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![]() | 【独】 裁判官 リーベルト/* そうなんですよあれもこれも拾いたい!! 断捨離なんて出来ない!! ってしてるとどんどんわかめってしまうんですよ……… これでもがんばって削ったりはしてるんですけど…… その強度の糸じゃ僕落っこちるな() その糸は他の方にお譲りして徳を積みますね(?) 遅くまでありがとございます うっう行ってらです……!!さすがにこれ今夜中にお返事は無理ですうぇぇええん (-409) rinto 2019/04/24(Wed) 1:02:42 |
![]() | 【独】 裁判官 リーベルト/* 只今戻りましたけど遅くなっちゃうと思うのでヴィクはどうぞおやすみしてくださいね…!!の一撃をば。 遅筆で本当にすまんです…… すごいめっちゃ褒められてるすごい照れる。初心者がんばってきます…!** (-524) rinto 2019/04/24(Wed) 23:19:45 |
![]() | 【秘】 裁判官 リーベルト → 舞台役者 ヴィクトル[普通の人間ではないと感じてはいた。 彼が己よりも格段に凶暴な衝動を抱えている可能性も、 壁ドン(崩落)の一件以降の彼が比較的泰然自若だった為に忘れていた。 四六時中餓えているのも、質より量を欲していたのも、元々の性質によるものであるということ。 時に仲間達さえ例外としない程の暴怒を内に秘めていること。 知識不足も手伝い、彼の正体に完全には気付いていなかった。 ――もし、出会ったばかりの頃。 勢いに任せて喰おうとされていたら>>-372、 此方も「はいそうですか」と簡単に腕を差し出しはしなかっただろうから、カフェの事務室にキープアウトテープを貼らねばならない事態になっていたかもしれない。 長年付き合いがありながらつい最近まで知らなかったのは、 繊細なプライベートを尋ね辛かった所為もある、が。 そもそも僕は周囲の人間の素性について、ほとんど興味が無かった。これは何も彼に限った話ではない。 向こうから話されれば傾ける耳くらいは持ち合わせているが、此方から尋ねようとはあまりして来なかった。 好んで素性調査をしようとする輩達を邪魔してやる方が、性に合っていた。 あの日だって、僕は本当は護る為にヴィクを呼び出したのだ。 彼の身辺を無遠慮に暴こうとする者達から。 決して、喰うつもりで呼び出したんではなかった。] (-556) rinto 2019/04/25(Thu) 2:31:58 |
![]() | 【秘】 裁判官 リーベルト → 舞台役者 ヴィクトル[親友を手に掛けて多少なりとも罪悪感を覚えた己とは裏腹に、何故か彼は笑んでいた。>>-373 むしろ己の正体を喜ぶかのように。 悲しむでも憎むでもなく、心底嬉しそうに。 確かに喰らったはずの 肉体 が、流したはずの血液 が、遺したはずの爪痕 が。瞬く間に、何事も無かったみたいに目の前で塞がっていった。 ――全身がぞくりと泡立つのを感じた。 それどころか、意識を取り戻して開口一番、 「俺にも食わせろ」 これには流石に噴き出してしまった。 「僕は食べ物じゃないんで それはちょっと…」 食しておきながら食われる想定がすっぽ抜けていた僕は、親友の衝撃の台詞に単純に慄いた。 直前におばあちゃんがくれたおやつのポンデケージョを差し出しても、彼の食欲は一向に収まる気配がなかった。 この食いしん坊め。 動揺した僕はあえなく、呆気なく彼に捕まった。 僕の肩口に牙を突き立てながら恍惚の表情を浮かべる友を見て、彼の正体を知ったのだった。] (-557) rinto 2019/04/25(Thu) 2:32:16 |
![]() | 【秘】 裁判官 リーベルト → 舞台役者 ヴィクトル[目には目を。 歯には歯を。 血肉には、血肉を。 最初は痛みが怖ろしかったけれど、ヴィクが相手なこともあって、今ではすっかり慣れてしまった。 我が身を与え君の一部となり、 君の身を請け僕の一部とし続けたなら。 ――――いつか僕は君とひとつになれるだろうか。 この心の隙が、満たされるんだろうか。 ] (-558) rinto 2019/04/25(Thu) 2:32:28 |
