229 【身内】魔剣士と白魔導士の休息日【R18】
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視点:人 狼 墓 恋 少 霊 九 全 管
| [休息の日々は穏やかに続いていく―――……]
(0) 2023/11/19(Sun) 0:00:00 |
[じっとバドを見下ろしていると視線が合う。
動かずにただ圧迫していたバドが不意に動き出して、
ダイレクトに性感に響く動きに、ぶるっと背が震えた。]
んっ……!!!はぁっ……!!!
ふぅ、っ くぅ… ぁぁ…っっ んん…!
きもち、ぃぃ……っ
[赤黒い性器が
じゅぶじゅぶといやらしい音を立てて
彼の口から出入りするのを見下ろす。
直接的な刺激に息を荒くし、
頬を上気させて快感に濡れた声を漏らした。
その間も彼はじっとこちらの反応を見つめていて。
まるで痴態を観察されているようで
けれど逃げ場などどこにもない状況に
ぞくぞく、と更に興奮して性器が脈打つ。]
[彼の下肢の反応までは見えないが
バドの視線にも確かに情欲を感じながら。
雁首を引っ掻けられるように
何度も何度も激しく刺激されれば
ぐぐっと精嚢が上がる感覚を覚える。
きゅう、と足指に力が籠り、また弛緩する。
その間隔がだんだんと短くなって、
腹の奥から熱いものがこみ上げてくる。]
ん、ぁぁ、っ……バド、あ……っ
きもちい、んん、も……で、 出そ、ぉ……っ はぁっ
[そう経たずして限界を訴える。
バドが止めたり離したりしなければ
そのまま彼の口内に吐精してしまうだろう。**]
[今度はフィルに覆い被さるように、
それも頭と足の位置が逆転した──つまりはシックスナインなんて呼ばれる体位──に跨る。
フィルの眼前には雄々しいそれがぶら下がることになる訳だが。]
……一緒に、気持ちよくなろうぜ?
[限界に近い彼の熱の先を唇で優しく丁寧に愛撫する。
決して達することの出来ない、淡い淡い刺激を
切っ先に、竿の側面に、そして精嚢の裏側にと
しつこいくらいのキスを落として*]
えっ、あっ……!?
[あともう少しでイく、と思った刹那
己を包んでいた快感がするりと逃げていく。
一瞬呆けて間の抜けた声を出し、
切なげにバドを睨んで抗議する。]
んぁ、…な、なんで、だよ……っ
[寸前で達し損ね、
張った精嚢に落ちる柔らかな口づけに
昂るだけ昂った熱を煽られ
びくびくと切なげに性器が震えた。
こちらの抗議も意に介さず、
くるりと体の上で体勢を変えたバドの性器が
目の前に曝け出される。
既に熱を持って雄々しく主張するそれに、
一瞬圧倒されてこくりと喉を鳴らし。]
〜〜……
[つまり、こちらも奉仕しろということなのだろう。
はあ、と悩ましく息を吐いて
目前のそれに舌を這わせた。
ずっしりとした精嚢から裏筋を辿り
舐め回すのをゆるゆると繰り返す。
その間も微弱な刺激が
ちろちろと何度も先端や竿に触れる。
気持ちいいことはいいけれど、
先程に比べて明らかに物足りない刺激に
もどかしそうに鼻を鳴らした。]
ぅぅ…っ はぁ………ん、バドぉぉ……
も、もっと……さっきみてーに…………して……
[焦らされて、はぁはぁと息を荒げ
もじもじと腰をくねらせる。**]
なんでも何も、なぁ。
やっぱ一緒に気持ちよくなりたいだろ?
[究極を言えばフィルが気持ちよさそうなら、みたいな所はある。
なんなら辱めたい、いじめたい、反応がみたいが一番の理由だが。
そんなことは口に出さず、抗議の声にはそれらしく理由をつけて
睨む顔の前に性器をぶら下げる。]
くく、恥ずかしいか?
[緩やかな刺激が施されるのはもどかしく、どこか擽ったい。
それでも与えられる刺激にヒクヒクと性器は揺れて。
代わりに、同じように僅かな刺激だけしか与えられないことに
もどかしくなって目の前で腰が揺らぐ。
切なげに鼻を鳴らす姿は、構って貰えない子犬のようで。]
さっきみてーに?
ったく、しょうがねぇなぁ。
[甘い声でそんなふうにオネダリされれば、
いうことを聞かないわけにいかないだろう?]
