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人狼物語 三日月国


180 【R15RP村】月影のさやけさ、 秘めたる願い

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【人】 鈴掛 未早



  [ 送信ボタンを押した。
   あの子が聖奈を思い出させたのかもしれない。 ]

 
(288) 2022/10/23(Sun) 1:38:18

【人】 鈴掛 未早


[ ―― しばらくして届くひとこと>>=4
    気の抜けそうな「おつかれ鯖」>>=5

 様子おかしくても、真剣に悩んでても、
 聖奈は聖奈なんだなぁって失礼な感想を抱いて
 でも、そのことになんだかすごく安心した。

 「結局どうしたわけ」って
 次に会えたら聞いてみようか

       でもそんな未来、訪れると思う?
         …… さあ。わからないな。
*]
 
(289) 2022/10/23(Sun) 1:39:00

【人】 工藤 彩葉

 
― 旧校舎 ―

[旧校舎の中は静かだった。
みんな一緒だった前回と違って、
自分の足音がはっきりと響く。

ぎし、ぎし、と床を鳴らす音はスローテンポ。
幽霊の元へ辿り着くまでの道のりに、
私は考え事をしていた。

後悔しないために。]
 
(290) 2022/10/23(Sun) 1:51:42

【人】 工藤 彩葉

 
[ギターを弾けるようにしてください、
は願わないと決めた。>>3:515
それは自分で頑張るとして、じゃあ、何を願うのか。


おじいちゃんに、私のこと思い出してほしい?
それはあまりにも自分本位。忘れられて、
もっと辛い思いをしてる家族がいると知ってるのに。
記憶を全部取り戻しても、今後忘れない保証はないし
なら死ぬまで完全な記憶を持ち続けられるように?は
何も忘れられないことで逆に苦しめてしまわないか。


だったらやっぱり、宝くじ当選がいいのかも。
あれ、わりと、本気で言っていたの。
一等じゃなくてもいい。今、まとまったお金があれば
家族みんなで、海の向こうへ会いに行けるから。
今すぐに。二度と会えなくなる前に。
それがきっと、一番平等で、罪悪感もなく
後悔の残らない選択なんだろうけど……



 私が選ぶのは、

          ────────………… ]
 
(291) 2022/10/23(Sun) 1:51:45

【人】 工藤 彩葉

 
[砂時計の残り時間はわからない。
私にチャンスがあるのかどうか、わからない。
約束を守るための時間も。会いに行くまでの時間も。

でもそんなの、本当は誰だって同じなんだ。

だから、>>3:92>>=0



二階の廊下。
幽霊の元へ辿り着く前に、私はスマホを取り出した。]
 
(292) 2022/10/23(Sun) 1:51:51

【人】 工藤 彩葉

 
[話は少し遡って、日が暮れる前のこと。

千葉くんのメッセージに考える時間をもらったのは
私も確認したいことがあったからで。>>3:=75

日中に、あおちゃんと
話のできる時間はあったかな。
なかったら、メッセージで。

今日何時頃に行くの、って私は確認をした。
言葉だけで終わらせるつもりはなかった。>>=2]
 
(293) 2022/10/23(Sun) 1:51:56

【人】 工藤 彩葉

 
[授業中、机に突っ伏してしまった
あおちゃんの後ろ姿を見て。>>225
黒板向いてた先生がそっち見ないかハラハラしつつ


届いたメッセージには、>>=15
クッションの上で丸くなる猫スタンプをひとつ送信。

私はその後、ひっそりと
この三日間のメッセージを読み返していた。]
 
(294) 2022/10/23(Sun) 1:51:59

【人】 工藤 彩葉

 
[『もしも』の時の話をしていた。>>3:532

でも両立させたい二つの願い事が、
たとえば読み返していたメッセージの
どこかに紛れ込んでいた、
あなただけの『もしも』を
叶えるためのものであっても。

必要としてくれるなら、私はそれを願いたいって。

あおちゃんが旧校舎へ向かう時間を
教えてくれていたなら、
私はそのやり取りの間に、伝えていただろう。]
 
(295) 2022/10/23(Sun) 1:52:05

【人】 工藤 彩葉

 
[そうしてスマホをしまい込んだなら。
もう、願う事は決まっていたはず。]


 こんばんは、幽霊さん。
 私の願いを聞いてくれますか?


[続けて告げた私の言葉に、
白く浮かび上がる彼女は、微笑みをくれて。

何を選んでも、それは自分で願うと決めたこと。
だから、間違いなく私の願い事。



願いはきっと、叶えられた。]*
 
(296) 2022/10/23(Sun) 1:52:09

【人】 天ヶ瀬 青葉

 ── 3day・調理室(授業中):叶冬ちゃんと ──
 
 
 僕の誤爆メッセージを見てなかったら ───
 僕と約束をしていなかったら ───
 " さよなら "、つまり消え去るつもりだった ? >>168
 
 役に立てたのなら良かった、なんて思える訳がない。
 
 病気絡みのコトだったら、
 たぶん" 願い "で治ると思う。
 だったら消え去りたい理由はもっと別の ──── ?
 
