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人狼物語 三日月国


47 【半再演RP】Give my regards to Jack-o'-Lantern【R18】

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【秘】 サラリーマン 御門 涼司 → サラリーマン 葛西 聡

俺ですか?うーん…

コート買い替えようとは思ってたんですけど…

[彼からは色んな呼び方をされるが今のが一番馴染む。
夜の町で「リョウ」と名乗っているせいだ。
逆に「涼ちゃん」が一番返事がしにくい。
こう呼ぶ時は大体子供扱いか、からかわれる時だから。

返事自体はすぐにしたものの答えは出ずに言い淀む。
一緒に出掛ける事だけが頭にあって
自分も何か買う想定がなかったので無理矢理捻り出した。

今着てるのは就活中に購入したもので
痛んではいないし急いで買い替える必要はないのだが、
デザインが少し若くて今の年齢では違和感が出てきた。
かと言ってセンスがないのは自覚があるので
年上の彼に助言を求めたら良い物が買えるかもしれない。]

一緒に選んでもらえます…?

[許可されてるのは同行までとは思いつつ
もう少し甘えてもいいだろうかと一歩踏み込む。]
(-56) 2020/10/28(Wed) 21:26:49

【秘】 サラリーマン 御門 涼司 → サラリーマン 葛西 聡

[ジュウジュウと美味しそうな音と匂いを放つ
ホットプレートに視線を落としながら
あからさまなジョークに「嘘くさ」と笑う。
上手く雑談を装って聞き出す成功したようだ。

分かったのはクリスマスに強い思い入れはなさそうな事。
一緒に過ごしたい相手がいるなら
今の時点で予定は入れていると思っていい、が。
続いて聞こえてきた呟きは
いかにも当日予定が組まれている前提で。

男が一人、世間が騒ぐ特別な日に
ケーキを買ってくる発想がなかったものだから
彼の予定が埋まっていると思い込んで。]

そうなんですね。

俺はバーでやるパーティ行く事が多いんですけど
やってる事はいつもと変わらないから
クリスマスっぽさはあんまりないかも知れないです。

[当たり障りなく自分の話もしておいて
もう焼けたかと話題を餃子へと移しておいた。]
(-57) 2020/10/28(Wed) 21:27:21

【秘】 サラリーマン 御門 涼司 → サラリーマン 葛西 聡

[クリスマスに会いたいって言葉は飲み込んで
見えてしまった女の影を心の奥に押し込む。

知らない。何も見なかった。聞かなかった。
そうしていれば何も変わらない。]*
(-58) 2020/10/28(Wed) 21:27:50

【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司

 お?俺のクソダサセンスに頼る気か?
 なるほど、正気じゃないな。

 俺はー涼ちゃんにはぁー
 真っ赤なダッフルコートが似合うと思うなぁ。


[ふざけて適当言ってから、
あっ割と着こなしそうだと思ったので
見掛けたら着せてみようと心に決める。

着こなそうとも気に入りもしないものを
プレゼントするのも気が引けるので
選択肢としては無しだと思うが。

着ないなら着ないでずっと綺麗な侭
記念に取っておきそうで怖い。

デート、だなんて認識はないから余計に
何の用もないこいつを後ろに従えて歩くのは
それこそ本当に犬の散歩みたいで気が引けるが。
クソデカいいい子のお返事を返してきたのを思い返せば
ただの散歩でもこいつは喜ぶのかもしれないと思う。

ちょっと、たのしい。

デートなんてもんは女の機嫌を取る為のものだという
よくわからない固定概念があったから。
その気構えなく気楽に出掛ける予定を純粋楽しみに思う。]
(-65) 2020/10/28(Wed) 23:19:29

【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司

[蒸し焼きにするためにお湯をぶち込んでもう暫し放置。
食欲をそそる匂いと良い音が響き始めた中の
細やかな冗談はどうやらスルーされずに済んだ。
こいつは偶に素で殺しに来るから油断ならない。