…ッン、…───
[先端を軽く唇で挟むと圧迫し
そのまま喉の奥まで一気に重力に逆らうことなく顔を落とす。
咥内の粘膜でうねうねと竿を包み込み
ずるりと抜くと、また喉奥までを繰り返す。
垂れた涎と先走りの混ざった体液を指に絡めると
精嚢の向こう側にある、自分を受け入れる場所へ
指先を伸ばして菊紋をなぞるように触れ]
…、っは …んん、…
[ゆっくりと差し込むと浅い部分を拡げるように指を曲げて*]
ぅ……っ
[バドの心情などは知らず。
ただ自分だけ一人達してしまいかけたことに対して
後ろめたさがないわけではないから、渋々引き下がり。
バドの性器に浮かんだ血管に舌を這わせ、
れるれると精嚢を舐めて。
そんなことを繰り返しているとそれがまた大きさを増したろうか。
鼻先に感じる雄の匂いに、きゅん、とまた腹の奥が疼く。]
べ、別に……
[裸も性器も、互いにもう何度も見ているモノではあるわけだ。
とは言えあまりしない体勢ではあるから
何となくの気恥ずかしさと言うか落ち着かなさはある。
僅かに与えられる刺激に
もどかしそうに腰を揺らせば
くく、と可笑しそうにバドが笑う。]
んぅぅっ!!!
[急に深くまで一気に咥えこまれて、
びくっと大きく腰が跳ねた。
ずりずりと粘膜で擦り上げる激しい口淫に、
意識があっという間に快感に塗り潰されて
たまらなさそうに身を捩じらせる]
んはぁぁん…!そ、それぇぇ……っ♡
ぁぁっ、ぁ、はあぁあん♡んっ、ふぅぅ…!
[一度焦らされていたせいで
先程よりも甘く高い声があがる。
勝手に腰が浮き、バドの喉奥に先端をぐりぐりと擦りつけるように動く。
その隙間から指が入り込んで、
普段彼を咥えこんでいる狭い穴を
くちくちと刺激し、広げていく。]
ん、ぁふぅ……!!!
はぁぁっ、♡ んぁぁ♡ ふぅぅ…!
[前後に走る刺激に悶えながら、
時折思い出したように
バドのものに舌を這わせる。
窄まりは徐々に指を受け入れ、
きゅうきゅうと吸い付くように内側を蠢かせるだろう。**]
[軽い呻き声に、うまく言い包められてるなぁと
言い包めた張本人がにやにやと笑う。
そういう反応をしてくれるから、
どうにもちょっかいをかけたくなってしまうのだが
たぶん当の本人は気付いてもいまい。
施される奉仕は子供が飴を舐めるようなそれ。
もどかしさはあれど、そういった行為をさせているということと
あまり慣れていなさそうな動きに嬉しさが滲む。
その口が過去誰かのモノを──なんて
想像することさえ厭になるほど。]
(……堕とされちまってんな。)
[心地良い沼に自ら浸かるように目を細め。
淡い刺激に熱源を硬くさせながら、
目の前のフィルの性器を口で包み込んだ。]
ン …、ぅ… っふぅ、ンッ
[一気に咥えれば先程よりも甘い声が上がり
感じるままに腰を押し付け喉奥に押し付けてくる。
腰を揺らして突くという行為は
男にしてみれば当たり前の行為なわけだが
‟そうじゃない” よな? とまた教え込むかのように
指を受け入れ始めたその奥へ更に指を侵入させ。]
ッ…、…! ふっ…!
[フィルが腰を揺らすのとまったく同じタイミングで
指先をぐっぐっと押し込む。
熱源には程遠い太さながら、知り尽くした善がる場所めがけて
まるで貫かれている時のように、奥を指で突き]
っふ、んんっ…は…
[同時に咥内では性器を絞り上げるように吸いあげて
唾液の音をじゅぶじゅぶといやらしく鳴らす。
突いているのか突かれているのか
わからなくさせるように*]
[フィルは決して性経験少なくはないけれど
金で買ったりワンナイトだったりと
基本は快楽目的の割り切った関係だったので
あまり自分から奉仕しようなどと思ったことは無く。
バドもどちらかと言うと自分にちょっかいかける方を好むので
どうしても不慣れ感が滲むのは否めない。
――それに今は、下肢からの刺激の方に
意識を取られているというのも大いにあって。]
はあっ、ぅぅ、ぁ…!
