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【墓】 介護用 シェルタンこの日、介護用が何をしていたかと言うと、温泉旅館のエリアでくつろいでいたのである。 このシェルタン・マタル・マフフーズと名付けられた介護用グレイは、介護用として他者に尽くし、かつ深い場所には触れすぎないように、と作られていて、自身でそれを良しとしていた。 そして、かなりの部分で自ら認識できる自我さえ残っていればそれでいいというところがあった。 故に、最低限の家事当番を済ませた後はひたすらくつろいでいたのであった。 (+20) nekonya 2021/10/09(Sat) 18:32:53 |
【墓】 介護用 シェルタン「あーあ、主人の家にも温泉があったらなぁ」 第三階層、温泉旅館の湯気の漂う浴槽で、ゆったりと湯に使ってくつろいでいる。 細身、とはいえその体は男性を模したもの。やせ細っているわけではなく、全体にしなやかな筋肉がついていて、力仕事もできるということをわかりやすくしている。 髪はまとめてあげて、「こうするんだったかな」とタオルを乗せてみた。 湯船にねじ巻き付きのアヒルを浮かべて、ぼ〜んやりと眺めている。ぱちゃぱちゃ。 (+22) nekonya 2021/10/09(Sat) 19:09:04 |
【墓】 介護用 シェルタン>>G3 やはり用途が違うと違うものだなぁ、と感想を思い浮かべて、あまりじろじろ見てもよくないか、と視線をアヒルさんに戻した。 「君も気持ち良さそうだねぇ」 回転をやめたアヒルの額を小突いた。ゆらゆらと揺れて、湯船の向こう側へ漂っていく。 (+24) nekonya 2021/10/09(Sat) 20:06:35 |
【墓】 介護用 シェルタン>>G4 「はいどうぞ、なにもおかまいできませんけど」 なんて冗談めかして。いやがるそぶりも見せなければ、気恥ずかしさの欠片もない。 ジョシュアがたてた波でアヒルが揺れた。 (+25) nekonya 2021/10/09(Sat) 20:19:29 |
【秘】 介護用 シェルタン → 探偵用 ジョシュアシェルタンの体は明確に男性を模しているが、一般的に男性には必ずあるものがない。 それを本人は何も気にかけていない。 (-76) nekonya 2021/10/09(Sat) 20:21:00 |
シェルタンは、花の指輪を眺めている。まだ枯れずにそこにある。 (c32) nekonya 2021/10/10(Sun) 13:41:17 |
【秘】 介護用 シェルタン → 愛玩用 ドゥーガル「やあ、お姫様」 背中側に両手を隠して、あなたの隣にやってきた者が入る。 体を屈めてあなたの顔を覗き込む。 「そんなところで座っていたら、お尻を痛めないかい? 大丈夫?」 (-115) nekonya 2021/10/10(Sun) 13:54:42 |
【秘】 介護用 シェルタン → 探偵用 ジョシュアあなたの体を失礼じゃない程度に眺めて。 「君はどこも弄られてなさそうだね。主人ともいい関係のようだし。 どんな人なのかな、君のご主人は」 遠くに行ったアヒルに波を寄せて、揺らして遊びながら声をかける。 (-116) nekonya 2021/10/10(Sun) 14:09:27 |
【秘】 介護用 シェルタン → 愛玩用 ドゥーガル「痛覚がなくても体に異常は出てくるものだよ、無いなら尚更、体はいたわるべきだ。不意に力が入らなくなったりするからね。 あとでクッションを持ってくるよ。 と、ああ、ここはユーの部屋か。大丈夫、怪我はしてないよ。君を探してたんだ」 後ろ手に隠し持っていたものをあなたに見せる。 手のひらの上に2匹、小さな雪うさぎ。 「綺麗な場所へ連れて行く時間は、ここではもう少ないようだからね。場所の方についてきてもらったんだ」 綺麗よりも、可愛くなってしまったけどね、と笑った。 (-128) nekonya 2021/10/10(Sun) 15:08:14 |
【秘】 介護用 シェルタン → 愛玩用 ドゥーガル「ん? いいや、君ともうひとりの分、と思ったんだけれど。でもお気に召してくれるかわからないな。どうかな?」 スグリの目をした小さな雪うさぎがあなたの手元へ、ひとまず一匹。ひんやりと冷たくて、もう溶け始めているかもしれない。 ここまで溶けずにすんだのは、シェルタンが手袋をして、他の雪を手のひらに敷いて持ってきたからだ。 なので床はけっこう濡れてしまった。あとで綺麗にしようと思っている。 「溶けているように見えるなあ。食べてしまうならジャムでも持ってこようか。イチゴが良いな」 (-141) nekonya 2021/10/10(Sun) 16:40:16 |
【秘】 介護用 シェルタン → 愛玩用 ドゥーガル「ああしまったな、それならきちんと形に残るものを用意すればよかった。次の機会をもらえたら、そのようにしよう」 なんて、言ったものの。この世界のものはすべて形のない0と1の集まりで、形に残るものなんか何一つない。 「では同伴させていただこう。騎士の身には勿体ない名誉だとも。 姫の待ち人が来るまで動かないと言うなら、匙と器と、ジャムも持ってくるつもりだけれど、どうしようか?」 (-169) nekonya 2021/10/10(Sun) 18:38:26 |
【秘】 介護用 シェルタン → 愛玩用 ドゥーガル「姫様に足を運んでもらうなんて恐れ多い、その時は僕が向かうとしよう。主人も多少の外出は許してくれるもの」 自分の主人を誰かと引き合わせるのは避けたいことだった。 彼には自分に依存してもらわなければ困る。目の前の愛玩用を引き合わせるのは少し不安だ。 「姫様の友と騎士では、どちらが優先すべきなのは火を見るより明らかだとも。甘やかし上手な騎士は、それさえ出来れば幸福だ。では仰せのとおりに」 騎士様は古風な礼をすると、雪うさぎを崩さないように早足で、台所へ向かうだろう。 (-180) nekonya 2021/10/10(Sun) 19:13:26 |
【秘】 介護用 シェルタン → 愛玩用 ドゥーガルと、いうわけで。 「お待たせいたしました」 と、ガラスの器に一匹ずつ雪うさぎを乗せて、ジャムの瓶と匙をもって騎士は戻ってくる。 「良いものがあったよ」と、器の雪うさぎにさくらんぼが寄り添っている。 (-181) nekonya 2021/10/10(Sun) 19:14:53 |
【秘】 介護用 シェルタン → 愛玩用 ドゥーガル「ははは、姫様はお戯れがお好きだ。あーん、なんてすることばかりで、されたことなんて一度もないや。貴重な初体験をさせてもらおうかな」 ゆるい表情をしたあなたの隣へ腰を下ろして、少しだけあなたに顔を寄せた。 先に君がしてくれるんだよね? と、期待の眼差しをあなたに向ける。 (-191) nekonya 2021/10/10(Sun) 20:28:06 |
【秘】 介護用 シェルタン → 愛玩用 ドゥーガル「あれ、信じてくれないんだ。あ〜あ傷ついちゃうな」 そんな冗談を軽く言って、ぱくり。雪うさぎは無残に体半分になってしまった。 肩を寄せあい、体を触れ合わせて。本当に、人の部屋の前で何をやっているのだろう。本人たちはなぁんにも気にしちゃいないけど。 「うん、美味しい。これなら絶対に見つかりっこないだろうね。……じゃあ君もほら、お口をあけて?」 こちらもまた雪うさぎをすくい取って、あなたの口に差し出す。慣れた仕草。 (-203) nekonya 2021/10/10(Sun) 20:59:21 |
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