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人狼物語 三日月国


138 【半突発R-18】隠り世への送り雛【飛び入り歓迎】

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視点:人

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極夜の季。異形の刃が朱に染まれば、月の女神が蒼ざめる。
地上の民は怯え、惑い、鋭き刃に蹂躙される。
女神はただただ無力を嘆き、涙を零すのみ。

――三日月国の伝承

【人】 祭神 日乃輪様

[―――まだ日も高いというのに、広大な神社の境内を埋め尽くすほど、多くの人々が行き交っている。]

今年はどれほど美しい雛に出会えるでしょうか。
あぁ、待ち遠しい、待ち遠しい。


[日乃輪様が笑う。
これから訪れる甘美な時間を思い描いて。
まだ見ぬ雛たちに想いを馳せて、日乃輪様は祭りの始まりを待ち続けていた。]
(0) 2022/03/14(Mon) 8:13:32
村の設定が変更されました。

村の設定が変更されました。

長寿桜の精霊 ユヅルが参加しました。

【人】 長寿桜の精霊 ユヅル

[境内の一角に、「長寿桜」と呼ばれる樹が植えられた花畑がある。
「長寿桜」は、深紫から白へのグラデーションが美しい、小さな花を枝いっぱいに咲かせる種であり、樹高1m前後と非常に小柄である事が特徴だ。
何より、ちょうど雛祭りの時期に開花を迎えるという、まさに日乃輪神社にうってつけだった。

花畑には、長寿桜が一面に植えられ、雛祭りに慣れた者達はここで一足早い花見を楽しむ事もある。
もし場所を知らなくても、本殿の横を覗き込めば花が咲いている事に気付くだろう。]

さぁ、お客様がお待ちかねであるぞ。
しっかりと、おもてなしするのだ。

[隠り世の花畑で、凛とした声が響く。
巫女服をまとった子供たちが、慌ただしく祭りの支度をする中、上等な着物と弓を構えた子供が一人、彼らに指揮を飛ばしていた。
彼らは日乃輪様の使い、「長寿桜」の精霊たちだ。]

――お前たち、このビラを張り出しておいてくれぬか。
私はここを動けそうにないのでな。
頼むぞ。

[手近な子へと言伝ると、また慌ただしく指揮を飛ばす。
頼まれた子は、現世に飛んでビラを張り付けて回るのだった。]
(1) 2022/03/14(Mon) 8:20:20

【置】 長寿桜の精霊 ユヅル

―境内に張り出されたビラー

皆さま、ようこそおいでくださいました。
この祭りでは、射的、輪投げといった出店において、ポイントを獲得する事ができます。
獲得したポイントは、景品と交換することが出来ますので、ご興味の湧いた方はぜひご参加ください。

・ポイント獲得量([[vil]]を使用。)
大成功!+10ポイント獲得
成功!+5ポイント獲得
失敗…ポイント無し

・景品リスト
5ポイント…日乃輪様ミニ雛人形
10ポイント…わたあめ
15ポイント…ホットあまざけ
20ポイント…チョコバナナ
25ポイント…りんご飴
(L0) 2022/03/14(Mon) 8:21:39
公開: 2022/03/14(Mon) 8:35:00
天のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。
2022/03/14(Mon) 8:23:56

長寿桜の精霊 ユヅルは、メモを貼った。
(a0) 2022/03/14(Mon) 8:24:25

村の設定が変更されました。

村の設定が変更されました。

天のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。
2022/03/14(Mon) 22:44:46

