14:29:19

人狼物語 三日月国


75 【身内】星仰ぎのギムナジウム【R18G】

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【置】 演者 シェルタン


「え?いやオレが教員棟に行ったのは、
 授業欠席に対する謝罪、反省の為ですよ。

 先生に会いに行った後はすぐ帰ったんで、
 特に何にもしてませんけど……」

 今日の分の授業終わりに、大人に呼び止められて。
 これ幸いと堂々と受け答えをする。

 でも、何かが引っ掛かった。教員棟に来たことを、
 わざわざ今更問いただすようなことがあるものか?と。

 何か。
   何かが。
     ──取り返しのつかない、何かが起きている?

 ただその時点では、ただの予感であり。
 体格も決して“小さな足跡”ではない彼は、

 特に何事もなく、そのまま解放されたのだった。
(L3) 2021/05/31(Mon) 13:10:35
公開: 2021/05/31(Mon) 13:30:00
シェルタンは、確かな違和感に気付いた。
(a34) 2021/05/31(Mon) 13:11:14

シェルタンは、悪い予感がしたことを、誰にも言えないでいる。
(a35) 2021/05/31(Mon) 13:11:48

シェルタンは、“いつも通り”であることを、自分に課している。
(a36) 2021/05/31(Mon) 13:12:20

【赤】 褐炭 レヴァティ

赤ずきんは、セキレイが来る頃にはあの部屋にいませんでした。
(*16) 2021/05/31(Mon) 13:35:13

【人】 小さな心臓の サルガス

>>4:30 朝の食堂 シェルタン
「ありがとう。ほんとうに、ありがとう。
 いつだって、弱音をはいていいからね。ぼくでなくても、寄りかかれるだれかに、そうしてね。
……たとえば、メレフとか。ぼくは、なにも聞いていないけれど……」

 二人の間に、あの日の深夜に何かがあったのだと言うことは聞いている。それが何かは、敢えて問いたださなかった。
 けれど、二人がそれを同じく抱えているのなら、二人なら何とかできると、信じている。
 言葉少ない彼と、優しさで口を隠した貴方が。互いを大切にしようとしていること。
 互いの言葉の中に言外に抱えた見えないものを、なんとなく、信じているのだ。

「いつか、また、あのひの音色を聴きたいな。
 
愛の喜び
、こんどはあたまからちゃんと、さんにんで……」

 くしゃくしゃになった涙声は、俯いた頭の下側からのぼるやうに聞こえる。それを、鼻を啜って押し返して。
 あまり小綺麗ではなくなってしまった顔をぱっと上げると、両手をやさしい腕から離した。
 人のほとんど捌けかけそうな食堂の出口へ、くるりと足を向けて、振り返らないように駆けていく。

「じゃあね! みんなのこと、よろしくね!」
(31) 2021/05/31(Mon) 14:42:20
アルレシャは、   が向けてくれたお辞儀に、笑顔  を返した。
(t2) 2021/05/31(Mon) 15:08:07

【人】 目明き ブラキウム

>>19 朝の食堂 サルガス

「焦る気持ちもわかるんだ。
好きなものの為にできることを探したくなる気持ちも否定したくはない。
僕だってそうだったから。
だけどそれだけじゃうまくいくとは限らない」

人の顔も随分と認識できるようになってきた。
あなたの事もよりはっきりと認識できる。
自分の身体中に張り付いた重みを振り払いながら、もっと多くのしがらみに囚われようとしているあなたを連れ出そうとする。

「そう言ってもらえると上に立つものとしては誇らしいね。
少しだけ頑張ったんだ。
サルガスも変わったのがわかるだろう?
まぁこれは僕一人じゃなくてみんなの頑張りだから、きっと凄いのはここの子ども達なんだよ」

もちろん君もその一人だよ。
そう笑いかけて食事に取り掛かる。

「もう見失わないように、逸れないようにしたいんだ。
僕は君を置いてきぼりにはしたくないよ」

足取りが重いなら肩を貸そう。
足並みが揃わないなら手を引こう。
それでもあなたはいつのまにか穴の中に飛び込んでしまうんだろうね。
昨日も一昨日もそうだったように。
それがとても残念で緑色のうさぎを齧りながら願いを零していた。
(32) 2021/05/31(Mon) 18:06:20