[柔らかい喉奥の粘膜に
先端を擦りつけるのが気持ちいい。
うっとりとその刺激に酔いしれようとすれば
ナカに指が入り込んできて。]
ンッ!んんっ……ぁぁん…!
はぁっ、……ぁぁ…!
[腰を揺らすタイミングに合わせて
悦いところに指をぐっと押し込まれ。
まるで自分で自分のナカを
突いているような感覚に脳が混乱しそうになる。]
(あ、ぁぁ♡そこすきぃ…♡
も、もっと、もっとそこぉ…♡)
[的確に己の弱いところを刺激され
そこをもっと責めてほしくなって
腰が指の動きを真似るように
ぐりぐりと宙に円を描く。
本来雄として得る快楽よりも
後ろの快感の方に気を取られているのだと
バドには悟られてしまうだろうか。]
ん、ぁぁ、……はぁぁ、
ふぁ、っ…… んんっ
で、出そ、ぅ……っ
[とは言え前からの刺激の方も
如実に体を追い詰める。
吸い上げられ、びくびくと震えて。
再びこみ上げる射精欲の中、
譫言のように訴える。**]
ン、っふふ、…どした?
指入れた途端に声がかわったなぁ?
[一度熱から口を話すと、揶揄いながら言葉を落とす。
指を奥へと突いた途端に嬌声が色を変えたものだから。
分からないわけがない。
この身体を、毎夜毎夜と抱いて来たのだから。
そういう風に開発したのは、自分自身なのだから。
責めて欲しそうに円を書く腰に笑みを深くすると
奥のしこりに指をかけてグリグリと押し込む。
唇は熱に軽く何度も口付けを重ねて。]
もっともっとってナカが指咥えて離さねぇぞ。
こっちより余っ程きもちぃんだなぁ?
[言葉では周知を煽り、指先は前立腺を引っ掻き
目の前の性器に口付けを落としてリップ音を立てる。
わざとフィルの状態を言葉にして煽っていく。
やがて限界に近い事を譫言のように零し始めたら
愛しげに目を細めながら]
出そう? そういう時は……
なんて言うんだって教えた?
[ほら、と熱い吐息とともに囁くと
フィルの硬くなった切っ先を咥内へとまた迎え入れ
割れ目を舌でなぞると鈴口を開かせるように
尖らせた舌先でグリグリとこじ開ける*]
あっ、ぁぁっ、んぁぁぁ…!!
はぁぁっ、ばど、……っあぁっ…!!
[どうした、なんて
己の体をこんな風にしたのは彼なのだから
分からない筈もないのに。
とぼけた風に尋ねられて言い返す間もなく
指がグリグリと弱い所を捏ね繰り回す。
堪らずにきゅんきゅんと肉壁が収縮し、
悶えるように腰が揺らめいて。]
う、ぁぁ、んぁぁ…っっ♡♡
ばか、…いう、なってぇぇ、ぁぁぁん……♡
あ、ぁ、だ、だってそこ、ぁぁん、ふぁぁぁ……っっ♡♡
[わざと羞恥を煽るような言い様に
かあっと顔が熱くなる自覚はあったけれど、
実際にきもちいいのだからどうしようもない。
蕩けるような快感に甘ったるく喘ぎながら
ぞくぞくと奥から射精欲がこみ上げてくる。]
ひあっ!
あっあっあ…!!!
[敏感な鈴口をぐりっと舌でこじ開けられ、
思わずひっくり返った声が漏れた。
限界近い時に意地悪く急所ばかりを責め立てられ、
余裕もなにもあったものではなくて。]
いっ……イく、いくからぁっ、
イかせて、ばどぉっっ あぁぁっ!!
[懇願に似た嬌声を響かせて。
だらだらと先走りが溢れ、
彼の舌先を汚していく。**]
、ン…… ふ…
[きゅんきゅんと締め付けてくる内側を拡げるように掻き回し
弱い部分をグリグリとよがるように押し潰す。
堪らず上がる喘ぎ声に、指は止まることなく
突くように動いたり、指を曲げて掻き回したり
甘ったるい声をもっと聞こうと蠢かせ。]
…、……もうイくのか?
