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人狼物語 三日月国


29 【2IDソロル+ペア混合】交換日記【完全RP村】

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【人】 軍医 ルーク


   ――、っ。
  

[ 切り離してでも抜け出そう、
 此処から逃げないと。
 何か使えるものはないかと、
 身を起こし、辺りを見渡す。]



[          建物の壁面が崩れ、中庭が見える。
                    
るり、と、
        ひどく重い何かが、土を這う音がした。


 蛇型の機獣の巨大な目が、
 真っ直ぐに此方を見ていた。]
(82) 2020/05/28(Thu) 1:54:59

【人】 軍医 ルーク



   あ……、


     [ 機獣が、口を開ける。
      外壁を砕いた砲撃だ、
      放たれたなら、建物はひとたまりもない、
      自分たちもまた、骨一つ残さず消し飛ぶだろう。]


[ 脚にどれほど力を入れて瓦礫から引き抜こうとしても、
 瓦礫も、脚も、動かない、動けない。
 機獣の口の中に、あかい光が灯るのが見える。

 ――指先が、懐に触れる。
 こつり、触れた感触は、
 そうだ、此処に来る前に彼から渡された――]
(83) 2020/05/28(Thu) 1:55:47

【人】 軍医 ルーク



 “でも……ルークの居る場所には、敵は近づけさせないけれど
  もし、何かあったら。僕の名前を呼んで。
  僕は耳がいいんだ。戦闘中だって、いつだって。”


>>3:$10
(84) 2020/05/28(Thu) 1:57:02

【人】 軍医 ルーク


   ――… ット、


  “ ルークの声は、絶対に聞き逃さないから。”
 

   シュゼット!!!


[ 残されたすべての力を振り絞り、叫ぶように、
 ―― その名を、呼んだ。]**
(85) 2020/05/28(Thu) 1:57:37

【人】 数学教師 渡辺 春嗣

 
[雨宮さんが立ち上がって、硬直する。>>5
 どうやら、姪は自分が家族だと
 まだ伝えてなかったようだ。

 校外で担任に遭遇するのは
 疾しいことがなくても煩わしいだろう。

 こちらとしては
 二人の共通の趣味を思えば
 姪の仲良しが彼女なのも納得であるし

 家に遊びに来たのが彼女で
 ほっとしていたりするのだが。]
 
(86) 2020/05/28(Thu) 7:49:37

【人】 数学教師 渡辺 春嗣

 
[タイミングが良くなかったのか何なのか。
 姪に帰宅を歓迎されていない気がする。>>11

 気になりはするが、今尋ねるべきじゃないだろう。]



    ああ、思っていたほど遅くはならなかった

      ……私のことは気にせず寛いで下さい



[それだけ声をかけて、
 荷物を置いて、リビングを出た。**]
 
(87) 2020/05/28(Thu) 7:49:40

【人】 女子高生 渡辺 入矢

 
[ゲームのアバターと内装と今の反応で
 99%確信しながら
 1%の望みに賭けてしまう。


 好きじゃないって否定して聴かせて欲しい。


 訊ねれば、親友は油の切れたロボットみたいに
 ぎこちなくこちらに顔を向けた。>>42
 その可愛らしい反応が1%を0.5%に薄めるから
 胸の痛みは無視できなくなっていく。]
 
(88) 2020/05/28(Thu) 8:51:25

【人】 女子高生 渡辺 入矢

 
[そして言葉と頷きによって肯定が返される。>>43
 赤らむチカの可愛らしいこと。>>44

 完敗だ。
 私はチカをこんな風に出来ないよ。]
 
(89) 2020/05/28(Thu) 8:51:43

【人】 女子高生 渡辺 入矢

 
[はあ、って大袈裟に溜め息。
 それから、ばぁん! ってチカの背中を強く叩いた。]



    
全くもー早く言いなさいよね!

    
けどま、教えてくれてありがとね!