【置】 目明き ブラキウム

あの日あなたに抱いた黒いきもち。
僕がいっそーー
そう思った気持ちも嘘じゃない。
間違いだと戒めて繋ぎ止めてしまえと、
醜い支配欲が簡単に消えはしない。

中庭でのあなたを見てしまった。
会いたい人に会えて喜ぶあなたを。

僕が君に手を伸ばすことの方が君を苦しめるのだろうか。
あぁサルガス。いい子で馬鹿な子。
いっそ全部"お願い"してくれればいいのに。
(L4) 2021/05/31(Mon) 18:36:43
公開: 2021/05/31(Mon) 18:40:00
ブラキウムは、あなたを悲しませる為に手を伸ばしたくはない。
(a37) 2021/05/31(Mon) 18:41:07

【人】 大好き ルヴァ

――森の中で、一人寝転んでいる。
朝食も取っていない、どうしても食欲が湧かなかったし、
何より今日誰が居なくなっているかを確かめるのが、
怖くて怖くて仕方がなかった。

だから、逃げてきたというのが正しいのだろう。
小さいころから、自分が逃げる先はいつもこの森の中だった。

森は、外と中とを明確に隔ててくれる。
そこに寄り添うように寝ていると、
羽を持った自由な鳥が空を横切っていく。
それが羨ましく思うのと同時に、
自分のいるこの閉じられた世界も、
まだ外側と繋がっていると感じられて
おれさまは、とても好きだった。
(33) 2021/05/31(Mon) 19:03:37

【人】 大好き ルヴァ

小さなころから、その森の向こう側に、
きっと『正義の味方』がいて、
自分が本当に困ったら、鳥のように空を飛んで、
助けに来てくれるんだと信じていた。

どうしようもなくなったとき、
自分が助けを求めたときに、
自分の前に降り立って助けてくれる。
そんなヒーローの存在を、信じていた。

「………」

森は、深く、そして静かにざわめくだけだ。

――心のどこかで。
正義の味方なんていうものはどこにもいなくて、
自分が心の底から助けてほしいときでも、
誰も助けてくれないんじゃないかということに、
ずっと怯えてもいた。

本当に、喉奥が枯れるほど叫んでも、
誰も助けに来てくれなかったら、
自分は、どうすればいいのか。
考えるだけで、夜も眠れない日が続いた。
(34) 2021/05/31(Mon) 19:09:41

【人】 大好き ルヴァ

「だからずっと。
 『団長』に、なりたかったんだよね……」

ずぶ濡れの中で傘も挿せずにいる誰かを。
夜の暗がりから現れる手が怖くて泣いている誰かを。
生きているだけで辛いと思うような苦しい誰かを。

団員だからっていう理由だけで、
助けられる誰かに、ずっと、なりたかった。

自分では。
なれないことも、
一番最初から知っていたけれど。


カストルと、ポルクスのことを。
ルヴァ団と名乗ってくれたみんなのことを思い出して。
何もできなかった自分の無力さを噛み締めながら。

ただ一人、森の中にいる。
(35) 2021/05/31(Mon) 19:14:37
ブラキウムは、盲目のまま約束の為に頑張ってきた。
(a38) 2021/05/31(Mon) 19:35:33

ブラキウムは、知るべきことも知らない方が良い事も知らない。
(a39) 2021/05/31(Mon) 19:37:13

【人】 演者 シェルタン

>>『メレフ』

「うん。……茶とか菓子とか気の利いたモンなくて悪いな」

 招き入れて、
 以前彼が来たときに座ってた辺りに座布団をぽい、と出す。

 そして、自分もその横に座布団を置いて座った。
 目線を合わせたくて、用意してもらったものだ。

「ま、ゆっくりな。
 焦って何か言おうとしてもあんまりよくないし」
(36) 2021/05/31(Mon) 20:39:25
ブラキウムは、やっとルヴァの顔が見えたよ。
(a40) 2021/05/31(Mon) 21:04:36

