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人狼物語 三日月国


61 【身内】夢の少しあと【R18RP】

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視点:人

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【人】 星見 朱里

[そうして、手術の日の直前まで見舞いに訪れて。
 彼の家族が来れないらしい日は必ず埋めるように。

 病院内を冒険し、窓越しに未知の世界を夢見て…病室の発着時には彼と手を重ねて。
 彼が体力を取り戻すさまを見守って。]


 ピパバッポッペッパーン♪


[それが実感できたときはレベルアップのジングルを口ずさんで、彼の成長を見守った。
 え、似てない? むぅ…]
(4) 2021/03/14(Sun) 8:31:40

【人】 星見 朱里

[そうして手術前日になれば――]


 …――いよいよ、ボス戦だね


[と表現した。
 まず負けない気はするけれど、最初のクライマックスにいろいろ沸き立つものがあった。**]
(5) 2021/03/14(Sun) 8:32:28

【人】 星見 朱里

[家族が見舞う日を挟んで訪れてみれば、その間の成長がはっきり分かる。
 そのたびに似てね―って笑われるのは腑に落ちないが、でも彼がこれだけ生気あふれる笑顔を見せてくれるのなら、恥ずかしいからもうやめる、なんてことはしないように。
 ――なお、笑われるの承知で歌うようにはなったとしても、笑われるのはわざとではない。]
(10) 2021/03/14(Sun) 10:40:11

【人】 星見 朱里


[前日。
 手術は麻酔で眠っている間に終わってしまうものだとしても、意識は感知できないとしても…彼の身体は斬り裂かれるに耐えなければならない――立派な戦いだと思う。]


 だいじょうぶだいじょうぶ
 最初の魔王ってすっごく弱いらしいから


[渾身の自虐ネタである。]
(11) 2021/03/14(Sun) 10:40:27

【人】 星見 朱里


[戦いを終えた勇者を出迎える――のは肉親だけらしい。]


 それは仕方がないよ

 ずっと心配してきたのは家族なんだから
 元気になるの願うのは負けてなくても、それは敵いっこないし

 
[代わりに、と。
 カバンにつけていたステラぬいを外し、彼のベッドのサイドガードに結わえ直した。]


 応援してるから…ね?


[自分の半身を託して、手術の成功を願った。
 戦う彼の傍にいられますようにと――弟くんには朱里の存在を気付かれることになるだろうけれど……それが嫌ならもっと目立たない位置に移してもらえれば。]
(12) 2021/03/14(Sun) 10:40:48

【人】 星見 朱里


[術中、願掛けをするとか柄ではないけれど、平静ではいられなかったので……気晴らしに家の手伝いをすることに。
 そうして展望台に向かって、紫が鮮やかな運命の花を見つけることになった。]


 うん――


[願いは、必ず叶うのだ。
 彼の無事と、その未来と――それを共有する自分の願いもまた、きっと。]
(13) 2021/03/14(Sun) 10:41:07

【人】 星見 朱里


[そうして彼の手術が成功し、病室に戻ってから手頃な日に。]


 …無事でよかった


[大丈夫とは分かってはいたけど、安堵の息を漏らした。]


 ……快気祝いってほどじゃないけど、こういうのあった方がいいかなって


[見舞いの品として持ってきたのは小さな花瓶と、紫のアネモネの花。
 もちろん展望台に咲く運命のそれを摘んでくるわけにはいかなかったので、100均で買った造花であるが……パッと見程度でなかなかの完成度だ。
 花言葉は『君を信じて待つ』だから、自分たちにも当てはまるメッセージとして伝わるだろうか――その割に待ってないで会いに来ているけれど。**]
(14) 2021/03/14(Sun) 10:41:31

【人】 星見 朱里

[彼との間で、勇者とは何かについていろいろ話したけれど。
 とてもとても決定的な項目があって。]


 もう…
  そういうところが勇者なんだからね?


[ステラを殺さない、というよりその発想すら無い――>>15
 本当の優しさを知る彼が勇者でないわけがない。
 少し潤んだ瞳で見つめた相手に、そこらへんの詳しい話をするのはやめておくことにした。

 逆に言えば、これでも運命の勇者ではないのは勿体ない。
 ステラにはもう定められた相手がいて、彼は余っている状態と言えるかもしれない。
 戦わないで共にいることにする、そんな彼と繋がっているのは誰だろうか――なんて気になった。]
(18) 2021/03/14(Sun) 13:32:26

【人】 星見 朱里


[造花を選んだ理由としてアレルギー類の発想は無く…
 懸命に生きようとしている彼の周りに、命を散らす生花を飾るのはどうなんだというのもあるし、単純に造花の方が長持ちして安いという理由もある。]


