15:40:52

人狼物語 三日月国


99 【身内】不平等倫理のグレイコード【R18G】

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視点:


【人】 愛玩用 ドゥーガル

「おはよう。今日も一日穏やかで良い日だといいねぇ。
 それにしても大人数で摂る食事というのは新鮮だ。
 …… うん?監察官さんがどうかしたのか?」

昨日と同じ席につき、昨日と同じように食事を ――
とは思ったものの、ユーの声を拾って周囲を見回す。

確かに監察官の姿は此処にはない。
ぼんやり気味に瞬きを数度、ぱちぱち。

「寝坊だろうか?
 ……まさか僕じゃあるまいし、ねぇ」

一先ず着席。だって、不出来な自分にできる事はない。
行動した傍から何らかの事態を悪化させかねない。
よって様子を見に行くことはしないが、

「…………。」

表情はいまいち晴れないな。

食堂に居る人物の様子を窺ってみる。
他に寝坊した子は、……いない?
(3) junkie_0u0 2021/10/03(Sun) 11:04:59

【人】 愛玩用 ドゥーガル

「確かにみかんの作る食事は良いものに思えるよ。
 昨日の食事も美味しかったし、
 今日の昼に共に作る当番なのが楽しみでたまらない。
 でもなあ、食事はいる者が皆揃って食べた方が……」

例えば主人と。例えば家族と。例えばここの全員と。
シェルタンの言葉には首を否定の方向へ素直に数度振った。

「いいや、僕は何も。というか会話すら。
 昨日は花束を部屋に飾り付けるので必死だった。」

「彼女は不出来なものに見えなかったのだけれどなぁ。
 ――… 他に監察官さんから何か聞いているものは?
 疲れていた様子を見たとかでもいいのだけれど……。」
(4) junkie_0u0 2021/10/03(Sun) 11:14:50

【人】 愛玩用 ドゥーガル

こうして言葉を投げ掛けたは良いものの、
実際のところ知っているものは居ないのではないか。
そんな予感と共に 半端に削れた金貨を服の裾で磨いていた。

その最中にシェルタンが料理を運んできてくれたのならば
ぱ、と顔を上げて手も止め、笑みを投げ掛けよう。

「ありがとう、……おや、好きにするが世話を焼くなのか?
 ならば君がドン引きするぐらい甘えてしまいそうだなぁ。
 ……ところでシェルタン。昨日の土産話なのだけれどね。
 外には草原と綺麗な花畑があった。此処は良い場所だね。」

短い土産話を添えたら、いただきます。
不出来な愛玩用は金貨を上着にしまって食事を摂り始めた。

おいしいね。監察官、早く起きてこないかな。
(7) junkie_0u0 2021/10/03(Sun) 11:23:50

【人】 愛玩用 ドゥーガル

「そうか、ルツも。そうすると皆そうなのかもしれないなぁ。
 昨日は何処かを見たり部屋の整理で忙しかった、とか。」

何たって見知らぬ場所、知らぬ環境なのだから。
ずず…… と 味噌汁を飲みながら、ぼやっと思案。

「ブラックに聞くのは確かにいいのかもしれないねぇ。
 ひょっとしたら寝坊じゃなくて迷子かもしれないし。」
(8) junkie_0u0 2021/10/03(Sun) 11:28:05

【人】 愛玩用 ドゥーガル

「何処へ行くにも抱きかかえてもらって、
 君に構ってもらうために部屋を何度も散らかして、
 気を惹くために何度も何度も転んで怪我をするとか。
 まあしないよ。しないしない。不出来な冗談に過ぎない。」

隣に座るのならば視線がそちらに自然と向く。
不確定な事を心配し過ぎも良くはないから、
一緒に普通の話をしようか。

「だろう? ユーのお陰で無事に辿り着けて良かったよ。
 ……それから僕は花冠も指輪も贈る側。
 だから君にも贈る側でいたいものだね。」

もたもたとパンを一口分千切って、口に運び。
比較的上機嫌なまま言葉を繋ごう。
そういや君は昨日は出かけていないのだったか。

「シェルタンは何かここで綺麗なもの、見付けた?」
(10) junkie_0u0 2021/10/03(Sun) 12:05:40

【人】 愛玩用 ドゥーガル

「あ、ログイン。……思い返せばそれもそうだったね?
 そうしたらばうっかりログインしていない可能性も
 なくはないような、そんなような……。
 ――… 嗚、そうか、昼食、」

ぽっかりからっぽ。
ひと席分の空白を一瞥し、朝食を摂る手を一度止める。
ついでに半端に千切ったパンを片手に目を閉じた。
どうしたもんかな?だって今日の昼食ってアレだろう?
僕とエマとみかんが担当だ。そうだった筈だ。
まあそう、不出来は甘やかされるのが役目だとしても、だ。
そうだとしてもだよ?

「……なあエマ、探索前にお祈りをしてくれないか?
 僕は料理がシンプルに下手なんだ。それもとびきりねぇ。
 みかんとエマが居たとしても世話を焼かせてしまうだろう。
 不出来ではあるがそれは実に不本意だ。怖いなぁ……。」

黒焦げの卵焼きを提供しないで済むといいのだけれど。
千切ったパンを細かく千切りながら神に祈っておこうかな。
もし失敗しても、怒らないでね。頼むから。
(12) junkie_0u0 2021/10/03(Sun) 13:58:49

【人】 愛玩用 ドゥーガル

>>15 シェルタン
「今度また散歩に出たら、いいや、今日また外に出た時に
 君に似合う色合いの花を摘んで編んで、贈りに行こう。
 ……ルツもエマも、以外とお茶目なところがあるんだな?
 僕よりも何というか、真面目な子なのかと思っていたけれど
 予想していたよりも可愛らしいのかもしれない。いいなぁ。
 勿論、ぴかぴかのものを綺麗と評価する君もね。
 どんなものも極力磨かれていた方がいい。後で皿を…」