ブラキウムは、ルヴァが大好きだ。
(a41) 2021/05/31(Mon) 21:04:54

ブラキウムは、二人ならきっと。きっと。きっと――
(a42) 2021/05/31(Mon) 21:08:33

【人】 小さな心臓の サルガス

>>4:32 朝の食堂 ブラキウム
「……ごめん、ごめん」

 貴方の声を聞くごとに。人を率いるものである姿を見るごとに。その成長と認めるごとに。
 自分がやはりどれだけ愚か者であったかを知るのだ。貴方が最初に見出した通り、愚か者なのだ。
 いかに貴方が自分を利用しようとしていたかを、傀儡にしようとしていたかを、どうして。
 どうして、最初に理解してしまって、踏み込んで論戦することなく見ないふりをしてしまったのか。
 少年を取り巻く多くのからかいと一緒くたにしてしまわなければ、今は同じ高さで戦えただろうか?
 いまや、貴方の前にあるのは今にも泣き出しそうなくしゃくしゃの顔ばかり。

「どうしてだろう、どうしてきみと語り合うのを、あきらめてしまっていたんだろうね。
 きっとひとこと、嫌だと、いっていたなら。たがいのほんとうにほしいものを、わかっていたかな。
 もっとこどもらしく、心の中の白も黒も、あかしていれば、よかったかな」

 食器を持つ手が止まる。取り落とすように落ちた腕は、伸びかけて、やめてしまった。
 あなたを引きずり込んでしまわないために。
 大人でも、子供でも、患者でも、被害者でも、もう、なんでもなくなってしまった。
 ぼろぼろと涙をこぼしながら、少年は貴方に唯一で、最後の"お願い"をする。

「ねえ、ぼくのこと、さんざんにうらんでしまってもいいよ。
 きっとこれはとても残酷になるのかな。これほど、歩み寄ってくれたきみを、おこらせるかな」
(37) 2021/05/31(Mon) 21:08:47

【人】 小さな心臓の サルガス

>>4:32 >>4:37 朝の食堂 ブラキウム
「ブラキウム、お願い、お願いだ」

「助けて」

「『みんなを』、助けて」

 ――少年は、長卓の椅子
ぶたい
から降りた。
(38) 2021/05/31(Mon) 21:11:42
サルガスは、一つ、一つ。握ってくれた手を放して。彼らを、解放する。
(a43) 2021/05/31(Mon) 21:33:52

ルヴァは、ブラキウムの首筋に優しく指を当てた。
(a44) 2021/05/31(Mon) 21:36:15

【置】 あなたと一緒? ブラキウム

(1/2)
3日目の深夜のお話。

ブラキウムは賭けに出ていた。

まずは力技では勝ち目のないがっしりとした大人に先制を奪うための策。
回した左手に隠された銀が窓から差す月の光に照らされた時、大人は一瞬おののいた。
予想だにしていなかった凶行は一瞬の隙を生んだ。
もちろんこのまま振り下ろしたところで、致命傷にはならない。子どもは殺せても大人は殺せない。

本命は別にある。
左手を跳ねさせると同時に懐から取り出したのは白いナフキン。
とっておきの香
を染み込ませた秘密兵器。
凶器を止めようとした大人の腕は逆方向から顔面に飛び込むそれに無防備だった。

ブラキウムが調香師の家からひとつだけ秘密裏に持ち込んだ香は独特の甘い匂いを余すところなく大人の体内に染み渡らせる。

ひとつ。麻酔効果。
屈強な体も一瞬で崩れ落ちる。
ふたつ。思考能力の低下。
もはや何が起きているのかすら理解できなくなる。
みっつ。記憶の混濁。
己の制御を失った脳は、容易く塗り替えられてしまう。

あとはじっくりと仕込みを行うだけだった。
(L5) 2021/05/31(Mon) 21:36:16
公開: 2021/05/31(Mon) 22:00:00
ルヴァは、サルガスと――    同じ――   。
(a45) 2021/05/31(Mon) 21:37:34