大蜘蛛 カガリビが参加しました。

【人】 大蜘蛛 カガリビ

―隠り世/参道階段―


「参りゃんせ 参りゃんせ」


一人の男性が、本殿への階段を登っていく。
手には提灯、後ろには無数の青白く光る火の玉を伴いながら。

「これは黄泉への細道じゃ
日乃輪様への細道じゃ」


男性の咥えた煙草から立ち昇る煙が、歩くに合わせて左右に揺れる。

「しゃんと ついてきなしゃんせ
灯りが無ければ 参れぬぞ」


そのまま、本殿を抜け、奥の院へと踏み入る。
行き場のない魂達を、黄泉へと連れて行く為に。
(2) 2022/03/15(Tue) 7:28:09

【人】 大蜘蛛 カガリビ

「蜘蛛」は、古くから霊的な
力を持つ生き物として描かれる。

中でも、白い蜘蛛は神の使いであると見られる事が多く、糸をひく姿から、天と地を結び、迷える魂を導くものとして、重要な役割を担っているとされている。

一方で、相手を貶め、誘惑し、自らの物とする。
死と凶兆を運ぶものとしても知られている。

では、自分はどうだろう。
日乃輪様の神使として、役目を果たす事を望んでいる。
けれど、「雛」を求める欲求を抑えてはいない。
今宵の「雛」にとって、自分は道行きを守る神か、獲物を狩る捕食者か。
果たして、どう写るのだろうか。
(3) 2022/03/15(Tue) 7:30:12
大蜘蛛 カガリビは、メモを貼った。
(a1) 2022/03/15(Tue) 7:37:31

助勤 サクヤが参加しました。

【人】 助勤 サクヤ

 
―現世/授与所―


日乃輪神社には噂がある。
実しやかに囁かれる噂だ。
 
 
「千円のお納めで御座います。」
 
 
鈴の音。この世ならざる場所。
見目麗しい男女に囲まれた酒池肉林。
そんな噂があるからか。
それとも髪飾りがこうだからか。
助勤、つまりバイトの巫女である私たちの髪にも鈴が飾られている。
その鈴が、派手に鳴る事はそうないけれど。
 
 
「ようこそ御参拝下さいました。」
 
 
求められるお守りを渡して。
お金を間違える事なく受け取って。
笑顔でお見送りする。
 
他の子の髪にも飾られている鈴を見て。
まさかね――なんて思うのだ。**
 
(4) 2022/03/15(Tue) 7:50:36
助勤 サクヤは、メモを貼った。
(a2) 2022/03/15(Tue) 7:52:41

【人】 白い大蜘蛛 カガリビ

―現世/授与所―


悪いのだけど、一つ頼まれてくれないかい?

[接客をこなす助勤の巫女>>4へと声を掛ける。
片手に提灯、もう片方は見知らぬ小さな子どもと繋がれている。]

また、迷子みたいでね。
僕はまだ巡回の途中だから、君が社務所までこの子を案内してくれると助かるのだけど。

[これもまた、自分の仕事。
現世、隠り世を問わず、道に迷った者を案内する。

幸い、彼女の事は毎年の祭りの中で何度か見掛けていたので、他の巫女より慣れているであろうと、こうして声をかけたのだ。
彼女も、もしかしたら自分が毎年迷子を探して歩く事を知っているかもしれない。
そうであれば、より話は早いのだが、さてどうだろう。**]
(5) 2022/03/15(Tue) 9:52:09
白い大蜘蛛 カガリビは、メモを貼った。
(a3) 2022/03/15(Tue) 9:54:50

白い大蜘蛛 カガリビは、メモを貼った。
(a4) 2022/03/15(Tue) 11:29:29

【人】 助勤 サクヤ

 
―現世/授与所―


>>5聞き覚えのある声に振り向く。
ずっと。ずうっと昔。
自分が子供の頃にもその手を取った気がする。
その時の記憶と、目の前の男性の姿とが余りにも変わらない気がしたから。
もしかしたら親類か、気のせいなのかもしれない。
でも、ふと気付くと。
迷子の手を引く彼の姿は、前の年も。その前の年も。
 
 
「ええ、勿論構いません。
 いつもありがとう御座います。」
 
 
先の年末年始も。
その前の祭りにも、確かこうして。
だから
いつも
と言い添えて笑顔を返す。
迷子の前に立つとしゃがんで。
大丈夫よ、とまた別の微笑みを向けた。**
 
(6) 2022/03/15(Tue) 12:19:59

【人】 白い大蜘蛛 カガリビ

[かつて、小さな女の子の手を取った事がある。
その時も、片手に提灯を掲げて、白い服を纏って、今と何も変わらない姿。
変わっていったのは、少女の方なのだろう。

だからこそ、かつての少女と、目の前の彼女が結びつかなかった。
もし、再び手を取ることがあれば、その時はきっとーーー。]
(7) 2022/03/15(Tue) 14:27:55

【人】 白い大蜘蛛 カガリビ

―現世/授与所―


ありがとう、助かるよ。
それじゃあ、いつもどおりに。

[彼女の言葉に含まれた意味には気付かず、迷子を彼女に任せた。彼女であれば、こちらも安心できる。]

