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人狼物語 三日月国


265 【ペアソロRP】配信のその先に2【R18/R18G】

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【人】 初波華音


[──もっとも
 彼の言動ひとつで吹き飛んでしまいかねない
 儚い儚い意志ではあった。

 壮真くん曰く、
 抱きしめられたときに感じたしなやかな筋肉は
 日々のランニングによって育まれているらしい。
 朝から走って汗を流す壮真くん、見たすぎる。
 爽やかな朝陽に照らし出される壮真くんが見たい。

 是非とも連れて行ってほしい。
 私の申し出を彼は断らなかった。優しい。
 圧倒的体力差を後に思い知ることになる。]
 
(32) 2024/06/03(Mon) 19:24:29

【人】 初波華音


[迎えた翌朝。
 壮真くんの起床に合わせて一緒に早起きして、
 ウォーキング用に買ってそのままになっていた
 ほぼ新品のウェアに袖を通して家を出た。
 スタート前、壮真くんは
 無理はしないでと声を掛けてくれた。好き。

 温かい言葉のお守りをもらっておいて
 日課の足を引っ張るわけにはいかない。
 「体力には結構自信があるの!」
 そう言って走り出した。までは良かった。
 
 ランニングに慣れていない私に合わせて
 普段より速度を落としてもくれてたんだろう。
 それでも十数分経てば、息が切れてきた。

 朝から大好きな人と走れるとあって、
 序盤にはしゃぎすぎたのも
 いけなかったのかもしれない。
 何がとは言わないけれど思ったより揺れた。
 ゴール地点が近づく頃にはぐったりしていた。

 マラソン大会が苦手だった理由を思い出した。
 肩は痛いし男どもの視線が一点に注がれるからだ。
 でもあんなに嫌悪していたのに
 壮真くんになら、見られてもいいと思える。
 やっぱり壮真くんは凄い。
 そんな彼の穏やかならぬ心中は知らない。
]
  
(33) 2024/06/03(Mon) 19:25:33

【人】 初波華音

 
[隣を走る壮真くんを見れば、
 最後まで涼しげな余裕の表情だった。
 流れた汗が陽光を受けてキラキラと輝いている。
 えーーーんカッコイイ。汗拭いてあげたい。好き。
 壮真くんがいつも見てる景色が知れて嬉しかったな
 私ももっと体力を付けないと……
 
 連れていってくれたことにお礼を言って
 しょんぼり一人反省会をしているうちに、
 彼はバスルームに吸い込まれていった。
 どうやらこれも日課らしい。

 少しの間を置いて、
 扉一枚隔てた向こうから水の音がする。
 なんだかいけないものを聴いている気分になって
 慌ててリビングに避難した。

 そのうち、一緒に入ったりとか……するのかな。
 いやいやいや。そんな。妄想するのも畏れ多い。
 ていうかもしかして私もシャワー浴びた方がいい?
 汗臭くない??? ソファにも座れなくない?????
 どうしよう考えてなかった。]
 
(34) 2024/06/03(Mon) 19:26:49

【人】 初波華音


[そうこうしているうちに
 湯上りほかほかの壮真くんが現れた。
 彼はこれからピアノの練習をするらしい。
 ピアノ室への出入りも自由にしていいと言う。優しい。

 壮真くんのピアノなら
 二十四時間三百六十五日いつでも聴いていたい。
 これまでだって配信を一日中聴いていたから
 ライブ演奏はむしろ贅沢だ。
 でもその前に、]


  あ、あの〜〜……
  私もシャワー借りていい?

  練習がんばってね……!


[ピアノ室ということは防音の密閉空間だ。
 汗の匂いで壮真くんの気を散らせるのは避けたい。
 奏者が万全な体調で弾いてくれるなら
 観客だって万全なコンディションで聴きたい。
 
 ぱたぱたとバスルームへ走って汗を流し
 超特急でピアノ室前へと戻ると、 
 扉の中から聞き慣れたピアノの音色が聴こえてきた。
 曲と曲の合間を見計らってそうっと扉を開き
 邪魔にならないよう、部屋の隅に腰を下ろす。]
  
(35) 2024/06/03(Mon) 19:29:55

【人】 初波華音


[夢にまで見たソウマくんの生演奏が
 目の前で繰り広げられている。
 最高音質と謳われたヘッドホンをもってしても
 生音の素晴らしさには到底敵わない。

 譜面を見つめる真剣なまなざしも
 鍵盤を軽々と撫でていく長い指先も
 ペダルを踏む長い脚も、すべてがカッコイイ。
 ピアノの音色は言わずもがな、
 練習と言えど非の打ちどころがない。]