【置】 あなたと一緒? ブラキウム

(2/2)
――だから僕は僕のままだった。
大人もギムナジウムの地獄も知らないまま。
あちら側を無遠慮に踏み荒らして帰ってきた。

今度は守る為に使ったから君も許してくれるかな。


……
………
さぁさぁ!
あとはご存知の通り。
全ては上手く収まったのでした。
これがブラキウムにできた事。
約束は無事に守られたでしょう。

ブラキウムは今日も明日もそれは変わらないと信じられる。
(L6) 2021/05/31(Mon) 21:37:34
公開: 2021/05/31(Mon) 22:00:00

【人】 演者 シェルタン

>>『メレフ』

 まだ殴られたのが痛むかな、
 と、心配するような目線を向ける。

「……仕方がないよ。
 行きたくて行くわけじゃないのは分かってるから。
 オレは、アンタが無事ならそれでいい、メレフ」

 僅かに擦り傷の残る手を、すり合わせて。

「だから気にすんな。
 何があったって普段通りに接するって、決めてるしな」
(39) 2021/05/31(Mon) 21:40:03
ルヴァは、ブラキウムが、ずっと、ずっと必要だった。
(a46) 2021/05/31(Mon) 21:40:26

【人】 演者 シェルタン

>>31 サルガス

「……メレフにも、サルガスにも。頼れる誰かに。
 沈んだ顔はしないで、でも辛かったらちゃんと言う。
 オレは、絶対に抱え込まないようにするんだ」

 二人の繋がりだけじゃない。辛いことをより多くに分担できるんだったら、それに越したことはない。ただ、二人だけ大切にしたもの。みんなで大切にするべきもの。

 それらを積み重ねて、何かを成し遂げて行くのだから。

「……
喜び
も、
悲しみ
も。
 その音色に含まれてる意味だって、聴こうぜ。

 堂々とそれができる日を、オレは作りに行くから」

「じゃあな。あんたこそ、元気にしてろよ!」
(40) 2021/05/31(Mon) 21:53:21
サルガスは、シェルタンの"手"を放した。もう、彼が暗がりに再び立つことのないように。
(a47) 2021/05/31(Mon) 22:09:05

【人】 あなたと一緒? ブラキウム

>>37 >>38 朝の食堂 サルガス

「ね。どうして謝るんだい」

零れる涙を止める事はできない。
ひとつも動くことができない。

「みんなを助けるんだろう。
君がやっと口に出来た"お願い"なんだろう。
泣くなよ。これからだろう。
まだ何も始まってない。
これから一緒に助けに行くんだよサルガス。
君の言っていることがわからないよ」

何にでもなれるはずのあなたをブラキウムは待っていた。
ターニングポイントはたくさんあったはずだ。
馬鹿な子どもたちはそれをいくつも通り過ぎてきた。
向かう先がずっと変わらない同じ明日だから進路を改める事をしてこなかった。
こんなところに来てしまってようやく繋いだ手の意味を知る。
歩いてきた道の行く末を予感する。

「ありがとう、だろう」

"お願い"を聞いてもなお君の願いがわからないよ。
あぁ。わかりたくない。わかりたい。
僕は君の為にどうすればよかったのかな。

すべては遅すぎた。
(41) 2021/05/31(Mon) 22:18:35

【置】 褐炭 レヴァティ

 

『ぴんぽんぱんぽーん♪


ほほほ〜い お知らせですよ〜
門限の頃やと聞きよらん人
居るんかなぁて感じやけんこの時間〜

 
夜の森に入らないでね〜っていうんの改めてのお知らせです

ここ数日、そんなことをしていた人らが
いるのは聞いちょります?

探しに行った大人にもね、
"いなくなった人"が居るんですよぉ

それくらいですけん、こわいもの見たさの冒険心とか、
居るかもわからない"犯人"探しの正義感とかで
入らないでくださいね

これ聞いてこわがる子も居るでしょうけど、
本当にね? 聞きよらん子が多くって

自分でええ子と思っちょる子も、悪い子と思っちょる子も、
ええ子になりたい子も、悪い子になりたい子も、

 
夜の森には入ったらいけませんよ

おっけー? ありがと〜

 ぴんぽんぱんぽーん♪』

 
昼休みに入った頃、そんな放送が構内に流れた。
(L7) 2021/05/31(Mon) 22:23:39
公開: 2021/05/31(Mon) 22:25:00
レヴァティは、少し話を聞きました。
(a48) 2021/05/31(Mon) 22:23:45

