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【赤】 マシロ[ 被らないように、なんて建前で。 肌を重ねるたび覚え込まされた、薄膜越しの彼の熱を 直接たべてみたくなってしまった … なんて、 本音の話 呆れられるのが、すこし、怖いような。 でも、そんな風にえっちに育てたのは ……狼さんなのだから責任を取ってほしい。 ] (*59) 2023/03/31(Fri) 11:03:08 |
【赤】 マシロ[ コツを掴めるまでということは、今後もあるということ。 でもやっぱり重いから、と無駄な抵抗は飲み込んだ。 ────……自分を腕に抱えている、それだけなのに 貴方が、幸せそうな顔を浮かべたのが、よく見えたから。 ここは自分だけの特等席だと思うと 抗う気もなくなって、ただ、彼の方へ腕を回した。 そして特等席から下ろされ、シャワーを浴び、 自分はずるい出題者の意図を正確に汲み取れたらしい。 優秀、と褒められても、気恥ずかしさが拭えないまま。 ] ……っ、これだけできもちよくなるようにしたの、 やわたさんですよ……っ [ 近頃ブラのサイズが少しキツくなってきたのも含め。 擦れるだけで気持ちよくなるように育てて、 先端を敏感に起つようにしたのも、貴方なのに。 冷静に考えたら、少し前までの自分なら 自分の胸で彼を洗うなんて、出来やしなかった筈なのに。 ──……向けられた背も合わせて一周分。 さすがに下半身は勇気が出ないので、 ボディタオルを手に取る様へ、ほ、と息を吐いて。 ] (*60) 2023/03/31(Fri) 11:03:45 |
【赤】 マシロ[ 片方をくれたのはいいが、泡を返す気はないらしい。 ばかばか、と内心で甘く罵倒してから一枚を受け取り、 仄かに甘いいちごの匂いがするボディソープで身を清める。 もこもこの白い泡が身体を覆った頃、 抱き寄せられて、またシャワーが上から降ってくるのを ぷるる、とうさぎのように浴びながら。 ] ん〜……。 ……ふふ、うん、もう大丈夫です。 ちゃんと消えてる。 [ すり、と頬を寄せ、同じ匂いになったことへ ご満悦の表情を浮かべながら、満点合格の花丸を。 そういえば毛先が水気を帯びて雫が滴っている。>>*56 後にして貰っても良いかと問われれば、頷いて 備え付けのヘアゴムが入ったアメニティの袋を破き 長い髪をゆるくシニヨン状に纏めあげた。 ] (*61) 2023/03/31(Fri) 11:03:51 |
【赤】 マシロやーわたさんっ 終わりました! [ 縄張りを荒らされなくなった白うさぎは、 彼の視線の先も、別のパッケージも気付かずにご機嫌だ。 ご希望通りにしましたよ、と弾んだ声で彼の気を引き 大きな瞳で彼を見上げた。* ] (*62) 2023/03/31(Fri) 11:03:54 |
【赤】 マシロ[ 彼から与えられるものだけで出来ている。 知識も、愛も、家族も、温もりも。 ──積もったばかりの自分、刻まれる貴方。 かわいそう、が 愛 す可 しになれるなら────貴方はその方程式に不可欠な定理の礎、 いなければ始まらない。 ] (*67) 2023/03/31(Fri) 21:22:18 |
