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人狼物語 三日月国


137 【身内】No one knows【R18】

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【赤】 商人 J

 
 よかったですね。
 ギアスが効いてくれて。
 

[ 男は漸く女へ偽りの視線を向けた。
男の操る鋼糸は特殊な製法を用いて作られていて、その鋭さは鉄の鎧すら切り刻み、細くそして光を通す性質が糸を見えにくくしている。]


 あと一歩踏み込んでいたら、
 今ごろ貴方はバラバラの肉の塊でしたよ。


[ 男は魔術を操ることはできない。
だが、財を投じて手に入れた無数の魔術道具とノウハウ、そして男自身の研鑽によってここまで力をつけた。]
(*67) 2022/03/23(Wed) 9:28:20

【赤】 商人 J

 
 それとも?
 バラバラになっても治るんですかね?
 試してみましょうか?


[ 女の治癒は不死の域まで到達しているのか。
頭を落としても?心の臓を切り刻んでも?水に沈めたり氷漬けにしても生きていられるのだろうか。]
(*68) 2022/03/23(Wed) 9:29:01

【赤】 商人 J

 
 私を、……裏切りましたね?


[ 静かな声と共に、男の顔から薄笑みが消えた。]*
(*69) 2022/03/23(Wed) 9:29:25

【赤】 商人 J

[ わからない。
なぜこの女はそこまで言えるのか。
騙されていたと気付いている、嵌められたのだと理解している。
優しさも、助力も偽りと知ってなぜ。]


 ………!


[ ─── それは一瞬だった。]
(*72) 2022/03/23(Wed) 17:59:31

【赤】 商人 J

[ 男の一息でそれは女の四肢を斬り裂く。
細く鋭く硬い鋼の糸が女の肉に食い込み、皮膚と肉と血管とを裂いて、骨を断ち切り、4つの手足を同時に分断した。]
(*73) 2022/03/23(Wed) 18:00:42

【赤】 商人 J

 
 さあ、繋げて見せなさい。


[ 冷淡な声。
椅子に腰掛けて、偽りの視線も本当の視線も女に注いで。]


 元に戻るまで見ていてあげますよ。


[ 両の二の腕、両の太腿を切断された女。
治療どころか止血もしないまま、男は女を見つめている。
薄笑みを浮かべながら。]*
(*74) 2022/03/23(Wed) 18:01:31

【赤】 商人 J

 
 ……馬鹿な娘だ……
 
(*83) 2022/03/23(Wed) 21:41:58

【赤】 商人 J

[ 気を失ってなお繋ぎ合わせられる四肢。
その白い肌、接合部は皮膚が薄く赤味が強いが、それもいずれ白く戻るのだろう。]


 悍ましい力ですね。
 人と言えるのか疑問が残りそうです。


[ 立ち上がり女の元へ進む。
見下ろした先、血と涙と体液や小水や色んなものが混ぜ合わされた中に女は横たわる。]


 呪われた血。
 その業というものか。


[ 何処へ行こうともこの娘に幸福などありはしない。
少なくとも万人にとっての幸福はない。]
(*84) 2022/03/23(Wed) 21:42:13

【赤】 商人 J

[ 手足が繋がれば女はの手は再び鎖によって壁に繋がれた。
ただし、足に鉄球は付けられてはいないが。

切り裂かれたドレスはそのままだが、身体はマリエルによって綺麗に拭かれていた。
髪も梳かされてやはり綺麗に整えられていた。

部屋は、壁も床も綺麗に洗い流された。
それでも血の匂いは消えない。]
(*85) 2022/03/23(Wed) 21:42:26

【赤】 商人 J

[ 女が目を覚ますころ、石の部屋にいるのは男だけだった。
男はやはり薄笑みを浮かべたまま、女を見ていた。]


 ひとつだけ望みを言いなさい。

 ひとつだけです。
 よく考えて口にしなさい。


[ 切り裂かれた代償でも、不公平な契約の代償でもない。
それは、言わばただの気まぐれだった。]*
(*86) 2022/03/23(Wed) 21:42:36

【赤】 商人 J

[ ──── 男は嗤った。
女のその望みを聞いて嗤ったのだ。]


 ……馬鹿な娘だ、本当に……


[ 望みを聞き返したりはしない。
男は『ひとつだけ口にしなさい』と言い、女はそれを口にした。
運命の歯車は、歪にも軋み上げながら噛み合い回り始めた。]
(*92) 2022/03/24(Thu) 0:12:22