【人】 小さな心臓の サルガス

>>4:41 朝の食堂 ブラキウム
「ああ、そうだね……ぼくは、どうしてこうも、ばかなんだろう。
 きみに、ここまでみんなに声をかけ、あつめ、のりこえてくれたきみに、ちゃんと言わないと。
 ――ありがとう」

 "今まで"。
 半ばまでを食べただけの食器を下げて貴方に微笑みかけ、確かに言葉にする。
 さあ、まだ、遅いことなんて無い。これは悲しい離別ではなく、旅立ちなのだから。
 "明日、また明日、また明日と"。今日という日を乗り越え、行くべきだ。行かなくてはならない。
 明日のわれら
(us)
を思うのならば、貴方は自らの大切なものを守るべきだ。
 決してこれは、絶望のための決別ではない。
 貴方が幸せになることを、祈っている。
(42) 2021/05/31(Mon) 22:44:14
サルガスは、サルガスは、ブラキウムの"手"を放した。もう、彼が思う人々を見失わないように。
(a49) 2021/05/31(Mon) 22:45:16

レヴァティは、また少し話を聞きました。
(a50) 2021/05/31(Mon) 22:50:35

レヴァティは、話を聞きました。井戸のあたりでも。
(a51) 2021/05/31(Mon) 22:52:31

アルレシャは、朝方、食堂の近くで、シトゥラからある話を“承諾”した。
(t3) 2021/05/31(Mon) 23:05:01

シトゥラは、アルレシャに      と伝えた   
(a52) 2021/05/31(Mon) 23:06:37

シトゥラは、レヴァティに頼み事をした
(a53) 2021/05/31(Mon) 23:07:38

ブラキウムは、三度、銀を閃かせた。
(a54) 2021/05/31(Mon) 23:10:02

シトゥラは、深夜、   に手を伸ばしてる、『      』
(a55) 2021/05/31(Mon) 23:11:49

ブラキウムは、ルヴァと目が合った。
(a56) 2021/05/31(Mon) 23:16:29

シトゥラは、深夜、血の中に沈んでいる
(a57) 2021/05/31(Mon) 23:17:00

ブラキウムは、ずっとこの日を何よりも恐れ、何よりも夢見ていた。
(a58) 2021/05/31(Mon) 23:17:26

シトゥラは、一刻も経たずにその場から消えていた
(a59) 2021/05/31(Mon) 23:17:42

ブラキウムは、誰かに必要とされる人間だったでしょうか?
(a60) 2021/05/31(Mon) 23:19:57

ブラキウムは、ルヴァに微笑んだ。
(a61) 2021/05/31(Mon) 23:21:22

シェルタンは、いつも通りであることを、自分に課している。
(a62) 2021/05/31(Mon) 23:22:33

シェルタンは、周りがいつも通りでないことに気付いている。
(a63) 2021/05/31(Mon) 23:22:44

シェルタンは、いつも通りであることを、自分に課している。
(a64) 2021/05/31(Mon) 23:22:59

シェルタンは、いつも通りである。
(a65) 2021/05/31(Mon) 23:23:07

【人】 演者 シェルタン

 >>『メレフ』

「……うん。メレフにはまだ伝えてなかったけど。
 オレは、あの”治療”から。今までよりずっと良くなった。

 歪んだ欲への執着は捨てられて。”正しい愛”が分かって。
 自分が変わったら、ギムナジウムも変えられることがわかって。

 その方法は。もっとも都合のいいものになるだけで」

 目を伏せている。
 自分が”治療”でされたこと、したことは、
 到底、直ぐに忘れられることじゃないから。

「…………でもな。オレは何よりも。
 メレフ、アンタが無事でここにいることが嬉しいよ。

 死ななくてよかった。それだけで、いいんだ」
(43) 2021/05/31(Mon) 23:29:31
徒然 シトゥラは、メモを貼った。
(a66) 2021/05/31(Mon) 23:30:07