 アネモネ、って言ってね…

 あの世界のラスボスは、最後にみんな花になるって…
 だからはじまりの魔王城にはそういう花がいっぱい咲いている、ってステラが言ってた

 丘の上の展望台にね、すごく綺麗なやつがあったの 
 その花を見た時…これは、ステラが遺してくれたものだ…って思えちゃって


[その和名は花一華。
 ただひとつのために咲き誇ることのみを求めた魔王を飾る名前だと思うから。]
(19) 2021/03/14(Sun) 13:32:47

【人】 星見 朱里


 そうね
 きっと、この街のラストダンジョンだもん

 素敵な勇者が来てくれたら、待ってる魔王はきっと喜ぶわ

 もちろん…一緒に行くから


[丘の上の展望台だ、見晴らしが良いぶん石段は多い。
 彼の身体を鑑みればこの街で最も辿り着くのが困難な場所に違いない。

 ステラはいつか勇者と出会えたのだとしても、自分はそこまで我慢強くない。
 待つのじゃなくて一緒に行く旨を確かに約束した。**]
(20) 2021/03/14(Sun) 13:33:29

【人】 星見 朱里

[倒せるうちに倒しておきたい、紫の月イベントをスキップできる、天廻の杖が早く欲しい、RTSA記録に挑戦してみたい、強者ムーブとのギャップが見たい、薄い本のネタにする、みんなやってるから、単に勝てるから……ステラを早期討伐する理由は様々だ。]


 ステラを大事にしてくれるから…
 それじゃダメ?


[だから、あえて討伐しない理由の方が遥かに少ない。
 朱里のように思い入れが強すぎて自分と同一視した稀有な例を除けば、あとは運命の勇者のように弱い者いじめを許せないから…そして彼のように裏ボスとしての真の強さを求める者だ。
 だからステラを殺さないのは勇者にしかできない話なのだ、と。]
(26) 2021/03/14(Sun) 18:13:50

【人】 星見 朱里


 それと……
 春日くんは勇者扱いされるのイヤっぽいけど…

 私がお姫様扱いなのはいいわけ!?


[それがイヤだというわけではないのだが…いかにも不公平感があった。**]
(27) 2021/03/14(Sun) 18:14:25

【人】 星見 朱里


 え?えっ!?

[別に問い詰めたいわけじゃなくて、そもそもどうしたいのだっけ。
 彼の反応に急に頭がぐるぐると]


 ご、ごめんなさい…
 変なこと言っちゃって…

[彼の悲しい顔を見ると、この世の終わり感がある。
 それだけ儚い命だったからなせいもあるかもしれないが、特に自分には強く刺さってしまう。]
(29) 2021/03/14(Sun) 19:29:40

【人】 星見 朱里


 …私がお姫様ならお姫様がんばるけど……
 
 でもどうしたらいいのか…


[彼は自分に何を見て何を求めているのだろうか――彼への興味やらと重なって。
 できることなら叶えたい話なのだけれど、自分にはイメージできなかった。*]
(30) 2021/03/14(Sun) 19:29:59

【人】 星見 朱里

[しばらく沈黙していた。
 求められているわけではないが、お姫様らしい。]


……

 …………
   
   ………………


[あのときのが由来なら、彼が勇者で自分がお姫様なのか。
 それなら、もうちょっとお姫様をやってみようかな、と思ったのだが……]
(32) 2021/03/14(Sun) 20:59:16

【人】 星見 朱里



 ゆうしゃ さま

 あかり は おしたい しています ぽっ


[とりあえずゲームのお姫様っぽいセリフを言ってみた。
 結構な棒読みな上に「ぽっ」までしっかり言った。]
(33) 2021/03/14(Sun) 20:59:43

【人】 星見 朱里



 お姫様のマネなんて…

   ……きっと向いてない


[セリフの内容に気がついて勝手に真っ赤になった。
 しかも否定するのはお姫様の適性だけなことに。]
(34) 2021/03/14(Sun) 21:00:56

【人】 星見 朱里



 ……っ!


[星見という、平凡ではないが代わりに地名でもありそうな、職業名でもありそうな苗字。
 ステラという、強烈すぎるパーソナルな持ち主のもうひとりの自分。

 そのどちらでもない、本当に自分だけを表す呼び名に、赤らんだ顔を伏せて…。]
(37) 2021/03/14(Sun) 21:34:45

【人】 星見 朱里


 お姫様だと、

 呼び方……名前じゃなくてお姫様だもんね


 うん、都合のいいときにしかしない


[と、名前呼びが良い旨を遠回しに。
 お姫様のふりはもうしない、ではないあたり我儘であるというかステラの影響かもしれない。]
(38) 2021/03/14(Sun) 21:35:20

【人】 星見 朱里

 
 うん
 ステラ、頑張ってた?

[役に立った?とか道具扱いしないあたり思い入れのなせるところだろうか。
 外されて差し出されて――受け取ろうと伸ばした手が触れて。]


 ……。

 散歩じゃないのにね


[いつも手を重ねているのに、いつもと自分の熱量が違う気がした。*]
(39) 2021/03/14(Sun) 21:35:41

【人】 星見 朱里


 もぅ…

 そういうところは病気関係ないのね


[いきなり踏み込まれて驚いたけれど、今の鼓動はそういう理由じゃなくて。
 朱里と呼ばれて嬉しい自分と、朱里と呼んでいい人が他にいないと認識する自分がいるせいだ。]
(42) 2021/03/14(Sun) 22:08:14

【人】 星見 朱里


 うぅ、…ん

 …――じゃあ、退院したらね?


