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【人】 翼の魔術師 テレベルム[ 数々の出来事を経て得られた彼と二人の平穏な日常。 静かな森の中、他者との交流も最低限に ただ魔術の研究に励み、日々の糧を育てて過ごす日々。 私は幼子だった頃の自分が想像すら出来ないほどの 幸せな日常を過ごしていた。 ] (3) 2024/01/22(Mon) 17:01:54 |
【人】 翼の魔術師 テレベルム─ とある日 ─ [ ある日の昼下がり。 寝起きの遅い私達も目を覚まし、 一通りの身支度を終えて一息ついた後。 今日も、私は魔術の研究のために机に向かっていた。 幾つもの薬瓶や薬草、鉱石が広い机に並んでおり コポコポと煮沸の音が森の中の魔術師の家に響く。 魔法薬というのは非常に奥が深い。 通常の薬だけでは得られない効果を得られることもあれば 本来なら相反する効果すらつけられることもある。 以前、初めて彼と想いを通じ合わせた時に使ったのも その手の魔法薬の一つだ。 私はこれらの魔法薬の知識を、 愛弟子であり最愛の人である彼に教えながら 自らもその道を深く追求する日々を送っていた。] (6) 2024/01/22(Mon) 17:47:45 |
【人】 翼の魔術師 テレベルム[ 材料と製薬の方法を紙に書き留め、 それを煮沸した薬瓶と共に机に置く。 材料のうち、魔力を込めたほうが良い水薬だけは 先に用意して横に添えてから、 私は彼が居る方へと顔を向けた。 ] プラチナ。 君に教えるのにちょうど良さそうな水薬を開発したんだ。 手順と材料を教えたいんだが、 今手は空いているか? [ そう声をかければ、彼は何をしていただろう。** ] (7) 2024/01/22(Mon) 17:48:09 |
【人】 翼の魔術師 テレベルム[ プラチナは、特に何もすることがない時は いつもよく読書をしている。 勉強熱心というよりは、 単に持ち前の知識欲がそうさせるのだろう。>>8 こちらへ向かってきてくれる彼に、 薬のレシピが書かれた紙を手渡した。 ] たまに私達も遠出する事があるだろう? 本来そういう時には、水や防具などの備えがいる。 転移門や魔法があればある程度どうとでもなるから 今までは比較的簡単な準備だけで向かっていたが… なるべくその場の魔法に頼らずともどうにかなる薬を 事前に用意しておけるようになれば 君にとってもよいと思ってな。 [ 手渡した紙には、 複雑な手順と細かな材料の指定が書き込まれている。 素人には難しいが、今までも勉強を重ねてきた彼ならば 簡単すぎず程よく難しいくらいだろう。 ] (9) 2024/01/22(Mon) 18:41:04 |
【人】 翼の魔術師 テレベルム[ 調合台の前の椅子を引く。 自分はその隣にもう一つ椅子を引いて座ると、 複数の薬草や鉱石、試薬が並調合台に彼を促した。 ] 飲料用の魔法薬だ。 体内の水分をマナと循環させて 効率よく使えるようになるもので── 飲める水の少ない地域や汚染された場所へ赴く際、 体の乾燥を防ぎ水の経口摂取料を減らせるというものだ。 リスクもそこまで大きいものではないし、 今後の役にも立つだろう。 [ かつてプラチナ・ライドの残した試薬を元に開発したソレ。 数日前に私の手でも再現が出来、安全性は確認してある。 ] (10) 2024/01/22(Mon) 18:44:26 |
【秘】 翼の魔術師 テレベルム → プラチナ[ 調合の比率さえ間違わなければ、副作用も僅かな浮腫程度。 間違えたとしても、 せいぜい強い利尿作用が続く程度のその薬。] (-0) 2024/01/22(Mon) 18:47:01 |
【人】 翼の魔術師 テレベルム[ この課題を彼に与えるにあたって問題が一つあるとすれば、 その場その場で計算を重ねる必要がある為 薬の調合に必要な比率の調整が難しい事が挙げられる。] 毒性の強い薬草なんかは使わないから、 完成したら成功の有無を自分の体で確かめても良い。 いい勉強になる難易度だと思うよ。 [ しかしその問題も、自分が隣で見ていれば ある程度の安全性は担保できるだろう。 彼の反応を伺いながら できそうか?と小首をかしげた。** ] (11) 2024/01/22(Mon) 18:49:43 |