[口の中に咥えたまま昂っていく熱にも愛撫を施して。
先走りが舌を汚しても、それを吸うように
ぢゅぷっと水音を立てて。
切羽詰まった声で懇願されれば
口端をにやりと持ち上げて、根元まで熱を咥え込む。
責めの手を止めない事が「YES」の返事代わりで
達せるように強く吸い上げて。]
はっ …、フィル
[教え込んだそのまま、「イく、イかせて」と告げる声。
艶かしい嬌声にふるりと自身の熱を震わせ
その唇に押し付けるように腰を軽く揺すりながら
前からも後ろからも与える快感を強めて。
口を離す気はないようで、限界に揺れる性器を口淫しつつ
奥を指で突き上げ射精を促して*]
[既に己の悦い所をバドの指は巧みに中を掻き回し、
ぐりぐりと弱い所を圧し潰す。
そのたびにあられもない声をあげて善がり、
もう限界だと彼に訴えた。]
……っ、っっ
[イくのかと問われ、こくこくと激しく首を縦に振る。
(体勢的に彼には見えないだろうが)
ぢゅううっと強く前を吸い上げられ
びくびくとまた腰を震わせた]
あ、ぁぁ、゛っ イく、もぉ、まじで、
ばど、…っんんっ、 〜〜〜〜〜〜ッッッ!!!♡♡♡
[精管を熱いものが駆け上る。
前後の快楽に押し出されるようにして
彼の口内にそのまま欲を吐き出した。
青臭い精がびゅくびゅくと勢いよく注がれ、
気持ちよさそうにぶるぶると腰を震わせた後
脱力感に襲われ深く息を吐く。]
……ん、ぁぁ……っ はぁ――――…♡
[くてりと脱力して見上げれば
相変わらず目の前にはそそり立った彼のものがある。
先程指摘されたばかりなのに
結局一人で達してしまって
何となくちょっと悪いな…みたいな気持ちもあり。
息を整えた後深めに咥えこんで、
じゅる、と強く吸い上げて見たり。**]
[今まさに愛らしい反応をしているのだろう。
残念ながらこの体勢では見えないなと
内心やや残念に思いつつ。
刺激を与えていれば程なくして
甘ったるい声と共に震える腰が絶頂を知らせ
咥内へと駆け上がってくるのは、青臭く熱い精液。]
──ン…ッ、ぅ ……は
[喉仏を上下にさせその精を飲みこむ。
本来心地良くもないはずの味も、フィルのものとなれば話は別で
腹の中にある欲望を更に疼かせるような気さえする。]
っ、…昨日も…いっぱい出しただろ?
こんなにやらしい味させて……。
[意地悪に囁き落とすのとは反して
太腿に優しく口付けを落とす。]
ん、は、どうした。
それ……そんなに…ッ、欲しいのか?
[脱力するのを見やり体勢を変えようとしていたが
その前に自分の熱に先程より強い刺激が与えられる。
包み込まれる咥内の熱さに短く息を吐き
かわりにこちらからは内股へとまた唇を寄せ
その肌に小さく吸い付く。
昨日の情事の証の横に
また一つ小さく赤い花弁を刻み込んで
ぴちゃぴちゃと音を立てて舐めあげて*]
はぁ…はぁ…はぁ…〜〜……
[射精直後特有の怠さに身を委ね
少しの間宙を見てぼうっとしていた。
恐らくバドの口内に出してしまっているのだろう、とは
感触で窺えるものの、荒い息を発するのみで。
下肢の方から揶揄うような声が落ちてきて、
ようやく喋る余裕が戻って来た。]
や、やらしい味って……っ
普段と変わんねーだろ…!? んっ
[言いながら太腿に唇が触れて、ふるりと小さく震えた。
多少の意趣返しもあって彼の物を咥えれば
少し驚いたような反応が返って来る。]
………は、………っ ふ……
[欲しいのかと言われればそれも事実だ。
一度精を吐き出しても、
指で散々弄られた箇所には
じくじくと切ない疼きが残ったままで。
彼の熱を目の当たりにしていると
更にそれが煽られる気がする。
大きくてやや咥えづらいそれを含み
全体に唾液を纏わせるように舐めあげて、
ふ、と吐息をふきかけた。]
………ん、欲し、い………
バドの…これ……
[まだ足りないのだと素直に零し、
ちゅ、と精嚢に口づけようか。**]
[射精を終えてからの荒い呼吸が落ち着くまでの間
その呆けている姿もこの体勢では見ようがなく
惜しいことをしたな、などと思う。
どんな姿であれ、一分一秒と見逃したくはない。
ある意味での独占欲の強さは人一倍だと言うことを
フィルは分かっているだろうか。
意趣返しにと奉仕の続きをもたらされれば
驚きと、嬉しさのような擽ったさと、この先の期待に
咥えられた熱はズンと重さを増して主張する。]
っふ、いいやエロい味がしてた。
まあフィルがやらしいのは、普段と変わらねぇか。
[くくっと喉を鳴らして揶揄いの言葉を続けると
悪戯に軽く腰を揺さぶって。]
ふ、素直なのは狡いな。
にしたって、口から離してくんねぇと…
欲しいのは口の中じゃないだろう?