【赤】 マシロ[ ホイップクリームのような白い泡。 デコレーションの仕上げはいちごの香りと互いの匂い。 それだけで十分、他にはなにもいらない。 反省しない狼さんの笑みは見えていたけれど、 もう、と愛しむように息を吐いて苦笑した。 苦い色はボディチェックを終えれば喜色に溢れ変わり、 ご機嫌なままマロンブラウンを纏め上げて。 ] ふふ、私だけの夜綿さんに戻ったので。 ────……もうつけて来ないでくださいね。 [ 瞳越しの貴方も満面の笑み。 嬉しくて、楽しくなって、心が弾む。 好きだからこそ、彼をほしいと思う人の気持ちは分かる。 理解ってしまうから、手離せない。 傍を離れていかせないための努力は惜しまないから、 だからごめんね、とあの女性たちに心の中で謝って。 ──縄張りと愛しい人の匂いを取り戻したうさぎは、 狼の熱のことや待ち受ける"食事"のことも すっかり失念し、お風呂入るかな、と呑気に見上げていた。 持ち込まれた避妊具を見ていた癖に。 ] (*68) 2023/03/31(Fri) 21:22:34 |
【赤】 マシロ[ 扉一枚の向こう側には露天風呂があったはず。 行く? 行かない? と伺っていれば、彼の腕は その扉ではなく立てかけられたマットを敷いていた。 ] …………、? [ ──…あまりにも当然のような、自然な流れだったから つい首を傾ぎつつ、導かれるがまま 彼の右腿の上へちょこんと座ってしまったけれども。 いや、少し考えれば何かおかしくはないか。 そもそも自分は今身体を洗ったばかりで、彼も見ていて、 百歩譲って彼の手ずからもう一度やりたいとしても 大きな鏡の前にわざわざマットを敷く理由は。 ] …、ッゃ、 まって、 [ 鏡は曇らないよう加工されているのか、 熱を主張する彼の屹立も、自分の身体もぼやけず映る。 使わなかったもうひとつのシャワーを手に取る動作。 嫌な予感がして、思わず腰を浮かそうとして、 ] (*69) 2023/03/31(Fri) 21:22:39 |
【赤】 マシロ────〜〜……ッふぁ、あ、や ぁ、ンん……っ!? [ ──ほら と、言われても、こまる。 熱くも冷たくもない絶妙な微温湯が、 強く、一本線を描いて真っ直ぐに秘部へ当てられるのに 堪らず零れた甘い声は、内風呂の中で常より響く。 ] ひぁ、あ、〜〜ッん、ッゃ ァ、やめ……っ [ ふるふると頭を振り、身体を捩らせて。 強制的に与えられる強い快感の痺れを逃そうとするけれど 抵抗も虚しく、瞬く間に腰から力が抜けていく。 洗うなんてとんだ詐欺だ。ただの名目だ。 水流が秘芽を掠めれば肩が跳ね、快感に逃げ腰になる。 "洗われている"はずの秘部からは 水ではない、とろりとした蜜が溢れて。* ] (*70) 2023/03/31(Fri) 21:22:48 |
【赤】 マシロ〜〜ッンぅ、あ、 ふ、ぁン、ん……っ っや ァ、も、ばか……ぁっ……! [ 敢えて言葉にしてこちらの羞恥を煽ってくるのは、 彼の無意識の癖なのか、わざとやっているのか。 甘ったるい喘ぎが響くのが嫌で声を堪えたいのに、 快楽に慣らされた身体は我慢がきかなかった。 身体と神経中に痺れが奔って、お腹が疼く。 ナカがさみしくて、熱で早く埋めてほしくて、 ──はしたないと思うのに、その慾に耐えられない。 ] ────ひぁ、ん、ッンぅ〜〜……ッ! いぃ、から ッ……はやく、いれて……っ [ 秘芽に当てられる快楽以上に、ナカへ挿入ってきた 彼の指が気持ち悦くて、きゅうとキツく締め付ける。 掻き回される度に粘着質な水音が響き、 問いへ必死に答えながら 熱い息を吐いた。 ] (*76) 2023/03/31(Fri) 23:03:30 |
