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人狼物語 三日月国


98 【身内】狂花監獄BarreNwort【R18G】

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【秘】 中堅看守 アンタレス → 魅月守 チャンドラ

「...お早い到着で。」

メッセージを全て確認した後、返事を返すことは無かった。
それはきっと 今のようにこの場へすぐ現れるのだろうと予感がしたから。

立ち話もなんだろうと 中へ促し、椅子に座る。
貴方へも 適当に座るように声をかけたはずだ。

「舞踏会などと 称するものでもないだろうに。
...それでも戻りたいと やるべきことがあると言うのなら。

...——私に説いてみるといい、"眠り姫"。」

今はその資格のない貴方へ、おどけた調子で言葉を返した。
(-130) 2021/10/10(Sun) 6:05:56

【秘】 新人看守 ダビー → 魅月守 チャンドラ

 ぽつぽつと切り出された話を全て聞き終えるまで、男は静かに月光色の髪を梳くように撫で続けていた。

「幻滅なんてしませんよ」

 自分はそういう姿が好きだから。


「俺の先輩方は仮面を被るのが得意な方が多いようですね。
 その笑顔の下で、いったいどれだけ心が泣いていたのやら」

 頭を撫でていた手はゆっくりと下りていく。とん、とんと穏やかなリズムであやすように背を叩いた。先程、貴方が自分にしていたように。

「囚人の中には貴方に心を開かない者もいるでしょう。それどころか貴方に傷を付けるのを躊躇わない者だっている筈だ。そんな者たちも、お好きだと?

 ……チャンドラ様。"ひと"の、どこが好きですか?」
(-131) 2021/10/10(Sun) 6:08:31

【秘】 不覊奔放 ナフ → 魅月守 チャンドラ

ずっとあなたを見上げたまま。柘榴色は絶えずあなたを窺っている。
だから苦しそうな様子もすぐに分かる。その要因は聞いてもろくに分からないのだが。

「……俺にゃ、アンタの抱えてるモンも、アンタが留守にしたことで何が起こったのかも、よく分かんねーけど。
けど、アンタがこっからも踏ん張って頑張るつもりなのはわかった。
……あンなァ、応援しかできねーけど。俺も俺の目的はあるからさ。でも応援はしてンぜ、」

白雪
(-132) 2021/10/10(Sun) 6:11:34

【秘】 新人看守 ダビー → 墓守 トラヴィス

「いいえ、貴方からの贈り物です。いったいどうして捨てられるというのでしょう」

きゅ、と指が一際貴方の指に絡みつく。

「俺のしたい事をしていいのなら、そうしましょう。
──俺のしたい事は、貴方のような人を愛でる事ですよ。トラヴィス様」

 歌うように軽やかに。男は感情を一切隠さず、楽しげに言葉を紡いだ。

「苦しさや悲憤とか、醜いとされるものや、哀れなものに惹かれるんです。それらに振り回されたり、傷ついたりする人のことも。
 愛おしいじゃないですか。皆が綺麗と呼ぶものは丁寧に整えられていて、逆に気持ちが悪い。剥き出しの感情で、傷つきながらも産み落とされたものの方が余程美しく愛らしいと思うんです。

 俺はそういう日陰に蓋をされて押し込められたものたちが大好きです。人々に忌み嫌われるなら、俺が代わりに愛するんです」

 絡めた指を引き寄せて、拒まれないのなら口づけを落とすだろう。
(-133) 2021/10/10(Sun) 6:18:36

【秘】 不覊奔放 ナフ → 知情意 アマノ

「……ッ、こン、な、……ッあ、!」

こんなに大きくて心地が良くて、自分にだけ向けていて欲しい感情を、あなたは。そして、それが答えだというなら。
あなたは、これを向けられて、同じように、震えるほどに歓喜してくれるのか。

突き付けられた事実に、答えは直ぐには出ないくせに、脳味噌がどんどん追い立てられていく。けれどそうだ、突き付けられなんてしなくても、ずっとずっとあなたが欲しくて仕方なかった。
あとは言葉を見つけるだけだ。