食事の手をいったん止めて、ちと思案、思案。
気難しいというか何というか、眉間に薄く皺ぐらいは寄ったか。

「……改めて皿を眺めるというのも、おかしいかなぁ。」
(41) junkie_0u0 2021/10/03(Sun) 18:12:28

【人】 愛玩用 ドゥーガル

>>16 みかん
「お昼の仲間が頼もしいひとばかりで安心だ。
 きっと存分に不出来を発揮して君達を立てることができる。
 だから、……えっ?対決??」

やらかし要員として頑張っちゃお。
そんな決意と共にあったが、予想外の方へ行きそうだな。
数度の瞬きの後、対決の図を想像して暢気に笑い声を上げた。

「頼もしくも面白い言葉だなぁ。みかんのそれ。
 なら不出来もそれなりに自分と対決してしまおう。
 今日は焦がさない!絶対、…ではないが、
 どうにか打ち勝てるように善処はしたいねぇ」
(42) junkie_0u0 2021/10/03(Sun) 18:13:08

【人】 愛玩用 ドゥーガル

「??」

ちんたらと食事をしていたから流れに置いて行かれ気味だ。
気付けばメンテナンス云々、監察官云々。
色々な話題が入り乱れていた。

ぼーっとした様子で話を聞き、曖昧に頷いていることだろう。
その内食事を済ませ、頬杖をしているばかりになる筈だ。
(43) junkie_0u0 2021/10/03(Sun) 18:15:36

【神】 愛玩用 ドゥーガル

>>G1 昼食の時空
不出来の勝負はまずエプロンを装備するところからだった。
言葉に頷きながら もた、もた… よろ…よた…
どうにかこうにかね、紐を結んでるってわけ。

「っと、……特に異論はないよ。出来る限り頑張ろうねぇ。
 誰かが作ってくれたものならなんでも美味しいという回答は
 恐らくあまり良いものではないだろうから……。
 スープは僕が選ぶとしたらあっさりしたものかな?
 濃い味付けが好きそうな子が多いなら後者の方がいいかな」

ちょっと悩むよね。
でも決めていいならあっさりしたものがいい、と、意思を伝え、
他はどうしたもんかな。手を口許に添えて考え込んだ。

「…………。オムライスが食べたいなあ、」
(G3) junkie_0u0 2021/10/03(Sun) 18:22:07

【神】 愛玩用 ドゥーガル

は、と。瞬き。
エプロンを何とか着用したのが我に返る。

いや思えば昨日の朝食も卵料理があったのではなかろうか。
昼と朝は違うと言えども、だ。不出来はやや被りを気にした。

「グラタンの方が食べたいかもしれない。」
(G4) junkie_0u0 2021/10/03(Sun) 18:24:59

【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 探偵用 ジョシュア

「そんなにという事は少しは気にしている。違うかい?
 だからこそ僕は君に謝らなければならないよなぁ。
 もう一度言うね、本当にごめん。」

扉から顔を覗かせた彼が笑みならば、まあ、安心はするが。
それはそれ、これはこれ。
結構真面目なんて評価に不出来はちょっと驚いてしまって
暢気な笑みは、えぇ?と怪訝そうな表情に傾くな。

「直接出向いて謝るのは当たり前なんじゃないかなぁ。
 君も、……陽気で明るいが気遣いが出来て優しいね。
 まあとにかく今後は不出来なりに気を付けるよ、」

と言ったところで、ひょいと顔を動かして。
君の部屋の内部を覗きたがる様子があるだろう。
謝罪が済んで興味が逸れたのだ。

「……部屋は散らかした?」
(-6) junkie_0u0 2021/10/03(Sun) 18:34:52

【人】 愛玩用 ドゥーガル

「メンテナンス、かあ。メンテナンス……。
 僕の主人は変わり者でね。あんまりその……
 ……。僕がメンテナンスを受けることを嫌うんだよなぁ。」

此処に居る状態で気にするような事でもないだろうが、
気分は少々曇り空。頬杖のまま目を閉じた。
(49) junkie_0u0 2021/10/03(Sun) 18:52:33

【神】 愛玩用 ドゥーガル

「あ。絶対美味しい感じの響きの料理。
 何だか楽しみになってきたぞ、よし、よし……よし!
 エプロンもどうにかなったし頑張る事にしよう」

それもそうだ。味付けを変えれば。
一先ず不出来自身が行動を起こすと何かをやらかしかねないと、
不出来自身も分かってはいる。
だからこそ、二人の様子を窺い見て首を傾いだ。

「僕はデザート係だっけ?
 うっかり爆発させないように善処するから。
 どうか頼らせておくれね。頼んだぞ。」
(G6) junkie_0u0 2021/10/03(Sun) 19:01:58

【神】 愛玩用 ドゥーガル

>>G7 >>G8 昼食の時空
作業に取り掛かる前に邪魔になりそうな長い髪をひとまとめ。
エプロンを着用するのは実にもたもたしていたが、
髪を結うのは慣れている。
よって速やかに作業へ取り掛かる事が出来ただろう。

電子データの果物を手に取り、指示の通り種だの皮だのを……

「僕は誰かと料理をするの自体が初めてだ。
 料理初心者、赤ん坊、或いはその辺の宇宙人
 そういう類の、 あっ、こうか?出来てるかな」

どうにかこうにか。処理はした。
さて出来栄えの程はどうだ。
目の前の料理の元の姿は上出来だ
(G9) junkie_0u0 2021/10/03(Sun) 19:37:43

