけど、
俺だけ聞きっぱなしっていうのも
フェアじゃないかなってだけじゃなくて。

俺の願いごとを気にかけてくれていたのは知っているし。
報告くらいはしておきたかった。]
(315) 2022/10/23(Sun) 4:13:31

【人】 軽音部 千葉郁也



 ほんとはな、怪談とかめちゃくちゃ苦手だし。
 幽霊にわざわざ会いにも行きたくなかったんだけど。


[この辺りはさらっと言った方が多分良いと俺は既に学んだ。
のできっとそう出来てる。出来てなくても流して欲しい。]


 幽霊に願いごとしないって決めた手前、
 願わなくても苦手なことのひとつくらいは
 自力で克服できるとこ示しとこうと思って。

 まあ、それで…肝試し?だったわけ。


[客観的に見たら随分と軽い悩みだとは思うけど、と
肩を竦める。

実際ちゃんと克服できたわけじゃないけど、
もう一回行ってこいと言われたら嫌だし

一応達成したってことが大事だってことで。]
(316) 2022/10/23(Sun) 4:13:40

【人】 軽音部 千葉郁也

[願いごとが決まらない俺に、
何かあれば相談に乗るとは
津崎が言ってくれたことは覚えている。>>1:181

主に俺のお互いに置いてた距離のせいで
結局相談出来るような状態にはなかったこと、
それを寂しい等思われてるとは知らないけれど。>>3:234

津崎のこと何も知らなかったように、
津崎も俺のこと大して知らないのだよなと思うと
ほかに秘密の一つや二つあればよかったのかもしれないが。]

 残念ながらほかに大して
 秘密も悩みもねぇんだけど……、

 笑顔が作れない件はまあ、もういいや、

 料理が絶望的に出来ないから
 一人暮らしした時やばそうとか?

[あ、知ってるって?
お前に相談してもこの件は
何の解決も見られなさそうってことは俺も知ってた。]
(317) 2022/10/23(Sun) 4:13:49

【人】 軽音部 千葉郁也

[あと何、気になる女子の話とかすればいいかな。
いや、別に知りたくねぇか。

でも普通の高校生らしい話題ってそういうのかなと思う、
進路の話も、勉強のことも。

後はきっと多くなりそうな音楽の話も。

この先相談してくことはお互いあるんだろうし、
それがくだらないことでも真面目なことでも話す気はある。]


 ああ、一個あったけど、それはお前のおかげで
 克服したからもう大丈夫かな。


[一番治したいと思っていた内心の臆病さは
津崎に踏み込んだことでひとつ克服できたこと、
受け入れてくれたことを含めて感謝しているから、
救われた部分があるのは俺もなんだってことは伝えておくよ。]**
(318) 2022/10/23(Sun) 4:14:22
秋月壮真は、メモを貼った。
(a2) 2022/10/23(Sun) 7:22:09

【人】 工藤 彩葉

 
― 夜の旧校舎・その後:千葉くんと ―


 いけない、ゆっくりしすぎたかも。
 早く戻らないと…!


[願い事を告げた、その後。
私は一言二言幽霊に声をかけたりして、
そう、一言二言のつもりだったんだけど…
あれ。意外と時間が経っていたかも?

それに気付いたら、暗い中待たせてしまっている
千葉くんのことを思い出して、申し訳なくなり。

やや小走りになって、
今度はバタバタと来た道を引き返した。
一応、足元注意は忘れずにね。]
 
(319) 2022/10/23(Sun) 8:13:48

【人】 工藤 彩葉

 
[駆け戻って来た足音は、地面に着いてる時点で
幽霊ではないと認識してもらえたんじゃないかな。
壁にもたれる姿が見えたら、>>109
先に声をかけてから近付いた。]


 千葉くん、ごめんね!
 お待たせしちゃって。

 ただいま。


[さっき千葉くんの口から聞いた言葉を、
今度は私が口にして。

それどころか、私は見送りまでしてもらったんだから
なんだかすごく過保護じゃない?って
今更少し、恥ずかしくなってしまう。

千葉くんがこういう場所苦手だって、
今は知っているのに。私ったら。]


 ほ、ほんとにごめんね


[もう一回謝りながら、
待っていてくれた千葉くんの様子を窺った。]
 
(320) 2022/10/23(Sun) 8:13:52

【人】 工藤 彩葉

 
[でも、もし私の方がお見送りしていても。>>106

昨夜の予行演習、>>3:577
千葉くんが驚いた回数自体は多かったけど。
体が動いちゃったのは、
その半分くらいだったじゃない?
声に出ちゃったのなんて、
ずいぶん少なかったでしょ?
多分、そういうことかなって、私は解釈しました


これは頑張ってるんだなあって、
口には出さなかったけど応援していたんだよ。
休憩中には「ほんとにお疲れさま」って
心から声をかけてしまったくらいに。
よく考えると、送ってもらっておいて
その声のかけ方はどうなのって感じだったけど


だからきっと、その通りの結果が出せるなら>>11
本番も大丈夫だったと思うな。]

 
(321) 2022/10/23(Sun) 8:13:55

【人】 工藤 彩葉

 
[そういう感じで、戻って来た私は
少し落ち着かなかったけど。

あらためて千葉くんの前に立ったら、
顔を見上げて、ちゃんとお礼を言った。]


 千葉くん、本当にありがとうね。
 お守りのことも、…それ以外のことも。

 おかげでこの三日間、
 いろんなこと考えて、答えを出せた気がする。


[そう言う私の顔には、
戻ってきた時の千葉くんのように>>20
笑みが浮かんでいて。

そういえばほら、また普通に笑えていたじゃない?
私が旧校舎にいる間、千葉くんの苦手なもの
思い出さなかったくらいには、頼もしかったよ。]

 
(322) 2022/10/23(Sun) 8:13:58

【人】 工藤 彩葉

 
[だけど、私の方はお土産を持ってこられなかったから
言葉以上のお礼が思い付かなくて。
うーん、と考え込む顔になり。]


 でも私、記念品はもらわなかったから
 お礼に渡せるものが何もないな…。
 どうしよう。

 今度何か用意するね。
 千葉くん、欲しいものとかある?