[チカのことだから昨日担任になってすぐ惚れた、
 とかではないんだろう。

 感じた寂しさを小言として漏らすのは許されたい。]
 
(90) 2020/05/28(Thu) 8:52:42

【人】 女子高生 渡辺 入矢

 
[私は貴女の親友なんだから。**]
 
(91) 2020/05/28(Thu) 8:52:49

【人】 女子高生 雨宮 千夏

 
[部屋中を駆け回って
 転んだり、悶えたりしていた心が
 親友の大っきな溜息で、慌てて戻ってくる。>>90

 だって、
 先生はめちゃくちゃ好きだけど
 イリヤのことも、すっ‥‥ごく大切だから。


   
(もしも、もしも、もしもしも、)



 考えかけた万が一は
 背中への衝撃で中断された。]
 
(92) 2020/05/28(Thu) 17:19:37

【人】 女子高生 雨宮 千夏

 


   ん、ぁっ!?



[驚いてまた変な声が出ちゃったけど
 痛くはなくて
 じん、と温かい感じがした。

 物理的にも心情的にも
 背中を押してくれてる‥みたいな。]
 
(93) 2020/05/28(Thu) 17:19:46

【人】 女子高生 雨宮 千夏

 
[イリヤの優しさは表面的なものじゃない。
 心根の部分から、温かい。

 雑用を任せようとする
 皆だけじゃなく
 アタシにも苦言を呈してくれた時から>>2:95
 ずっと感じて来たこと。

 耳に届く、ちっちゃな小言も
 気を使わせない思いやりが潜んでる。>>90
 
(94) 2020/05/28(Thu) 17:21:12

【人】 女子高生 雨宮 千夏

 
[もしも、思い過ごしじゃなくて
 彼女がせんせ…おじさんのことを想っていたのだとしても
 今の一瞬で、気持ちを決めて
 応援に回ってくれたんじゃないか、って
 感じるから。

 掘り返したり、訊ねたりするのは
 きっと違うんだろうなって。]



   うん、‥‥‥えっと、あの‥、
ありがと




[恋心とはまた別の
 胸に染み渡るようなこの気持ちを
 表せるような言葉は、瞬時には見つけられなくて。

 今までの分もいっしょくたになった感謝を
 短い4文字に託した。]*
 
(95) 2020/05/28(Thu) 17:22:58

【人】 女子高生 渡辺 入矢

 
[一体、何への感謝なんだか
 私にはよくわからなかったけど>>95

 表情に表れにくいぶん
 深いところで考えている親友を見ていると
 温かい想いが泉のように次から次から溢れてくる。]



    ん。

    ……ご飯炊けたっ カレー食べよ!



[丁度炊飯器が炊き上がりを知らせてくれて
 はるおじが戻ってくる足音もしたから
 話は終わりだとばかりに立ち上がった。

 ご飯はすぐに蒸らしたほうが美味しい?
 即効食べても美味しいよっ!*]
 
(96) 2020/05/28(Thu) 19:04:02

【人】 女子高生 渡辺 入矢

 
[貴女には教えてあげないことだけど
 きっと私ね、この先もずっと貴女のことがすきだ。

 貴女が誰のものになってしまったとしても
 私の好きな貴女じゃなくなることって
 きっとないんだもの。

 想うだけなら誰にも許可を取る必要ないよね。
 私個人の権利で、自由だから。

   私は私の意思で、貴女を想い続けるよ。]
 
(97) 2020/05/28(Thu) 19:04:20

【人】 女子高生 渡辺 入矢

 
[そんなことを考えたのは
 一緒に作ったご飯を食べた後かな?
 夕食後に三人でもえぴったんをしてる時?
 お風呂の順番まちの最中?
 二人でベッドに入ったとき、かなぁ。]
 
(98) 2020/05/28(Thu) 19:04:42

【人】 女子高生 渡辺 入矢

 
[目下で気になることといえば
 残念ながら私の初恋はこれだから
 恋愛の相談には
 上手く乗ってあげられなさそうだということ。>>0:333



    (そうだなぁ……)