【神】 愛玩用 ドゥーガル

>>G7 >>G8 昼食の時空
「お。出来てる。果物剥きは不出来とは無縁らしいなぁ。
 種もないし、よし、……よしよし!」

親指をぐっ!と立ててから
処理をしたものをミキサーへ入れていい感じにしようね。
思いの外手を借りず事を済ませられそうだ。一安心。

「誰かと何かを作るのもまた楽しいね。綺麗だと思う。
 みかんやエマのようにてきぱきとは行かない、が、
 面白いし穏やかで良いなと感じるなぁ」
(G10) junkie_0u0 2021/10/03(Sun) 19:44:14

【独】 愛玩用 ドゥーガル

「不出来で美しく上出来な重さではない。
 この果物には恐らく魂は存在しない。
 僕が上出来にこなせるなら、そういう事なのだろう」
(-9) junkie_0u0 2021/10/03(Sun) 19:47:33
ドゥーガルは、いつの間にか食堂から姿を消している。自室へ戻ったようだ。
(a8) junkie_0u0 2021/10/03(Sun) 19:49:08

【独】 愛玩用 ドゥーガル

/*ヒエッ…
(-16) junkie_0u0 2021/10/03(Sun) 21:00:25

【神】 愛玩用 ドゥーガル

>>G11
自分と同じ用途だろうに手際の良い彼女。
そんな彼女を、不出来な男は横でじっと見つめていた事だろう。
指示にきちんと頷いて早速その工程に取り掛かろうじゃないか。

「混ぜて熱して、冷やして……?
 任せて。今日の僕は不出来ではなく上出来かもしれないから
 そつなくこなせるとは思うんだ。……自信はない。」

大丈夫。電子レンジに任せればまあ。きっと。
諸々省略。加熱したらば冷水へボウルを。それで……

「そうだねぇ、何より料理上手な二人を立てることが出来る。
 不出来が居れば上出来の見栄えが良くなる。
 僕はそういう事を好ましく思うから、… 
あちっ


不出来はうっかり素で熱い部分にちと触れたがさて置き。
上出来に混ぜる事は、叶いそうか。
誰かが居る時、不出来は不出来である。
(G12) junkie_0u0 2021/10/03(Sun) 21:14:11

【神】 愛玩用 ドゥーガル

「あっ。 ……?? ?」

手のかかる阿呆は混ぜるのが下手だ。
引っ繰り返すまでは行かなくとも、

もた…… もたもた……

実に手際が悪くなる。反逆は失敗してしまったようだ。
(G13) junkie_0u0 2021/10/03(Sun) 21:15:42

【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 介護用 シェルタン

雑然とした部屋の中で不出来は 不出来な金貨 を磨く。
誰かと会話するように独り言を紡ぎ、繋いで、
時折笑う声も、扉越しに聞こえただろうね。
まあ、ひょっとしたらの話さ。君の聴覚次第だ。

いずれにしてもノックされれば、

「シェルタン?ああ、いるよ。丁度話も落ち着いたところ。
 ……何か用かな?デートのお誘いだと嬉しいなぁ。」

暢気な声と共に扉へ寄り付き、開けよう。

/*お声掛けありがとうございます。
 基本深夜〜朝の生き物ですが、それでも良ければ是非。
(-20) junkie_0u0 2021/10/03(Sun) 21:24:19
ドゥーガルは、みかんに助けられたお陰で無事に混ぜる事が叶ったようだ。一安心。
(a21) junkie_0u0 2021/10/03(Sun) 21:35:10

愛玩用 ドゥーガルは、メモを貼った。
(a23) junkie_0u0 2021/10/03(Sun) 21:41:55

【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 探偵用 ジョシュア

「ならばそうしよう。……ありがとう、ジョシュア。
 それにしても、ああ、本当だ。
 君は部屋を見事に散らかしているねぇ。
 上出来な散らかり具合なんじゃないか?
 好きにし放題って感じで素敵だと思うなぁ」

部屋を覗き込んでみれば取っ散らかりの手本が見えた。
少しの背伸びをしてぐらぐら。
不安定に揺れながら部屋の中を確認し、 ――

「……部屋に入ってもいい?
 ユーがね、君は綺麗なものを見つけるのが上手かも、と
 そういう話をしていたのを思い出して気になってきたんだ。
 君の部屋に綺麗なものがあるかどうか、見たいなぁ……」

不出来はちゃんと立つ姿勢に戻り、視線も君に戻す。
生憎手土産はないのだけれど 入れてもらえたら嬉しいな。
(-36) junkie_0u0 2021/10/03(Sun) 22:02:52

【神】 愛玩用 ドゥーガル

>>G14 >>G15 平和で穏やかなお昼
「そうだなあ、僕は適材適所という言葉を知っている。
 エマは指示を出すのが上手で、みかんは腕前に自信がある。
 そして僕はご覧の通り。バランスの取れた良い組み合わせだ。」

別にネガティブな訳ではない。それが好ましいだけだ。
暢気にボウルと格闘していたが助力もありどうにか、こうにか。
無事に作業が済んだら、一度、そうだなあ、
みかんの手を確かめるように撫でたがったかも。

そいつが叶おうとそうでなかろうと、エマの方へ寄り付いた。
ついでに腹の虫がぐうと鳴く。

「……確かに不思議だ。つまみ食いの誘惑に負けそうかも」
(G16) junkie_0u0 2021/10/03(Sun) 22:12:46

【神】 愛玩用 ドゥーガル

みかんからお許しも出た事だし、ちょっと手を伸ばして

ひょい。ぱく。

不出来な愛玩用はチーズを啄んだ。
(G17) junkie_0u0 2021/10/03(Sun) 22:15:36

【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 介護用 シェルタン

「削れた金貨も磨き終わったところだったからね。
 だから丁度いいぐらいさ、気にしないで?」

メモがベタベタと貼られている扉から廊下へ出て、
部屋の中身を確かめられる前に君の隣へ。
ぱたんと扉も閉じてしまおうね。

「花畑。会話を覚えていてくれたのかな、嬉しいなぁ。
 ―― 気の利いた言い回しなんていらないよ?
 僕は綺麗な君が会話を覚えていてくれただけで嬉しいし、
 こうして声を掛けてもらえるだけで、十分だ。
 なあ、シェルタン。僕はよく迷子になるんだ、」