  (は〜〜〜〜〜至福 
   耳も目もしあわせ……だいすき……………………♡)


[熱い視線はどうしても注いでしまう。けれど
 壮真くんはそれも気にならないといった様子で
 夢中で延々と演奏を続けている。]
 
(36) 2024/06/03(Mon) 19:32:32

【人】 初波華音


[いつもこんな風に、ずっと練習してるのかな。
 ……凄いな。体力も集中力も精神力も想像以上だ。
 もうピアノが壮真くんの一部みたい。

 この部屋に居ると、時間を忘れてしまう。
 二時間くらい聴かせてもらったらお暇しよう、
 週末やりそびれた課題を済ませないと。
 最初はそう思っていたのについ長居して
 気付けば実に六時間近い時間が経っていた。]


  (……あっ カノン……!!!)


[生配信で聴いたカノンとも
 それ以前のリクエストで聴いたカノンとも
 また少し違う、
 優しくてやわらかな旋律。
 耳を傾けていると胸が甘く高鳴る、
 まるで彼が抱きしめてくれているかのような
 錯覚を覚えてしまうあたたかい音色。]
  
(37) 2024/06/03(Mon) 19:33:25

【人】 初波華音


[哀しみも苦しみもすべてが
 今この瞬間のためにあったのだと思えるような、
 幸福な未来への祈りのようなメロディー。]


   ────……

   壮真くんが弾いてくれるカノンが、
   世界でいちばん大好き


[演奏が終わったところで惜しみなく拍手を送った。
 いつも練習の最後には
 パッヘルベルのカノンを弾いていると知れば、
 なんだか照れてしまった。]
 
(38) 2024/06/03(Mon) 19:34:11

【人】 初波華音


[やっぱり勉強は大事だ。
 好きだと思った曲も、
 どんな風に好きだと感じたのかも
 的確に君に伝えられるようになりたい。]


   お疲れさま
   素敵な演奏、聴かせてくれてありがとう

   さて──私、大学に行ってくるね
   今日は帰りはちょっと
   遅くなっちゃうかも……


[そう。そういう日もある。
 先週搔き集めたデータを纏めて分析して
 所見を交えて読めるレポートにせねばならない。
 午前中の講義をまるっとサボってしまったから
 せめて午後の講義には顔を出さねばならない。

 向かう先は文学部の心理学科だ。
 壮真くんが同じ大学に在籍しているとはまだ知らない。

 すぐ後ろをついてくる様子なら、
 振り返って小首を傾げてみよう。*]
  
(39) 2024/06/03(Mon) 19:36:01

【独】 初波華音

/*
すごくすごくお待たせしました……!!
あまりにも長い 削ってくださいましね!!

>>-22
へっへっへわらっちゃったw
華音にぐいぐいむにむにさせておきます。すりり〜
(-23) 2024/06/03(Mon) 19:39:09

【独】 初波華音

/*
>>18
何回読み直しても他の野郎は見たら殺す壮真くんがすきすぎてつらいです
壮真くんを犯罪者にしちゃいけない……!
でも壮真くんの貴重な外出機会を奪いたくないし
でもでもランニングマシンがおうちにあれば
おうちでそれぞれのペースでランニングできるし
雨の日や風の日や台風の日も運動できる!!
なやましい!!っておもってろるにはさむのをわすれましたおろか

無意識下でも好いてくれてる🍑のすきだし
演奏にはもちろん順番にも愛が込められてるのア゙〜〜〜!!!(語彙力)ってなります
心乱れてたまたま偶然大学来ようとしてくれるのもすきすぎて……( ;ᯅ; )
ながれんしゃんがたくさん褒めてくれるのでりんとは調子に乗れます
だいすきですえーんえーんありがとうございます🙏ねてね……!
(-24) 2024/06/03(Mon) 22:23:24

【秘】 秋月壮真 → 初波華音

 
[お陰で撫でる手つきが
 ぎこちなくなりつつも
 すきだと言って貰えてよかった。
 頬をすり寄せてくる彼女がかわいい。
 落ち着くし、落ち着かない。
 きみといて飽きることは一生ないんだろう。]
 