[今度試しに男子の告白を受けてみるのも
 いいかも知れないな。**]
 
(99) 2020/05/28(Thu) 19:05:31

【人】 部隊長 シュゼット

[―――外壁の上には、防衛部隊が展開していた。
遠距離攻撃のための銃や手榴弾を構え、
近づく怪物へ、次々に攻撃を行っていた。

……おかしい、と思った。
最初は、この場所に兵はいなかったはずだ。
砲台があるのはこの場所より少し下か、離れたところか。
よく見れば、まだ配置について時間が経っていないらしく、
部隊長が、作戦の変更について指示をしているのが見える。]

  ……そうか。ルークが…!!

>>50ルークが、皆に伝達してくれたのだろう。
彼女はずっとここで戦況を見てくれていたはずだから。

この状況だ。
ルークが何処に行ったか、戦っている兵達に聞くのは難しい。
それに、ただでさえ、僕が戦線から離れているのだ。
今頑張ってくれている彼らの攻撃の手を
緩めさせるようなことはしたくなくて。
この場にルークが居ないのを確認すると、
僕はすぐに、下へ続く階段へと向かう。
速く、速くと駆け降りる足は、2・3段飛ばし。]
(100) 2020/05/28(Thu) 21:29:52

【人】 部隊長 シュゼット

>>68降りていく途中で、外壁が大きく揺れた。
何が起こったのか、恐ろしい考えばかりが過った。

でも。今―――僕は、覚悟を決めてここに居る。
前線は僕の部下に任せると。
ルークを見つけるまでは、新しい機獣も防衛部隊に任せると。
今引き返しては、きっと、この先ずっと後悔してしまう。
ルークは、僕に何があってもずっと傍に居てくれると言った。
それは……僕も。同じ気持ちだから。]
(101) 2020/05/28(Thu) 21:30:37

【人】 部隊長 シュゼット

[基地内部は、大変な事態だった。
各地から伝えられる戦況を整理して伝達する者が居たり、
急に負傷者が乗せられた担架が通っていったり、
追加の武装や弾薬を各部隊に運ぶ者が居たり。
ここまで目まぐるしく人や物や情報が行き来するのは
幾度とない襲撃の中でも、今までにないことだった。

あちこちでわたわたと忙しなくしているペンギン達が見え。
僕は咄嗟に、近くに居たペンギンを捕まえ、聞いた。]

  きみ!!
  ルークを見なかったか!?
  医務室の軍医で、黒いフードを被っていて。
  ペンギンと一緒に居る、女性だ!

[仕事に追われるペンギンは処理能力がパンク寸前。
つい、慌てるあまり早口でまくし立てた僕を見て、
頭を抱えて、首を捻る、捻る。
僕が色んな特徴を上げていくと、
最後に、"ペンギンと一緒に居る"というところで
頭の上で豆電球が輝いたような顔をして、
きゅいきゅい!!と、指さす。]
(102) 2020/05/28(Thu) 21:31:11

【人】 部隊長 シュゼット

[どうやら、あっち!と言いたいらしい。
ぶんぶんと首を縦に振って、必死に方向を指し示してくれる
その子の頭をもふりともふってやれば。]

  東棟の方だな。……ありがとう!!

[礼を一言。僕はすぐに踵を返して。
ペンギンが教えてくれた東棟の方へと駆けだす。

僕は、腕やら腹やら頬やら脚やら、
色んなところから血を滲ませていたから。
ペンギンは、何か言いたげに、僕を見たけれど。
駆けだした僕を見て、すぐに、びしっと敬礼をしてくれる。

 (―――ルークに見られたら、怒られるんだろうなあ。
  怪我の手当もしないで駆けまわって、って。)

昆虫型の攻撃でぱっくりと切れた頬から
流れ出ているままの傷口に走りながら袖口を押し当て。
走っている最中も、考えるのは彼女のことばかりだった。]
(103) 2020/05/28(Thu) 21:32:12

