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人狼物語 三日月国


98 【身内】狂花監獄BarreNwort【R18G】

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【秘】 不覊奔放 ナフ → 魅月守 チャンドラ

ロックの外れる音がした。呼びかけも、聞こえた。
たた、と裸足のまま部屋に入り、貴方のそばまで寄って行き。

「兄さン」

たった一言、呼ぶ。真っ先に示したい言葉がそれだったのだ。
(-100) 2021/10/10(Sun) 4:13:01

【秘】 新人看守 ダビー → 墓守 トラヴィス

「はい。満足しました」

己の指に力を込める。震えが伝わる貴方の指を抱きしめるかのように、絡んだ指が更に擦り寄った。

「とはいえ俺はあまり人の感情に寄り添うことはできませんから……貴方の考えがいったいどれくらい理解できているか分かりません。理解が浅いようでしたら謝罪します。
 でも、俺は安心しました。貴方の言葉から、てっきり表舞台から下りた素のトラヴィス様は感情も何もない伽藍堂だと思っていましたから。

 感情はある、苦痛もちゃんとある。
 生き続けることに苦しさを感じているのに、死人と呼ぶ囚人たちに惹かれては絶望をし続けて……見えない糸で雁字搦めにされているようで、大変に痛ましい。貴方のほうこそ罰を受け続ける囚人のようだ。

 ……あぁ、はは。ふふ……」

(-101) 2021/10/10(Sun) 4:20:10

【秘】 魅月守 チャンドラ → 不覊奔放 ナフ

「ふふ、目覚めてもそう呼んでくれるなんて。
…とっても嬉しいよ、ナフ」

連絡の為に端末に向けていた視線を貴方へと向けて、兎は笑む。
傍にきた貴方に手が届くのであれば。そっと撫でようとするだろう。
(-102) 2021/10/10(Sun) 4:20:52

【秘】 新人看守 ダビー → 墓守 トラヴィス

「そんな貴方が、大変に魅力的に見えます。トラヴィス様」


 男は、心底愛おしそうに目を細めた。
(-103) 2021/10/10(Sun) 4:21:03

【秘】 知情意 アマノ → 不覊奔放 ナフ

達しそうな快楽にじっと耐えた男は、シーツに沈むあなたと、脱力したようなあなたの様子とは裏腹に締め付ける後孔とのそれぞれたまらない気持ちになっていた。心も体も許されているのだという自惚れとそれが事実である歓喜とがないまぜになって。

「拭く訳、ないだろう。……もったいない」

手の内でたくさんかき混ぜたその精を口元へ。赤い舌が男の手のひらを這い、白濁を舌の上に乗せる。そうしてあなたに精にまみれた舌を出して笑うと飲み込んだ。

「……おいし……ナフ、まだ体力はあるかね?
 私も、君の奥に出したい……」

腰を揺らしては張り詰めて痛くなりそうなほどの昂りであなたの内壁をぐいぐいと押し、その度に交接部から淫靡な水音を響かせる。より奥をこじ開けるように、より奥を強請っているようだ。
(-104) 2021/10/10(Sun) 4:28:39

【秘】 不覊奔放 ナフ → 魅月守 チャンドラ

「死ンだからってェ、変わるモンでもねーけどォ。
アンタは、示したら喜ぶかなッてェ、思った」

男は手を拒まない。
それどころか、もしあなたが椅子に座っているのならその足元に、ベッドにいるのならばベッドに腕と頭を預けて突っ伏すようにするだろう。撫で放題。
(-105) 2021/10/10(Sun) 4:32:01