【赤】 商人 J

[ 女を戒める鋼鉄の手枷が断ち切られる。
男は女に近づくと、その頬に手を添えて引き寄せた。]


 誓いなさい。
 この先何があろうと私の妻でいると。
 決して裏切ることなく。


[ それで男は全てを受け容れる。
呪わしい命運も、この先進むべき道も全て。]
(*93) 2022/03/24(Thu) 0:12:29

【赤】 商人 J

[ 男の冷たい唇が女の唇に重なる。
それは御伽噺に出てくるようなキスではなくて、すぐに男の舌が女の唇を割って咥内へと入り込む。

一方的なキスは抵抗も呼吸も許さない。
豊かな胸を最早ドレスとも言えない布の上から強く揉みしだきながら、唇を吸い粘膜を舐り、そんな蹂躙するような口づけ。

唇が離れるときには、女の唇を濡らすどちらのものともつかない唾液を舐めとった。]*
(*94) 2022/03/24(Thu) 0:13:00

【赤】 商人 J

[ 女の片足を高く持ち上げた。
短く裂かれたドレスのスカートから下着もつけていないその部分が露わになる。
濡れていようが、少しも濡れていなくとも構いはしない。
先端を押し当てて、擦り付ける。

これは儀式の様なもの。

先ほどの大男のモノと比べてしまえば随分と可愛らしいとも言えるが、純血の女にとってそれは凶器であることに違いはない。

それが、───ズブリと入り込む。
男の手とは違い、熱く激るそれが女の中を貫き犯していく。]
(*99) 2022/03/24(Thu) 11:23:09

【赤】 商人 J

[ 愛の言葉なんてものはない。
ただ、肉と肉が熱と熱が触れ合い混ざり合う。

抽送は緩やかに。
だが、だんだんと大きく強くなっていく。

血か、それとも蜜か、どちらにせよ濡れ始めた膣内を、優しさなどなくただ蹂躙していく。

打ち込むたびに、石室に肉のぶつかり合う音が響いた。]*
(*100) 2022/03/24(Thu) 11:23:32

【赤】 商人 J

[ 女が愛を口にするたびに、男の心は冷たくなっていく。
この交わりだけがただ獣の様だと思わせる。

それでも、きつく締めつける女の中だとか、甘く漏れる声だとか。
そういうものが確かに男の雄の部分を刺激する。

女の愚かさを蔑み、それに応えた己れを嘲りながら、男は腰を突き上げる様にして、女の深いところを抉っていく。]
(*105) 2022/03/24(Thu) 13:45:45

【赤】 商人 J

[ やがて、迫り上がる射精感に男は抗わず。]


 私の子を産みますか?

 ジャンヌ・アンペール……貴方が、私の子を。


[ 高まる悦に合わせて激しく女を責め立てて、快感が頂きに達すると共に女の中へ精を解き放った。]*
(*106) 2022/03/24(Thu) 13:46:05

【赤】 商人 J

[ ありったけの子種を女の中に撒いた。
それこそ子ができるとしてもおかしくない程に。

滾りを引き抜けば精と蜜と血が女の中から漏れ出てきた。
自分のモノも同じもので塗れている。]


 綺麗になさい。


[ 声も肌も冷たいまま。
ただ雄だけは混ざり合うものに塗れたまま、その滾りを鎮めてはいない。]
(*109) 2022/03/24(Thu) 16:33:13

【赤】 商人 J

[ 男は思案する。
権利を主張するのは簡単だ。
アンペールの地の返還を求めることも。
だが、本当にそれを手にするのは至極難しい。
ひとりの魔術師を相手にするのは、ひとつの軍隊と戦争するのと同じことなのだから。

だが、男は考える。
借りは返さなければならない≠ニ。

ジャンヌを妻に迎えれば大義名分は立つ。
アンペールの仇でも、領地の奪還でなんでも。
兵を雇い入れ、戦争を仕掛けたところで咎められることはないだろう。]
(*110) 2022/03/24(Thu) 16:33:35

【赤】 商人 J

[ そして、何よりも。]


 私のもの手を出したことを、後悔させましょう。


[ 戦争に勝つ鍵はただひとつ。
ジャンヌ・アンペール、女の持つ特異性だ。
魔女としてのその力を活かせるかどうかが、あの魔術師に勝てるかどうかの鍵となる。]
(*111) 2022/03/24(Thu) 16:33:57