そのうち俺がくだらないダジャレ言っては
受け流されるようになりそうだ。気を付けよう。

完全にキャッチボールがドッジボールの気分になって
如何にうまく受け止めて主導権を奪われずに投げ返すか
可笑しな緊張が走り始める。俺だけに。

あっ、まずい。かんぜんにやばいやつだ。
彼氏予備軍として紹介されて針の筵になる予感しかしない。
うっかり「良かったら一緒に」の誘いが来る前に
先手を打たなければならない。間違いない。]
(-66) 2020/10/28(Wed) 23:20:14

【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司



 じゃあお前がクリスマスらしくしたらいいじゃないか。
 今年はサンタのコスプレでもして行くか?
 ミニスカートのやつ買ってやるよ。
 脚が綺麗に見えるブーツと揃えて。 

 お、なんかちょっと楽しくなってきたな。

 どうせ一人じゃ食い切れないから
 ケーキ半分残しておいてやるよ。
 帰りに食いに寄ると良い。


[あくまで見送る姿勢を主張してみる。
これが正解なのかが良く解らなくて内心冷汗をかきながら。

雲行きが怪しくなったら、餃子に興味を示したようだし
あともう少しだから手を洗って来いと追い払おう。
焼き目をつける為にごま油を振り掛けて完成間近な餃子が
何もかもを有耶無耶にしてくれることを祈った。*]
(-67) 2020/10/28(Wed) 23:20:49

【秘】 サラリーマン 御門 涼司 → サラリーマン 葛西 聡

俺が欲しいのは年相応なやつ!

[彼はよく冗談を言う。
この部屋に通うようになって知った事だ。
ふざけて変な呼び方をするのもそう。

誰にでも優しく丁寧な会社での姿からは
想像も出来ない砕けた態度が俺を益々惹きつける。
それに反応する俺を向ける笑顔も好きだった。

楽しくて楽しくて、幸せな気分だ。
けど彼のジョークを全部拾うのは難しい。
たまにホントか嘘か判断出来ない事を言うから。]
(-73) 2020/10/29(Thu) 0:21:19

【秘】 サラリーマン 御門 涼司 → サラリーマン 葛西 聡

[子供みたいに追いやられて洗面台に向かい
クリスマスに会う相手がいるのかってちょっと落ち込む。
それならパーティに行くのもいいかも知れない。
サンタどころかドラァグクイーンに扮して遊んだら
少なくとも彼の事を考えずにクリスマスを過ごせるかも――]

聡さん!


一人でケーキ食べるんですか?
クリスマスなのに?!

[聞き流していた言葉が頭の中で再生されて
聞き間違いじゃないのか確認したくて慌てて手を拭き
ドタドタと転がるようにして相手の元に戻った。

ちなみに嫌味とかではない。確認だ。

だって本当に思いもしなかったのだ。
クリスマスに一人でケーキとチキン食べる人がいるなんて。
いや、そんなの他人の自由だけど。

本当だったら会う相手はいないって事だろうか。
俺が思っているような相手は。
寄ると良いとも言われていたけれど、
それを思い出すのはもっと先だっただろう。]*
(-74) 2020/10/29(Thu) 0:21:40

【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司

[知ってて言ってるのに律義に吠えるのが楽しくて
声を上げて笑う。うんやっぱり着せよう。探そ。
プレゼントとは別に気に入って買ってしまうかもしれない。
偶に着せてはちょっと笑う為にうちにおいておくなら
後生大事に取っておかれる心配もない。