[少し顔をずらせば下腹部にちゅ、ちゅっと口付けて。
熱いものを注いで欲しいのはここだろうと告げるように唇で触れて。
小さな声で素直に告げる姿は、何ともまあ可愛らしい。
その望みに応えてやりたくなってしまう。
──元より、そのつもりだが。]
先に約束したもんな、いっぱい注いでやるって。
ほら、ちゃんと準備しようか。
[自分の熱から手を離してくれたなら、今度は顔を向き合わせ。
愛しく瞳を細めながらフィルを見つめ
その脚を割り、双丘の奥へと指を滑らせて
先程も拡げていた蕾にまた指をひとつと差し入れる。
ゆっくりゆっくりと、今度は二本へ。
その拡がりを確かめるように挿入すると
くにくにと指を曲げて柔らかく解していき*]
……っ ん……
[喉を鳴らして揶揄うように笑うバドが
下腹部に啄むように口づけて、
きゅん、と煽られた体の芯が疼く。
大人しく口からバドの熱を解放すれば
体勢を変えた彼が上から向き合うように覆いかぶさって来る。
足を広げたその下へ再び指が滑り、
ぬぷぬぷと蕾を割って侵入してきて。]
はぁぁ……っ ん、ぅ……っ
あ、ふぅぅ…… はぁ、
[先程多少弄られていた分、
そこまで強い抵抗もないだろう。
指が増え、じんわりと内側から広げられていく感触に
ぼうっと身を委ね。
バドの背に腕を回し、
時折頬を摺り寄せて甘える。]
んっ、ぅぅっ、あ…っ♡
[時折指先が悦いところを掠めれば
きゅうんと中が窄まり、
腰を浮かせて甘い声を漏らした。
先程果てて力を失っていた前が
中の刺激に煽られてゆるく擡げ始める。
そうしながら十分に解れるまで
暫しバドに身を任せているだろうか。**]
[向き合えばフィルの表情がよく見える。
鼻から抜けるような甘い声を漏らす顔はいつだってそそるものがあって
その声と表情に煽られていくばかりで。
ゆっくりと差し込んだ指は抵抗もなく受け入れられ、
それでも狭い入り口を時間をかけて解していく。]
また指だけでイくなよ?
[頬擦りには擽ったそうに笑い返し、
身を委ねてくれているフィルの耳先に唇を寄せると
その薄い外耳を軽く甘噛みして囁く。
耳朶を唇で挟み込み、ちゅっと吸い上げて。
フィル、と甘く名前を呼んで、奥の悦いところを掠めるように
指先はくるりと円を描いて。]
[内側への刺激に反応して再び頭を擡げる熱を
もう片方の手でよしよしと撫でる。
溢れ始めているだろう蜜を手のひらに絡めて
塗りつけるように亀頭をぬるぬると撫でまわして。]
早く繋がりてぇな、フィル。
……もう、いいか?
[きゅうきゅうと締め付けてくるその奥へ
自分の熱を押し込み掻きまわしてしまいたい。
その欲求を伝えると、入り口の様子を窺うように指先を抽送させて*]
ん、ぁぁっ… う、わ、わかって…る っつの……ぁんん…っ
[指だけで果ててしまうことも珍しくないけれど。
流石に先程達したばかりだからかまだ余裕はある。
とは言え、指先が悦い所を抉り、耳に愛撫されて
じわじわと昂っていく情欲に
突き動かされるようにして腰が揺らめく。
先端にぬるぬると粘液を擦りつけられれば
そこが更に硬く張りつめ、天を向き始めるだろう。]
……っ ん、 あぁ……
だ……大丈夫、だ……… はぁっ…
[いいかと問われて頷く。
時間をかけて解されたそこは
彼を受けいれられるくらいにはなっていることだろう。
それに、あまり弄られ続けていると
また達してしまいそうだから。
すり、と足で彼の腰を撫で
来てくれとねだろうか。**]
ま、可愛く果ててくれるなら何回イッてくれてもいいけど。
腰も揺れちゃってるしなぁ?
