05:04:01

人狼物語 三日月国


140 【身内】魔法使いの弟子と失われた叡智

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示




   ねえ、私の姿
   あの時の姿から変えてないの

   貴方と別れた時から
   止まってしまった姿……って言えたら良いけれど
   でもね、見つけやすいようにって……思って

   別れた時のまま
   
刻が止まったのは私の心
川を渡ってしまった貴方を探している


 



   私は今でも歌う

   川の向こうにいる貴方へ

   弟子だった小さな貴方へ

   立派に成長した貴方へ



   私の歌を望んでくれる限り


            続けるわ、いつまでも



 


[ どこを見ても

  そこを探しても

  城に貴方の居た名残は見つかるのに


              
貴方だけがいない。 ]




[ 城は光が入らなくなり
  花は枯れ
  城は廃れていったわ。

  主人を失ったのですもの
  城も悲しみに暮れ

  私も何もできずに城と泣いたわ。


  荒れ果てた城はいつしか不気味だと
  悪い噂が流れ出し
  人間達が城を壊そうと押し寄せた時もあったわ。 ]

 



[ 

   壊れた方がいい
   
壊れたい



            でも……

            貴方の場所を無くさせはしない。 ]


 



[ 落ち込んでるだけなんて
私らしくなかったわ


  でも貴方を思って悲しむ時間は
  私にとっては必要だった。
  それは今この時まで続いている想いと寿命を
  繋いでくれた。


  謂わば私と城は戦友なのよ。

  貴方の言葉に答えは出たわ



  此処にいること、私は望む

     
    ─────────自らの意思で決めたの ]

 





   
[ 貴方を待つことを。 ]




 


[ その膨大な魔力。そしてこの城を。
  私は引き継いだわ

  貴方の為? いいえ、
私の為。



   ただ

        ただ

            会いたい


  
                貴方に



            会いたい


      その想いだけ         ]


 



[ 
女は執念って言ったでしょ?


  私の執念のしつこさは1000年なんて余裕よ。

  ただ貴方も1000年待たせた男なのだから

  覚悟してよね。
  私の1000年分の執念を受け止める覚悟を。

  ええ、私ってこういう女なのよ。
  知ってるでしょ?
                貴方なら。どの貴方でも ]

 



[ まず、この魔力と城は返すわ。
  私の魔力はそれで終わる。
  魔力が尽きれば人の生も終わる。


  わかるの、私は転生出来ないだろうことが。
  魂の輪廻の理からは外れてしまった存在。

  でもそれでいいの、十分生きたわ。

  リアントはもうすぐ一人前になれそうだし
  万能薬が無事に出来て
  貴方に依頼した品を受け取ることが出来たら。

  そしたら……。 ]

 
 



[ 報酬に貰った全てをお礼だと押し付けて
  笑顔でお礼を言って
  ダッシュで逃げてそのまま消えてやろう。

  これが私の1000年前からの計画よ

  どう?計画性バッチリでしょう!
  計画通りの顔もできるようになったのだから
  この時に使ってみせるわ。



               一世一代のチャレンジ
               しっかり熨斗を付けて
               渡すのだから
               
当然
喜んで受け取ってくれるわよね? ]


 



[ でもこれを実行するのはもう少し先。
  まずは薬を完成させて

  依頼主からガッポリ報酬をもらわないとね? ]**



 

【人】 紅玉の魔女 ルービナ


 ─ いつか ─ 

 
Glück幸運


       
Reue後悔



   
Heilung癒し


           
Verzicht諦め

       

 
Freude喜び



        
Klagen嘆き



                 
Liebe私の止まった心


 
(63) 2022/04/14(Thu) 21:38:32

【人】 紅玉の魔女 ルービナ



[ 
────




     
山奥の人里離れた
古城



             
────────





         今もこの歌を届けられているかしら? ]


 
(64) 2022/04/14(Thu) 21:39:05

【人】 紅玉の魔女 ルービナ








 
          
  [ 
この物語はまだ終わりじゃない。
 ]**
(65) 2022/04/14(Thu) 21:39:26

【人】 蒼鉛の魔術師 ヴィスマルト

 
[固まってしまったルービナ様を見て>>40
少し苦笑が浮かんだ。

この方は、隠し事をなさるわりに
反応が出やすいというか、
隠し事があるのを隠すのが下手というか…
昔からそういう所のある人だった。

ええ、わかりますよ。
仕方のないお人だ。


そんな風に考えて、いつも口を閉じてきた。
隠し事には理由があるものだから。
深く突っ込んだりはせずに。]