【秘】 新人看守 ダビー → 魅月守 チャンドラ

「……」

 顔をシーツに埋めたままの男は、少しだけ静止した。一瞬、貴方を抱きしめる腕の力が僅かに強まったけれど。
 嬉しそうな様子に、ちょっぴり困惑中のよう。

「……チャンドラ様はこういった薬を飲んだことがあるのでしたか。確か、限界が来る時とかなどに……」

 本格的に熱が溺れる前に話していたことを思い出す。
 それで、何かに気付いて思わず顔を上げた。

「…………今がその"限界"だったのですか?」
(-106) 2021/10/10(Sun) 4:32:46

【秘】 墓守 トラヴィス → 新人看守 ダビー

「……どこで、そんな悪い顔を覚えたんだい、私のショコラちゃん」

驚かなかった。……いや、驚いたのかもしれないけれど、それを上回るこの感覚は、寂しさだ。
────予感はしていた。弱く愚かな自分だからこそ、この男は、きっと、猛禽だろうと、初めからトラヴィスはどこかで怯えていた。【私は怖がるものの気持ちがわかる】、そう言った通りに。

彼は私が焦がれる側の、人間だった。
彼自身が、そうあると決めたのだろう。

「……君は、殻を割ったのだね。君を覆う薄い、硬い殻を、君自身が割って、……誠意という壁を、真心という行き止まりを建てて、我々ただびとにとっての迷宮に……」

「……」

「……いつも。置いていかれるなあ、私は」

笑顔は、泣き顔に似ていた。
(-107) 2021/10/10(Sun) 4:36:48

【独】 『不死兎』 ニア

――――承前 >>4:L4

少女が16歳になる頃、鉄砲玉のその国。

さあ、国を嫌う者の手か、国を支配するためか。
否、兵器を持ち出した奴隷達の反逆だ。戦火が燃え上がる。

その鉄砲玉は瞬く間に火の海になったのだ。
鳴り響く悲鳴に、爆発の音、炎の上がる音……

元々が大きな爆薬のようなその国、炎が広がりきるのは早かった。

燃え盛る炎は文字通り全てを焼き尽くし、火薬も、火花の野草も人も
全てを焼き尽くし、焼き尽くし、焼き尽くし、焼き尽くし、

火の手が回る。全てが焼け落ちる。少女はそれを呆然と眺める。


「…………、炎、」
「嗚呼、綺麗だ」

ああ、この明るく綺麗なものが嫌いなものを全部殺してくれた
ああ、この明るく綺麗なものに包まれこの命が終わるのなら……

「炎がニアを救ってくれた」
(-108) 2021/10/10(Sun) 4:37:45

【秘】 魅月守 チャンドラ → 不覊奔放 ナフ

「うん、大正解。ナフは気が利く良い子だね」

ベッドにいる兎は突っ伏した貴方を微笑ましく見つめて。
ゆっくりと貴方の頭を撫でる。

「僕はまだあんまり動けないから…こうして来てくれるのも、すごく嬉しいし。ありがとう」
(-109) 2021/10/10(Sun) 4:38:26

【独】 『不死兎』 ニア

だがその 
不死兎
 死を得ず力を得る。

炎はニアを救わなかった


少女が燃え尽きる事はなかった。

たったひとり、残された少女は。
たったひとつ、最終兵器の火炎放射器を手に取る。

不死兎に覚醒した少女は16の頃の姿のままに。

兎の枕へと姿を偽装したそれと共に、
少女は滅びゆく星々を後にし、自由な船へと潜り込む。

炎に焼かれ死ぬ事が叶わないのならば。それなら……


「嗚呼、"兎"は……
この世界の全てを焼き尽くしたいんだ


自分以外の全てを燃やしてしまおうと。


『バン、burning』

――そうして少女は、国を焼き払う放火魔に生まれ変わった――
(-110) 2021/10/10(Sun) 4:42:15

【秘】 魅月守 チャンドラ → 新人看守 ダビー

「…あー…、覚えてた?
そう、だよ。情けないけれど、限界だった。

ほっといたら、崩れ落ちそうなくらい…苦しくて、仕方ない」

バツが悪そうに視線を逸らす。
その声には珍しく苦痛が滲んでいる。
(-111) 2021/10/10(Sun) 4:43:03

【秘】 不覊奔放 ナフ → 知情意 アマノ

「なッ、ン、お前ェ、………バァカ、」

まさか勿体ないと言われるとは思っていなかった。自分だってあなたの蜜は舌で舐めとったというのに、だ。
自分の出したものがあなたの舌を染め、それがあなたの内側へ飲み込まれていくのを見て、普段さほど動揺など見せぬ男があからさまに言葉に詰まった。と同時に、どうしようも無い劣情にまたひく、と窄まりは蠢く。