 
(297) 2022/10/23(Sun) 2:13:54

【人】 天ヶ瀬 青葉

 
 
  「 …… 行こう 」
 
 
 チャイムが鳴ったら終了 ?まさか。
 彼女の手を引き、教室から連れ出そうとすれば
 なんだか日本語で読めない驚き声をあげた。>>171
 
 連れ出した先は、保健室ではなく調理室。
 用意したのはカヌレと紅茶。 >>172
 
        ・
 「 そう、僕らも。 >>173
   僕だって いっぱい悩みがあるよ。
   たとえばね …… ああ、紅茶もお菓子もどうぞ 」
 
 
 授業をサボった以上、
 時間の流れはそこまで気にしなくてもいい。
 僕は話を一旦切り、彼女に紅茶とお菓子を促す。
 カヌレの感想を彼女から聞けば、>>174
 「 ありがとう、嬉しいな 」そう微笑んで。
 
 
(298) 2022/10/23(Sun) 2:13:57

【人】 天ヶ瀬 青葉

 
 
 遠くで、当然授業中であろう教師の声が聞こえる。>>175
 それ以外は静かなもので、
 時折蛇口から零れる水滴が シンクを打つ音ぐらい。
 
 だからどんな小さな声でも >>176
 彼女が口を開けば それは僕の耳に届いただろう。
 
 
  「 そっか。 心がしんどかったんだね。 」
 
 
 " さよなら "したかった理由は、身体の病ではなく
 心の問題だったみたいで。僕は静かに頷きをいれる。
 過去形なのだから、
 別段励ましたり慰めたりはお門違いだろう。
 
 
(299) 2022/10/23(Sun) 2:14:00

【人】 天ヶ瀬 青葉

 
 
 そして、過去形のその先 ────
 現在形の願いに耳を傾ければ、
 まだハッキリとは決まっていない様子で。 >>177
 
 
 「 勇気 ? さよならを止めた叶冬ちゃんなら
   出せるよ、もちろん。 」 >>178
 
 
 消え去るのと、生き続けるのと ────
 どっちが勇気が必要か、って そんな事、決まってる。
 
 そして彼女はどうしたかっていうと、
 ユメリンの決めセリフと共に
 元気なポーズをきめた。 >>180
 
 
(300) 2022/10/23(Sun) 2:14:02

【人】 天ヶ瀬 青葉

 
 
  そうだ、僕らは! いつか、夢の向こうに!!
 
 
[ 彼女がやったポーズを、今度は僕も。
  同志だから、というより
  勇気を分け合いたいから、かな。
  
羞恥はないよ。うん、まったく。
 ]
 
 
(301) 2022/10/23(Sun) 2:14:05

【人】 天ヶ瀬 青葉

 
 
  「 うん、難しい悩みだと 強くなるどころか
    どんどん弱くなっちゃうよね。 」
 
 
 彼女の言葉に僕は首を縦に振り、>>181
 そのまま静寂が戻るまで聞き入ってから >>182
 
 
  「 じゃあさ、手伝ってほしいな。
    えっと …… 簡単なアンケートなんだけど。
 
    もし、もしも… 僕が 女の子になったら ……
    その ……叶冬ちゃんは

       ………
変わらず友達でいてくれる?
 」
 
 
(302) 2022/10/23(Sun) 2:14:08

【人】 天ヶ瀬 青葉

 
 
 このアンケートで僕は2つの告白をしている。
 
 自分の" 願い "と ─── それともうひとつ。
 

             同志というだけでなく
           " 友達 "だと思っている事。**
 
 
(303) 2022/10/23(Sun) 2:14:12

【人】 帰宅部 津崎絵音

── Last day夜/
津崎邸防音室
 ──



[ 家の中でもより重厚かつ特殊な作りの扉を開き、
  既に部屋着に着替えた姿で足を踏み入れた。

  鎮座するグランドピアノと目前の椅子は、
  記憶のまま久しい再会を静かに受け入れる。

  今の背丈に合うように調整してから腰を下ろし、
  鍵盤蓋を開き、少しの間思いに耽った。

  退院後ここで何があったか、
  幾度大人達に虚しい励ましと共に無理を強いられたか。

  ……やはり未だ抵抗と怯えが存在するのは否めない。
  心的外傷はこれから、千葉や秋獅竭シの誰かに頼るのではなく
  自分の意思を持って治していくべきことだろう。 ]
(304) 2022/10/23(Sun) 2:22:31