(-25) 2024/06/03(Mon) 22:27:03

【独】 初波華音

/*
アーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー0(:3 )〜 (‘、3_ヽ)_
ありがとうございます助かりますいのちが
なんて……なんていとおしいんだ壮真くん……かわいい
オーブン見張ってくれるやさしい……熱いのは分厚いミトン着けようね……なであいっこしてね
きもちわるくないとおもってくれる……自分の写真に妬いてくれる……えーんすき
一緒に暮らしたら語彙は似通ってくると思います(??)
華音ちゃんとたくさんいちゃいちゃして……

ところでめろんが壮真くんをおびえさせていませんか?
だいじょうぶこわくないですよ(?)
(-28) 2024/06/03(Mon) 23:05:59

【独】 初波華音

/*
やっぱり閉じ込めようかなわらいました
わーんすきです………………0(:3 )〜 (‘、3_ヽ)_
(-29) 2024/06/04(Tue) 10:25:50

【人】 初波華音


[壮真くんは、私の意思を尊重してくれた。
 私の言葉を信じてくれた。
 
 好きに使っていい、と言われた空き部屋は
 壮真くんの部屋に一番近い部屋を一部屋
 ありがたく使わせていただくことにした。
 ワンルームから一気に物を運んでくるのは大変だし
 大きな家具は運べないから、
 お気に入りの小物を少しずつ。
 取り急ぎ許されたソウマくんコレクションを纏めて
 大切に宝箱にしまい込んだ。

 私も寝るときは一緒がいい。
 だから、彼の主張には二つ返事で頷いた。
 これからはおはようからおやすみまで
 壮真くん本人が傍に居てくれる。
 
 最初の数分こそガチガチに緊張しながら
 「お、おじゃましま〜す……」なんて言ったものの、
 最愛の人の腕枕があまりに心地良くて
 抱きつきながら数分で眠りに落ちた。ので
 彼がどんな一夜を過ごしたかは知らない。]
 
(54) 2024/06/04(Tue) 16:50:05

【人】 初波華音


[けれど私は、
 早朝目覚めてから昼までに
 はしゃぎ疲れてかなり消耗していた。

 隣を走っていたときに聴こえた息遣い。
 ぐっしょりと汗でウェアを濡らして
 そこはかとない色気は感じさせても、
 むさ苦しさは一切感じさせない首元。
 どんな香水より魅力を感じる汗の匂い。
 脱ぎ揃えたシューズの大きさ。
 濡れた髪が張り付いたうなじ。
 熱いシャワーを浴びて上気した肌。

 言うなれば壮真くんの過剰供給。
 余すことなくすべてが目の保養で心臓にわるい。
 
 脱衣所を出るとお手製スムージーが用意されていた。
 シャワーを浴びるとき脱いだ衣類は畳んだけれど
 習慣で一番上に下着を置いたことを大分後悔した。
 スムージーは美味しく頂いて、
 グラスは二人分洗ってからピアノ室へ向かった。

 極めつけに
 ずっと愛を囁かれているかのようなピアノの音色。
 六時間越しに立ち上がろうとしたとき
 ごく当たり前な感じで差し出された手。]
 
(55) 2024/06/04(Tue) 16:50:16

【人】 初波華音


[「行ってらっしゃい」と送り出してくれる声も、
 「気をつけて」と気遣ってくれる優しさも
 言葉にできないくらい愛おしい。
 幸せすぎて眩暈がする。
 そんな彼も今日はどこかへお出かけするらしい。
 
 えーーんオフ壮真くんカッコイイよ〜〜!!!♡♡♡
 もしベストキャッパー大賞があれば彼が毎年優勝ね
 間違いない。]


  わ、そうなの?
  じゃあ途中まで一緒に行こっ


[どこに行くのかな?
 訊きたい。すごく訊きたい。
 行き先が知りたすぎる。
 お買い物? 気分転換??
 何かお仕事とか、習い事とか
 それともお友達とお出かけ???

 でも言いたくないかもしれない。
 尋ねて面倒な女だと思われるのは嫌だ。
 ここは全然関係ない話をしよう、
 あっねえ見て見てあの猫かわいい!]
 
(56) 2024/06/04(Tue) 16:50:29

【人】 初波華音



  次の信号を私は右なんだけど
  壮真くんは…… え?
  壮真くんも右? 
  ふふ もう少しだけ一緒に居られるね

  言いそびれちゃってたけど
  スムージー、私の分も作ってくれて
  ありがとう

  ……ね、手繋いでもいい?


[長く一緒に居られるのは素直に嬉しいのだ。
 歩き慣れた変わり映えのない歩道も
 君と一緒に歩くと輝いて見える。

 あっいつの間にか新しいカフェが出来てる!
 可愛くて美味しそう。壮真くんも好きかな?]
 