【人】 部隊長 シュゼット

[今はただ……はやく、ルークに会いたくて。
 赤い兎は東棟へ駆ける。跳ねる。
 
 東棟の方から>>69壁が崩れるような音がする。
 ぎり、と奥歯を噛みしめて。更に、脚に力を入れた。
 僕は基地で過ごした今までで一番ってぐらい速く
 音のする方へ一直線に向かって、風を切ってゆく。]
(104) 2020/05/28(Thu) 21:32:25

【人】 部隊長 シュゼット

[ ]

[  ]

>>82何かが外を這う音を、耳が拾った。]
[それは、少し先にある部屋の方からだった。]

[突き当りにある部屋のドアは薄く開いていて、
倒れているルークと、その向こうの崩れた壁の向こうから
大口を開けて何かを放とうとしている"蛇の頭"が見えた。]
(105) 2020/05/28(Thu) 21:32:51

【人】 部隊長 シュゼット

[兎耳を大きくなびかせながら、真っすぐ全力で走る。
>>85ルークが、僕を呼ぶ声がする。
一番、聞きたかった声だ。
僕が彼女を探し始めてからずっと、
聞きたくてたまらなかった、彼女の、]

  ―――、ルクレース!!!!!!!!!!

[ルーク、と言いかけた口はそのまま、
彼女の本名の形をなぞって、叫ぶ。

蛇の口の方を見た時、ぞくりと全身を悪寒が駆け抜けた。
ルークの元まで近づいていたんじゃ、間に合わない。
それに、>>83あの攻撃は……"まずい"。
もしかしたら彼女はただの砲撃と思っているかもしれないが、
次に放たれるものは、違う。僕には、わかる。

口の中で、徐々に光が集まって行っている。
集まる光は赤から、白に変わっていく。
僕は、それをみてわかってしまったんだ。

あの蛇型には、普通の砲撃を撃つのとは別に、
 『僕の義手砲に匹敵する武装』が積まれていることを!!]
(106) 2020/05/28(Thu) 21:35:09

【人】 部隊長 シュゼット

[生命エネルギーを代償に撃つ義手砲を機獣が撃とうとすれば
機械の体を動かすためのエネルギーは消費しつくされ、
コアごと自壊してしまうだろう。

貴重な兵力を壊していいのか?
……いや。これがここに居るならば。
おそらく、全ては敵の承知の上だ。

地上の奴らの目的が、基地にあるなら。
基地を破壊することが目的だと言うなら、
何もおかしくはない。寧ろ、極めて合理的だ。

全力で放つ光の一撃は……基地の機能を一瞬で停止させる程の
壊滅的な損害を産むだろうから。]
(107) 2020/05/28(Thu) 21:40:08

【人】 部隊長 シュゼット

[躊躇う暇なんて、なかった。
もし、こうなったときはと覚悟をしていた。
こうなったら、躊躇なく。全力で。一撃を放つと。

持っていた対機獣砲を投げ捨てる。

そしてそのまま。
右腕を前へと突き出して―――]
(108) 2020/05/28(Thu) 21:40:16

【人】 部隊長 シュゼット

  …………

[もしその時、目が合うことがあったなら。
彼女へ見せたのは、悲しそうな笑い顔。]
(109) 2020/05/28(Thu) 21:40:35

【人】 部隊長 シュゼット

[ ごめん。と、唇だけが動いて。]
(110) 2020/05/28(Thu) 21:40:53

【人】 部隊長 シュゼット

  ルーク!!!伏せろ!!!!!

[そう叫んだ直後に。
光が、僕の右腕に集まっていく。
絶対にルークだけは傷つけないように。
でも、相手は絶対に、壊して、動けなくするように。

今まで撃ってきた中でも一番の"殺意"を込められた一撃は
膨れ上がり、破裂して。
蛇型の口から、その奥にある砲撃の機械から、コアまでを。
相手の一撃よりも早く、光の線で貫くだろう。]
(111) 2020/05/28(Thu) 21:43:15