照れ笑い混じりの子の手に自身の手を伸ばし
折角だから。そっと重ねる事が、叶えばいいが。
まあ諸々任せよう。避けるのも容易いとろい動きだ。

「だから出来れば手を繋いでほしい。……駄目かなぁ。」
(-39) junkie_0u0 2021/10/03(Sun) 22:23:51

【神】 愛玩用 ドゥーガル

>>a30 >>G18
「注文の段階で色々違ったんだろうね、僕達は。
 同じ用途でも個性をつけられているという事なのだろう。
 君はそつなくこなす事を求められて、そうなった。
 僕は不出来を眺めて愛でるために、こうなっている。
 でもねぇ、焦げたものしか作れないのも困りものだな、と、
 此処に来てから少し思いはするから……」

少しエマやみかんの要領の良さに憧れがある訳だ。
まあ、満足はしているのでこのままだし、つまみ食いをすれば
そんな事も意識の外に放り出されてしまうのだけれども。
頭も行動も思考もとことん不出来な男であった。

チーズを食ったら満足して、あとはもう何もしない。
モゴモゴと口を動かし飲み込んで、ふう。
もう殆どする事もないかと判断してエプロンを脱いだ。

「出来上がって配膳するのが楽しみだ。
 皆、美味しいと言ってくれるといいねぇ。」
(G19) junkie_0u0 2021/10/03(Sun) 22:53:48

【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 介護用 シェルタン

「君が溶けたら瓶に小分けにして綺麗に並べなくては。
 きっかり不出来な金貨と同じ分汲んで揃えていっぱいね。
 勿論冗談だよ?でも、そうだなぁ。君の優しさに甘えて……」

指のかたち、手の輪郭を確かめてから、
繋ごうとした手は取りやめ。代わりに君の前へ回り込む。

「拒否されないと信じて抱きかかえられるのを望もう。
 壊れ物みたいに、或いは子供か恋人みたいに、
 僕を丁寧に花畑へ連れてっておくれよ、シェルタン」

こっちの方がいいな。そう思ったからこそ我侭を言う。
抱き上げてくれるのならばどんな抱え方だろうと文句は言わず
不出来は上出来に上機嫌で大人しく運ばれるつもりでいる。
(-43) junkie_0u0 2021/10/03(Sun) 23:04:39

【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 探偵用 ジョシュア

「役に立つものもまた綺麗なものだとは思うけれどなぁ。
 使い道が用意されていて、使い道通り役に立つ。
 それはとても素晴らしい事で上出来に綺麗なものだ。
 主人曰く、僕はただの ぼんやりさん だから。」

余裕というよりも抜けている。マイペース。
その辺りが適切な評価なのだと主張はするが、
事柄や性格の受け取り方なんて人それぞれ。

取り敢えず彼の部屋へ踏み込み、ぐるっと見回してみれば――

真っ先に目についたのは推理小説だ。探偵らしいな。
けれどもそれには寄り付かず、適当に床へ座り込んだ。
右手で半端に削れた金貨を確かめながら、
左手は散らかった上着へ手を伸ばそう。

「ジョシュアは小説が好きなのかな?
 ベッドにあるという事は寝る前に読む用だろうかな。」

上着を拾って、持ち上げて、置く。衣服を拾っては置く。
退屈な動作を繰り返しながら、愛玩用は君の趣味を聞きたがった。
(-44) junkie_0u0 2021/10/03(Sun) 23:12:13
愛玩用 ドゥーガルは、メモをはがした。
(a31) junkie_0u0 2021/10/03(Sun) 23:26:36

愛玩用 ドゥーガルは、メモを貼った。
(a32) junkie_0u0 2021/10/03(Sun) 23:28:25

【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 介護用 シェルタン

仮にこの愛玩用が人間だったならば筋肉とは無縁というもので
叩けば折れそうな身体であるから、運ぶのには苦労しない筈だ。
自分よりも見た目の年齢が下の君に甘えて、
両腕を緩く首や肩へ回させてもらおう。

「いつもこんな風に抱えて?そうなら君の主人は幸せものだな。
 ……君に連絡を何度も寄越したり催促するのも頷ける。
 介護用というのもあるのだろうが、甘やかし上手だろ」

出発直前の言葉には頷きのみを返そう。
君の腕の中に納まった愛玩用は道を覚えていないから、
花畑までのルートは君任せ。頼んだよ、シェルタン。

道中は時折足を揺らして、作り物の景色を眺めているだろう。
何か会話をするのであれば ああ、そうだ、

「シェルタンはどういうものが綺麗だと思うだろうか。
 花畑を綺麗だと思う?清潔なものを綺麗だと思う?」

漠然とした、世間話めいた疑問とか。此方からはその辺りかな。
(-50) junkie_0u0 2021/10/03(Sun) 23:53:26

【神】 愛玩用 ドゥーガル

>>G20 おひる
「火事になって僕と主人のグリルが出来たら困るもんなぁ。
 何か簡単に作れるものを模索してみようかな?
 サラダなら千切ればいいだけ…… あれ?切るんだったか?」

もうそこからあやふや。前途多難。全てが曖昧。一寸先は闇。
グラタンの焼き上がりが待ちきれない不出来は しゃがんで、
子供みたいにオーブンを和やかな表情のまま眺める作業に移る。

「……〜〜♪♪」

まだかな、まだかな。
お気に入りの金貨を構う事もなく、鼻歌だって混じるんだろう。

「あ、っと、……グラタンや他のものを並べる時は教えて。
 良い時間を過ごしたのは僕も同じ。
 だから最後までちゃんとエマとみかんと過ごしたい。
 まあ、その、引っ繰り返しはしないから。安心して?」