(57) 2024/06/04(Tue) 16:50:35

【人】 初波華音



  あ、あの角のパン屋さんのメロンパン
  すごく美味しくて大きいんだ〜
  食べたことある?
  
  そこの交差点を私は左なんだけど
  壮真くんは…… え?
  壮真くんも左?
  えへへ 嬉しいな〜

  今日は西洋音楽史の講義の日でね
  毎週楽しみにしてるの!
  壮真くんがさっき練習してた曲も、
  ぜんぶじゃないけど
  曲の生まれた背景や歴史が
  詳しく知れたりするんだ

  あっ あの角のクレープ屋さん
  私の今のバイト先なの
  サービスするから良かったら今度食べに来て!


[いつもより少し距離があったはずなのに
 君と歩くとあっという間だ。
 下宿先のワンルームから大学へと続く、
 通い慣れた通学路に辿り着く。]
 
(58) 2024/06/04(Tue) 16:51:05

【人】 初波華音



  じゃあ私はこっちだから……
  ……え?
  壮真くんも? えっすごーい!!

  この道通ると近道なんだ〜♪


[──思えばこの辺りで気付くべきだった。]


  次は──  え? 一緒?
  ほんとー? すごい偶然ね

  ふふ、嬉しいななんか
  壮真くんと一緒に大学通えてるみたい


[すれ違う歩行者に学生が増えてくる。
 その次の角を右。彼も同じく右に曲がる。
 往来が賑やかになって、
 徐々に大学の立派な校門が見えてくる。

 というか、]
 
(59) 2024/06/04(Tue) 16:51:30

【人】 初波華音



  ほんと奇遇……はは

  …………、



  
…………………???????


 
(60) 2024/06/04(Tue) 16:51:54

【人】 初波華音


[奇遇……?????
 
 気付いたらもう校門の前まで来ていた。
 この奥は大学の敷地内だ。
 キャンパスしかない。]


  
同じ大学だったの!!?!??!?

  いいい言ってよぉ……!!?!?

  い、行ってらっしゃい
  ……またあとでね?


[身体は大きいのに淋しげに小さく手を振る彼が
 なんだか非常に可愛らしく思えた。
 ただ講義に向かうだけなのに罪悪感がすごい。
 そしてやはり、長身の彼はかなり目立つ。カッコイイ。
 ソウマくんファンに取り囲まれてしまうかもしれない。
 連れ去られたりしたらどうしよう。不安だ。
 
 連絡先は伝えてある。もし何かあれば
 メッセージ送ってね、とも伝えた。
 繋いできた手をそっと解放して、手を振り返し
 後ろ髪引かれながら講義棟へ向かったのだった。*]
 
(61) 2024/06/04(Tue) 16:52:01

【独】 初波華音

/*
てんさいはながれんしゃんです˚‧º·(´ฅωฅ`)‧º·˚
根元まで桃ぎっしりのクレープつくってあげるね……🍑🍑🍑
(-31) 2024/06/04(Tue) 17:38:13

【独】 初波華音

/*
壮真くん〜〜〜…………:;(∩´///`。∩);:えーんえーんだいすきです
(-32) 2024/06/04(Tue) 20:57:44

【人】 初波華音



  そっか、休学してたんだ……
  ……アレッ!!? 
  実は先輩だったりする……!!?


[歳は同じくらいか、違っても
 一つか二つ程度だろうと勝手に思っていた。
 もしも留年していたりしたら学年は揃っているか、
 場合によっては抜かしているのかもしれない。]


  教務課に行く……ってことは
  もしかして、

  ……あっもうすぐ三限始まっちゃう!
  またね!


[「もしかしてこれからは一緒に通える?」
 尋ねそびれたまま、校門前で彼と別れた。]
  
(70) 2024/06/04(Tue) 23:34:37

【人】 初波華音


[文学部の講義棟へと一人向かう道のりが遠い。
 キャンパスの最奥部に位置するとはいえ、
 壮真くんの家から大学までの道のりに比べれば
 ずっと短いはずなのに。

 手のひらから既に失われかけている温もりを
 これ以上逃したくなくて、きゅっと手を握る。
 だめだめ、贅沢よ華音。帰れば会えるんだから。
 今まではイヤホンで聴く音源で満足できたんだから。]