「〜〜〜〜ッ、ひ、ァ、」

奥を掠め、タイミングによっては突かれ、激しさによって打ち付けられ、そのたびに悶絶するように喉が震える。張り詰めたあなたの脈動さえ感じてしまいそうな、内側も外側も密着した状態で、過ぎる快楽にがくがくと震え。浮き上がる腰のせいで自らの雄をあなたに擦り付けてしまえば、その刺激で更に身体が跳ねる。
あなたが達しそうだと分かれば、一滴も逃すまいと締めつけは強くなり。抱き締めしがみつく腕もさることながら、足もあなたの腰へと引っ掛けるようにしてあなたを捕らえようとする。
全部、中へ吐き出してほしい。塗りつぶして欲しい。征服して、あなたのものにして欲しい。
(-134) 2021/10/10(Sun) 6:28:59

【秘】 墓守 トラヴィス → 新人看守 ダビー

「ダビー、……それは、」

恐ろしくなる口づけというのも、あるものだな。
トラヴィスは他者に与える印象ほど、性的な関係に慣れた人間ではなかった。だからそれをいっそ新鮮な気持ちで受け取った。奇妙なものを見る目で、唇が自分の指に触れるのを見つめた。

心地よいほどの無関心に良く似た、好意。

「君が愛しているのは、人類なのだね」

好意を持ってこちらを見ているのに、自身を分析し、その結果としてこの行為が与えられているというのに、この寒々しさ。トラヴィスが再三、『遠い』のだと問いたその目そのものだ。彼は
鉱石を愛でるように人を愛でている
。1に1を返すような単純な計算ではなく。彼は人の身で、全てを愛そうとしているような目をしている。

こんなものに染まれるものか!

随分と無茶を言うなあ、と、そんなところは要領のいまいち良くなさそうだった後輩のままのような気がして、少し面白かった。

「では、ダビー。見ていることだ。私はこの先、もう少し壊れるだろうから。憎くて苦しいものが沢山ある。まだ、怖くて触れられないものもある。……きっと君を楽しませることができるんじゃないかな。無能な私の足掻く様は」
(-135) 2021/10/10(Sun) 6:37:50

【秘】 魅月守 チャンドラ → 中堅看守 アンタレス

静かに、すすめられるままの場所へと腰掛ける。

「……あは、君にそんな風に呼ばれる日がくるなんてね。
姫、なんて可愛げのあるものじゃないって知ってるだろうに」

普段に比べて力なく笑うけれど。すぐに真っ直ぐと、貴方を見つめて真剣な表情を浮かべる。
膝の上に置いた手はきつく握りしめられ、僅かに震えて。

「僕の領域に。だいじなものに、手を出されそうでね。
それを、僕は止めたい。…もう一度殺されるだけって可能性も、リスクも分かってる。
……それでも、命を掛けてもいいから、戻りたいんだ。

今の僕には…力が、権利がない。威嚇すらまともに出来ない子兎同然だ。
もし君の助力を得れたとして。確実とは言いきれない。それでも。

………だいじなものの為に、立ち上がる力がほしい」


苦しさ。もどかしさ。無力さ。それらを素直に込めて強請る様がどんなに無様でも。
王子と踊るのとは真反対の、血塗れた願いを。
口にしないまま、終われないから。


「アンタレス。
……君だけに許された力。俺に、与えてくれないかな」
(-136) 2021/10/10(Sun) 6:38:35

【秘】 『不死兎』 ニア → 叛逆者 ミズガネ

この少女は。もう、この時には。

自分が次に処刑されると予測している。


それをあなたへと伝える事はしない。

……"だいじな探しもの"の途中に。
カウンセリング室の中から、あなたの壊れたような笑い声を聞いた。
繊細で優しいキミは、この兎の死には耐えられないだろう?


あなたとの話の続きはきっと。
この少女の処刑が終わった、その後に。

今はただ、絶対に会いに行くよという意思を。
いつもと違う少女のままの顔で、優しい微笑みに変えて。

それを、ひと時の別れの挨拶としました。
(-137) 2021/10/10(Sun) 6:44:35

【秘】 墓守 トラヴィス → 中堅看守 アンタレス

「アンタレス」

あなたの肩に、額を預けた。

「アンタレス。アンタレス、やはり止めたと、言わないでほしい。私が、愚かで、弱いからといって、何も言わずに去るのは止してくれ。せめて告げて、私を、見てから」

求めたというのに、随分と後ろ向きな様子であなたを支えにして。トラヴィスは湿ってくぐもった声で、何度もあなたの名前を呼んだ。

「置いて、いかないで欲しいと、願う私を許してくれ。私を見ていて欲しいと、望む私を許してくれ。君の手に救いを見た、私を許してくれ。依存しないから、君に、迷惑をかけないから、……いや、迷惑は、無理だな、私はたぶんけっこうかける……」