【人】 翼の魔術師 テレベルムまぁそうだな。 今まで君は真面目に取り組んできたし、 このくらいはもう助言がなくとも作れそうだろう。 [ 少しばかり上げられた課題のハードルを、 ”面白い”と口にするプラチナに微笑む。>>12 今回もそうだが、こうした魔術の研究を 自分から楽しく取り組んでくれる所は 素直に嬉しく思ってしまう。 彼がこれだけやる気なのだ。 あえて最後まで口出しをせずに見守っていようじゃないか、と 背もたれに軽く体重を預けた。 ] (14) 2024/01/22(Mon) 20:13:44 |
【人】 翼の魔術師 テレベルム[ 真剣で、かつ楽しそうな表情で計算と調合をしていく彼を 私もどこか楽しげに見つめながら その手元を追う。 幾度もした事のある調合作業だ。 手付きはしっかりとしているし、 計算もさほど躓く様子は見せない。 これならば問題もなさそうか。と その手際を見守っているさなか。 ] (…………あ。) [ 混ぜる薬の量が、わずかに多い。 恐らく薬の比率計算がどこかで狂ったのだろう。 指摘しようかどうしようか迷いながらも、 既に混ざってしまって戻せない状態の薬を見つめながら ふむ…。と手を口元に当てた。 ] (15) 2024/01/22(Mon) 20:14:10 |
【人】 翼の魔術師 テレベルム[ 幸いと言って良い事に、 その間違い自体は致命的なものではない。 今此処で口を挟んで中止させるよりは、 最後までやらせてみよう。とそのまま見守ることにした。 千の実験より一度の体験だ。 真剣に作業するプラチナを見守って幾ばくかの時間が経ち 完成したらしいそれを見つめる彼に、 やんわりと笑みを浮かべた。>>13 ] お疲れ様。 その手順を終わらせれば、その薬は完成だ。 成功していた場合、 少なくとも今日一日喉が渇くことはないし わかりやすい変化で言えばトイレの回数も減るだろう。 他には…そうだな、軽く体が浮腫む可能性はある。 少なくとも少し長く様子を見ておいたほうがいいな。 [ 薬を彼が試そうとするならば、特に止める事はしない。 その薬がどんな効果になってしまっているか、 その比率を間違えればどうなるのか。 効果と理屈を考えるには、 身をもって知った方が 良い。 ] (16) 2024/01/22(Mon) 20:18:42 |
【秘】 翼の魔術師 テレベルム → プラチナ[ さて、成功した場合の効果は教えたが 失敗した場合の効果はまだ口にしない。 きっとそれはすぐに彼の体を襲って 効果の程を知らせてくれるだろう。 本来マナが体の中を循環して必要な水分を蓄えてくれる筈が 比率を間違えてしまった事で効果の一部が反転し、 強力で長い利尿効果を齎すなんて、 今の彼は知る由もない。 ] (-3) 2024/01/22(Mon) 20:25:00 |
【人】 翼の魔術師 テレベルム飲んだらよければ味の感想もくれないか。 特に味付けはしていないんだが、 不思議と甘い果物の味がするように思えて興味深いんだ。 それと、今日暫くは些細な変化でも体の様子を教えておくれ それが薬の効果なのか別の何かなのか、 成功していたのかどうかも含めて教えてあげよう。 [ 椅子から立ち上がると、ひと仕事を終えた彼に近寄り 軽く身をかがめて額に口づける。 後片付けを手伝いながら、 暫しの間彼の様子を見守っていよう。** ] (17) 2024/01/22(Mon) 20:25:32 |
【秘】 翼の魔術師 テレベルム → プラチナ[ 薬をしっかり飲み干したプラチナと共に、 フラスコ類の瓶や薬草を棚に仕舞っていく。 効果が現れるまではきっと早い。 元々朝食で水分を取ってから少し経った時間であり、 何はなくともトイレに行っていても可笑しくのない頃合いだ。 次の実験の時に余計なものが入らぬよう、 調合台をきれいに払っている時だったか。 一瞬、隣で片付けをしていたプラチナの体が強張ったような… 何かに気づいたような気配がしてそちらを見やった。 ] ……プラチナ? [ どこか悔しげな表情は、 自分の身に何がおきたのか──調合の成否がどうだったのかを きちんと理解してしまっての事だろう。 ] (-6) 2024/01/22(Mon) 21:45:12 |