なんか冗談を言って餃子の所為で時間切れにしたら
上手い事有耶無耶にできたらしい。
餃子強いな、流石餃子。胃もたれするまで食お。

ホッと一息ついて取り皿を用意しながら
一つ抓み食いをしようとしていたら
すごい勢いで犬が転げてきて思わずビビった。
は?なに?こわ。

割と毎度この急上昇したテンションに
ついていけなくて怯まされる。]
(-78) 2020/10/29(Thu) 1:16:01

【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司



 や、だから毎年何もしないで終わる、と……


[頭が真っ白になってしどろもどろに答えた。
え、まだ続くのこの話題。

適度に冷まして齧り付く直前だったつまみ食い用のそれを
取り合えずおずおずと口元に差し出す。
つけたれはつまみ食い用に混ぜるのが面倒でお酢のみ。

もう一度餃子で誤魔化されてくれないか
なんて祈りは届いただろうか。
因みにてきどに冷めてもあつあつなので
一気に齧り付くと地獄を見るがそんな注意をする余裕はない。
気付け。]
(-79) 2020/10/29(Thu) 1:16:27

【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司

[口を開けないなら適度に冷えてもなおあつあつな
カリカリに焼けた襞のとこを唇に押し付けて押し込んで。

咀嚼させてる間に落ち着いて逃げ道を探そうと
思考を巡らせるが廻らなくて自分も再度つまみ食い]


 あ、何もじゃないな。
 シュトーレンは買い漁ってる。毎年。
 あ、そうか今年お前も居るから
 余分に買っても減るかな。いいな……


[毎年食べきれる量を考えて3種くらいで諦めて、
どれを買うか厳選していたが
今年はもう数種買い足せるのではなかろうか。

殆ど現実逃避に思い出して今度こそ真剣に悩み始める。
話を逸らす話題探しは早々に諦めた。しらね。*]
(-80) 2020/10/29(Thu) 1:18:41

【秘】 サラリーマン 御門 涼司 → サラリーマン 葛西 聡

[聞きたいのはそこじゃない。
もう一度聞き直そうとしたけれど餃子に阻まれた。

給餌のようなつまみ食いには身体が慣れていて
あーん♪なんて色気もなくいつも食い付いている。
けどさすがに餃子は食い付く気になれなかった。
表面が冷めていそうでも中が熱いのは想像に易い。

口を開けるのを戸惑っていたら
唇に押し付けられたので仕方なく口を開けた。
噛むと当然熱い肉汁が出てきて地獄を見た。
上を向いてはふはふと蒸気を逃がしながら咀嚼する。

結局のところ、誰かと会う予定なのか。
それとも一人で過ごすのか。
それが一番肝心なところなんですけど!]
(-81) 2020/10/29(Thu) 2:13:37

【秘】 サラリーマン 御門 涼司 → サラリーマン 葛西 聡


[  あ。俺か。  ]
(-82) 2020/10/29(Thu) 2:14:16

【秘】 サラリーマン 御門 涼司 → サラリーマン 葛西 聡

[この人、俺がいる前提で話してんだ。
クリスマスの予定に俺が最初から組み込まれてるんだ。

いつも何もしないで終わるのに、
今年は俺がいるからチキンとケーキ買おうかって考えて
シュトーレンを多めに買おうかって算段してるんだ。

え。嘘だろ。まだ何の約束もしてないのに。
一緒に過ごしてもいいかって聞いてもいないのに。
彼の中じゃ当然みたいに俺が隣にいるんだ。]

…どうしよう。

好きすぎて死にそう。

[ぼそっと心の声が漏れる。

その後、まともに彼の顔が見れなかった。
どうしたってにやにやが止められないのだ。
そんな顔で面と向かえるはずがない。
客観的に見て気持ち悪すぎる。

黙々と餃子を食べた後、初めて泊まらずに帰った。
ニンニク臭くて申し訳ないので、とか言った気がするが
一緒に餃子作って食べたんだから
帰る言い訳としては最低の出来だと歩きながら気付いた。]
(-83) 2020/10/29(Thu) 2:15:37

【秘】 サラリーマン 御門 涼司 → サラリーマン 葛西 聡

―翌朝―

[明日どうするかの連絡すらしていなかったのを
思い出したのは翌日、自分が起きてからで。
彼が休みの日は起きるのがゆっくりなのを計算して
11時頃に迎えに行くとショートメッセージを送る。