【赤】 マシロ[ もう少しでいつもみたいに視界が弾けそう、というところで 水が止められ、秘芽への刺激が止まる。 蜜壺が「もっと」をねだるようにきゅうきゅうと収縮し、 ──"イく"ことを教えられた身体は、 その感覚を求めて、彼の指をさらに奥へ招き入れようと。 ぼんやりした頭のままふと見つめた鏡。 湯気の中でも曇らない鏡の中に、上を気にする彼の姿…と 快楽に蕩けた自分の顔が映っていて、堪らず目を逸らした。 ……いつも、あんな顔をみせているのか。じぶんは。 今更理解した事実に頭が沸騰しそうなくらい恥ずかしい。 けれど同時に、自分よりも何か別の個所へ気を取られる 彼の姿が過って ふつ、とこころが煮立った。 ────こっちみて、と弱く胸板へ凭れ掛かり、 ] (*77) 2023/03/31(Fri) 23:03:35 |
【赤】 マシロ────……ね、 …いれて……? [ 私のナカに入りたい、と慾を零し続ける貴方の熱。 その熱でしか届かない奥をいつもみたいに突いて、 ──気持ち悦く、して、慾しいの。 だからよそ見しないで、こっち 向いて。 うさぎは寂しいとしんでしまうのだから。* ] (*78) 2023/03/31(Fri) 23:03:56 |
【赤】 マシロ[ 俗にいうところの、ナマで、というのが 安全日であっても可能性を十分孕むことは知っている。 家族を作ろうと言っても、"もうひとり"は まだ早いのはこちらも同じ思いで。 ────……二人きりを、楽しみたいから。 けれど、肌を重ねて体温が馴染むたびに。 夜を過ごして、熱を教え込まれるたびに。 快楽を交えて、きもちいい、を覚えさせられるたびに。 ──薄膜越しじゃない、あなた、が慾しくなった。 ] (*84) 2023/04/01(Sat) 18:30:12 |
【赤】 マシロ────……ッぁ、ンぅっ、ふぁ あ、あ……っ! [ びくん 、と身体が跳ねて、快楽が迸る。 後ろから抱き寄せられるように挿入ってきた彼の熱が、 解れ切っていないのに すっかり蜜で蕩けて 迎え入れるように蠢く膣肉の奥へと進んでいく。 ] ひ、ぁ……っ、あ、つ ぃ……ッ [ 挿入の衝撃だけで媚肉は僅かに痙攣し、 甘く、まだ軽い絶頂を迎えたことを彼の熱へ報せている。 薄膜がないだけで。 たったそれだけで、お腹が火傷しそうに熱かった。 歓喜を訴えるように奥からとめどなく蜜が溢れ、 彼の熱がナカを擦るための手助けをする潤滑油替わり。 予告もなく律動されることへの文句も言えない。 ] (*85) 2023/04/01(Sat) 18:30:28 |
【赤】 マシロ〜〜〜ッや、いっしょ、ッンぁ、ふ……っ!? [ すっかり敏感に育った媚肉を直に擦られながら、 同時に熟れた秘芽へ指先が宛がわれたのを感じ取り 強すぎる快楽へびくびくと脚を震わせた。 ぐい、と突き出された熱杭が、子宮口を抉り当てる。 ゴム越しではない、やっと触れ合った熱の温度へ 子宮口は喜んでいつもより強く吸い付いた。 ] ──────〜〜〜…ッひぅ、ぁ、んン……! [ 涙で潤んだ視界に、鏡に映った二人が見える。 どろどろに蕩けきった顔の自分と、 交わりへ夢中になって自分を貪る彼の顔。 "たべられている"実感が湧いて、また背筋が震えて、 ] (*86) 2023/04/01(Sat) 18:30:34 |
【赤】 マシロ[ 貴方の声をよく拾い上げる耳が、 "そわそわする"と例えた、直接的な名称を聞き取った。 熱に浮かされた掠れ声。粘着質な音。 聴覚も、視覚も、──ナカも外も全部犯されている気分だ。 またさっきのようなそわつきが肌をざわつかせる。 腹の奥が疼くのは、────これが? ] ──……ッは、 ンぁ、や、きもち、ぃ……っ ふぁ、あ、んンっ、 すきっ、それぇ…ッ [ きもちいい、奥が"ほしがって"いる。 物覚えの良い白うさぎは譫言のように喘いで零し、 「おく、もっと」とねだった。 ずっと甘くイっている。 ──同時に、覚えのない感覚が這い上がってきて。 ] (*87) 2023/04/01(Sat) 18:30:48 |