「俺ェ、体力はあるからァ、ヘーキ、……ッ、!?あ、」

大丈夫だとニヤつく顔が、尚もあなたの雄が奥へと進むと目を見開かせて崩れた。一度達して余裕が戻った気がしても、またすぐに柘榴色は熱に蕩ける。大きく身体を跳ねさせて、縋る先をと枕の端に爪を食い込ませ。

あなたのものの大きさにもよるが。男は大柄でもなく、恐らく奥へ奥へと進むのならば、じきに柔らかな突き当たりへと先端が食い込む羽目になるのだろう。もしそうなれば、男は声にならない悲鳴とも嬌声ともつかない音を上げるだろう。
(-112) 2021/10/10(Sun) 4:45:24

【秘】 不覊奔放 ナフ → 魅月守 チャンドラ

「……無礼講始まってからさァ、ちょいちょいイイコてェ、言われッけどォ。俺、イイコじゃねーよ兄さン」

顔を傾け、あなたを斜めに見上げながら撫でられる。
柘榴色の双眸を心地良さそうに細めて。

「生き返ってすぐ動き回れるヤツばっかじゃねーよなァ。
……暇しとらン?ヘーキ?」

あなたに示したいことを示した後の、本題はこれだった。
退屈が何より嫌いな男は、『兄さン』が暇してると嫌だな、と思ったのだ。
(-113) 2021/10/10(Sun) 4:51:00

【秘】 魅月守 チャンドラ → 不覊奔放 ナフ

「…そう?良い子って、すごく勝手な言葉だから。
その人が思ってたら良い子なんだよ。だから、僕にとってのナフは良い子」

わがままな理由を述べて、くすりと笑う。
その間も撫でる手は止めず。

「暇、か。……考えないといけない事があるから暇ではないけど、もどかしいな。
思い付いてもやりたいことの全てが上手く出来ないし。
出来ることといえば、動けるようになった時の支度くらいで」

貴方を撫でていない方の手で端末を揺らして見せる。
(-114) 2021/10/10(Sun) 4:58:05

【独】 『不死兎』 ニア

/*というのを、置き手紙でやりたかったんですけれど、
 死んだら時限爆弾、設置できないみたいで……

 差分が使いたい故に独り言で投げましたが、
 元々公開予定の秘匿だったのでメモにも、投げます!
 クソ長メモの登場です!!拍手でお迎えください!!(土下座)
(-115) 2021/10/10(Sun) 5:02:11

【秘】 不覊奔放 ナフ → 魅月守 チャンドラ

「そンなモン?……ワルイコは割と悪ィてハッキリしてそなモンなのになァ」

悪い子の方がしっくりくる。のは自分の価値観故なんだろう。だからそれ以上否定するのはやめた。
時折ぐりぐりと撫でる手に擦り付く動きを見せたり。

「ンむ。……おちおち死ンでもらンねーのかアンタ。
カンシュサマだからかァ、そン中でも立場上だからかァ……それとも個人的なヤツ?なンにせよ、ままならンね」
(-116) 2021/10/10(Sun) 5:05:07
『不死兎』 ニアは、メモを貼った。
(c23) 2021/10/10(Sun) 5:05:51