その時間までに起きていない可能性も考えつつ
予定時間の20分前に着くように家を出た。

頻繁に出入りはしているが合鍵は持ってないから
いつもと同じようにインターホンを鳴らす。
あったら便利だとは思うけど
恋人でもない俺には当然要求する権利もない。

けどドアが開くのを待つ時間もこれはこれで好きだった。
彼が玄関まで迎えに来てくれて、
その度に入って良いと受け入れられている気になるから。
合鍵で勝手に入るのではこのドキドキ感は味わえないだろう。]*
(-84) 2020/10/29(Thu) 2:16:49

【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司

[普通に熱い。だめだこれ。
あいつと違ってこっちは箸があるので
ひとくちで行く必要はない。

はふはふしながら温くなってるチューハイの中身を
空にして、空き缶を漱いでから
ビールが欲しくなって冷蔵庫に向かえば
暫くおとなしかったので存在を忘れていた犬が
急に感極まった声音でなにかぼやいた。

なに、餃子そんなに気に行ったの?
そりゃあよかった。いっぱいあるからしぬな。

焼きたて旨いよなぁってしみじみ頷いて
まぁのめとキンキンに冷えたビールを差し出す。

数作るし高くつくからちょっと悩んだけど
旨い皮買ってよかった。正解だった。
やっぱり材料は妥協すべきじゃないよな、って
まるで噛み合っていない納得を一人でしているけれど
お互いもぐもぐしているので無言になるのは仕方ないし
言葉が足りないとすれ違うのは
おれとこいつは特に得意すぎるので仕方ない。

すっごい無言になって黙々と食べるから
もう一度餃子の偉大さを噛みしめる。

抱き枕が帰ると言い出したのだけは誤算だった。
は?なんで?って思い切り低音で凄んだ気がするが
それでも逃げられて玄関前で立ち尽くした。]
(-86) 2020/10/29(Thu) 3:12:17

【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司

─翌朝─

[ショートメッセージの通知音で起こされた。
が、上手く目覚められずにそのまま潰れた。
なんせ寝付きが悪かった。

おれはわるくない。
この寒い季節に安眠用の電気毛布兼抱き枕が
前振りなしに職務放棄をしたのが悪い。

インターフォンの音がきこえる。
むり、おきられるきがしない。
手探りでスマホを手繰り寄せてのろのろ操作する。

「あいてるかつてにはいれ」

こんなこともあろうかと鍵を開けて寝た。
ねるまえのおれすごいえらい。
防犯なんて言葉は知らない。ねむいので。]
(-87) 2020/10/29(Thu) 3:12:41

【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司

[けれど起きなければならないことは覚えている。
今日は赤いダッフルコートを探すのだ。
当初の目的はすっかり何処かへ行ってしまった。

起きなければならないけれど起きられないので。
寝室迄様子を見にきた犬に駄賃を渡して使いを頼む。
渡すというか投げ付けた。見てない故のノーコンで。]


 たおる、ぬらしてちんしてむしたおるにして。
 あと、こーひー。さとういらないぎゅうにゅういる。


[いけ、と辛うじて上がった腕で指さし急かす。
駄賃に渡したのは裸の鍵だった。

もう絶対あした鍵開けるのめんどくさい。
そんな、今日みたいな日はきっと今日だけでなくまた来る。
そんな気がしたから昨夜の内に探しておいた合鍵だった。*]
(-88) 2020/10/29(Thu) 3:13:36

【秘】 サラリーマン 御門 涼司 → サラリーマン 葛西 聡

[ドアが開く代わりにポケットが震える。
スマホを開いてメッセージを見れば平仮名の羅列が目に入った。
それだけで起きられないんだなと分かるくらいには
相手の事が分かって来ていたから指示通りお邪魔する。

ほら案の定ベッドで丸まっている。
この鍵はいつから空いてるんだろう。
まさか俺が帰ってからずっととか?物騒な。

軽く声をかけて肩を叩いたら
返事の代わりに腕が振り上げられて何かが飛んだ。
咄嗟の事で反応出来ず、何かはガシャンと床に落ちる。

え、眠いんじゃなくて怒ってんのかな。
俺が昨日突然帰ったから?
確かに機嫌悪そうな声してたけど…何で?