  は〜〜〜楽しかったなー……


[隣を歩く壮真くんから自分と同じ香りがした。
 話し掛けすぎちゃったかなって思ったけれど
 話が楽しくて、って壮真くんは言ってくれた。

 洗い物の話の流れで、
 冷蔵庫内の作り置きについても訊いた。
 ソウマくん好みのお料理を作れる田中さんとやらに
 弟子入りしたいなって話もした。
 パン屋さんにも、新しくできたカフェにも
 今度一緒に行く約束をした。
 君のおかげで未来が彩られていく。]
 
(71) 2024/06/04(Tue) 23:38:19

【人】 初波華音


[壮真くんが望むなら家でも制服は着て見せるけど、
 バイト先にも来てくれるって即答してくれた。
 元々は制服の可愛らしさに惹かれて応募したお店だ。
 ……可愛い、って、思ってもらえたら嬉しい。
 
 壮真くん、手続き問題なく出来るかな。
 用事が終わったら何するんだろう。
 カフェテリアで一服? 注文できるかな(失礼)。
 それとも購買で文房具の厳選?
 図書館には入れるだろうから、読書かな。
 うちの大学には音楽部があるから
 楽譜も色々と揃っているだろうし……

 いつも私がアイスココアを飲んでいるカフェで、
 ノートやカラーペンを買い漁っている購買で、
 閉館時刻ギリギリまで籠もることもある図書館で
 壮真くんが過ごしている(かもしれない)。

 つい先週までは考えもしなかった。
 今は、想像しただけで楽しい。
 傍に居なくても私に力をくれる。
 やっぱり壮真くんは凄い。

 なお当の彼が己の私物をチェックした上で
 同じものを買い漁っているなど考えもしない。]
  
(72) 2024/06/04(Tue) 23:39:02

【人】 初波華音


[三限の講義を恙なく受け終えて
 四限の講義が行われる講義室へと移動する途中。
 先週飲み会をお断りした友達が、
 心配そうな顔をして駆け寄ってきてくれた。]
 

 「珍しいじゃん、華音が一限サボるなんてさ。
  センセーも心配してたぞ〜?? 
  はいこれ。ノート」


  すみません、助かります
  今朝は少し体調を崩していて……

  ああいえ、今はもう大丈夫です
  ご心配おかけしましたっ
  ありがとうございます♡


[気遣ってくれる友達の声が温かい。
 体調不良はもちろん嘘だ。心苦しい。
 壮真くんの過剰摂取による
 発熱・動悸・息切れを起こしていたという意味では
 決して間違ってはいないけれど。]
 
(73) 2024/06/04(Tue) 23:40:26

【人】 初波華音


[余程珍しかったのか、
 普段なら寄って来ない学友達も寄ってくる。]

 「そういや聞いたか?
  アイツ、今日来てるらしいぜ
  教務課で見たって奴が居てさあ」


  アイツ……ですか?
  一体どなたが……


 「あれよあれ。
  西洋音楽史の教授が激推ししてる
  秋月美奈子の息子ーってやつ」


  ……え?
  あ、あれっ
  そんなお話してらっしゃいましたっけ……?


 「ああ、初波さんは心理学科だから
  音楽部の研究室には行ったことねえんだっけ。
  あの教授すげえ秋月美奈子ファンなんだよ。

  ああ、秋月美奈子ってのは
  何年か前に亡くなったピアニストで──」
  
(74) 2024/06/04(Tue) 23:42:50

【人】 初波華音


 「息子もすげーピアノ弾けるらしいじゃん?
  休学してるらしいけど。
  戻ってきたらティーチングアシスタントに
  是非雇いたいってずーっと話しててさ〜」
 

  へ……へえ〜〜……
  ちなみにですがその方のお名前って……?


  「「「秋月壮真」」」


[普通に有名人じゃない壮真くん!!!
 復学したら半径1メートル以内にも
 近づかせてもらえなくなるかもしれない。やばい。
 構内のどこかで今頃、
 盛大にくしゃみをしていたりするのかもしれない。

 冷や汗交じりに
 「わ〜私もいつか聴いてみたいですー♡」
 なんて言いながら講義室に入った。

 午前中丸々存分に聴いてきたのは黙っておこう。**]
 
(75) 2024/06/04(Tue) 23:44:23

【独】 初波華音

/*
ぜんぜん終わらす気がなくてすみません( ;ᯅ; )
まだまだまだやりたいことがいっぱいあるよ〜!!ってなれるのは
ながれんしゃんと壮真くんがめちゃめちゃあまやかしてくれるから……( ;ᯅ; *)だいすきです
ほんとにほんとにありがとうございます
いってきますーーーーっ
(-35) 2024/06/05(Wed) 5:57:49
 




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