【人】 帰宅部 津崎絵音



[ 長居する気はなかった。
  ただ、これからの為に一度だけでも向き合っておきたいだけ。

  震える右手が、その人差し指が白鍵の一つへゆっくりと伸びて
  ────たった一音を鳴らす。 ]
(305) 2022/10/23(Sun) 2:22:51

【人】 帰宅部 津崎絵音


え……

[ そして、目を見開いた。

  静けさに包まれる部屋の中、響くのは


  鳴らした者の緊張など意に介さぬような軽やかな響き。 ]
(306) 2022/10/23(Sun) 2:23:02

【人】 帰宅部 津崎絵音




[ ギターのチューニングとは話が違う。

  インターネットでやり方は調べられるものの、
  内部に影響するピアノ調律は気軽にしていいものではない。
  その他に調弦、調整、人間の身体のように繊細でケアが沢山必要。

  プロこそ素人のように軽率な真似をせず、
  自身の拘りに相応しい音が出るよう調律師に頼む。
  少なくとも、オレはそのように教えられた。

  二年だ。二年も触れていない。
  母親だってそんな精神状態ではなかった筈。
  歪むどころか、音が出なくてもおかしくなかった。 ]
(307) 2022/10/23(Sun) 2:23:17

【人】 帰宅部 津崎絵音



[ いや、そもそも何故この部屋はこんなに綺麗に掃除されている?
  父の作曲用の部屋はまた別にあるのだから、
  ずっと誰も使っていなかった筈だろう。

  ピアノが陽に当たらない為の厚手のカーテン、
  気温を楽器に適切に保ち尚且直接当たらない位置のエアコン、
  数多の楽譜が収められた本棚、
  母が教える時よく座っていた隅に置かれた椅子、
  天井の照明にフローリングに、
  廊下から中を伺える大きな室内窓だってそうじゃないか。

  あちらこちらへ視線をやり、気づきを得ていく。 ]
(308) 2022/10/23(Sun) 2:23:31

【人】 帰宅部 津崎絵音



ああ……

[ 疑問は幾多に押し寄せて、
  戸惑いは理解の術を見つけられずに疲弊した頭に渦巻く。

  でも、手を離すことが出来なくなっていた。
  
  指一本が五指へ、両手へと変わっていく。
  拙く外れたリズムが、徐々に整っていく。

  奏でているのはほんの簡単な、
  小学校中学年くらいが発表会で演奏するような曲。
  だけどだからこそ、楽譜無しで今のオレでも奏でられる。 ]
(309) 2022/10/23(Sun) 2:23:44

【人】 帰宅部 津崎絵音



[ 懐かしさが身体に馴染む程に、
  まるでピアノと繋がっているようにクリアになる思考。

  もし変わらずメンテナンスが行われ続けていたのなら
  恐らくあの頃から最低でも二回は調律されている。

  そしてオレが一切気づかなかったことを思うと
  平日、学校にいる時間に行われていたと考えるのが正しい。

  それが出来たのは────
  扉を開き、信じられないものを見た顔で佇む母ではない。 ]

……、 

[ 父親だ。
  父親が妻の慰めになるように調律師を呼び続けていた。

  恐らくそれは空振りに終わっていたのだけれど、
  心を病み気力を失った彼女に
  この部屋を掃除するという行動の必要性だけは
  与えられていたのかもしれない。

  音が失せた部屋の中、危なげな足取りでこちらへ近寄り
  背中から抱きついてきた痩身の感触を受け入れながら
  何も語らずそんな風に思考していた。 ]
(310) 2022/10/23(Sun) 2:23:57

【人】 帰宅部 津崎絵音



さあ、なんでだろう
神様が奇跡を起こしてくれたのかも

[ どうして、どうしてと繰り返す母の涙が背を濡らす。

  損傷した神経と腱の回復なんて一体どう説明したらいいのか。
  真実でありながら暈してるようなことしか言えず、
  天井を仰ぐ息子に彼女はもっと音を聴かせてと求める。 ]

いや、前みたいには弾けないから
今だって、小さな頃の……

[ それでもいいと大きくなった声で割り込まれ、
  それ以上何も言えなくなり、望みを叶えるしか無かった。

  面食らってしまった。
  あの完璧主義者の母がこんなことを言うなんて。

  本当に弱っていて、この出来事に強く心が動いたのだろう。

  やはり大人達にとってオレはピアノが弾けないと
  何の価値も無いのでは、と過ぎる思考。
  いつか改善し正しい家族の形を得られるのか
  ……今は何とも言えない。母のように強く示せる感情が無い。
  ]
(311) 2022/10/23(Sun) 2:24:09