『不死兎』 ニアは、メモを貼った。
(c24) 2021/10/10(Sun) 5:07:31

【秘】 知情意 アマノ → 不覊奔放 ナフ

「大丈夫なら続けよう……あぁ、可愛い……」

好きと愛しているを伝えられない分、可愛いとあなたを愛でる。あなたの余裕をすぐさま取り払えてしまうことが嬉しい、柘榴色を蕩けさせるのを見れることがたまらない、ベッドの上でこんな跳ね方をするあなたを今自分だけが得ているのだとどうしようもなく興奮してしまう。

男は身長が平均以上あるためか否か、男のものも平均を上回っていた。いた、だ。そう、あくまで過去の話となる。
かつての男のままであればあなたに先端を食い込ませることが叶っただろうが、雌として抱かれる経験の蓄積により僅かに小さくなった熱は平均程度だろう。掠めるかどうか程度のもどかしいものになるだろうし、全てをあなたの内に収めきってもなお求めるほどあなたを欲している証左ともなった。

男は最初はゆっくりと、次第にがつがつと激しくあなたを求めて腰を振る。あなたを見つめるターコイズの内で情欲が暴れ、僅かたりとも逃がさないと言わんばかりにあなたの身体を抱きしめようと両腕を伸ばす。
(-117) 2021/10/10(Sun) 5:09:43

【秘】 新人看守 ダビー → 墓守 トラヴィス

「残念ながら、元々このような顔ですよ。己を殺す必要がなくなった。それだけです」

 男は貴方に寄り添うことなどない。無遠慮に振る舞い、無責任に塗り潰したとしても捨て置いてしまうだろう。

「ええ、そうですね。折角宴が始まる前から貴方に看守としての在り方を教わったのに、殻を捨てたから要らなくなってしまった。
 ……ただ、全てが無駄だった訳ではありません。貴方の話は興味深いし、として、生きやすくなった」

 手を揺らして、指を絡め直す。何度も何度も。熱を擦り付けるように、丁寧に。

「堕ちて、塗り潰されて、溺れて沈んでしまえばいっそ楽だったのに。置いていかれると考えられないほど染まってしまえばよかったのに。
 …………そうしないと、貴方のご意思で選んだのではありませんか?可哀想な人。だから可愛らしいですけれど」
(-119) 2021/10/10(Sun) 5:14:29

【独】 新人看守 ダビー

本性だしても許してくれるトラヴィスとチャンドラ、やっぱり親じゃない?
(-118) 2021/10/10(Sun) 5:14:54

【秘】 魅月守 チャンドラ → 不覊奔放 ナフ

「そんなもんだよ。…特に僕は勝手な方だから、尚更ね」

擦り付けられればほんのり強く、しっかりと撫でてみる。
どちらの方が好みなのだろうな、と貴方に視線を向けたままだ。

「半分ずつかな。…僕がいない間に、大切な物を脅かされるのが嫌で。その気配があったから必死に連絡回してたんだ。
…今は少し落ち着いたから、体を動かす練習してたんだけど。
本当にままならないよ。

これで、間に合わなかったらって思うと怖くて仕方ないもの」
(-120) 2021/10/10(Sun) 5:16:49

【秘】 新人看守 ダビー → 魅月守 チャンドラ

「…………強い人だ。こうして薬でぐずぐずになり肌を重ねなければ、きっと気付かないままだったでしょう」

 こういう時はどうすればいいのだったか。
 まるで恋人のようにそっと腕を伸ばして貴方の頭を優しく撫でるだろう。上司が崩れ落ちたら困るな、などとあまりに冷え切った理由からだったのだが、その手つきと熱は本物だった。

「何がそこまで貴方を苦しませるのです。この『無礼講』ですか?それとも誰か個人の話で?」
(-121) 2021/10/10(Sun) 5:18:14

【秘】 『不死兎』 ニア → 叛逆者 ミズガネ

/*(と思ったのですが、蘇生して直ぐにミズガネさんの所に駆け込みたいので、
  今はいい感じに……畳んでおこうかな! 先輩が訪問しちゃうぞ〜!)