美味しそうな昼食が並ぶまで、あと少し。
暢気は暢気なまま過ごし 宣言通り配膳を手伝った筈。
きっと料理は引っ繰り返さないよ。これは大事なものだからね。

楽しい時間をありがとう、エマ、みかん。それではまたね。
(G21) junkie_0u0 2021/10/04(Mon) 0:10:29

【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 探偵用 ジョシュア

「推理したり、考え込めるようなものとか?
 物語ね、僕は眠くなる一方だから羨ましいよ。いいなぁ。
 ……今度眠れない時に君に読み聞かせをねだろうかな?」

服を畳むことはしない。ただ持ち上げて置くだけ。
マイペースに自分にとっての綺麗なものを探すだけ。
ぴかぴかに磨かれた金貨と服の重さを比べるだけ。

―― ふと、何度目かに持ち上げた服の重さに目を丸めた。
興味を惹かれたらしい。でも、勝手に暴くのは良くないな。
ポケットに何かが入ったままの上着を揺らし、

「話ぐらいしか満足に出来ない不出来な身分でね、
 そう言ってもらえると助かるよ。ありがとう。
 ……なあ、ジョシュア。ポケットの中身を見てもいい?
 何だか綺麗なものが入っている気がするんだ。ここに。」

視線を向けて、お伺いはきちんとしておこう。
(-53) junkie_0u0 2021/10/04(Mon) 0:21:02

【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 介護用 シェルタン

「ほら、僕が甘やかし上手だと思うのはそういうところだ。
 穏やかで優しくて、笑顔が柔らかい。褒めるのも上手。
 何より見た目が可愛らしいだろう。だから主人はいいなあ、と。
 今の僕は心の底からそう思っているよ、… はて」

明るく広がる青空を見上げ、光に目を細めていた、が。
君の言い分に首を傾いだ。視線だって合うだろうな。

愛玩用は相変わらず緩く笑んではいるものの、

「本当にそう思っているならいいけれどね。
 綺麗であるとか不快であるというものは人それぞれだろう。
 綺麗だと感じるものが一般的な枠から外れる事もある。
 ……だから、今君が僕を褒めてくれたように、さあ。
 もう少し わがまま な君の意見と解釈が聞きたいな。
 僕はとびきりわがままだから更にをねだる気分なんだ」

「上出来で完璧な意見よりも、不完全な意見を教えておくれ」

言い分が不思議だと感じたから、更に問う。
問い終えたらまた景色を暢気に眺めるのに戻った。
まあ、じっと見詰め合うのが似合う距離ではあるだろうが、
前方はしっかり見えていた方がいいだろう。そんな気遣いだ。
(-55) junkie_0u0 2021/10/04(Mon) 0:31:16
ドゥーガルは、不思議そうにするみかんに「努力家さんの手は慈しむべきものだから」なんて笑ったことだろう。きっと。
(a38) junkie_0u0 2021/10/04(Mon) 0:34:04

ドゥーガルは、赤いペンでメモを何枚も書いている。
(a39) junkie_0u0 2021/10/04(Mon) 1:06:28

愛玩用 ドゥーガルは、メモを貼った。
(a40) junkie_0u0 2021/10/04(Mon) 1:19:01

ドゥーガルは、綺麗なものと同じ重さになるようにメモを書き上げたら、扉に貼り付け直した。満足そうだ。
(a41) junkie_0u0 2021/10/04(Mon) 1:20:03

【独】 愛玩用 ドゥーガル

「………………。」

「ダンカン・マクドゥーガル
 主人が教えてくれたひとの名前。」

「3/4オンスの金貨。
 主人が教えてくれた綺麗な概念。」

「綺麗な概念を生み出したひとが、
 僕と君の二人の名前の由来。」

「何処かにあるといいな、もっと綺麗なもの。」

「帰ったらカンマの身体をもう一度開かなくては。
 綺麗な子の中には綺麗なものが。
 不完全で愛おしいものが。」

「だってカンマは不潔なんかじゃないよ。
 清潔で、綺麗で、でも、僕と同じく不出来で。
 そうだよね、カンマ。君は美しいはずなんだよ。
 主人はああ言ったけど、僕は君を綺麗だと思う。
 だから、…君の中には絶対あったはずなんだよ。」

「15匹の犬の中には存在しなかったが、
 あれはきっと人間らしい形じゃなかったからだ。
 ね、そうだよね。……そうでないと、困るんだよ。」
(-57) junkie_0u0 2021/10/04(Mon) 1:29:07

【独】 愛玩用 ドゥーガル

「……でも、ユーのはじめての花束は、…」

「…………。」

「綺麗、心地良い、素敵、……」

「ううん……?」
(-58) junkie_0u0 2021/10/04(Mon) 1:32:17

【独】 愛玩用 ドゥーガル

「……花束、もっとほしいなぁ。」
(-59) junkie_0u0 2021/10/04(Mon) 1:33:34

【独】 愛玩用 ドゥーガル

「あ。」

我に返った。思考は中断だ。
(-61) junkie_0u0 2021/10/04(Mon) 1:34:20

【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 医療用 ユー

何枚も貼られたメモはちょっとやそっとでは剥がれない。
驚く事にテープではなく接着剤で貼り付けられているようだ。
だから心配はいらないよ。

室内から一人で喋る声がする。
誰かと共に会話をしているかのような、独り言。

―― いいや、過去形だ。
室内から声がしていたが正しい。

何故ならノックの音と君の声がすれば忽ちに止まるから。
少しの間を置いた後 そうだなあ どうしようかな、

「眠っておけばよかったかなと思っているところ。
 そうしたら今日こそおはようのキスを貰えただろ?
 ……ユー、或いは私だよね。鍵は開いてるよ、」

冗談と共にベッドに座り直し、花束を膝の上に乗せよう。
不出来はどうにも扉を自分で開けるつもりはないらしい。

「おいでおいで。君ならノック無しでも歓迎だ。」
(-63) junkie_0u0 2021/10/04(Mon) 1:41:44

【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 探偵用 ジョシュア

「君は確か探偵用だっけ?だから大丈夫なのかなぁ。
 探偵となれば夜に張り込み?とかもするだろう。
 ……あ、やっぱり物語を読んでもらうのは止めにしよう。
 眠れない時に君が解決した事件の話を聞きたい。こっちだ。
 架空の物語よりは君の事に興味が出てきたからね。」