【人】 帰宅部 津崎絵音




ねえ、母さん
オレやっぱりピアニストになりたいんだ

[ 椅子を持ってきて側で聴き入っている母親に
  手を止めないまま、呼びかける。

  ああ、止まっていた涙がまた出てきたようだ。
  病院で目覚めてからこの泣き声を何度聞いたか分からない。
  でも、感動で泣いてる姿はもしかしたら初めてかもしれない。 ]

多分最初はコンクールだって全然結果を残せない
学校もまともに卒業出来るようにしないといけない

それでも、昔の母さんみたいにさ……舞台に立ちたいよ

[ そう思わせた誰かについて、今は語ることはない。

  もしも全てが上手く行けば、
  二人が顔を合わせる未来もあるのかもしれないが。 ]
(312) 2022/10/23(Sun) 2:24:26

【人】 帰宅部 津崎絵音



だから、一緒に病院に行こう

まずは二人ともまともに生活出来るようにならなきゃいけない
……そうだろ?

[ お嬢様育ちかつ古い時代の人間の彼女にとって
  ピアニストとしてプライドを持っていた先輩にとって
  それがどれだけ受け入れ難いことなのか、理解出来る。

  だけどそうしなければ、家族が未来に進むことは叶わない。

  今尚母を嫌いになってはいない自覚があるオレは、
  父と共にこの人を支えていくことになるだろう。* ]
(313) 2022/10/23(Sun) 2:24:38

【人】 軽音部 千葉郁也

[3日目のうちに津崎と話す時間はあったろうか。
俺は中庭から教室に戻って授業を受けたけれど。

もし顔を合わせて話す時間があれば、
夜に旧校舎に行く話くらいは伝えただろう。

願いごとはないと伝えていたから、
何しに行くんだとは思われたかもしれないが。
今回は暇つぶしではなく肝試しだとは話したと思う。

結果報告は明日、あの日から数えたら
4日目のことにはなるのは確かだ。
津崎がちゃんと学校に来れば。

いや、来ると思う、さすがに。]
(314) 2022/10/23(Sun) 4:13:23

【人】 軽音部 千葉郁也

──4day・津崎と──


 ……というわけで、無事幽霊の顔見て
 帰ってくることが出来たわけだ。

 証拠品は人にあげたからねぇんだけど。

[大分端折ったが、
(道中の出来事を全て話すのはさすがに憚られた)
俺は津崎に肝試しの顛末を語った。>>11

これだけだと本当に何しに行ったんだよって
話だから理由もちゃんと話しておこうとは。

津崎の話は、それも相当に重要な秘密だ、
それを教えてもらったことは確かだし。

わざわざかっこ悪りぃ話する必要もないのだけど、
俺だけ聞きっぱなしっていうのも
フェアじゃないかなってだけじゃなくて。

俺の願いごとを気にかけてくれていたのは知っているし。
報告くらいはしておきたかった。]
(315) 2022/10/23(Sun) 4:13:31

【人】 軽音部 千葉郁也



 ほんとはな、怪談とかめちゃくちゃ苦手だし。
 幽霊にわざわざ会いにも行きたくなかったんだけど。


[この辺りはさらっと言った方が多分良いと俺は既に学んだ。
のできっとそう出来てる。出来てなくても流して欲しい。]


 幽霊に願いごとしないって決めた手前、
 願わなくても苦手なことのひとつくらいは
 自力で克服できるとこ示しとこうと思って。

 まあ、それで…肝試し?だったわけ。


[客観的に見たら随分と軽い悩みだとは思うけど、と
肩を竦める。

実際ちゃんと克服できたわけじゃないけど、
もう一回行ってこいと言われたら嫌だし

一応達成したってことが大事だってことで。]
(316) 2022/10/23(Sun) 4:13:40

【人】 軽音部 千葉郁也

[願いごとが決まらない俺に、
何かあれば相談に乗るとは
津崎が言ってくれたことは覚えている。>>1:181

主に俺のお互いに置いてた距離のせいで
結局相談出来るような状態にはなかったこと、
それを寂しい等思われてるとは知らないけれど。>>3:234

津崎のこと何も知らなかったように、
津崎も俺のこと大して知らないのだよなと思うと
ほかに秘密の一つや二つあればよかったのかもしれないが。]

 残念ながらほかに大して
 秘密も悩みもねぇんだけど……、

 笑顔が作れない件はまあ、もういいや、

 料理が絶望的に出来ないから
 一人暮らしした時やばそうとか?

[あ、知ってるって?
お前に相談してもこの件は
何の解決も見られなさそうってことは俺も知ってた。]
(317) 2022/10/23(Sun) 4:13:49