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人狼物語 三日月国


267 冬暁、待宵の月を結ぶ RSS
(2024/07/02(Tue) 0:00:00 に更新。 )

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【秘】 宮崎暁 → 幸阪結月



 [ 返ってきたLINEのやり取りを見て。
   幸阪が喜んでくれる姿を想像しながら
   デートプランを必死に考える。

   「フラペチーノ僕も好きなんだよね。」とか
   「幸阪はどのフレーバーが好きだった?」とか

   LINEを返しながら予定を立てていくのは
   想像よりもずっと楽しい時間だった。

   ご飯派だけどコーヒーとパンはセットがいいとか
   オランジェットが美味しくて好きだとか。
   最近行きたいところは思いつかなかったけど
   科学館や博物館が好きなんだとか。

   帰ってきた質問に嬉々として答えながら。    ]


(-41) 西 2024/06/10(Mon) 23:03:40

【秘】 宮崎暁 → 幸阪結月



 [ その理由も自分できっと分かってる。
   僕は幸阪が実は表情豊かなのを知っていて
   それが魅力的だとも思っていたから。>>57>>58

   僕の隣でそうなってくれる幸阪を思うと
   初めてで大変だけど、不思議と頑張れたんだ。  ]


(-42) 西 2024/06/10(Mon) 23:04:47

【秘】 宮崎暁 → 幸阪結月



 [ そうして、フラペチーノの新作が出る
   その日の一日前の日程を狙って。

      僕は幸阪を初デートに誘ったんだ。 ]*


(-43) 西 2024/06/10(Mon) 23:05:36

【秘】 幸阪結月 → 宮崎暁



   待ち合わせするような友達はいないかな。
   世界に置いていかれてるなら
   世界に独りしかいない気分に
   浸れる場所にいればいい。

         なんてね、わけわかんないでしょ。


[ 分かってもらいたいわけじゃない。
  でも、この時は気持ちが昂っていたからか
  普段なら喋らないことまで口走ってしまった。 ]

 
(-44) alice0327 2024/06/11(Tue) 0:12:59

【秘】 幸阪結月 → 宮崎暁



   A組の宮崎君、ね。

   そういえばかっこいい転校生が来たって
   ちょっとした噂になってた時があったけど
   君がその噂の転校生ってことかな。


[ なら同学年だね、とつぶやいて。

  話を促せば君の過去を聞くことが出来た。 ]

 
(-45) alice0327 2024/06/11(Tue) 0:13:36

【秘】 幸阪結月 → 宮崎暁



   …………そっか。
   
寂しいね。居場所がすぐに崩れてしまうから。



[ ありきたりな言葉しか思い浮かばない。
  君の気持ちわかるよ、とは言わないけど
  勝手に分かった気になって。

  
独りの私と重ね合わせてしまう。 ]


 
(-46) alice0327 2024/06/11(Tue) 0:14:04

【秘】 幸阪結月 → 宮崎暁



   ありがと、来てくれて。
   ひとりで遊ぶの、飽きてきたとこだったし

      他の人がいたんだって教えてくれて。


[ 似た者同士だったのかも、って。
  君の話を聞いて思ったんだ。

     私達が交わる理由なんて、それで十分。 ]**

  
(-47) alice0327 2024/06/11(Tue) 0:14:21

【秘】 宮崎暁 → 幸阪結月



   ………………………


 [ きっと、そんな事ないよ、とか。
   変だね、とか。

   そうやって返してあげるべきなのに
   僕は彼女の言葉に息を飲んだ。

   その気持ちがよく分かるって。
   普通なら信じてもらえないだろうけど、
   僕も似たようなことを思っていたから。  ]


(-48) 西 2024/06/11(Tue) 23:06:13

【秘】 宮崎暁 → 幸阪結月



   え、そんな噂になったの…!?