「――――、!」

あなたへの質問を投げかけたその直後。通知の音が鳴る。
部屋にある端末、バンのメンテナンスを申請していた物だ。

「…………、ああ、なんだ、本当にタイミングが悪いな」

「ミズガネ、済まない……、話の途中だけれど、
 どうやら、バンのメンテナンスを担当する人間が新人なんだと」

「…………、この部屋に来て、
 聴取をしながら……、作業を進めるらしいんだ」

はあ、と大きなため息をひとつ。

「また時間を見つけて……、
 今度は"ニア"が。……キミの所へと訪問するよ」

そして、"次"の約束もひとつ。
(-122) 2021/10/10(Sun) 5:23:44

【秘】 不覊奔放 ナフ → 知情意 アマノ

「ッは、ァ、…な、その、可愛いてェ、言われンの、ォ、変、」

なんせ、言われるたびに、そこに含まれるあなたの何かしらを感じ取って、下腹がじんと痺れるように疼くのだ。勿論悪い気はしない、悪い気はしないのだが、
嬉しいのだが、
ただでさえ気持ちがいいものが余計に快楽を増幅させてくる。
先程達したばかりの身体はまた熱を帯び、欲を追い、抱かれている今使いもしない雄を昂らせていく。

「あッ、あ、ぅ、……ッもっと、ッあ、!」

奥を掠めるもどかしさに、自ら腰を押し付けて。けれど徐々に激しさを増す動きに、そんなことは言っていられなくなった。貪られている。捕食される獲物の気分だ。あなたに絡み付く内壁が引きずられ、また奥まで戻される。内側全てを擦られる。悶え、喘ぎ、ターコイズを見つめる。
逃げはしない、が。抱きしめられて腕の中に閉じ込められれば、被征服欲とでもいうのか、あなたのものになりたいと訴える脳の一部が強烈に満たされていく。無我夢中であなたに手を伸ばし、抱きしめ返そうと。
(-123) 2021/10/10(Sun) 5:31:57

【秘】 墓守 トラヴィス → 新人看守 ダビー

「君は……ああ、根っからにそちら側だね。ふふ。囚人の幾人かもね、簡単に言うものだよ。『そうしたいなら、そうすればいい』……ふふ。ふふ、ああ…………馬鹿馬鹿しい。何だって、同じ生き物に括られるのだか」

空いている手の甲で目元を覆った。
世界が眩しい。こんなにも鮮烈で、ここだけが暗い。

「グラスに入れられる葡萄酒の量は限られているんだよ、ダビー。『だから』私はここにいる。染まれない。染まるほどに器が無いから。君たちの全てを受け止めきれない。こんなにも君たちに憧れて、ここまでたどり着いて、それでも染まれない!届かないもの、君たちは私に関心など払わないし、私は君たちに届く手立てなど持っていない!ああ、なんて適職なんだ、無能でなかったら尚更よかった!」

叫びに似た笑い声を、湿った喉元が止めた。

「だからね。私は君を恐れるけど、同じ心で祝うよ。
 そちら側へ至れなかった私から。
 受け取らなくていい……捨てて、置いていってしまえ。
 君のすべきことをしたまえ、ダビー」

慣れた痛みだ。すぐ側から羽ばたいたのは、流石に、堪えるけれど。きっと彼の芯は、何かを成し遂げることを願い始めているはずで、────トラヴィスはその舞台に、いないはずだった。
彼は私の手を愛でている。けれど、それはきっと私を愛でているのではなく。もっと大きなものを愛しんでいるに違いなかった。そう、知っている。
(-124) 2021/10/10(Sun) 5:35:30