![]() | 【教】 裁判官 リーベルト ─ 回想・展望台 ─ それはお互い様でしょう。 自分の事は棚に上げて。 ……これでも、なるべく痛くないようにと 配慮はしてるつもりなんですよ? [想定通りの突っ込み>>/10に笑んでしまう。 君を傷付けられるのは、僕の特権にしておきたい。 代わりに僕はこの身体を喜んで差し出そう。 もう直に共に暮らすことになる自宅へと話題が移れば>>/11、] そうですね……、 好きになって貰えると嬉しいです。 これからは、君の家でもありますから。 ――知っての通り、眺めは良いですよ。 僕らの暮らす街を一望できます。 [若かりし日に憧れ、征服欲に溺れて選んだ天空の城。 今は、窓辺から見える眼下の景色は、 己の守ろうとする人々の確かな営みを、身近に感じさせてくれる。] (/22) rinto 2019/04/25(Thu) 2:32:36 |
![]() | 【教】 裁判官 リーベルト[>>/12握られた手に、力が籠るのを感じたから。 僕がもし彼を不安にさせているのだとしたら、その憂慮を取り除いてやりたいと思った。 態度で、行動で、 触れることで示しきれない部分を言葉で。 想っているだけでは伝わらないのだと、 今の僕は知っているから。 良くも悪くも、感じていたことをありのまま言葉にして伝えたつもりだ。] ……? ふふ。僕は正直なだけですよ。 質問にはちゃんと答えましたから、 いいでしょう? 僕も、君がどうして僕を好きでいてくれるのか 気になりますから。 ……全部、ですか? [「全部」というのも些か気恥ずかしい。 >>/13 本当に? そう問い返したくなっても仕方ないだろう。] (/23) rinto 2019/04/25(Thu) 2:32:47 |
![]() | 【教】 裁判官 リーベルト[何を隠そう、こう見えて僕は僕が結構好きだ。 誰にどう思われようと構わないし、自分を偽ってまで相手に気に入られたいとも思わない。 だからこそ、学生時代は周囲に手を焼かせた。 ……否、今も焼かせているのかもしれない。 故に、万人に好かれはしないと解っている。 君と出逢った頃の僕は、君にさえどう思われようと構わないと思っていた。 そんな僕が、今は ――君に嫌われるのが一番怖い。 君が心細い時には、寄り添う ランプ となろう。君が道に迷う時には、航路を導く 月 となろう。君が疲れてしまった時には、羽を休める 灯台 となろう。だから、どうか、 どうか僕から離れて行かないで欲しい。 ――そんな風に思ってしまう。 我ながら情けない話だ。] (/24) rinto 2019/04/25(Thu) 2:32:56 |
![]() | 【独】 裁判官 リーベルト[一際眩しかったブルーサファイアの原石。 彼はその輝きを今、最大限に発揮せんとしている。 彼ならば、世界に羽ばたいてゆける。 ──きっと、隣に僕が居なくても。 僕はヴィクを親友だと思っていた。 けれどヴィクからすれば、僕は大勢の友人の一人にしか過ぎないのでは? ──むしろ、離れた方が彼の為になるのでは。 いつか、こうして言葉を交わすことさえ容易に出来ない日が来るのではないか。 ──そんなのは、 そんなのは、……嫌だ。 僕は嫌だ。 自分がどうしたいかの答えは最初から決まっていた。 勝手に慮って、勝手に気の利く振りをして、勝手に悩んでいた。 どうやったって自分一人で解決出来る問題ではないのに。 尋ねられなかったのは、万に一つの肯定を恐れる僕がいたから。 難しく考え込まず、もっと早く相談すれば良かったのかもしれない。 君が僕と同じ気持ちで居てくれると知ったなら、 たとえ過去に判例がなかったとしても、 遠慮する必要はどこにもないのだから。] (-559) rinto 2019/04/25(Thu) 2:33:09 |