【赤】 マシロ[ 奥を突かれ、秘芽を弄られ。 数か所も性感帯もくまなく責め立てられるうちに、 その"なにか"はぞわぞわと這い上がって止まらない。 すっかり力の抜けた腰を捩ってどうにか動かし、 快楽で思考力を失った頭が逃げようと訴える。 好きにたべて、と散々煽って焦らして、 ────実際その通りになったのが気持ち悦いくせに。 ] っやだ、ぁ、まって、おねがぃ、 なにか でちゃ、うっ、 ……ゃっ、とまって、とまってぇ…………ッ! [ いつもの脳髄まで痺れるような絶頂の前触れではない。 痴態を見せたくなくて、必死に頭を振り、 熱杭から逃れようと腕を前へ伸ばした。* ] (*88) 2023/04/01(Sat) 18:31:02 |
【赤】 マシロ[ お腹の中がずっと火照って、あつくて、疼く。 二人とも同じくらい温度が"熱い"のか。 或いはどちらも感覚がおかしくなっているのか。 包み込む方も、包まれている方も熱いなんて。 ────肌を重ねるのがこんなに気持ち悦いなんて 誰からも聞いたことがない話。 耳に届く、溶けた砂糖菓子のように甘くて高い声。 いつもと違う貴方の声。 ] ン、んぅっ、 ふぁ、あ、きもち ぃ……っ ぁふ、〜〜〜ッ [ 与えられる愛と、熱と、知識。 白うさぎはそれらを咀嚼してご馳走になる。 シュガーにはちみつをコーティングしたような、 ひたすら甘ったるい声が溢れて止まらない。 大好きな人に、愛を教えられることのきもちよさ。 ──どこもかしこも快楽の痺れが奔る。 ] (*94) 2023/04/01(Sat) 22:10:51 |
【赤】 マシロ[ 薄い腹を押し上げる先端が、ぽこりと腹を変形させている。 親指が浅瀬の気持ちいいところを押して、熱と擦れて、 快楽の海に溺れてしまったような そんな状態だ。 きもちいい。すき。 きもちいい、──すき、 でも、これは、だめ、 いつもみたいな、お腹の奥じゃないところがおかしい。 ぐずぐずになった思考ではどこが、なんて分からないまま 未知の感覚に震えては無意識に逃げを打つ。 ] ────ッや、だって、だってぇっ、 ほんとに だめなのっ、これ、だめなやつ……っ [ 語彙まで馬鹿になってしまったらしい。 骨の髄さえ溶ける前にせめていったん休ませて、と お願いしようとして、先手を打たれた。 耳朶を甘く噛まれ、「ひゃぅっ」と肩が跳ねる。 ] (*95) 2023/04/01(Sat) 22:11:07 |
【赤】 マシロ────ッや、ァあ 、ッひぁ、ン、ん…! も、むりっ、 でる、でちゃ…ぅ……っ [ 絶えず秘芽も浅瀬も奥も責め立てられて。 粘着質な水音は激しさを音で教え、聴覚を犯す。 前に伸ばした腕は鏡像の彼しか掴めない。 空を切って、必死に頭を振るけれど、もう限界だ。 息を詰めた彼が「おそろい」と紡いだ言葉が どこか遠くに けれど確かに耳へ届く。 ] (*96) 2023/04/01(Sat) 22:11:11 |
【赤】 マシロ──────〜〜〜……ッふ、ぁ あ…ッ!? [ ぐ、 と奥を抉るように強く突き上げられて、 ──最奥に求めた熱が溢れていくのとほぼ同時。 頭も視界もまっしろに弾けては、身体が大きく震える。 ナカが強く収縮し、子宮口は鈴口にキツく吸い付いて。 ぷしゅ、と下腹部からは──蜜ではない、 さらりとした透明なものが噴き出した。 がくがくと脚がふるえ、肩で必死に息をする。 くた、と彼の方へ寄り掛かって、熱い息を零した。 ] (*97) 2023/04/01(Sat) 22:11:29 |