   かっこいいんだ、僕って…。


 [ まさか他のクラスでも話題に上がるなんて。
   あんな時期に転校してくるなんて珍しいだろうし
   他にそんな話は聞いたことがないから。

   彼女の言う転校生はきっと僕のことだ。     ]


(-49) 西 2024/06/11(Tue) 23:07:13

【秘】 宮崎暁 → 幸阪結月



   浸れる場所にいようとしても
   独りになるのに耐えられないのが、僕だよ。


 [ 他に選択肢がなければ適応するしかない。
   でも適応なんてできっこなくて、

   これも巡り合わせなのか、
   それを聞かせてもらえたから、

   僕は自分の話をしようって決めたんだ。
   奇しくも君と同じようなことを
   僕は君に思ってしまったというわけだ。
  ]


(-50) 西 2024/06/11(Tue) 23:07:52

【秘】 宮崎暁 → 幸阪結月



   何回崩れても、慣れないよこればかりは。
   どうせまた転校になるから
   この学校にもいつまで居れるか分かんないし。

   うん、どういたしまして。
   僕も、君に会えてよかった。


 [ 完璧に分かろうとしなくたっていい。
   月並みでありきたりだろうとも
   その言葉に血が通っているだけで
   独りの僕は救われる。

   それにきっと君は僕の仲間なんだって
   僕はそう感じていたから。
   素直に受け止めて、信じられたんだ。
   ]


(-51) 西 2024/06/11(Tue) 23:08:26

【秘】 宮崎暁 → 幸阪結月



 [ 彼女に出会って、
   僕が何を欲していたのか、
   ようやくわかった気がする。

   でもいくら欲したものが仲間だって分かっても、
   いつか壊れてしまうと分かりきってしまえば
   足がすくんでしまう。

   それが相手を傷つけてしまう刃であることも
   自分さえ巻き込んで不幸にしてしまうことも。  ]

   
(-52) 西 2024/06/11(Tue) 23:09:21

【秘】 宮崎暁 → 幸阪結月



 [ 独りしかいない気分に浸れる場所へ。
   それは本意では無いかもしれないし
   はたまた本意かもしれない。

   けれどこの世界に、
   望んで独りになる人なんていないと
   僕はそう思っているから。

   僕は彼女の言葉を、利用してしまう。  ]



(-53) 西 2024/06/11(Tue) 23:09:46

【秘】 宮崎暁 → 幸阪結月



 [ そしてなにより。

   ここで別れてしまったらもう
   次はないのではないかと
   そんな予感がしてしまったから。    ]



(-54) 西 2024/06/11(Tue) 23:10:36

【秘】 宮崎暁 → 幸阪結月



      あ、あのさ────


(-55) 西 2024/06/11(Tue) 23:10:56

【秘】 宮崎暁 → 幸阪結月



 [ 僕は彼女の手を握ると目を見つめながら
   僕がいなくなるその日まで、
   恋人になって欲しい。

   思い出が欲しい、と。>>5

            僕は藪から棒に、伝えんだ。 ]


(-56) 西 2024/06/11(Tue) 23:11:31

【秘】 宮崎暁 → 幸阪結月



      君にしか…頼めないんだ。>>16

(-57) 西 2024/06/11(Tue) 23:11:58

【秘】 宮崎暁 → 幸阪結月



      君と僕は、きっと同じだから。>>8


(-58) 西 2024/06/11(Tue) 23:12:28

【秘】 宮崎暁 → 幸阪結月



 [ 明かす理由。
   今この場所、この瞬間、望む関係が
   僕と彼女の存在を個として象る。

   宮崎暁と幸阪結月じゃなければ
   作り出せない未来。


      君が知らない世界に>>8

         僕は君と行きたかったんだ。  ]**



(-59) 西 2024/06/11(Tue) 23:13:24

【人】 宮崎暁



   お待たせ幸阪。

   あ、見てくれたんだ!
   メロンパンにも色んな種類あるみたいだよ!