[もしも「呼んで欲しい」だったらなし崩しに押し切られたというか我慢できなくて呼んでしまいそうになったかもしれないが……呼ぶ?だったおかげかギリギリ踏みとどまって。
 でも、ベッドに付けられた名札に書かれた名前はしっかり凝視してしまった。]


( こうき… )


[口には出さずに、覚えた、刻み込んだ名前を呼んだ。
 ……唇は動いてしまったかもしれない。]
(43) 2021/03/14(Sun) 22:08:41

【人】 星見 朱里


[ステラに思い入れがあるのは自分の勝手だが、合わせてくれる彼。
 言葉選びひとつで、こんなにも印象が違う。

 触れたままの手、見つめてくる瞳。
 ついこないだまで、ほぼ覚えていないクラスメートで、夢の中で出会ったキャラの中身で――そういう間柄だったのに。
 自分が朱里になったように、"彼"になった彼の体温にも視線にも意識が使われてしまう。]


 うん…行こっか


[彼の運動量が増えていくのは予想できるけれど、だからと言ってそれを理由に承諾したわけじゃないのだ。]
(44) 2021/03/14(Sun) 22:09:03

【人】 星見 朱里


 …じゃあ、いつもみたいに
 病室出るところまで……


[いつまでも離せなくなりそうなこの手を解く理由が欲しかったのと……
 …――そこまではこの手が重なっていても良い理由が欲しかったのだ。*]
(45) 2021/03/14(Sun) 22:09:55

【人】 星見 朱里


 うん、そうだよね

[私は私、と言えるほど自分に何かあるわけではないから、彼の言葉に力強さを特に感じて。
 そんな彼が退院したら、いつどう過ごそう、とふと過ぎったがさておき。]


 すっご…
 やる気あるねほんと


[今までも前向きに散歩に出てたし、自分も楽しみにはしていたけれど――ここまでアガる彼は初めて見たかもしれない。
 軽快なため手を重ねる時間は短くなってしまったけれど、代わりに思い描く未来がより明るく眩しくて。]
(48) 2021/03/14(Sun) 22:34:58

【人】 星見 朱里


 危ないと思ったら教えてよ?
 喋れなかったら捕まって?


[勇気ある人が冒険に出るから、その傍にいて、そのサポートを。
 どうか、良い旅になりますように。*]
(49) 2021/03/14(Sun) 22:35:11

【人】 星見 朱里

[彼がいつもよりペースを上げて。
 傍で見て、上げ過ぎかどうかはまだ瞬時にはわからないので、ずっと横を見て注視しながら隣を歩く。]
 

 これぐらいのスピード出るなら、外でも大丈夫かな


[もう少しゆったりでも、二人で歩くなら気にならない。
 だからあとは長く歩けるようになれば――とビジョンを出して。]
(53) 2021/03/14(Sun) 23:07:31

【人】 星見 朱里

[病棟とか出れば階段とエレベーターがあって。
 自分ですらエレベーターのボタンを押しに行く場面だったけれど、彼はそうしなかった。

 彼が、男の子が
 前向きで、未来に向かって――

 そんな姿を見れば。]


 手すりはしっかり持ってね

 こっちは引き受けるから


[見つめ返せば彼の空いた手を促して。
 彼と一緒に降りながら、彼がバランスを崩さないように――もし崩した時に支えになれるようにしかりと握ろうと。*]
(54) 2021/03/14(Sun) 23:08:18

【人】 星見 朱里

[丘の上に住む自分は、これまでの人生で何段の階段を踏みしめたのだろうか。
 毎日の通学にも、駅前に遊びに行くときも、ちょっとした買い物のときにも、そして今日も――望んだわけではないにせよ階段とは慣れ親しんで来た。
 
 それがほとんど使ったことがない、とは。

 病床と共にあったことについて理解はしきれないかもしれないが、階段と縁が無いというのは恐ろしさをハッキリと感じる。
 
 だから1段ずつ、ゆっくりと。
 自分が蓄積してきたものが少しでも伝わるようにととった手を強めて。

 こちらにバランスを崩してくることはなかったけど、1段降りて進める足を切り替える瞬間にふらつくように見えた。]
(59) 2021/03/14(Sun) 23:59:49

【人】 星見 朱里


[半分降りて休憩タイム。
 踊り場の隅で休む彼に付き添って、しばらく呼吸が整うまで。]


 たぶんだけど…

 こう、次の足を出すときに片足になるから、それでバランス崩すんじゃないかなあ?


[彼の前で、最後の段に片足立ちして見せて、思ったことを解説。
 寝たきりなら足腰が強くないのは当然だろうと思った。]


 ……しばらくは杖とかあった方がいいかも?


[努力に水を差すかもしれないので口にしにくかったが、そんなことを勧めてみた。
**]
(60) 2021/03/15(Mon) 0:01:07