まさか自分が安眠に貢献しているとは思いもしない。]
(-95) 2020/10/29(Thu) 13:16:53

【秘】 サラリーマン 御門 涼司 → サラリーマン 葛西 聡

何か食べる物いります?
パンと卵くらいしか焼けませんけど。

[余程眠いのか片言で話すのが子供みたいで
思わずよしよしと頭を撫でてしまう。
やってからしまったと思ったけど終わった事は仕方ない。
開き直って追加オーダーを確認しておく。
彼のような凝った物を要求されても困るので
先に何が出来るかははっきりと伝えておいた。

台所に向かう途中、さっき飛んだ物を拾っておく。
何やら鍵だったが何の鍵だかは検討がつかなかった。
寝惚けてたのか、やっぱり俺に腹を立ててるのか。
それが合鍵だとも、自分に渡された物だとも
そもそもこの部屋の鍵を見た事もないので気付く事もなく。
要望通りのコーヒーを用意して戻り、
カップを机に置いたら引っ張り出した手にタオルを握らせて]

起き上がれますか?

これ、何の鍵ですか。
なくしたら困るやつじゃないです?

[顔を拭き終わった彼の眼前に
さっき拾った鍵を吊るして見せてみようか。]*
(-96) 2020/10/29(Thu) 13:17:13

【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司

[要らないと応えるのも億劫で何かしらの不満を訴える様な
小さく音で唸っていたら撫でられた。

そんな扱いを受けるレベルに精神年齢が下がっていた自覚を
持てる程度には覚醒してきた頭でのそのそ起き上がろうとするが
頭が重すぎてもう一度沈みそうになる。
枕への重力が凄い。いやそんなものないが。

肘をついて顔を支え、何とか顔だけ上げた状態で停止する。
もう諦めてしまおうと、買い物行くの狭間でぐらぐら揺れてたら
ほかほかのタオルを握らされたので顔にあてる。

なんでこれで生き返るのか自分でも良く解らないまま
HP的なものが回復するような心地で長く息を吐いた]


 かぎ。玄関の…持ってろ。
 もうお前来るたびに開けるのめんどくさい。


[蒸気のお陰でしょぼしょぼしていた目が復活したら
幾分頭がさえたような気分になるので
この眠気に類似した何某は多分目が原因なんだろうなぁと
何度目かになる再確認を繰り返してもそもそ体を起こす。

多分睡眠自体は足りている。
若い頃程寝てる体力無くなって来たし。世知辛い。]
(-101) 2020/10/29(Thu) 15:15:48

【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司

[起き上がるという重労働を終えて、
仕事上がりの草臥れたサラリーマンみたいな溜息を零す。
職場では疲れを見せずに無駄にキラキラしてるキャラで
やってる心算で居るのできっと
初見はさぞギャップが酷かっただろう。慣れろや。]


 いまはなにもはいらない……
 いが働いてるきがしない。
 間違いなくきのうの餃子でやられたな。

 ひるには復活するだろ、多分。


[大分遅れて何か食べるかとの問いに答え
珈琲を啜ってぼんやりすること暫し。
漸く完全に復活して伸びをしながら立ち上がる。]


 すぐ支度する。
 待たせて悪いな。


[さっきの仕返しという訳でもないが
横をすれ違う際手癖で頭をもふもふ撫でた。

尚ここまでが長いがここからは早い。
シャワー込みで10分以内で身支度整えきるのは
我ながらかなり優秀な特技だと思っている。]
(-102) 2020/10/29(Thu) 15:17:12