【赤】 マシロ[ 自分が潮を噴いたことなんて知らない。 まだそれは知識にないことだ。 だから、何が起きたか分からない子どものような顔で、 ただ胎に叩きつけられた白濁の熱さを 薄腹の上から撫ぜて ] ………ッふ、……おなかのなか、 ちゃんと やわたさんで、いっぱい…… [ 一気に高いところまで快楽が上り詰めたせいか、 頭が全く上手く働かない。 だしちゃえ、なんて抗えないコマンド、ずるい。 彼が出すものと自分が出してしまうものは きっと違うのに。 ──そこまで思い出して、漸く 何かとんでもない粗相をしてしまったのではないかと 慌てたように瞳孔が開いて、彼を見上げた。* ] (*98) 2023/04/01(Sat) 22:11:41 |
【赤】 マシロ[ どれがトリガーを引いたのか、自分でも分からない。 全身余すところなく甘く気持ち良くて、蕩けてぐずぐずで 最奥にずっと求めていた 熱 が弾けた。────その瞬間、もうだめだった。 耐えられなくて、いつものイき方とはまるで違うモノが 這い上がっては外に出たがって。 幾夜も喰べられ 幾度も開発されたこの身体は、 ついに潮を噴くことまで憶えてしまった。 ] ………ぅ、……? ん、 ……がんばり、ます……? [ ちかちかと視界の裏で白が弾け飛んでいる。 薄い腹を押し上げていた硬さはないけれど、柔くもない。 腹の中に残ったままの熱を、ぼんやりした意識で撫ぜて よく理解もせずに「頑張ろうね?」と投げられた疑問符へ うん、と子どものように頷く。 ] (*105) 2023/04/01(Sat) 23:59:50 |
【赤】 マシロ[ がんばる。──何を、だっけ? 思い出さなきゃいけないことが他にもあった気がする。 そう、例えば、自分が今しでかしたことだとか。 は、とそこで意識が降りて、輪郭を取り戻した。 見上げた彼から優しいキスを与えられるのを 目を閉じて受け止め、羞恥に頬を火照らせる。 ] ────……ッや、…… しお、? [ 力の抜けた身体ではもう碌な抵抗も出来ない。 顎に宛がわれた彼の指が、また鏡の方を向かせてきて まるで鏡まで飛び散った水滴を見せつけるよう。 実際恐らくはその意図なのだ。意地悪な狼は。 彼の口から紡がれた二音で真っ先に思い浮かぶのは 調理に欠かせない調味料だけど、それではない。 しお、────潮。 シャワーでも結露でもないこの透明な水滴が、 「なにかでる」と抵抗した感覚の正体、らしい。 ] (*106) 2023/04/01(Sat) 23:59:59 |
【赤】 マシロ[ 俗語の類は脳内辞書には書かれていない。 潮というものも、そもそも最初はイく、という言葉さえ 辞書になかったような性知識だ。 本当に義務教育レベルのことしか知らない身だから、 少しの理性が掛けたストップは正解だっただろう。 ] ……ぁぅ……。 わけ、わかんないくらい、……きもちよかった…… ────……ふぁ、 ンッ [ ナカから熱杭が抜けていく感覚を快楽として拾い上げ、 まだ敏感なままのナカはその微弱な刺激で 弱々しく、今度はすこしだけ潮を零す。 びくびくと収縮を繰り返す媚肉のせいか、 栓が無くなったからか、白濁が膣内を伝い落ちていく。 直感的に、「さみしい」と本能が訴えた。 ] (*107) 2023/04/02(Sun) 0:00:04 |
