【独】 『ただの子供』 ソフィア/* そう、かんぅくんのことこの面白さはるしさんだな! と決めつけましたがBL(?)なのでるしさんじゃないかもしれない 誰も何もわからない (-18) 2021/06/16(Wed) 7:28:41 |
【人】 龍之介[帰されたところで もう自分には、あの村に居場所は無い。 いや…、弟の虎之介は 喜んで迎えてくれるとは思うけれど、 啞(おし)になってしまった 元は余所者の自分を ここまで育て上げてくれたのは ミクマリ様に捧げるために他ならないと知っている。 自分がきちんと務めを果たせている間は 豊かな実りも約束され 唯ひとりの肉親である弟も 幸せに暮らせていると信じられるから。 だから────…、] (92) 2021/06/16(Wed) 8:36:58 |
【人】 龍之介[ミクマリ様からのご要望に即刻応えるべく>>67 こくりと素直に首肯すると、 少し奥まったところへ移動し 婚儀のために誂えられた衣装を脱ぎ始めた。 黒い縁取りこそあるものの ほぼ純白のそれは汚れやすく、 踝まである裾は動き難い。 手際よく家事をこなすのには向かないから 持たせてもらった普段着の 袖のない上着と 足先がキュッと締まった下衣へ着替えていく。 普段使いと言えども 布地は張りがあり光沢もある上質なものだ。 黒い飾り紐の意匠も凝っている。 洗い方、保管の仕方なども しっかり叩き込んで来たから問題は無いが わりと手間のかかる代物だった。 (もっと簡素なもので良いのに…) そう思うけれど ミクマリ様に相応しく 在らねばならぬのだから文句は言えない。] (93) 2021/06/16(Wed) 8:37:16 |
【人】 龍之介[むしろ、 (ミクマリ様も 自分たちとおんなじように 生活をなさっているのだなぁ……) などと、微笑ましく思ってしまった。 親近感を抱くには あまりに尊い御方で 畏れ多すぎるのだけれども。 それを、うっかりと口にしてしまう 声も自分には無いから 安心していられる。 また、ちらりとご様子を伺って ふわりと頬を緩めた。]* (98) 2021/06/16(Wed) 8:40:54 |
水分神は、メモを貼った。 (a11) 2021/06/16(Wed) 8:55:18 |
龍之介は、メモを貼った。 (a12) 2021/06/16(Wed) 8:55:32 |
【人】 土地神 リン[ 手を伸ばし、身をすり寄せる 黒々とした毛髪を一房掬い上げては指に絡め こつん、甘えたように額と額を合わせていると ────ゴトリ 外と中、境に何か重い音がして ] (103) 2021/06/16(Wed) 9:57:49 |
【人】 土地神 リン[ 着たのなら、迎きいれよう 訪れたのなら、迎え入れよう てん、床板の上に足の跡がつく ぎしり、乾いた板が軋む音がする そうして重たい引き戸に手をかけ ] (105) 2021/06/16(Wed) 9:58:52 |
【人】 土地神 リン[ "いってらっしゃい"の声は聞こえない 長いこと、他の声も聞いてはいない これが年をとったということか 口煩かったのも今では嘘のよう 褥の上、黙りこくる前の嫁に視線を向け ] ────…… 成る程、そうか [ そういえば、あの嫁は妬き性だった それが無言の理由なのか、と府に落ちる とはいえ、訪れたものは迎え入れるもの それが決まりではあるのだから ] (107) 2021/06/16(Wed) 10:00:15 |
土地神 リンは、メモを貼った。 (a13) 2021/06/16(Wed) 10:07:52 |