【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司

[ちょっと面白いかなと思って
ほんの少し服装を揃えてみる。
似たの持ってたな、って記憶があったから
引っ張り出して、ほんの少しだけ。

鏡を見る代わりに目の前に立ってみるが
なんか似ても似つかない。
体格かな、それとも肌の色の違いか、良く解らん。
足と胴の割合の違いだとは思いたくないので
その選択肢は考えない。]


 おまたせ。行くか。


[飲み掛けで放置していた珈琲の残りを流し込んだら
歯を磨いてきたせいで微妙な味がしたが気にせず飲み干す。

恐らくセットしてあるだろう頭をさっきは無意識に
今度は意図してぐしゃぐしゃにかき混ぜてやって
悪戯っ子みたいな笑みを滲ませながら玄関に向かった。

当たり前に後ろをついてくるって信じて
振り返らず歩き出すのはなかなか気分がいい。*]
(-103) 2020/10/29(Thu) 15:18:36

【秘】 サラリーマン 御門 涼司 → サラリーマン 葛西 聡

はあ…。

[玄関の、持ってろと断片的な単語を拾って
合鍵を渡された実感が湧かなくて
生返事を返して手元の鍵を見つめてみる。

……。
は?え。マジで?!
彼にとっては面倒だからが全てなのだろうけど
俺には合鍵は許可証だ。
自由な出入りを許された、特別な物。
会いたい時に会いたいと願った時、
拒否はされなかったのに何だかまだ遠慮があった。
けどこれは本当に、いつでも来ていいって証だ。
思いもよらないとこで縮まった距離にテンパる。

だから何もいらないって言われて少し安堵した。
自分から聞いた事ではあるけど
今の状態じゃ集中出来なくて台所を散らかす自信がある。]
(-104) 2020/10/29(Thu) 19:33:19

【秘】 サラリーマン 御門 涼司 → サラリーマン 葛西 聡

大丈夫ですよ。急いでませんし。

[顔を拭いて覚醒した彼が立ち上がるのを見送って
撫でられた頭を自分の手で触れ直しては
鍵に視線を戻してを繰り返して幸せを噛み締める。

何だこれ、何だこれ。
すごくふわふわする。幸せ過ぎて怖い。
恋愛ってこんな頭が馬鹿になるもんなんだろうか。
思考能力がガンガン落ちてるような気がする。
そりゃ世の中の恋人たちがふにゃふにゃになるはずだ。
俺も人から見たらだらしなく見えるのだろうか。
それはかなり恥ずかしい。

よし。気持ちを切り替えよう。
合鍵を他の鍵と同じようにキーケースに繋ぐ。
自分の持ち物に彼の部屋の鍵が付いているのを見て
切り替えようとしていた心がまたふにゃっと曲がった。

へへへ。
不審者みたいな笑いが浮かぶ。]
(-105) 2020/10/29(Thu) 19:33:45

【秘】 サラリーマン 御門 涼司 → サラリーマン 葛西 聡

は、はい!

[完全に自分の世界に入り込んでいたから
相手の声がした瞬間、答えた声が思わず裏返った。
キーケースを慌てて押し込んで立ち上がる。]

…かっこいいですね。

[現れた姿に思わず呟く。
さっきまでの気の抜けた顔はどこにもない。
会社で見慣れているはずなのに
シャキッと背筋の伸びた姿につい見惚れてしまう。
これがギャップ萌えというやつか。
…あれ?逆か?
何か既視感がある服装の意図には気付かずに。

ぼーっとしている間に髪型を崩されて
その時の表情に一瞬髪を直すのを忘れるくらいに
また目を奪われて。

慌てて後を追って部屋を飛び出したけど
ああ、そうだって思い出して
さっき預かったばかりの鍵で部屋の戸締りを。]
(-106) 2020/10/29(Thu) 19:34:23