 …ご無理はなさいませんよう。


[とはいえ無理は禁物。
疲れを忘れたようだと言う師匠に>>41
一言添えるのは忘れなかったが。
言われた内容に、口調が柔らかくなってしまうのは
致し方ない事だろう。]

 
(66) 2022/04/14(Thu) 21:51:48

【人】 蒼鉛の魔術師 ヴィスマルト

 
[外聞を建前にできない今、頭を撫でられれば
己の羞恥心との戦いが始まる。

しかし、この時間が大切だと言ったルービナ様の
優しい手つきを、撥ね退けられるわけもなく。
……遠ざけたいわけでもないのが、複雑な所だ。


この時間が続きますようにと。>>42
その願いが実行に移されたなら、
そうだな、もう少しだけ。

…ただし、少し≠ェ過ぎてしまったら
今度はその手を直接掴まえて。]



 …ルービナ様。
 もう、子供ではないと申し上げました。


[そっと下ろさせた手を、離す前の一瞬。
ルービナ様の顔を見ながら、
わずかばかり、握る手に力を込めてそう言おう。

        そうすれば、もう少し
        色々とわかって頂けただろうか。]
 
(67) 2022/04/14(Thu) 21:51:51

【人】 蒼鉛の魔術師 ヴィスマルト

 
[楽しみだわ、という言葉に>>43
こちらも頷いて返し。

そうして、どれくらい経っただろうか。
弟子が戻って来たのを
私もルービナ様と共に出迎えて。

こちらは言葉少なに、二人の無事を確かめる。
…オペラを撫でるルービナ様の姿を見れば>>44
先程、己も撫でられていたのを思い出し。

そういえば、自分は弟子に対して
ああいった事をした覚えがない。
……してやるべきなのだろうか?
――――オペラは、嫌そうに見えないが。しかし…


と、思考がそちらに逸れて行った。]
 
(68) 2022/04/14(Thu) 21:51:55

【人】 魔法使いの弟子 オペラ

 
[リアントは
思った以上に
ゴミについて
しっかり考えていたので>>53
私もその話に納得して、拾ったものは
しっかり持ち帰ってきた。

それを置いてから、師匠たちに
ただいま戻りました、と挨拶の言葉をかける。
リアントの心配をするルービナ先生を>>44
横目で見ていたら、こちらにも手が伸びてきたので]


 わぁ。 だ、大丈夫です。


[と、少し慌てながら無事の報告をした。
やっぱりこういうの、慣れないから照れくさくて…


ところで、師匠がやけに静かな気がするけれど。
きっとルービナ様があれこれ説明してくださるから
楽をしているのね…という視線を、つい、
いい話>>45の最中に投げてしまったわ…]

 
(69) 2022/04/14(Thu) 21:52:04

【人】 魔法使いの弟子 オペラ

 
[ちょっぴりよそ見はしてしまったけど。
先生のお話はしっかり聞いていたから。

浄化が大切だということ。
それから、失敗すれば、

真逆の毒になってしまうこと。
>>47

それを聞いて少し青ざめ。
…ふと視線を感じてそちらを見れば、師匠がまた、
こちらの様子を窺っているのに気付いて。
少しの間、そちらを見返してから
大丈夫、と今度も頷きで返した。
…そう、昨日よりも。私は大丈夫なはず。


湖での禊が必要と聞いて>>49
また少し怯んでしまったけど。
リアントが声をかけてくれた時には>>62
そちらにも大丈夫、と言える余裕があった。]
 
(70) 2022/04/14(Thu) 21:52:07

【人】 蒼鉛の魔術師 ヴィスマルト

 
[弟子の疑るような視線を感じたが
私もルービナ様の話はしっかり聞いていた。
お任せしてしまって申し訳ないとは思っている


…しかしやはり、撫でてやるだとか
そういった事は不得意で。
せいぜい、話の途中で気になる事があれば
視線で問いかける程度しかできず。

大丈夫、やれる、という意思が見えれば
それを尊重するだけ、なのだが。]


 …もし、禊の番が必要なら
 私が引き受けよう。

 こちらは最後で構わないから。


[誰に、というわけでもなく。
全員に向けて、そう付け加えておいた。
ルービナ様の魔法を>>62
信用していないわけではない。勿論。]*

 
(71) 2022/04/14(Thu) 21:52:12

【人】 蒼鉛の魔術師 ヴィスマルト

 
[ルービナ様から託された花の状態は>>49
その場で確かめておいた。
萎れる事なく、活き活きとしているのを見て
「良くやった」と弟子達を労い。

その他、必要な道具なども改めて確認し。
禊も済ませて、あとは夜を待つだけ、
という少しの空き時間に、
私はルービナ様へ声を掛けた。]


 少し宜しいでしょうか。
 …集中しておいででしたか?