ちょっと冷静だった。

あなたの背に震える腕が回った。逃すまいとするほどには強くない、しかし、自分から添えた腕だ。
(-138) 2021/10/10(Sun) 6:47:53

【秘】 知情意 アマノ → 不覊奔放 ナフ

これをあなたから向けられる日が来たら、言葉として伝えられる日が来たら、当然歓喜に震えてあなたを欲することだろう。嬉しいだけでは済まない。さらに一歩先、より深くを求めてしまうに決まっている。

互いが密着しているからこそあなたの震えが分かる。あなたの声が近い。あなたの熱が、欲が、快楽すらもが触れ合う肌から互いに滲んでいくような感覚。男はこの時間を終わらせたくないと願い耐えようとしたが、これだけ大きな幸福の中ではそれも無駄だったと言えよう。

「あ……っ、――あ、ああ……ッ」

あなたという存在全てが己を欲し己に与えてくれていることが嬉しく、あなたの手足に対して一切の拒絶を示すこともない。望まれるからだけじゃない。望んでいるからだけじゃない。そのどちらもを抱えているからこそ、たまらず男の雄はあなたの内側で熱を吐き出し、男の昂りが届く範囲にはしたなく白濁をぶつけた。
(-139) 2021/10/10(Sun) 6:50:09

【秘】 魅月守 チャンドラ → 新人看守 ダビー

「別に、心を開いてくれなくてもいい。
…僕は、従順さを求めていたい訳じゃない。傷付けられてもいい、それだけ、その子だって傷付いてるのかもしれないでしょう」

それぞれ違うのだから、どんな形であってもいいのだと。
貴方の手に甘えたまま、未だ苦るしそうに。静かな声で答えていく。


「ひとの、どこが好き…か……。
僕は。……彼らが、喜び、怒り、悲しみ、苦しみ。悩む姿も。
感情を、欲望を持ち続ける姿も。

ひととしてある姿自体が、好ましいとおもう。
どれかひとつを切り取って選ぶのは、難しいな…」

「だって、どれをとっても。愛おしいもの」
(-140) 2021/10/10(Sun) 6:51:17

【秘】 叛逆者 ミズガネ → 気分屋 ルヴァ


届いたメッセージが文字化けしている事に、暫し首を傾げる。
が、それがやがて読める文字へと変換され、そしてその理由についての解説を目にする。

内容に一つ一つ目を滑らせてから。
返信を入力し、送信。

『詳細感謝する。懸念点として、敵対者にメサが居る場合、作戦がかなり困難になるというのが一つ。次点、此方は予測だがニアも』
『逆に味方に付けられた場合はかなり作戦に貢献できると思う』

自らの声で話すよりも、いくらか丁寧かつ硬い文章。

『メサに関しては、昨日から今日に掛けてトラヴィスに対して憤りを覚えている様だったのは、貴方も確認している筈』
『もしかすると揺さぶりを掛けられる可能性はある。味方に引き込むとまでは言わなくても、敵対しない程度にでも出来れば』
『……後はもう一つ。トラヴィスに関しての件ではないが、揺さぶりを掛けられるかもしれない材料がある。』

『ニアに関しては……分からない。ただ、現状に良い感情を抱いてはいないと思う。もしかしたら、引き込めるかもしれない』
(-141) 2021/10/10(Sun) 6:54:27

【秘】 魅月守 チャンドラ → 不覊奔放 ナフ

呼ばれた名に。もう呼ばれる筈の無かった名に。
…一瞬、目を丸く、紅く染めて。
1度止まった手は、愛おしそうに貴方を撫でなおす。

「そうか、君が。
……もうひとりの、兎だったの」

「逢えないまま終わっちゃうかと思ってた。
逢えて…もう一度、その名で呼んでもらえて。応援も、なんて。
こんなにしてもらったんだ、頑張らないとね…」

言葉を紡ぎながら。貴方を撫でる手は僅かに震えている。
(-142) 2021/10/10(Sun) 6:59:50

【独】 『不死兎』 ニア

/*眠気が来てくれないのでよその子の考察でもしましょうかね。

 ダビーくん。
 楽しいかい?への丁寧な秘話返しをありがとう。
 キミと話した事が一切なくって掴みかねていて……
 そして票先の誘導、あれもすっごい疑問だったんですよね。

 でもなんとなく理解した。
 兎を処刑へ誘導したの、
ミズガネくんが目的ですか?


