――昔の話――
いいねえそれ。
みんなゆっくりできるし、ここに来たとき気持ちいーし。
[ねえ、ってわざとらしく泣き真似をする小雪
>>298>>299の後追いをする。
胡乱な視線が強まったのは言うまでもない。
なにせ当代灯守りをして中央の悩みの種代表みたいな二人が雁首揃えて楽しげにしている。
聞いた職員の何人かは頭を抱えているし、深々と息を吐き出すのもいた。
が、賛同者が増えれば戯言と一蹴しにくくなるのも事実。
そこから紆余曲折、何やらあって中央域には大変心地の良い風呂場ができた、かもね!*]