[気が利かなくて申し訳ないんだけど、
この際だから、本人に直接聞いてしまおうか。]**
 
(323) 2022/10/23(Sun) 8:14:00

【人】 軽音部 千葉郁也

──3day夜・工藤と──

[工藤を待つ間にメッセージのやり取りをした後は、
またしばらくぼんやり月を見たりとしていた。

パタパタと駆ける音を耳が拾って>>319
工藤が戻って来たのだと気づく。

急いで戻ってきたらしい理由は
旧校舎の中が怖かったという、
わけではない…のも、うん、わかってるよ。]


 おう、おかえり工藤。

 ……ふ、いや、大丈夫だから。
 暗いとこいるだけで死ぬ生き物ってわけじゃねぇし。


[重ねて謝るのに少し笑ってしまった。>>320

いや、心配してくれてるのはもちろんありがたいし、
その理由考えたら昨夜の帰り道のことを思い出して
恥ずかしくもなるのだけど。>>321
送ってくって言った以上、頑張ってはいたつもりだし、かっこつける必要ない本番でも同じくらいだったのは進歩じゃないかな。(予行演習でも何もかっこついてはいないが)


でも今待ってる間、不思議と怖くなかったのは本当。]
(324) 2022/10/23(Sun) 11:09:04

【人】 軽音部 千葉郁也

[改めてのお礼に渡した土産のこと以外も付け加えられれば、
それは俺の方もなので。>>322
頼りきりでなかったならよかったと思う。]


 ……うん、少しは役に立てたならよかった。
 
 おかげさまでは俺もだし。
 昨日言ってた地雷踏む話も、無事に踏んでこられたから。


[他にもいろいろって言ってた件のひとつも手短には伝えて。>>107
結果が悪いものではなかったとは告げた礼と
顰めてもない表情から伝わるだろうか。

工藤の願いごとも、
きっと納得いく結果になったんだろうとは
向けられた笑顔から伝わってきたから、
安堵混じりの笑みを返した。

自分で思ってる以上に自然に笑えてるなら、
それも工藤のおかげなのだとは思うよ。]
(325) 2022/10/23(Sun) 11:09:12

【人】 軽音部 千葉郁也

[その後何か考えて込んでるから、
どうしたのかと首を傾げる。>>323

記念品のお礼貰えるとは考えてもなかったし、
そのこと悩んでたのかとわかれば瞬きをして。]


 物もらってくる奴のが珍しいと思うし、
 気にしないで良いのに。

 んー…、欲しいもの……、


[何か用意するというのに少し逡巡する。

とりあえず旧校舎前にいるのもあれだし、
帰りながら話す?とは、言って。

ほんとはすぐ思いついてたんだけど、
それ言うには多少勇気がいることだったから。
帰り道の間、びびる要素に
意識を向けなくても良さそうかなと。]
(326) 2022/10/23(Sun) 11:09:24

【人】 軽音部 千葉郁也

 

 ……工藤のギターの練習、またやろうよ。

 俺は楽しかったし、また出来たらなと思ってたから。


[物じゃないし、時間貰うことになるから
ピック一枚とつり合い取れるかわからないけど、
だめかな?と聞くのに緊張して少し声のトーンは下がった。

数ヶ月越しの臆病を振り払って
もう一個ミッション完了できたから、
またひとつ幽霊には感謝しておこう。]**
(327) 2022/10/23(Sun) 11:09:28

【人】 天ヶ瀬 青葉

 ── 3day・旧校舎:彩葉ちゃんと ──
 
 
 空は黄昏れ、
に焼かれたグラウンドを歩く。
 彩葉ちゃんと約束した時間には、それでもまだ早い。
 僕は1度校門をくぐり、学校の外へと。
 
 何処へ行くのか、って ?
 うん、まあ ──── ちょっと、お買い物。

 
 
(328) 2022/10/23(Sun) 11:14:48

【人】 天ヶ瀬 青葉

 
 
 なんとか閉門する前に戻ってきた僕は、
 校舎 ───、と言っても 今はもう誰も使っていない、
 けれど誰かが来るのを待っている。
 
 そんな寂しがり屋が住み着いた、旧校舎へ。
 寂しいから住み着いてるのかは知らないけどね。

 
 
(329) 2022/10/23(Sun) 11:14:50

【人】 天ヶ瀬 青葉

 
 
 旧校舎の中に踏み込めば
 ギシ、ギシと床が音を立てる。
 
 時間が良かったのか、窓から差し込む
の光が
 微かに進むべき道を照らしだしていれば、
 僕は明かりを灯すこともなく歩んでいった。
 
 スマホが震え、僕は画面を確認した。
 彼女はもう二階だろうか、到着しているらしい。>>=16
 そのまま僕はメッセージを返信する。
 
 
(330) 2022/10/23(Sun) 11:14:53