サルガスは、知らない生徒から逃げ、自分の部屋に帰ってきました。
(a67) 2021/05/31(Mon) 23:31:28

サルガスは、扉の下に正式な通告書を見つけました。
(a68) 2021/05/31(Mon) 23:31:46

サルガスは、覚悟を決めました。
(a69) 2021/05/31(Mon) 23:32:04

演者 シェルタンは、メモを貼った。
(a70) 2021/05/31(Mon) 23:38:37

演者 シェルタンは、メモを貼った。
(a71) 2021/05/31(Mon) 23:38:55

【人】 一人の少女 ブラキウム

>>42 朝の食堂 サルガス

「うん……それでいい。どういたしまして。
僕たちはみんなを助けられるように頑張るよ」

"お願い"とありがとうだけがあれば十分。
考えるべきはこれからだ。
あなたにかける言葉は決まってる。

「また明日。サルガス」

これはもう"お願い"じゃなくてただの挨拶。
隣に並ぶともだちにそんな"お願い"は無くてもよかったのだ。
時よ止まれ。いつまでもこの日々を。
そんな事は言わない。
ふらふらと迷子の手が離れてしまったならまっすぐに歩くしかない。
いつも通りのよりよい明日を祈るあなたに応えよう。
泣きそうになるのを必死に我慢してふんわりと、しかししっかりとした笑みを返した。

「こちらこそありがとう!」
(44) 2021/06/01(Tue) 0:07:51
ブラキウムは、あなたと一緒に朝食を終えた。
(a72) 2021/06/01(Tue) 0:08:35

ブラキウムは、サルガスの手を"離した"。明日までお預けだ。
(a73) 2021/06/01(Tue) 0:10:45

ブラキウムは、帰ってきたばかりの朝の出来事だった。
(a74) 2021/06/01(Tue) 0:11:28

一人の少女 ブラキウムは、メモを貼った。
(a75) 2021/06/01(Tue) 0:18:49

ルヴァは、ブラキウムを抱きしめて、"愛"を囁いた。
(a76) 2021/06/01(Tue) 0:38:44

ルヴァは、血にまみれている――。
(a77) 2021/06/01(Tue) 0:39:59

【置】 小さな心臓の サルガス

【吊り懇願ロール】

 封筒、封蝋、滑らかなインク。"大人"からの呼び出しだった。
 授業が終わり、夕刻を過ぎ。夕食を受け取って、その後の時間が指定されている。
 悠長にも思えるような通告は、しかしふつうの子供には十分なものだった。
 もはや逃れようのない事を示し、穏当な手段からそうでないものに切り替わる最終通告。
 逃げ延びようとしたところで、守りに囲まれた院から出ることはできない。
 追い詰めたと獲物に知らせるためのものではなく。喉元に刃を突きつけるようなものだった。

 そして、サルガスもまた。それに逆らおうとはしなかった。
 まだ、すこしの猶予を与えられながらも。再び反目を手にすることはなかった。
 己の罪が、確かに罰せられる機会を与えられるのであれば。
 最早それを否定する理由さえも、少年の真直ぐな心の中にはなく。
 自らの意思を持って受け入れるものであり――
 
時間は刻一刻と、過ぎていく。
(L8) 2021/06/01(Tue) 0:55:09
公開: 2021/06/01(Tue) 2:00:00
ブラキウムは、ルヴァを抱き返して、"愛"を受け止めた。
(a78) 2021/06/01(Tue) 1:33:22

ブラキウムは、二人でどこまでも――
(a79) 2021/06/01(Tue) 1:34:25

アルレシャは、深夜、『約束』を守るためにやってきた。
(t4) 2021/06/01(Tue) 2:42:41

アルレシャは、『先生』だ。だから、血に塗れた彼を『助ける』のも当然だ。
(t5) 2021/06/01(Tue) 2:43:48

【置】 褐炭 レヴァティ

子どもたちが屠殺ごっこをした話への所感。
 


 お兄ちゃんが弟を殺しよったのはええやないですかァ?
 母親がお兄ちゃんを殺すのも、まァわかるんですよ。
 『ついカッとなって』ってこういうのよね〜

 赤ん坊が死んでんは事故で。父親が死ぬんも、
 大事なものを全部失ったからで狂う理由はわかるし、
 狂ったら正常で居られんもんですけん、
 平時ならしていただろう『生きる』って判断が
 できませんでした言うんはわかるんです。

 けど、母親はなして死んだんです?