 [ 関係の始まりが本来在るべき形とは違うせいで
   幸阪が乗り気じゃないのに
   無理をさせてしまうのではないかと。

   そんな不安はいつとつきまとってくるから。
   幸阪の何気ない仕草に心が救われることも
   実はかなりあったりする。


   すっかり顔なじみになったB組の女子から
   「お姫様のお迎えかな?」って言われた時には
   「そう!十二時になるまで、
    やりたいことが沢山あるんだ!」って。


   その女子が赤面するレベルの
   青臭いセリフを吐いて、
   幸阪の手を引いて教室を出ていったんだ。  ]

(76) 西 2024/06/11(Tue) 23:42:36

【人】 宮崎暁


 [ 思い返してみれば
   幸阪と付き合い始めてから
   周りの色恋に巻き込まれることが減った。

   思い切って聞いてみたら
   「二人の仲に割って入ったら罰当たりそう。」って。

   きっとこれは応援してくれてるんだよね?

   新聞部が定期開催するアンケートの
   校内で応援したいカップルランキングで
   連続不動の一位を獲得したこともあるし。

   僕達のことを皆が受け入れ始めた、証拠なのかも。]


(77) 西 2024/06/11(Tue) 23:44:25

【人】 宮崎暁



 [ 学校を出ればもう自由な時間だ。
   幸阪の手を引きながら

   何気ない会話を重ねて。
   なんの身になるか分からない
   この他愛のない会話の時間が

   僕はたまらなく好きだった。

   今日も僕は幸せだな、なんて。
   噛み締めるように頬を緩ませていると、
   幸阪が何かを見つけたみたいで、

   指さしていた方を向いたのだけれど。 ]


(78) 西 2024/06/11(Tue) 23:44:50

【秘】 宮崎暁 → 幸阪結月



 [ そこには何も無くて。

   代わりに手に入れたのは
   甘くて、とろける、彼女のイタズラ。 ]


(-60) 西 2024/06/11(Tue) 23:45:10

【秘】 宮崎暁 → 幸阪結月



 [ 僕の頬に柔らかな感触と
   揺れた髪が運ぶ君の匂い。

      あの日の過ちからというものの
      君の何気ない仕草が、言葉が、イタズラが、
      僕の心を揺さぶって掻き乱してくるから。  ]



(-61) 西 2024/06/11(Tue) 23:45:51

【秘】 宮崎暁 → 幸阪結月



    そういうのは、ずる、だと、思うんだよね…。



(-62) 西 2024/06/11(Tue) 23:46:21

【秘】 宮崎暁 → 幸阪結月



 [ 人目がつかないのをいいことに
   僕は顔を赤らめたまま

         君のことを抱き締めてしまった。 ]*



(-63) 西 2024/06/11(Tue) 23:47:00

【人】 幸阪結月



[ 私だから。
  そう言ってくれるのを聞くと心が揺らぐ。

  恋人ならそう言う。
  それをなぞっただけだと頭では分かっているのに
  勘違いしてしまうんだ。

  君は私の事好きなんじゃないかって。
  この関係って本当に恋人みたいだなって。

  私達の関係は恋人であって
  恋人ではないはずなのに。 ]


 
(79) alice0327 2024/06/12(Wed) 1:25:49

【人】 幸阪結月



[ 君に日記を見せたことはなかったけど
  私も君の真似をして日記をつけてるよって
  他愛ない話に混ぜ込んで話したことはあったよ。

  あの夏の日以来、
  私はこの日記を見るのが少しだけ怖くなってる。

  

       
それでも記録をやめることも出来ない。]


  
(80) alice0327 2024/06/12(Wed) 1:26:42

【独】 幸阪結月




   
[ 私が誰かと生きた証だから。 ]



  
(-64) alice0327 2024/06/12(Wed) 1:27:16

【人】 幸阪結月



[ そう、私がカップケーキをあげたのだって
  恋人ならそうするだろうから。

  それ以外に理由なんてないはずなのに。


  満足気な表情を見て
しいって思ってしまう。
  幸せだって錯覚しそうになる。 ] 


 
(81) alice0327 2024/06/12(Wed) 1:28:26