【赤】 マシロ[ 意識が降りただけで、まだ身体は戻っていない。 初めて潮を噴くくらいには深く大きく達した余韻が尾を引き 時折制御出来ずに、脚や肩がぴくん、と跳ねた。 ──いっぱいだったはずなのに、熱が抜けて、おちて。 ちゃんと、憶えたのに。 教えて貰った"きもちいい"を、熱の吞み方を、快楽を。 与えられたご褒美が足りない。 贅沢だろうか。──足掻く貴方も同じだろうか? ] やわた、さん、 [ 甘い、溶けたアイスのような声音だった。 とくんとくんと心臓が早く動いている。 肌を交える時、こうして不意に意地悪な面が見えるたび どうしてか鼓動が早鐘を打つのだ。 顎を動かして鏡を見せようとする少しの強引さ、 快楽から逃してくれなかった あの甘い声音。 ────おかしい、こんな熱の上がり方。 そんな 、…そんな気質じゃなかったはずなのに、 ] (*108) 2023/04/02(Sun) 0:00:08 |
【赤】 マシロなか、……こぼれ、ちゃった ……から [ しゃくりあげる膣のせいか、どうしても溢れた白濁が つぅ …っと太腿を伝う感覚がある。 とはいえまだ微量で、大半はナカに残っているけれど "まだ慾しい"と雌の本能が慾張って言うことを聞かない。 気怠い腕を動かし、すり、と彼の熱へ直に触れる。 あんな痴態もかわいかった、と言ってくれるなら。 ──まだもっと、可愛くして。 貴方の手で 貴方の熱で 際限なんてないくらい。 ] (*109) 2023/04/02(Sun) 0:00:14 |
【赤】 マシロ[ 男性の熱を硬くする方法なんてよく知らない。 だから撫ぜるように触れる細い指先は、 本当にただ、誘うために肌を重ねにいっただけ。 それで煽られてくれるならリターンは十分。 足りないなら、気怠い体をどうにか動かして、 舌を交える深いキスをしてでも、 もう一度をねだろう。** ] (*110) 2023/04/02(Sun) 0:00:26 |
【赤】 マシロ[ 白紙の脳内辞書に、またひとつ彼の手で知識が与えられる。 ──きもちよくなった時に、出てしまう、透明なもの。 定義づけはすんなりと吞み込まれ、 何か粗相をしてしまったわけではなくて良かった、と 安堵でほっと息を緩めた。 「聞いたことしかなかった」という彼の言葉から、 "なかなか起こり得ない現象である"ことを察せるほど まだ思考回路は回復していない。 ────癖になるのは、こまってしまう。 潮を噴くまでの気持ち悦さが毎回訪うのもそうだし、 ……出してしまった時の快楽も、癖に、なったら? 身体が自分のものではなくなってしまって 全部、彼に作り替えられて 名実ともに彼のモノになって ──彼無しでは生きられない身体になってしまいそう。 ] (*117) 2023/04/02(Sun) 10:14:49 |
【赤】 マシロン、 ぁ、む……っ [ 微かな喘ぎの合間を縫うように、咥内へ指が入り込む。 顎にも触れ続けているせいで逃げられない。 指は軽く口の中を一周し、 まるで熱杭の挿入を思い出させるように前後へ揺すっては それだけで滲んだ唾液を掻き出すみたいに引き抜かれて ] ……っは、ふ、 [ 咥内を弄られるのも、きもちがいい、けれど。 ──…もっと気持ち悦さを得られる場所を 自分はもう、知っている。憶えさせられて、いる。 お腹の奥がまた疼いて、痺れが止まらない。 慾しい、おねがい、──また 熱を 奥で、飲ませて。 だって 折角出して貰ったものが、零れてしまった。 ] (*118) 2023/04/02(Sun) 10:15:02 |
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