![]() | 【教】 裁判官 リーベルト……うん。 君は、どうしようもなく臆病で。 寂しがり屋で、意地っ張りで、 誰よりも人に愛されたがっていた。 自分を偽ってまで愛されたい君の気持ちが、 正直なところ、僕にはわからなかった。 でも、……今ならわかります。 ……君に嫌われたら悲しいし、 好かれていたいと思う。 そしてそれ以上に、 本当の僕を知ってくれている君だからこそ、 素のままで安心出来るところがあるんです。僕も。 だから、 君は君のままで良いんですよ。 [最も過激な問題児であった頃の己を知っている上で、それでも僕のことを好きだと言ってくれる君ならば。 心の壁を取り払って、本音で語り合える。 仮面で隠されていた真実の姿は、むしろ魅力だと思った。 一見完璧であるように思われた彼にも、弱い一面があった。 それを知れたことで、僕は君に惹かれていったのだから。 ] (/25) rinto 2019/04/25(Thu) 2:34:52 |
![]() | 【教】 裁判官 リーベルト[悩み苦しみもがきながら夢に立ち向かい、懸命に生きている青年。何処にでもいる普通の、けれど僕にとっては特別な人。 何年も前に彼を救いたい一心でかけた言葉が彼の声で耳に届いた>>/16なら、目を丸くして。 自分でも表情が驚くほど柔らかくなるのを感じた。] ……それ、 懐かしい。 覚えててくれたんですね。 上手いこと言えたなって、 自分でも思ってはいたんですけどね。 [長く暗いトンネルを潜り抜けた後の、待望の復活公演。 不死鳥の如く舞台へと蘇った彼は、見事大成功という名の勝利を魅せてくれた。 終演後団長さんの計らいで楽屋にお邪魔すれば、いつかの雨の夜のように泣き崩れる君がいた。 どんな宝石より美しい、歓喜に満ちた涙だった。 護りたいと思った。] はい。 たとえ嵐の航海であっても。 ……君となら、 [ 例えこれが祝福では無く、試練の幕開けだとしても。 最愛の人が傍に居てくれるなら、何にも負ける気はしない。] (/26) rinto 2019/04/25(Thu) 2:35:05 |
![]() | 【教】 裁判官 リーベルト[/17不意に顎を持ち上げられて、心臓がどくんと跳ねた。 月光のような蒼い瞳を、見つめられるままじっと覗き返す。 ここまで真剣に、真摯に語りかけられて。 信じられないなんていう方が失礼というものだ。] ……っ、 また先に言われちゃいましたね。 不束者ですがよろしくお願いします。 僕と、――共に生きてください。 [口付けを受けた手で彼の手を引き寄せて、もう一度強く握り締めた。 ――北極星に誓い、流星雨に願おう。 ]*君と僕の共に歩む未来と、永遠に続く愛を。 (/27) rinto 2019/04/25(Thu) 2:35:10 |
![]() | 【教】 裁判官 リーベルト[――さて。 ロマンチックなムード漂う恋人の集う丘で愛を誓い、大きなダブルベッドの待つホテルのスイートルームへと戻るべく、僕は颯爽と彼の手を引いたはずだった。 気付いたら何故か彼に抱き上げられていた。] え、…………っ おおお降ろせよ 恥ずかしいだろ!! …………ちっ、 [思わず本性が現れてしまうのは、やはり照れ隠し。 抱えられたまま両手で顔を覆った。 辺りは暗く、月明かりと心許ないいくつかの街灯しかない。 顔が紅くなってしまっている気がするが、然程目立たないだろう。 不甲斐ない王子は、姫に暫し大人しく身を預けた。 高身長な彼に抱き上げられたことで空は確かに近くなったけれど、月も星も全く目に入って来ない。 歯の浮くような台詞が息をするように自然と吐き出されるのは、役者故か。かっこいいな畜生!! しかし姫抱っこされながら王子様と呼ばれても微妙だ。 行動と台詞が一致していない。 お前今絶対僕のこと王子とは思ってないだろ。解ってんだぞ。 まったく、……心臓が幾つあっても足りない。] (/28) rinto 2019/04/25(Thu) 2:35:59 |