この場限りの冗談かもしれないし、本音かもしれないし。
いずれにしても君の事に興味があるのは本当。

だから、ポケットの中身も気になった。
彼に了承を得てからざらざらと中身を引っ繰り返し、
幾つかのきらきらしたもの ……には、触らない。拾わない。

「虫が入っていたら相当に驚くだろうけれど、
 そのレベルじゃなければ僕は何だって受け入れるよ。
 僕は昨日は花畑に行って帰って来たのだけれど、
 冒険、どうだった?成果は上々ってところかな、」

ポケットの中身を見るに、だが。
さて、幾つか気になるもの ビー玉よりは大きいものを探し――
(-66) junkie_0u0 2021/10/04(Mon) 2:01:27

【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 探偵用 ジョシュア

色々な成果物を3/4オンスの金貨と比べて、

途中、ぴたりと動きが止まる。長めの沈黙。

愛しい重さのものを見つけたようだ。
(-67) junkie_0u0 2021/10/04(Mon) 2:03:10

【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 探偵用 ジョシュア

きっと玩具の破片か、小さい玩具を気に入ったのだろう。
ぱっとそれを拾い上げて、愛おし気に撫でたら ――

服の裾で磨いて、ぴかぴかにしはじめる。

「これが一番綺麗だ。いいものだね。気に入った。」
(-68) junkie_0u0 2021/10/04(Mon) 2:06:28

【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 医療用 ユー

そう、部屋の中には誰も居ないように見えるだろう。
綺麗な重さと同等に切り揃えられたがらくたの中、
普通のベッドに腰掛け、貰ったままの花束を膝に乗せている。
見える不出来はそれだけに過ぎない。だが。
君が部屋へ踏み入って数歩後、

「カンマ、またあとでね。散歩をするなら気を付けて。」

何もない空間に向かって見送りの言葉を掛けた。
―― まあ、そんなのはいいんだよ。今大事なのは君との時間。
見送りも済んだしと散らかり放題の部屋の中で手招きしよう。
ついでに隣をぽんと叩いてこっちへおいで、をしとこうね。

「だって花束はキスしてくれない。それに喋らない。
 君は饒舌な方ではないかもしれないけれど、
 花束に君の代わりは務まらないよ。
 ―― それにしたって、心配だって?不思議だなぁ。
 昨日も僕は食事が終わったら部屋に引っ込んだだろうにね。」
(-72) junkie_0u0 2021/10/04(Mon) 2:32:07

【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 探偵用 ジョシュア

「他のものも綺麗だけど、じゃあ、お言葉に甘えて。
 君は親しみやすいし明るくて、優しいんだねぇ。
 考えなしというよりも溌溂としていて元気なタイプなのでは?
 確かに思慮深さは重要かもしれないけれどさぁ、
 僕は行動力も明るさもまた重要なものだと、……え?
 虫はやめよう。僕が二度と上着を漁れなくなる。」

虫は嫌い。本当に嫌い。
思わず げえっ みたいな表情に傾いたかもしれないけれど、
まあそんなのもそのうちに楽しくなってきて、笑うだけ。
裾を引っ張っては拭い、細部は裾を折り曲げ角でなぞる。
そんな行動を繰り返しながら、うん、うん。
何度か相槌を打つべく、肯定の方向へ頷きをやった。

「僕の話なんて面白くないよ?ただの不出来なのだから。
 不出来を愛する主人の元で暮らしていた片割れでしかない。
 でもまあ、……そうだなあ。そしたらね?
 今度君の部屋に来る時は、互いの話をする時にしようか。」

君の冒険譚と探偵話、見た事のある綺麗なもの。
部屋の張り紙のことも、自分の綺麗の定義。
どちらも語らうならばゆっくりの方がいいだろう。決まりだ。

「聞きたい事を互いに予め考えておいて、
 インタビューみたいに交互に問い、答える。
 ……もっと親しくなる為には良い案だと思わない?」
(-73) junkie_0u0 2021/10/04(Mon) 2:58:09

【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 探偵用 ジョシュア

「その時は僕の部屋でもいいし、君の部屋でもいいし。
 互いに時間を見繕って互いを知る会話が出来たらいいなぁ。」

さて、言葉も良い区切り。
3/4オンスも磨き終わって囀り収めには丁度いいか。
よっこいせ。のんびりとした掛け声と共に立ち上がって、

「許してくれたことも、ものをくれたことも。
 言葉を交わしてくれたことも、……ありがとう。
 あまり居座るのも良くないだろうしそろそろ僕はお暇しよう。
 ―― 今度
一人
で話す時は、互いの話をしようね。
 その時までに冒険のお土産話、めいっぱい作っといて?」

微笑みと共に再度を強請る。
君と話しているのは楽しかった。それもとても。
きっと別れは名残惜しければ名残惜しいだけ良いものだ。
(-75) junkie_0u0 2021/10/04(Mon) 3:05:46

【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 医療用 ユー

君が何やら思案しているのを見て、思案の種である男は、
少々心配そうに首を傾ぎはしたのだが。言葉を掛ける事は無い。
習慣か他の要因か、そこらは君の解釈に任せよう。

君が無事に隣へ座ってくれたので花束は枕元に戻す。
どうにも本気の心配をされている予感を察知し、
足を組んで頬杖ついでに呆気に取られたような間が空く。
暫しの間を置いてから首だって傾ぐぞ。

「まあ確かにそうだったけれども……。
 いやぁ、色々な話をしている最中の腰を折るのもな、と
 そう考えた行動が裏目に出てしまったか。ごめんね。
 今度から食堂を離れる時はユーに、
…いや、私、…うん…?