【秘】 不覊奔放 ナフ → 魅月守 チャンドラ

「ふゥン。……アンタにとってイイコなら、そー呼ばれてもまァいっか」

強めにしっかり撫でられれば、なんとも満足げ。
どうやらがっつりスキンシップが好きな様子。

「大事なモノ……脅かす……?ンン…あンま想像できンけど、もしそーいうことがあったらすげー嫌だろなてのはわかる。
かといってアンタが休むことも無視はできねーからァ…時間足ンねーだろなァ…」
(-125) 2021/10/10(Sun) 5:37:38

【秘】 魅月守 チャンドラ → 新人看守 ダビー

「…っ、」

甘えてしまいたい、なんて気持ちは捨てなければいけないのに。
…まだ、薬が抜けきらない頭は。その熱に縋りたがる。

「…あは、…幻滅、するかもよ。
いや、元から、されてるかもしれないけれど。

今のところは無礼講が、かな。……僕は、この無礼講が、嫌いだ。今回のは、特に。
僕のだいじなものを、傷付けるから」

苦しそうなまま、うわ言のように。ぽつり、ぽつりと。
呟く兎の体には一切の力が入っていないまま。

「だいじ…、なんだ、彼らが。罪を犯して、こんな所に押し込まれて尚、ひとでいる彼らが…すき。
寄り添いたい、彼らがひとでいる手助けがしたい。
……償いも。ちゃんと見届けたい。

外のだれも知らなくても。僕ら看守は……ううん、せめて、僕だけでも。
きちんと、みていたい。…ずうっと、大好きなんだよ」
(-126) 2021/10/10(Sun) 5:39:44

【秘】 中堅看守 アンタレス → 墓守 トラヴィス

「......、...
美しいんじゃないか。


本当に 凄く悩んだ様子を見せてから小さな声で肯定する。
それは別に、否定がある訳ではなく。

男が単に、そうした言葉を口にするのが苦手なだけだ。

言葉の後、ほんの一瞬 小瓶へと視線を逸らした中。
自らの意思でこちらの手を握る 貴方の姿が目に入る。

...——なんだ 出来るじゃないか。

「...嗚呼、......
許してやる
。」
(-127) 2021/10/10(Sun) 5:55:39

【秘】 魅月守 チャンドラ → 不覊奔放 ナフ

「ふふ、ありがとう」

満足気な貴方に気がつけばその後もしっかりとした手つきで。
たまにうりうりとするように。兎は楽しそうにしていた。

けれど。手を止めぬまま、ふいに苦しそうに紡ぐ。

「……そうだね。時間も…力も、足りない。

弱ってる場合なんかじゃなかった。
留守にしちゃ、いけなかったんだよ。少しでも、舞台に…このゲームに、残らなきゃいけなかったのに……。
その、せいで…友人を守れなくなる、なんて…絶対に、ダメなのに。

………僕は、僕が情けなくて嫌になる。
だからこそ、動くつもりだけれど。まずは、それを…成功させなくちゃ…」
(-128) 2021/10/10(Sun) 5:57:56

【秘】 知情意 アマノ → 不覊奔放 ナフ

「変? ……ああ、気付いてる、のか? 君の探す……答え、を、込めて……ッいる、って、」

直接は伝えない。あなたがまだ伝えられなくともその分己が少しでも、と思いを込める。しかし、恐らく込める必要もないはずだ。互いに抱いているものが同じである以上、いつかきっと辿り着く答えでもあるはずだから。

互いに強く押し付け合えばツンとつつくことくらいは叶うだろうか。打ち付けるような激しい動きならばどうだろう? 荒い吐息を零す口の端、笑みに伴い伝い落ちそうになった唾液を舌でぺろりと舐めて己の唇を濡らした。
たまらない。内壁の襞のひとつひとつにまで触れるような錯覚を覚えてしまう。あなたをきつく腕の中に閉じ込め、あなたの抱き締めも当然受け止めることになる。強めに抱きしめるだろうから、あなたの昂った雄は互いの腹を時折掠めることになるだろうか。

「あ、っナフ、イきそう、ナフ……っ」
(-129) 2021/10/10(Sun) 5:58:03