それより、君は祭りに参加しないのか?
必要なら、僕の方から神社に言付けておくけれど。

[ユヅルさんか、使いの誰かにでも伝えておけば、彼女一人ぐらいの穴なら直ぐに埋まるだろう。

彼女が普段よくやってくれているのは知っているし、どうせなら祭りを楽しんでくれればいいと、軽い気持ちで投げ掛けた。**]
(8) 2022/03/15(Tue) 14:28:34

【人】 助勤 サクヤ

 
祭りの最中、親の手を離してしまって。
聳え立つ大きな背中たちに戸惑って怯えた。
どちらに行けば良いか分からず立ち竦み。
べそ、と涙に濡れたとき差し出された手。
片側にはゆらり、提灯が下がってて。
 
 
そんな時を思い出す。
社務所で飲んだ甘酒は温かく。
いつしかその手が誰のものだったのかも忘れて。
 
 
さくや。
そう名前は伝えたけれど。
遠い昔の記憶はもう朧。
今ではこうして自分もまた迷子の手を取る側に。
 
(9) 2022/03/15(Tue) 15:42:00

【人】 助勤 サクヤ

 
―現世/授与所―


「お祭りに…ですか?」
 
 
確かにお祭りは楽しいもの。
迷子の手を取り、首を傾げて。
 
 
「そうですね、夜にはお祭りに行こうかと思います。
 大晦日と違って、夜には仕事も終わりますから。
 
 ご心配ありがとうございます。」
 
 
にこり。微笑みを。
軟派とまでは受け取らないけれど。
仕事の合間に行くこともあると思う。
終わってからも多分間に合う。
だから大丈夫。そう、彼に礼を言う。
柔らかで温かな迷子の手。
繋いで、足は社務所へ向かう。
 
すぐに社務所で手続きは出来て。
迷子を預けると、また表へと。**
 
(10) 2022/03/15(Tue) 15:42:17

【人】 白い大蜘蛛 カガリビ

「サクヤ」、と名乗ったあの少女。
あの時の少女の名を、まだ覚えている。
幸い、物覚えは良い方だ。
けれど、その名前が目の前の彼女と結びつくことは無い。

自分は所詮、隠り世の存在。
現世に生きる彼女とは、文字通り住む世界が違う。
――「無遠慮に現世で正体を明かすことはできない。」
ゆえに、深く踏み込まず、名前を問いただすこともしない。
彼女の名前を聞く機会があったとしても、上手くはぐらかしてきた、はずだ。

何より、今の彼女とかつての少女とは、一つ違う点がある。
今の彼女は、隠り世で「雛」として過ごすに足るまで成長している、という事だ。
庇護対象だったかつてとは違う。
――もし、彼女が隠り世へと招かれる事があれば、存分に愛でるに値する「雛」になるだろう。
その時に、互いの素性は邪魔になる。
自分とて、雛を愛でる機会があるならば、心置きなく可愛がりたい。
だからこそ、こうして付かず離れずの距離を保っているのだから。
(11) 2022/03/15(Tue) 19:51:07

【人】 白い大蜘蛛 カガリビ

―現世/授与所―


そうか。
いや、なに、楽しんでくれるならそれでいい。
せっかくの祭り事を、こうして授与所で眺めてるだけなんて気の毒だ。
そういうのは、僕みたいな年上に任せておけばいい。

[元々、ただのお節介な親切心。
彼女が良いというのなら、それ以上踏み込むことはしなかった。

社務所に向かう彼女の背を見送って、また巡回ルートへと戻っていく。
まだ、そこかしこに道に迷った子供やら、日乃輪様への道を見失った魂やらはいるのだから。
提灯を振りながら、彼らを回収して歩く。]

参りゃんせ 参りゃんせ――…

[鼻唄交じりの声を響かせながら、木々の影へと消えていった。*]
(12) 2022/03/15(Tue) 19:51:27
白い大蜘蛛 カガリビは、メモを貼った。
(a5) 2022/03/15(Tue) 19:53:26

【人】 白い大蜘蛛 カガリビ

ー少し後 現世•長寿桜の花畑ー


[咥えた煙草を大きく吸い込んで、ゆっくりと吐き出す。
今日のお役目は一通り終わり、あとは雛を迎えるのを待つばかり。]