呼び名に迷って声はトーンダウン。
いや、どっちだって君なんだろうけど、悩むよなあ。

頬杖したまま君の横顔を見て、悩んで ――

出た結論はこうだ。
(-78) junkie_0u0 2021/10/04(Mon) 3:21:25

【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 医療用 ユー

「決めた。今から君の事を僕は『シロ』と呼ぶ。
 勿論ユーや私がその呼び名を嫌うのであればしない。けど。
 ……どうかなぁ、名前以外で呼ばれるのは好ましくない?」

第三の選択肢。別の名前で勝手に呼ぶ、だ。
その提案をする頃にはいつもの緩い微笑みに戻っている筈。

「シロ。白色。君の帽子の色で、君にぴったりの色の名前。
 昨日贈った花冠の色の名前。清潔で綺麗な色の名前。」
(-79) junkie_0u0 2021/10/04(Mon) 3:25:08

【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 探偵用 ジョシュア

「良かった。冒険にも推理にも自信は必要だと思うからさぁ?
 もっと自信満々になってどんどん冒険してくれ。
 此処にはお互いの主人もいない事だしさ。
 ……出来れば僕の分まで冒険してね?」

僕はご覧の通りだからさ。
そんな言葉と共に自分の胸部をどんどんと叩いてみた。
見ての通りの薄っぺら。問題なく動けはするが、迷子にもなる。
籠の中に入った虫はちょっと平気かも。
だから、冒険……もとい、探索の結果を楽しみにしておこう。

事情聴取なんて言葉が聞こえたら流石にぽかんとしたな。
成程。そういう事もしていたのか。探偵だものな。
一瞬思考が空想へ飛び、空想が羽搏き ――

「なあ。あれってやっぱり何らかの丼とか出すの?
 硬い椅子に座ってさぁ、相手をライトで照らして……」

妙な言葉を口走るが気にしなくていい。
聞き齧り、偏った知識、曖昧な理解が漏れ出ただけだ。
引っ繰り返してしまったポケットの中身はちゃんと戻して、
不完全だけれど完璧で美しいものだけを持ったのが、

「食堂に居る時は大体自力の食事で一生懸命だ。
 逢いはするだろうが、僕はとてもぼんやりしている。
 聞き漏らしなんてしたとなれば、……うん。
 夜も眠れなくなるぐらいには後悔するからさ。
 相談も君の話も、また一緒に、こうやって出来たらいい。」

君に微笑みを投げ掛けたらば扉の方へ、ゆらゆら、歩いていく。
(-85) junkie_0u0 2021/10/04(Mon) 3:58:28

【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 探偵用 ジョシュア

扉迄辿り着いたらそこから先は決まってる。
扉を開けてもらったら礼を言い、挨拶を…… うーん、
然し別れの挨拶はお邪魔しましたじゃあまりにも素気ない。
そうは思わないか?不出来な僕はそう思うね。

さて、そしたらば、そうだ。

「――… また一人で話をしよう、素敵なジョシュア。
 君の時間をまた融通してもらえるのを楽しみに待ってる。
 それではまた。……また、近いうちに必ずね。約束、ね?」

我侭を幾ばくか混ぜ込んだ言葉の方がいい。

君の返答を聞いてから不出来は扉の外へ出て、
ゆっくりとした足取りで自室へ戻って行ったのだろう …――

穏やかで素敵な時間をありがとう、ジョシュア。またね。
(-86) junkie_0u0 2021/10/04(Mon) 4:08:46

【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 医療用 ユー

君が言葉数の多い方ではないというのは、薄らと理解している。
だからこそ無理に言葉を促す事はしないし、
君の言葉の切れ端だけを手繰って不出来な解釈する事はしない。
君がきちんと言葉を紡ぎ始めるのを、視線を向けて待っていた。

あちこちに散る視線を拾わず、逸らし、
不出来は先日貰った はじめて の花束を見る。
淡い色合いの中に存在するまっしろ。この花は君みたい。
だから言葉を待つ間は指先で電子の白い花を撫でて、黙る。

―― 程無くして、不足なく君の言葉を耳で拾いきれば
不出来は何だかおかしくなって 小さく笑い声を漏らした。
馬鹿にしている訳じゃないよ。大丈夫、大丈夫。

「つまりは気に入ってくれたって解釈でいい?
 ユーという名前も素敵なものだとは思うよ。
 その名前だって誰かが意味を持たせて授けたんだろう。
 私という君だって嫌いな訳じゃない。ただ、……
 何だろうなぁ、感覚的な問題だから説明が難しいけれどね」

頬杖の手に頬を懐かせ 花から指を離した。

「僕は『ユー』でも『私』でもない君の言葉に、
 ……興味を惹かれた。もっと知りたいと思った。
 それに綺麗な子には綺麗なものをあげるべきだ。」

言葉を区切って、ベッド傍の棚、…は解体しちゃったからね。
代わりに背中を丸めて、尊い重さの山の中からひとつだけ。
(-92) junkie_0u0 2021/10/04(Mon) 5:24:46

【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 医療用 ユー

そう、ひとつ。君の為のものを摘まみ上げよう。
白い造花つきの何の変哲もないリボン。重さは丁度3/4オンス。

「僕から貰うものは何でもなんて軽率に言っちゃいけないよ。
 僕は不出来にとんでもないものを寄越すかもしれないのに。
 でも、受け入れて貰えたのは嬉しいなぁ。シロ。
 ―― ユーと私にあげたのだから君にも贈り物をしなくては。
 髪の毛を編んでもいい?出来れば三つ編み。」