【秘】 サラリーマン 御門 涼司 → サラリーマン 葛西 聡

[外に出て、少し歩いたら感覚が戻ってきた。
職場の後輩っていう感覚。
仕事中は意識はしなくても出来るのに
どうもプライベートだと思うと距離感が狂う。
部屋を出てすぐはまだ顔のにやにやが取れなかったから
仕事の時の感覚を確かめながら距離を詰める。

好きな人を追いかける距離感じゃなくて
一緒に歩いているだけの先輩後輩の距離を意識する。
部屋の中とは違って外じゃ誰に会うか分からないから。]

靴と小物、どっちから行きます?

葛西さん。

[自分よりずっと上手く外用の顔をしている彼を見やった。]*
(-107) 2020/10/29(Thu) 19:35:00

【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司

[鍵を取り出さなくとも家の鍵が閉まった。
なにこれ便利だな。すごくいい。

どうせ金目のものを持ち出すような真似はしないし
急に押し掛けてくるような事もしないだろう。
なんだもっと早く渡せばよかった。

信頼しているというよりはむしろ
セキュリティ意識ががばがばな方だが自覚はない。]


 適当にショッピングモールにでも行けば
 自然と目につくと思うんだ。ブランドに拘りもないしね。

 それより問題は、きみのコートだ。
 赤いダッフルコート、何処を探せばあるだろうね。


[少し前までは、当たり前についてくるだろうと
振り返りもせずに半歩前を歩いていたくせに
背筋を伸ばして、穏やかな笑顔を浮かべて
顔が見えるよう隣に並んで振り返りながら言葉を交わす
殆ど無意識にまるで別人みたいにきっちり切り替えて……

なんかめんどうくせぇな、と
今迄何とも思わなかったことを思って。

何の前触れもなく耳元に顔を寄せて耳打ちをするように
声を潜めて話しかける]
(-109) 2020/10/29(Thu) 21:40:43

【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司



 ついでに、今度、出掛ける時の服買おうか。
 上から下まで。
 「僕」に見えないようなやつ。
 もちろんきみの分も。

 そしたら



[素でいいから楽だわ、って言葉を
馬鹿正直に言わなかったのは
半分以上余所行きの猫被りな所為かもしれない。
何と言い換えるか少し悩んで
ああ、女にするようにしたらいいのかとすぐに思い至る]


 ……外でも、こっそり手を繋ぐくらいは
 できるんじゃないかと、思って。

 それともきみは、それでも人目を気にするかい?


[男同士だから、を気にしていたのを思い出して。
小首を傾げて見せて、純粋に価値観の違いを確かめる。
どっちを選んでも別に気にしないって顔をして。]
(-110) 2020/10/29(Thu) 21:41:39

【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司

[まぁ事実気にしない。
元より手を繋ぐことが目的ではないし。
見られて困る事をしてもばれないように、の
「見られて困る事」の言い換えに使っただけだ。

男同士手を繋ぐのって実際どうなんだろうね。
別に誰も気にしやしねぇと思うんだが。
手綱を掴んでるみたいでちょっと面白そうだと思う。

だいの大人が、男同士で、公道を手を繋いで歩いたって
その程度にしか抵抗はないがこいつは違うのかもしれないと
ふと、今初めて真面目に考えた気がした。

腰抱いてたら流石に二度見くらいはするけど。
邪魔だなって意味合いで。
でも通行の妨げにならない程度なら手を繋ぐくらい
多分気にしないし気付きもしないのは
自分に同性愛に対しての罪悪感もなければ
自分が同性愛に片足突っ込んでる自覚もないからだろう。
だってまるで他人事だ。

こんな恋人同士がやたら目に付く季節に
男と手を繋いだって俺は違うから問題ないと思ってる。

違わなかったら?
誰かに見られたら?

考えてみてもいまいち実感がわかなかった。
多分適当に笑って誤魔化して、それだけだ。]
(-111) 2020/10/29(Thu) 21:42:12