 悲しくってとはあるけど、必要性や因果関係がわからんくて。
 父親と書き分けていますし、
 この悲しいはイコール狂ったではないですよね?
 まァ、衝動的だったのはそうかもしれませんけど……
 …おかしくなったからやないと思うちょるんですよ。

 『悲しいから』で死ぬのはどうして?
 答えはもらえていません。
(L9) 2021/06/01(Tue) 2:50:23
公開: 2021/06/01(Tue) 2:50:00
レヴァティは、苦しみから逃れるために死ぬことを許されていません。
(a80) 2021/06/01(Tue) 2:50:37

レヴァティは、"死は救い"という価値観を、欠片も持たされていません。
(a81) 2021/06/01(Tue) 2:50:45

レヴァティは、この場所でそう教育されてきました。
(a82) 2021/06/01(Tue) 2:50:51

到着:カストル と ポルクス

【見】 カストル と ポルクス

「臆病で怖がりな僕も、決して強くない僕でも」

「いくら嘆いても、いくら罪深くても、幾ら糾弾されても
 いくら夢見がちでも、一度こうと決めたら」


僕たちは止められないんだよ



「でしょ、ルヘナ。君がそばに居ればなんだってできる、やって見せるから。兄さんだって、此処にいるから」
(@4) 2021/06/01(Tue) 3:39:51

【見】 カストル と ポルクス

>>+38 愛するルヘナへ

「……うん、でもそれは無理かもね」

僕は兄さんといるのは本願だったけど。


此処までくると、いっそ清々しい。

「病でもあって、周囲にすら負担をかけるんだから」

「一つになって、正気にもどったら。それは完治らしいよ.
現場では気が動転していて、僕は何も言えなかった。」

「昨日連れていかれた先は病院で、僕を見た。
 それで目の前で
生命維持装置を取った
所をみたんだ」

「物理的に、無理なんだよ」
(@5) 2021/06/01(Tue) 3:59:27
ポルクスは、今後の話を、するつもりらしい。
(t6) 2021/06/01(Tue) 4:02:47

【見】 カストル と ポルクス

>>+44
「前は本を書く人か、植物に関わる職に就くとか考えてはいたんだ。あとは情報を沢山知ることができるような職」

「ルヘナをお嫁さんにしたいんだったら兄さんは居た方が良いとかな、だから医療、すぐにどうにでもなるわけじゃないけれど何か得られるものもある。でもそれだけじゃ足りない、優先順位が低い。その理由はルヘナが生きていれば、傍にいてくれたら、それ十分だと兄さんも思ってる。できれば、もっと権力があったほうがいいんだろうけど。今はまだ子供だから、難しい。僕は兄さんみたいな最高の愛らしさ、向日葵の似合う人にはなれないけれど。考える癖はついたし、ルヘナの傍で本を読むのが好きだったから多少の教養は身に着いたのは運命がよかった。ありがとう。兄さんとルヘナが居ない世界に用はあんまりないんだ。それでさ、出来るだけ強欲にいくなら、ルヘナを養いつつ、用のある世界である限り。僕らはこの施設の悪しき風習を何度でも打ち砕きたい、尻尾じゃなくて頭が欲しい。けれどそれを考えるのは今を変えてからだろ?ちょっと寂しいけど、ルヘナと仲がいい子も何れやりあいそうなやつも僕らが苦手な人も多いさ。それでも、君を愛しているなら、家に無理やりにでも置いておくより、350%良い。
うん、それで、皆真面目に考えているんだ。それぞれの個性は豊かだし、具体案は見つかってはいないけれど、同調圧力も世間からの目も利用しない手はない。それでも最悪の時は、きっと最低なことになるんだろうけど。」