【赤】 商人 J

 
 後ろを向きなさい。


[ 掃除が終われば壁を向いて後ろ向きになるよう命じる。
そうしてら尻がこちらを向いたのなら、男のモノは再び女の中へと侵入を果たす。]


 たっぷりと可愛がってあげますよ。


[ 売り物にはしない、この女は手元に置く。
ならば、その身を堕としてしまうのが一番だから。
女を犯す男の動きは、強く激しく荒々しいものだった。]*
(*112) 2022/03/24(Thu) 16:34:20

【赤】 商人 J

[ そうして、男は女を夜が明けるまで抱いた。
途中から石室を出て、自室へ連れて行って、また犯した。
何度も犯し、口も後孔も使った。
女が気を飛ばしたのなら、その度に呼び起こした。]


 …………


[ そして今は気怠さに身を委ねている。]


 私のことが知りたいと言っていましたね。


[ 男は徐に声を掛けた。
今更、何を言おうというのか、自身の気紛れに少し呆れていた。]
(*116) 2022/03/24(Thu) 21:26:22

【赤】 商人 J

[ 自分の過去を知る者はいない。
調べても、辿り着けないのだ。

生まれ落ちたことが間違いだった。
そうとしか思えない。

だが、そんな運命も自らの力で切り開いた。
その自負はある。

それでも過去は過去だ。
消し去ることも、忘れることもできない。]
(*117) 2022/03/24(Thu) 21:26:46

【赤】 商人 J

 
 知りたいですか?

 知らなければよかった。
 そういうものは確かにあるのです。

 それが私の過去。


[ 忌まわしい運命。
断ち切ったはずの運命は姿を見せなくなっただけで、常に隣にあったのた。]


 知りたいですか?


[ 本当に?と男は更に年を押す。
まるで自分を嘲笑うかのような表情で、男は女に問いかけた。]*
(*118) 2022/03/24(Thu) 21:27:09

【赤】 商人 J

 
 私は落とし子です。


[ 父なき子、私生児。
言い方は幾つもあるが、つまりは父が愛人に産ませた子。]


 母は愛人では無く、娼婦でしたが。

 母は私を産み落とすと、この両目を潰しました。
 呪われた目。
 力を宿すと知っていたのでしょう。
 父はそういう血筋の人間だった。


[ だが、自分の父が何者なのかを知ったのはずっとあとのこと。]
(*121) 2022/03/24(Thu) 22:25:04

【赤】 商人 J

 
 特に珍しいと話ではありません。
 父は私の存在も知らないでしょう。
 もう、死にましたし。


[ 過去は変えられない。
ただ過ぎ去った時間にある事実でしかない。
そんなものを辛く思うような感性は持ち合わせていない。]


 生きることは苦痛でしたよ。
 その日、そして次の日を生きられるかわからない毎日。
 私はそれを生き延びた。


[ 己れの才覚と、そして運によって生かされた。]
(*122) 2022/03/24(Thu) 22:25:22

【赤】 商人 J

 
 目が見えないのは不便でしたが、
 最初からなので不便とも思いませんでした。

 何年か前にこれ≠ノ出会いました。


[ 常に付けている黒い眼鏡。
遠視≠フ魔術がかけられていて、効果範囲内なら自由に視界を飛ばすことができる。]


 今、私は貴方を上から見下ろしています。
 
 そして今は正面から。


[ 便利でしょう?と男は笑う。]
(*123) 2022/03/24(Thu) 22:25:37

【赤】 商人 J

 
 これによって視覚を得た私は、
 本来の力を取り戻しました。
 母に潰されたはずの呪われた目を。

 
[ それは幻惑の類を寄せ付けない邪眼。
その気になれば、幻惑の魔術に囚われないどころか、魔術そのものを打ち破ることもできる。]
(*124) 2022/03/24(Thu) 22:25:57

【赤】 商人 J

 
 似ているでしょう?
 貴方の目と。


[ 男はナイフを手に取ると、おもむろに自分の手のひらを切り裂いた。
滴り落ちる血がシーツを赤く染める。]


 ほら、わかりますか?


[ 男が一度強く手を握り、そして開いた時、そこにはあるはずの傷がなかった。]
(*125) 2022/03/24(Thu) 22:26:11

【赤】 商人 J

 
 まだわかりませんか?


 私の父の家名は……


 
アンペール



 お前は愚かな娘だ。


 我が、────
よ。*

 
(*126) 2022/03/24(Thu) 22:27:53