[儀式の準備をされていたのなら、
終わるまで待って。それから本題に入る。]
 
(72) 2022/04/14(Thu) 22:10:14

【人】 蒼鉛の魔術師 ヴィスマルト

 

 先程の依頼の話ですが、
 素材の提供をお願いしたいと思いまして。

 ほんの飾り程度、欠片でも構いません。
 貴女の魔力を宿した紅玉を一粒、
 預けていただきたい。


[仕事の前に気を散らすのは、
自分でもどうかと思ったのだが。
ふと、作りたいものが浮かんだので
そのように願い出た。

魔術の行使のために持ち歩いている石が
あるのではないかと、そう考えて。]
 
(73) 2022/04/14(Thu) 22:10:16
 
[はたして、それが叶ったなら。

い石に宿る魔力を見て、
ようやく今、弟子の言葉を思い出し。

――ようやく、その意味が繋がった気がして。]


 ……師匠。もしや、
          以前、姉に
を――――



[送って下さいましたか、と言いかけ。
…先程考えていた、我が師の気質を思い。]


 ……いいえ。
 ありがとう、ございました。


[皆まで言わず。受け取った
へ、礼を伝えた。
素材に対する礼にしては、
少々湿り気を帯びてしまったかもしれない。]*

 

【人】 魔法使いの弟子 オペラ

 
[禊の時間。一人で、湖に入るのは
やっぱり怖かったけれど。
今はそれよりも――]


 …………


[私は、外した仮面と向き合っていた。]
 
(74) 2022/04/14(Thu) 22:45:39
 
[怪我をするっていうのは。
比喩じゃなくて。


……この仮面には呪いが掛けられているのだ。



       無理矢理外そうとすれば、
       その者に災いが降りかかるように。]
 

【人】 魔法使いの弟子 オペラ

 
[呪いといっても防犯の一種みたいなもの。
もちろん、仮面の下の魔眼を守るために
つけているのであって、ルービナ先生の言う
邪≠ノは当たらないのかもしれない。

私が自分で外す時は問題ないし、
万一間違いが起こっても
解呪の方法だってちゃんとある。

だけど、解呪するかどうかは私次第。
――私は
もしも
の時、解呪してやるつもりなんか
これっぽっちも無かった。


いつかこれが、復讐の道具になるんじゃないかって。
そんな思いで被り続けていた仮面は。]

 

 …やっぱり、浄化の場には相応しくない…よね。


[仮面の向こう、いつも自分の眼≠ェあった
その位置を、じっと見つめて。]
 
(75) 2022/04/14(Thu) 22:45:48

【人】 魔法使いの弟子 オペラ

 
[湖から戻る時。
私の顔に、仮面はなかった。
剥き出しの頬を撫でる風の感触に、肩が震える。

…ここに、私を害する人はいない。
そんなことを疑っているわけじゃない。
それでも、どうしても心許ない気分になって。


だけど、人前で素顔を出すのは何年ぶりだろう。
そう思って、どこか清々しい気持ちになる
自分がいるのも不思議だった。


足取りは、まっすぐに。
私はこのまま、儀式に臨むと決めた。]*
 
(76) 2022/04/14(Thu) 22:45:50

【人】 魔法使いの弟子 リアント


[ ヴァイスシュヴェルト

  という国がかつて存在した
  今では地図から消えた国
  白き剣に誓いを立てる騎士の国であった

  勿論宝石魔術とは縁が無く
  輝く宝石を体に持って生まれた俺は
  魔物や悪魔といった卑しき者、異形として恐れられた。


  この国の王家のものは白き剣の声が聞こえるらしい
  俺には一度も聞こえたことはなく
  代わりに聞こえたのは動物たちの声だった。 ]

(77) 2022/04/14(Thu) 23:34:12

【人】 魔法使いの弟子 リアント



[ 剣の声の聞けない出来損ない。
  それどころか人間としてすら認められず。

  俺は牢から出してはもらえなかった。

  この国は綺麗だと人は言う。
  そうだろうな
  見られたくない汚い部分は隠しているのだから。 ]


(78) 2022/04/14(Thu) 23:34:35

【人】 魔法使いの弟子 リアント



[ それでも俺の味方になってくれる人は
  少なからず居た。
……居たんだ。


  白き剣と黒き盾の話を教えてくれた人がいた。

  白き剣と黒き盾は元は共にあった。
  お互いがお互いを認め
  二つが揃って”強”とされた。

  だが単体では……?
  盾は剣のおまけであり
  剣は盾がないと役に立たないと言われ

  二つは一つになることを恐れ”個”となった。 ]


(79) 2022/04/14(Thu) 23:34:57