 人の感情的苦痛に喘ぐ表情、動き、歪み、そういった部分に
 何かこう……ね、って感じなのかな。
 予想が正しけりゃかわいい後輩がヤベーのに目付けられとるわ。

 あとは処刑時に口を隠すやつ。あれも疑問だったんですけどォ
 
嗤う口元が抑えられないから、隠していますか?


 ウサチャン視点、キミを疑問に思う部分がたっくさん!なので、
 目が覚めたら『楽しいかい?』の答え、聞きに行くね……♡
(-143) 2021/10/10(Sun) 7:03:14

【秘】 叛逆者 ミズガネ → 新人看守 ダビー

「…………。」

青年の顔色は、今尚青白いままだ。
しかしあなたの姿を認めれば、じっとその目を見るだろう。

「なあ、ダビーサマ」

(-144) 2021/10/10(Sun) 7:11:56

【秘】 叛逆者 ミズガネ → 新人看守 ダビー

彼の眼の色はより一層、どろりと熔けた
の様に濁る。


「言ったよな、てめえはさ。
 僕のこの感情を受け止めてくれるって。
 忘れたとは言わせねえぜ?今な、てめえの事憎くて壊したくて殺したくてたまんねえんだ、収まらねえんだ。だから、なあ」

「――殺させて?」


……叛逆者は、後ろ手に何かを隠している。
(-145) 2021/10/10(Sun) 7:13:55

【独】 墓守 トラヴィス

時系列わかんなくなってきた
これ3日目?あってる?
3日目のダビーと3日のアンタレスか?
わたしの表の情緒はどこにあるんだ?
自信ないけどアンタレスに頼っていいのかな……ダビーなんかちょっとこわいな……でゆらゆらしてるかんじの情緒にとどめて大丈夫かな?
(-146) 2021/10/10(Sun) 7:22:11

【独】 墓守 トラヴィス

……

……

……アレッ私なんで票入ってんの?(シンプル・疑問)
(-147) 2021/10/10(Sun) 7:23:00

【秘】 叛逆者 ミズガネ → 魅月守 チャンドラ

『……。』

再びの沈黙が支配する。

『あんたに僕を殺させておいて、こんな事言うのもどうなんだって感じだけど』
『帰って来て、くれて。よかった。声が聞けてよかった』

『……嬉しい、よ。』

ぽつり、零す様に。
(-148) 2021/10/10(Sun) 7:23:29

【独】 墓守 トラヴィス

処刑で痛めつけたら楽しそうだからってこと?
わかんない、ダビーきみなにかんがえてる
私凡人だから君のことわからない

でもアンタレスもわかんねえ!!!!!!
ちょっと!!!!!!アンタレス!!!!!
わからないよ!!!君は……なんなんだ!
うれしいけども!うれしいけども!
これで慈善事業だったら泣いちゃうからな私は!
大人気なく泣くぞアンタレス!!!
(-149) 2021/10/10(Sun) 7:25:00

【秘】 魅月守 チャンドラ → 叛逆者 ミズガネ

『アスカ…、』

貴方が零した言葉は、こんなにも幸せを与えてくれる。
……だからこそ、やらねばと。今一度確認する。

『俺も…君が目覚めた時も。目覚めて、君の声が聞けた今も。
すごく嬉しいよ。…ありがとう』
(-150) 2021/10/10(Sun) 7:31:31

【秘】 叛逆者 ミズガネ → 『不死兎』 ニア

通知の音に、青年もそちらの方を見るだろうか。

「あー……、完了したのかと思った。
 了解。んじゃ一旦失礼するわ」

そう言って席を立つ。
少し名残惜しそうにしつつ、心配そうにしつつ。あなたの方を見て

「"また"、な」

別れの言葉。そして、再開の言葉。

あなたが処刑される、そんな予感は彼もまた感じ取っていた。
けれど、今はそれを見ない様にして。
……結局完全に見ない振りは出来なかったのだが、それはまた先の話だ。


この場は一度、部屋を後にする。
微笑んだあなたに、ひらひらと手を振りながら。
(-151) 2021/10/10(Sun) 7:54:23

【秘】 叛逆者 ミズガネ → 『不死兎』 ニア

/*
という感じでこちらも一旦〆ますね!ありがとうございました……!
ニアたん……ニアたん先輩つらい……PLもミズガネも限界になってますが、またお話しできるの楽しみにしてますね!ニコチンホームズより愛を込めて。Thanks……!!
(-152) 2021/10/10(Sun) 7:56:57