さて、どうするかね。

[隠り世の古い馴染に挨拶してもいい、そろそろ集まりだす頃合いだろう。
それとも、自分も今のうちに雛を探して歩くか。
今年はどんな雛が選ばれるのか、先に顔合わせしておくのもいい。]

答えは一服の後で、ってね。

[咥えた煙草の、残りわずかな量を一息に吸い切って、空中へと吐き出す。
そうして暫く呆けて、やがて、誰にも話しかけられる事も無いなら、アテもなく歩き出すだろう。* *]
(13) 2022/03/15(Tue) 20:17:03
白い大蜘蛛 カガリビは、メモを貼った。
(a6) 2022/03/15(Tue) 20:18:10

【人】 助勤 サクヤ

 
―現世/社務所前―


(親切な人だったなあ。)
 
 
>>12迷子をよく連れてきてくれる。
提灯と白い服が目印の男の人。
それだけでも仕事なのか、親切なのか、と思っていた。
彼と別れて、社務所前で竹箒を手に清めを行う。
そうしながら思った。
けれど、若いからこそ。
今だからこそできることがこれでもあって。
 
 
(巫女装束、着てみたかったものね。昔から。)
 
 
お小遣い稼ぎと。可愛い格好と。
子供の頃から慣れ親しんだ神社。
大人になってから申し込むには勇気が萎みそうだ。
今だからこそ。気軽に働ける。
祭りの時だからこそ。
 
(14) 2022/03/15(Tue) 20:21:27

【人】 助勤 サクヤ

 
(お祭りも。…誰かとなら。)
 
 
誰かと隣り合ってなら。
しかし今は寂しい独り身。
友達と歩くのも楽しいけれど。
友達だって、友達よりは大切な誰かと。
 
 
(…縁結びのお守り、買おうかな。)
 
 
ほう。
悩ましげなため息ひとつ。**
 
(15) 2022/03/15(Tue) 20:21:46
助勤 サクヤは、メモを貼った。
(a7) 2022/03/15(Tue) 20:23:13

【人】 白い大蜘蛛 カガリビ

ー現世 本殿ー

[参拝に訪れた人ごみから外れて、手近な壁に寄りかかる。
一通り出店を練り歩き、わたあめやら、林檎飴やら、チョコバナナやらを両手に持ちながら。
ーー丁度、先程の彼女>>14がまだ社務所前に居るなら、こちらの姿が見えるだろうか。

タイミングが悪かったのか、それとも探す場所が悪かったのか、自分に似合いの雛となってくれそうな人間が見つからず、収穫無しで戻ってきたのだ。
ーー見つからない雛を闇雲に探し続けるより、良い雛となってくれるだろう彼女に、あわよくば会える可能性に賭けた方がまだモチベーションが保てる。

もっとも、取り込み中のようなら、素直に退散するとしよう。**]
(16) 2022/03/16(Wed) 0:32:37
白い大蜘蛛 カガリビは、メモを貼った。
(a8) 2022/03/16(Wed) 0:39:01

気紛れ者 空木が参加しました。

【人】 気紛れ者 空木

ー現世 本殿ー


[―――パァン!
軽やかな炸裂音を残して、白い掌が男の頬に別離を告げる。
申し開きはあるかと問われ、胸の裡を浚う一瞬の静寂]


  いや? 俺からは特に。

  …あぁ、怒った顔も綺麗だな、とは。

[表情も変えず付け足せば、眼前の女性は艷やかに巻かれた栗毛を翻し、祭りの雲集を縫って去っていった]
(17) 2022/03/16(Wed) 1:25:12

【人】 気紛れ者 空木



  全力だったな、しっかし。

[頬を擦れば、早くもそこは熱を持ち始めている。
彼女のそんな勝ち気さを好ましくも思っていたのだが、さて。]

  惜しい人をなくしたもんだ。

[束の間の愁嘆場に向けられた好奇の視線も気に留めず、のんびりと呟く]
(18) 2022/03/16(Wed) 1:33:06

【人】 気紛れ者 空木



  …お、フランクフルト旨そう。

  おっちゃん、それ一本頂戴。

[お兄ちゃん、その頬どうしたの。
そう指摘されて初めて、擦れ違う人々のぎょっとした視線の意味に気づく]

  ああ、男前だろ?

[口の端で笑って、小銭と引き換えに、香ばしく焼け目のついたフランクフルトを受け取った]
(19) 2022/03/16(Wed) 1:44:22