![]() | 【教】 裁判官 リーベルト……君の方がよっぽど綺麗ですよ。 馬鹿。 [重いでしょう。 無理はいけません、降ろしてください。 少年のような笑みを浮かべた彼の頬を柔くつねった。 その笑顔を、好きだと思った。 地面に降り立ち手を握り返しても、心音は煩いままだった。 君と並んで見る月は、狂おしいほどに美しかった。]* (/29) rinto 2019/04/25(Thu) 2:36:14 |
![]() | 【教】 裁判官 リーベルト ─ ホテル・スイート ─ [薄暗い室内を照らすのは、シャンデリアの淡く青い明かりと、窓辺から射し込む月光のみ。 部屋に戻ると真っ先にシャワールームへ向かった。 備え付けのバスローブに着替えてから、先刻も座った真珠貝を模したソファに腰を落ち着ける。 本当に長いようで短い一日だった。] ……これは寝坊しますね。 まず間違いなく寝坊コースですね。 [何せ彼が珍しく荷物整理をしている>>/21のだ。 明日の準備までしっかりとおこなっているのだ。 未だかつてこんな光景を目にしたことがあっただろうか。 天気予報は見ていないが、下手すると明日は朝から大雨かもしれない。 もっとも、 もし雨なら折角のスイートルームで寛ぐだけのこと。 本来朝に弱く日光に弱いのは、己も同じなのだから。 ちゃんと片付けられてえらいですね。 そう声を掛けようとした時には、彼はベッドに寝転がっていた。 やはり早々に片付けに飽きたか。 けれど、その方が彼らしい。 思わずくすりと苦笑が漏れてしまうのは止められなかった。] (/30) rinto 2019/04/25(Thu) 2:36:49 |
![]() | 【教】 裁判官 リーベルトいえ、疲れては―― ……ううん。やっぱり、疲れました。 ヴィクの言うとおり、 明日出来ることは明日に回すことにします。 [ダブルベッドを既に我が物顔で占領している、主の元へと向かう。 スイートルームの名に相応しい、キングサイズの高級ベッド。 遠目で見ても、生きとし生けるもの全てを優しく包み込んでしまえそうな柔らかさが伝わってくる。 そんなベッドにも、彼は違和感なく馴染んでしまっていた。 傍に腰を下ろし、身体を捻り、寝転んでいるヴィクを暫し眺めてから、彼の耳脇すぐのシーツにとすっと手をついた。 壁はベッドに、立場は逆になっているけれど。 道中の思い出話が懐かしくて楽しかったから、いつか>>2:/3のお返しをしてみようと。 そのまま押し倒すような形で覆い被さり、見下ろす。] ――お待たせしました。 そろそろ腹が減って来たんじゃないですか。 [頬を撫で、距離を詰めて蒼の瞳を覗き込んだ。 そうして彼が何事かを言うより先に、額に掛かった前髪を払いのけて、額に唇で触れた。] (/31) rinto 2019/04/25(Thu) 2:37:00 |
![]() | 【秘】 裁判官 リーベルト → 舞台役者 ヴィクトル[そのまま瞼へ、頬へ、鼻先へ。 存在を確かめるようにキスを落としてから、彼の手を掬い取る。] ……僕の身体は全部、君にあげます。 その代わりに、 君の……この指。僕にください。 [透きとおった白く美しい小指を口に含んで、 そっと愛おしむように 歯を立てた。 ]** (-560) rinto 2019/04/25(Thu) 2:37:10 |
![]() | 【独】 裁判官 リーベルト/* お待たせしましたぁぁあもう本当に救いようのない遅筆でごめんなさい…!!あと2日ないなんて嘘だろ…??って気持ちです 灰への反応はまた明日で、おやすみなさい!!! [ヴィクぐるみを抱きしめてすやぁ]** (-561) rinto 2019/04/25(Thu) 2:42:39 |
リーベルトは、すっかり優しい僕になっちゃったなあ……** rinto 2019/04/25(Thu) 13:00:44 |
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![]() | 【独】 裁判官 リーベルト/* ありがとうありがとう……ヴィクだいすきです……美味しく食べてくださいね……(?) うう僕がくそくそ遅筆なばっかりに……ぐすぐす (-655) rinto 2019/04/26(Fri) 0:00:12 |