【秘】 不覊奔放 ナフ → 知情意 アマノ

「あっ、アマノ、アマノぉ、イく、イッ……、!!」

抵抗すらかけらもなく捕らわれてくれるというだけで、許されているだけではなく、求められているのだなと感じる。声を潰してしまうほどに啼き、喘ぎ、必死にあなたの名前を呼び。腹の中、出来るだけ奥へと流し込まれた熱に、男も喉を仰け反らせるようにして達した。
あなたと自分の腹に白濁を放ち、あなたの精を搾り取ろうと後孔は収縮を繰り返す。じわ、と腰から広がる深い快楽と少しの怠さ。少しの間びく、びく、と痙攣を繰り返した後、手足の力を抜いてシーツに沈み。

「……ッは、は……ァ…、」

過ぎる多幸感を、それとは認識できない。意識が飛びそうなほどに重い幸福。このまま意識を手放せばさぞ心地いいだろうが、まだあなたと触れ合っていたい。
微睡むように細めた柘榴色をあなたに向け、軽く顎を上げては口付けを強請り。
(-153) 2021/10/10(Sun) 8:14:30

【秘】 不覊奔放 ナフ → 魅月守 チャンドラ

「隠し通してもいいかなァて思ったけど、アンタ、見つけたがってたみてェだったから」

その理由は知らない。知らないが、兄と慕うようになったあなたならまぁ、いいかと思った。
あなたの手が震える理由もわからない。何もわからない兎は、目を細めて笑い。

「頑張りてェなら頑張れーッてェ、言うけど。
もーちょい頑張らなくてもいい、て俺ァ思う。……守りてェモンがあるなら難しいのかね」
(-154) 2021/10/10(Sun) 8:18:37

【秘】 墓守 トラヴィス → 魅月守 チャンドラ

「いやー……きみねえ……こわいよ……」

こわかった。

「底なし沼っていうか……いやこれメタ時空だから言うけどね、私の警戒心とか隔意スイッチ一回も引かないのほんと怖い……何で私が頼る気そこそこ出るのかわからん……君なんか無理してない?何か計算が合わない……おっかしいなあ……」
(-155) 2021/10/10(Sun) 8:22:56

【秘】 魅月守 チャンドラ → 不覊奔放 ナフ

「……寂しかったんだよ、少し…ね。
だから、逢いたかった」

この兎は、誰かが声に答えてくれることを祈っていた。大義名分も、策略もなく。ただ、独りに怯えていた。
だからこそ。聞こえた声に安堵して、震えてしまう程に。こうして笑ってくれるのが嬉しくて堪らないのだと隠さずに、自分も笑顔でいる。

「………うん。なくしてからじゃ、遅いから。
もう少し…もう少しだけ、頑張ってから。そうしたら…少しだけ、肩の力を抜いてみるよ」
「もちろん、君も大事だから。…何かあったら、頼ってね」
(-156) 2021/10/10(Sun) 8:36:14

【秘】 魅月守 チャンドラ → 墓守 トラヴィス

「あは♡褒め言葉として受け取っちゃお♡」

一方兎はにっこにこだ。

「え〜、無理は一切してないよ。
ただただ、僕の好きなように喋って。好きなように考えてる。
君の計算があわないのだとしたら。前提から僕がおかしいのかもしれないね?」
(-157) 2021/10/10(Sun) 8:41:49

【人】 墓守 トラヴィス

「なんか気持ちがぐちゃぐちゃになってきたな。騒ご」

ジャーン!!!!


ロボットたちによるクラシック・ミュージックが監獄に響き、トラヴィスはところどころソロで歌った。そこそこ上手かった。
監獄の日常風景であった。

そう、これは。
題名のない音楽会────
(52) 2021/10/10(Sun) 8:50:16

【墓】 魅月守 チャンドラ

ふらりと。賑やかな音に誘われるように立ち寄れば。

和やか(?)な監獄の名物に拍手をおくった。
(+28) 2021/10/10(Sun) 8:54:16