【秘】 翼の魔術師 テレベルム → プラチナ[ そしてそれは、正しく私の想定通りの薬効が 彼の体に現れたのだという事も示していて。 理屈の上ではわかっていた事が 眼の前できちんと実証されている事に、 魔術師としての満足感を得ている自分が居た。] (──ふむ。 もう少し様子が見たいな。) [ 取り急ぎといった様子でトイレへ向かおうとする彼の手を パシ、と引き止めるように掴んで引く。 トイレ行ってくる、と私に告げた彼の言葉尻に被せるように 私は微笑んで告げた。 ] (-7) 2024/01/22(Mon) 21:45:47 |
【秘】 翼の魔術師 テレベルム → プラチナダメだよ? [ そのまま、彼のズボンを反対の手で触れる。 小さく呪文を口遊むと、ズボンの留め具を固定化し 人の手では外れぬように細工を施した。 ] (-8) 2024/01/22(Mon) 21:47:02 |
【秘】 翼の魔術師 テレベルム → プラチナ君が作った薬の効果がどう言う風に現れたのか、 もう少し観察しないといけないだろう? コレは体内の水分を留めておく薬の筈だ。 もしかしたら、君が我慢していれば次第に薬が効いて 体も楽になるかもしれない。 [ そう告げて、手を離す。 まぁ実際は、後から薬が効くこともなければ、 我慢していても楽にはならないし それどころか益々尿意は襲ってくるはずなのだが。 ] ちゃんと体への変化を書き留めるのも、 実験の一環だよ。 [ 言い聞かせるように告げるけれど、 さてどう返されるだろうか。 ] (-9) 2024/01/22(Mon) 21:48:53 |
【秘】 翼の魔術師 テレベルム → プラチナ(それに…………) [ 視線は、彼の下肢へと向く。 ] (君が幾度も尿意に襲われて その欲に喘ぐ事になるのなら それを見るチャンスを捨てるわけにもいかないしな。) [ その体に出てる薬効への興味は確かにあるものの。 彼を引き止めた理由の9割は じわりと心の奥で燻った素直な欲だった。** ] (-10) 2024/01/22(Mon) 21:50:25 |
【独】 翼の魔術師 テレベルム/* これ今気づいたけどさwww 秘話送る時の名前、肩書がないから二人のテレベルムめちゃくちゃわかりづらくない!? でも子テレベルムって名前にするのも微妙だし…上か下かで判断してくれ…すまない…w (-11) 2024/01/22(Mon) 21:52:00 |
【秘】 翼の魔術師 テレベルム → プラチナ失敗を失敗の一言で片付けてはいけないよ。 [ 私の言葉を受け入れてくれたプラチナに、 良かった。と瞳を細める。 落ち着かない様子でその場に留まり腰を揺らすプラチナ。 まだ焦りまでは見えないその顔が、 この後どんな風に変わるのだろうかと想像してしまえば どうしたって期待の感情が胸に湧いてしまう。 初めて彼を抱いた日、彼の愛らしい姿を見てしまった時。 私は自分の中によくない性癖があるのだと気づいた。 抗えぬ欲求に耐える私の恋人は、 この世の何よりも愛おしい姿を見せてくれるのだ。 ] (-14) 2024/01/22(Mon) 22:52:57 |
【秘】 翼の魔術師 テレベルム → プラチナさて… 片付けも殆ど終わったな。 後は試薬作りに使った瓶類だが、 これらは水洗いしてもらえるか。 [ 机の角によけておいた瓶の幾つかを、 トレーに乗せて流しへと運ぶ。 危険な薬品ではないから、素手で扱っても問題はない。 ] 洗剤は使わず、最低三回は全体をブラシで洗って よく水で流しておくれ。 そこまで終わったら、一度私の所に来てくれるか。 君の体の状態を調べてみよう。 失敗の原因や、何故そうなったのか 実験後の振り返りと行こうじゃないか。 [ そう告げて、実験器具用の細かいブラシを流しに置こう。 ] (-15) 2024/01/22(Mon) 22:55:04 |
【秘】 翼の魔術師 テレベルム → プラチナ[ 洗い終わるまで、更に10分程度がかかるだろうか。 その僅かな時間にどれほど薬効があるのか、 魔術師としては見ておかねばならないし── それに、この寒い季節の冷たい水に触れながら 我慢を強いられる彼の姿を、 恋人としてしっかり鑑賞しておかなければならないだろう。 ] それが洗い終わるまでには、 君が書いた計算式を確認しておくよ。 [ ひらり、先程プラチナが計算に使っていた紙を手に。 リビングのテーブルに腰掛けると、 手元に視線を落とす振りをした。** ] (-16) 2024/01/22(Mon) 22:58:46 |