「それ以前にさ、人として
 ボクとカストルは皆に謝らなきゃいけない。
 そして様子を見るべきなんだ。それから僕が何になるか決める。
不安定で夢見がちで都合のいい話かもしれないけど」

「ルヘナが居てくれるなら、何になるのも容易いよ。」

盛りすぎたかな……


「……どう、かな。今からでも遅くないかな」
(@6) 2021/06/01(Tue) 4:32:44
ポルクスは、とても残念なことに、これは素だ。
(t7) 2021/06/01(Tue) 4:33:31

【見】 カストル と ポルクス

>>0:0
「どこにやられたかも知らないけど、彼女にも謝らないといけないな」

「……もう見つかってたりする、のかも。しれないけど」

浅い言葉しか思い浮かばない。それでも『罪深い』と想わせてほしいな


>>0:@0
「あの人が、どういう人だったかも」

考えるのって、疲れるなぁ……
(@7) 2021/06/01(Tue) 4:58:58

【人】 徒然 シトゥラ

>>ルヘナ
>>+45 >>+46


 
シトゥラの姿はそこに無かった

 だがここで交わされたいくつもの話を
 あなたは覚えているだろうか
 好きな本のはなし、まだ読んでいない本のはなし。

 ずっと知識だけを追って人に興味を持つことも多くなく
 ただ、異変が見えるとすぐに調べたくなるような
 ちょっと奇妙な知識人達がここにいた。

 誰かが座っていた椅子、一冊の冊子がある。
 委員の交換日記がわりにされる日誌には、
 当番の名前やおすすめの本、
 時々落書きが書かれたりしていて
 真面目にやっている人間とそうでない人間がよくわかる

 座っているだけでいい委員で、
 普段から図書館にいるルヘナやシトゥラは
 格好の当番の押しつけ役になっていただだろう。
 まったく二人とも文句を抱いていなかったのだが。

 冊子を覗くと、折られた紙が挟まっていて
 一枚の絵が、ルヘナが本を読んでいる姿が描かれていた。
 触ると指に黒い粉末がつき、時間がたってないのを思わせる
(45) 2021/06/01(Tue) 5:01:27

【人】 徒然 シトゥラ

>>ルヘナ 

バサバサバサバサ…ドシーーーーンッッッ
キシキシキシ

(扉の外で本がなだれ落ちて雑誌用棚が地面に引き寄せられるように倒れ床がきしんだ音)

うわ


 轟音と小さな声が夜の静寂響いて目の前の扉が開かれる。
 シトゥラは、そこに立っていた。
 そしてあなたと前髪越しに目が合い、――――手を取れば部屋の少し奥、入り口からは死角にになるような場所に二人で座り込むことになるだろう。

「……ルヘナが来たから隠れて慌てて帰ろうとしたんだ。
 そうしたら―――
大惨事
になった。
 大人が来たら嫌だから少し隠れていようか」

 一体何をしているんだ、この最高学年は
(46) 2021/06/01(Tue) 6:05:32

【見】 カストル と ポルクス

>>+47
「……?」
何も言えなくなった。


ルヘナが自由に、なんて当然だよ。

 
世界は君のためにある

 ……流石に
スピカみたいなこと
し始めたら止めるけど」

これだけ言っても本来は、博愛的な二人だ。
他を蔑ろにしているわけではなく、一般以上には優しく親切である。重い。

「ルヘナがなりたいものになれて、それで君が幸せなら」

言い切れなかった。

「ま、たまにこうやって、お茶して取り留めもない話をして。僕らのことを見捨てたり、しないでくれたらそれでいいかな。
一生


 彼らは未だ自分達が敗北者であることを知らない。
 ポルクスが頑張る四年間。頑張ってポルクスが独りぼっちになりかねないという事実を、なんとかしよう。

「それなのに、嘆かわしい。ちゃんと直さないとね、
カストル。


そして彼の言葉を聞かない、という器用さはないため。
意味が分からずとも、動揺にショックを受けていた。
カストルはいないし理解を拒んだ。


時間が来るまで、お互いに色んな話をして聞いて。
したいことをして、子供なんだよ。いつも通り過ごそう。
時間が
来るまで。ずっと
(@8) 2021/06/01(Tue) 7:42:47