[指だけで果ててくれるのも、それはそれで悪くはない。
条件反射に近いのだろうその動きを揶揄って、唇で頬に柔らかく触れる。
少し上ってまつ毛に触れれば瞳を覗くことは出来たろうか。
視線があったなら、向ける笑みは愛しげな表情で。
再び硬く張りつめ始めた熱を感じると
中を解していた指をゆっくりと引き抜いて
柔らかくなった蕾へと自身の切っ先を宛がう。]
っくく、おねだりも随分上手くなったもんだ。
最初は結構恥ずかしがってたのに。
──ほら、もう少し。
[大丈夫と頷きながら、足を絡めてくる誘うような動作に喉の奥を鳴らして笑う。
見つめたまま囁き落とす甘い甘い毒。
嬌声や感じている表情を見せられ、しっかりと興奮を示した熱源を
フィルの待ちわびているそこへと宛がったまま
粘液を擦り付けるように、焦らすように
上下に腰を揺すってくちくちと擦り合わせる。
ほんの少し腰を沈め、先端を微か埋め込んだかと思えば
また腰を引いて離れてを繰り返す。
代わりに唇を深く重ねて吸い上げ
下唇をぬるりとなぞって、口角を持ち上げて*]
……っ、 べ、つに…っ
[ゆらゆらと揺れる腰を指摘され
かあ、と顔を赤らめた。
ふと見たバドが愛し気に笑んでいるから
口にしかけた憎まれ口は途中で止まり。
代わりに足を絡めてねだれば、
熱い切っ先が窄まりへと押し当てられた。
小さく水音を立てながらの刺激に
うずうずとした衝動を持て余しつつ耐えていると
ぐぐっとそこに力がかかり、穴が広げられる感触がして。
来るかと思えばそれ以上は進まず
すぐに腰を引いてしまう。
焦れったい動きを繰り返され、
不満を言うようにきゅうう、と中が収縮し
彼の先端を締め付けただろうか。]
んんぅぅ……… はぁあ……
[様子を窺っているのか、
早く繋がりたいなんて言った割に
なかなか貫いてもらえずに焦らされて
口づけの合間に切ない声が漏れる。
もぞもぞと物欲しそうに小さく円を描く腰の動きが
次第に露骨になるのが彼にも伝わるだろう。]
…はぁっ、 んんっ…… ばどぉ……っ
は、早くっ……挿れろ、よぉ……っ
[熱に潤んだ眼差しで睨み、甘く抗議を**]
別に? ……ふっ。
可愛いやつ。
[赤くなる頬も、途中で止まる憎まれ口も。
手を頬に添えてゆるりと撫で上げ、親指の先で唇をなぞる。
柔らかく微かに弾力を楽しむように扱ってから唇をちゅっと重ねて。
焦らすように腰を動かしていれば
半端に押し広げられた蕾が先端にきゅうと絡みついてくる。
揺れる腰の動きもどんどんと露骨になって求めてきて
口よりも先に不満を露わにする身体に自然と笑みが深まる。]
ん……、ふ…
じゃあ……、いくぞ… ッ
[漸く、というほど焦らして聞いた甘い抗議に
軽く腰を掴み、体重をぐっとかけていく。
ゆっくりと切っ先から雁首までを埋め、さらに押し込みぐぷんっと根元まで挿入し。]
あっつ、い……、きゅうきゅうしてる…
[根元まで飲み込ませたまま、ゆっくりと引き抜き
そしてぬぷぬぷとゆっくり押し込む。
早い律動では得られない、内側の動きを分らせるような腰の動きで
ぐるり円を描くように腰を揺すって。]
っは、…ぁ… っ…、
[内側の熱に包まれて頬を僅か上気させ
艶っぽい吐息を溢しながらフィルを見つめて*]
[講義を聞き留めたバドが笑み、
腰が固定され、硬いものが中にぐぐっと押し込まれてくる。
求めていた太く硬い熱が
中をみっちりと満たしていく感覚に
ぞくぞくぞく、と下腹部が甘く痺れる。]
〜〜〜〜んくぅぅぅっっっ……!!!!!
あ゛っっ!!!
[ぐぷん、と一番深くまで押し込まれ
びくん、と腰が跳ねた。
圧迫感と鈍い痛みと、それ以上の快感。
もう毎晩幾度も味わった、彼のものでいっぱいにされる感覚が堪らなくて。
きゅうきゅうと腸壁が歓喜に沸く。]
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