【秘】 翼の魔術師 テレベルム → プラチナ[ プラチナが間違えた計算式。 以前教えた式の中でもかなり複雑で、 幾つもの公式を組み合わせてあるせいか 一箇所の数字のズレが大きく響いてしまったらしい。 手元の紙にペンを走らせて正解を書き込みつつ、 ちらりと視線を送った先はプラチナの背中。 水音を立てながら瓶を洗う彼の足が、 もじもじと何かを誤魔化すように揺れ動き 次第にきゅっと何かを耐えるように硬直するその姿に 私の目は釘付けになっていた。 ] ……ふ [ 口元には自然と笑みが浮かぶ。 彼の体はとても素直に、 その身を襲う欲求の強さを教えてくれていて。 ] (-20) 2024/01/23(Tue) 2:53:01 |
【秘】 翼の魔術師 テレベルム → プラチナ(つい、虐めたくなってしまうな。 あんなにも可愛い姿を見せられると。) [ 頬杖をつき、彼の姿を見ながら微笑む。 蛇口を撚ると聞こえる水音に、 大きく揺れる尻はまるで私を誘っているかのようだ。 ゆらゆら、ふりふりと忙しなく腰が揺れ 足はもじもじと擦り合わされている。 必死に堪えている間も、薬によって暴れる彼の体内のマナは どんどん水分を膀胱に送ってしまっているだろうし 眼の前の水音は彼の心の誘惑を揺さぶる毒にもなるのだろう。 私は椅子から立ち上がると、 瓶を洗うプラチナの背後に近寄った。 すぐ目の前でくねくねと可愛らしく踊る彼の耳元に そっと顔を寄せ ] (-21) 2024/01/23(Tue) 2:54:42 |
【秘】 翼の魔術師 テレベルム → プラチナさっきから可愛らしく腰を揺らして、どうしたんだ? [ ふぅ、と悪戯に吐息で彼の耳を擽って 小さく笑って囁いた。 ] 洗い終わったら私の所に来るよう言ったが、 随分時間がかかっているじゃないか。 ──ちゃんと集中しなさい。 [ そうしてプラチナの手の甲に自身の手を添えると、 教えるように瓶を水で流し始めようか。 少し遠慮がちに彼の手に触れていた水も、 蛇口を捻ってじょぼじょぼと勢いを増したものにして。 彼が絞った水量を切なく漏れ出るそれの量だと例えるなら、 今蛇口から出る量は、 思い切り開放した時のそれを彷彿とさせるだろう。 彼の手指に遠慮なく水を伝わせながら幾度か瓶を濯ぐと、 漸く蛇口の水を止めてあげよう。 ] (-22) 2024/01/23(Tue) 3:10:18 |
【秘】 翼の魔術師 テレベルム → プラチナ[ そして最後に瓶の中にたっぷりと貯めた水を、 プラチナの目の前でちゃぽちゃぽと鳴らして ] 揺らした時に余計な泡立ちがないし、 色もない。 ……ちゃんと洗えているな。 [ そう告げ、瓶の中の水をチョロチョロと── 不安定に、細く その細い瓶の口から流しに零して見せてあげてから 彼の手の甲から手を離そう。 ] (-23) 2024/01/23(Tue) 3:13:08 |
【秘】 翼の魔術師 テレベルム → プラチナ[ 私にとってはほんのささやかな、 けれど彼にとってはとてもたちの悪い悪戯を施してから 私は彼の様子を確認しつつ、再び計算式の元へと戻る。 ] それじゃあ、洗い物が終わったら次は…… 実験の後の振り返りでもしようか。 [ 彼の体を襲う欲求の強さの程に、 気づいていない顔をしながら。** ] (-24) 2024/01/23(Tue) 3:25:09 |
【秘】 翼の魔術師 テレベルム → プラチナ[ 彼にこんな風に我慢を強いたのは、 かつての初夜の後、彼が意地を張って 布団の中から出てこなくなった時以来だ。 あの時、粗相をしまいと必死に堪えている彼を見て まだこんなに可愛い顔を隠し持っていたのかと 驚いたものなのだが。 ] (やはり改めて見ても良いな、君のその姿は…) [ 強い水流を手に浴び、 ぶるぶると身を震わせながら体を攀じる彼は ただ尿意を耐えているだけだというのに 妙に私の心を揺さぶってやまない。 彼から体を離して開放した後も、 冷えた手で必死に股間を揉みしだいて悶える彼に 言いしれぬ満足感を覚えてしまって居た。 ] (-29) 2024/01/23(Tue) 11:14:40 |
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