![]() | 【独】 裁判官 リーベルト/* ヴィク美味そうだったんです……() そのスピードで遅筆なんて言われたら全僕が泣いてしまう…… 日中僕も居られなかったんでおあいこです。 [ぎゅぎゅぎゅ] (-657) rinto 2019/04/26(Fri) 0:11:22 |
![]() | 【独】 裁判官 リーベルト/* くそくそ遅筆なのでヴィクはどうぞおやすみくださいね……! がんばって生き返ります…… 温泉も海も連れてってやれませんでした…… 不甲斐ない旦那でした……ううっ……あと一ヶ月ぅうううう 遠慮しなくていいんですよ……コア(??)だけ残しといてくれれば多分戻れます……(???) (-660) rinto 2019/04/26(Fri) 0:21:52 |
![]() | 【独】 裁判官 リーベルト/* あっあっほしいです見たい…… ですよね行ってましたよね……ちょっと記録つけそびれただけで…… ところで僕いつの間にか1時間ほど未来にタイムスリップしてきたようなんですけど何があったんです?????(※1時間放心してた) (-662) rinto 2019/04/26(Fri) 0:41:06 |
![]() | 【独】 裁判官 リーベルト/* ヴィクは気にしすぎるてぃなんですよ…[なでなで] むしろ距離近付いちゃったからよし食おう!!ってなったのかもしれないな(?) (-672) rinto 2019/04/26(Fri) 0:52:57 |
![]() | 【独】 裁判官 リーベルト/* 一緒にタイムスリップしちゃったみたいですね…(ぎゅ)(せやで一時やで寝てね) おやすみなさいなでなで。 タイムターナー欲しい切に欲しい…… よし、がんばるぞい…!!** (-676) rinto 2019/04/26(Fri) 1:05:29 |
![]() | 【教】 裁判官 リーベルト ─ ホテル・スイート ─ そうしたい気持ちは山々ですけど…… もうこんな時間ですよ? それに、 君と居るとつい気が抜けてしまいますから。 [ベッド傍の置時計を指差した。それなりの深夜だ。 早朝の散歩を予定しているとはとても思えないような。 この後すぐには寝付けないだろうことも、容易に想像が付いた。 ご所望のモーニングコール>>/32は出来ればしてやりたい。 が、彼の起床前に起きて二、三の仕事を片付けることさえ、明日の朝は出来るかどうか。 油断しきったベッド上の彼に覆い被されば、 素っ頓狂な声が上がった。>>/33 驚いた顔も可愛らしくて、思わず愉悦の笑みが零れてしまう。] ふふ。 ……そんなに驚きました? [伸ばした指先を耳元へと滑らせれば、早鐘を打つ彼の拍動が伝わってきた。 そのまま脈を辿って首筋を落ち、肩を過ぎ、胸元へ掌を置く。 より確かな鼓動を感じるために。] (/36) rinto 2019/04/26(Fri) 18:02:42 |
![]() | 【教】 裁判官 リーベルト[己の心臓もまた、同じくらいに激しく高鳴っていた。 件の壁ドンで微破壊された元バイト先の壁だが、 当時僕にまで疑いの目が向けられていたことを 恐らく彼は知らない。 店長視点、容疑者は二名。 まして片方は素行の甚だ悪かった僕だ。 どちらがより器物損壊の犯人らしいかと問われたなら、 誰もが僕を指差しただろう。 ヴィクのあの細い腕のどこにあんな力があったのか。 僕自身、この目を疑ったのだから。 「レーナルト先輩が壊しました。」 正直に答えても、店長は全く信じてくれなかった。 ヴィクも事情聴取は受けていたようだったけれど、 彼の言い訳は恐らく、 僕を庇う為の証言と思われていたと思う。 あの日の暴魔が、今ではこんなにも愛らしい表情>>-641を見せてくれているのだから。 鬼生何が起こるかわからないものだ。] (/37) rinto 2019/04/26(Fri) 18:02:45 |
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