君が仮に髪を既に編んでいる状態であるならばそれはそれ。
はたまた短いのであれば、それもそれだ。
仮に長く、ただ一纏めにしているだけなのであれば、不出来は。
漸く視線を其方に戻して お伺いついでに首を傾ぐよ。

受け入れるも拒絶も何もかも自由だ。
不出来も自由にやっているのだからどうか君も自由にしてくれ。
(-93) junkie_0u0 2021/10/04(Mon) 5:31:42

【置】 愛玩用 ドゥーガル

>>L18 昼食関連
あつあつのグラタンに野菜が多めのスープ。
教えられながら作ったマンゴープリン。

不出来が配膳を手伝うとしたならば、甘いものを率先して。
助けてもらいながらも初めて上出来に作れたものを運びたがった。
運ぶ動作は覚束無い上によたよたちんたらしたものではあるが、
それでも。
それでも、……不出来と定義されたものは。

食べても差し支えない味と見た目のものを作れた。
それだけが、不思議な事に心の底から幸福で堪らなかった。

色々な人の元にそいつを運んだら、いただきます。

きっと食堂の片隅で 上機嫌に、でも、やっぱり不出来に。
もたつく手を動かしながら自力で食事をしていた事だろう。
(L19) junkie_0u0 2021/10/04(Mon) 5:46:45
公開: 2021/10/04(Mon) 5:50:00
ドゥーガルは、ふーふーするのを不出来にも忘れ、あちちっ。
(a44) junkie_0u0 2021/10/04(Mon) 5:54:25

ドゥーガルは、痛覚はないが熱さは分かる。不出来なりに気を付けねばと決心し、その後は慎重に食べ進めていたとか。
(a45) junkie_0u0 2021/10/04(Mon) 5:55:16

【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 介護用 シェルタン

君の本当の言葉を聞く間、不出来は静かにしていただろう。
濁流のように言葉を挟むことも、小石で塞き止めることもしない。
頷くのすら放棄して 一言も聞き漏らさぬように押し黙る。
ただ、君の笑みを見ながら、じっとしていた。

表情を笑顔に戻し、君に腕を回し直すのは
言葉がすっかり止んだタイミングになった筈だ。

「そうだね、お互いにまだ知らない部分だらけだから。
 今の評価のまま親しくなるというのは難しいだろうねぇ。
 けれども君が本心から僕をそう評価してくれるのであれば
 ……うん、そうだね。僕はまた君の事を肯定するだろう。
 君を肯定する事で僕を肯定する事にも繋がるだろうから。」

君の髪のどこか 三つ編みの凹凸を指で愛でて、
あとはもう運ばれるままだ。きっと花畑まで、あと少し。
草原の気配に顔を前へ向け、動物のように鼻をすんと鳴らした。

「……君は確かに上手いことやっているんだろうねぇ。
 やっぱり聞いてみて良かったな。正解だった。
 そしてもっと聞いてみたいが、一気に聞くのも良くないな?
 宝箱は中身を想像している間も楽しいものだろう。」
(-116) junkie_0u0 2021/10/04(Mon) 16:00:28

【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 医療用 ユー

君の為に、シロと呼ぶことに決めたものへの贈り物を摘まみ
言葉と思案が挟まるのならば先程と同じように待つ。
行動をするのはその後でも構いやしないだろう。

君は医療用。それも終末医療用だと言う。
別段それに不快感を覚える事はないな。
何たって相容れないものではない。
君が魂の重さに焦がれる不出来を否定しないのであれば、
不出来もまた、君の価値観と言葉を否定することはない。

取り繕う為の思考じゃない。本心からの思考であり、感情だ。

―― だから、言葉が終わる頃に君の髪へ手を伸ばした。
ゆっくりとした手付きで三つに分けて、編み始める。

「見送るばかりの生活は君に思い出を贈るだろう。
 でも、贈り主はいつか旅立って君の元から居なくなる。
 ……思い出ばかりじゃ寂しくてたまらない。
 僕は花束をもらった時に、そう思ったからさ?
 実のところ、君の話を聞いて贈るか一瞬悩んだけどね」

君の髪を強く引く事もなく、慣れた調子でするすると編み
時折形を整える。綺麗な草原のいろは、綺麗であるべきだ。
(-117) junkie_0u0 2021/10/04(Mon) 16:17:35

【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 医療用 ユー

「だって、こうして君に今、魂と同じだけの重さを贈る僕も、
 この何らかの体験が終わる頃に君の傍から消えるだろう?
 ……それでも君に、シロに、この重さを贈りたい気分だ。
 何かを見送るばかりだった君に、贈り物をしたいね。
 ここで過ごす日々ぐらいは役目から離れられるように、
 少なくとも、僕と話す時は気楽であれるように、
 綺麗な子には、綺麗なものがあるべきで ……よし、」

言葉をのんびりと紡ぎ終わる頃、三つ編みをし終えて、
三つ編みの終点にリボンを巻く。
結んで、白い造花の位置を整えたら出来上がりだ。
焦がれてやまない重さを君の髪に贈った不出来は、
満足そうに微笑んで、がらくたの中から手鏡を拾い上げ
他でもない君に手渡そう。その後は頬杖に戻る。

「ほら。……やっぱり、君に綺麗な重さはよく似合う。
 誰かの前でその髪型をするのが嫌なら解いていい。
 でも今はその恰好でいてよ。部屋から出るまででいいからさ」
(-118) junkie_0u0 2021/10/04(Mon) 16:18:49

【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 介護用 シェルタン

「ただの鏡写しは片割れのカンマだけで十分だ。
 どうせならば新しいものに触れたい気分だからねぇ、
 ただの鏡じゃないと知っていくだろう未来に期待しているよ。
 僕は毎日不出来にカレンダーを開けて、得たものを慈しもう。
 ――… うん、ありがとう。王子様。…騎士様の方がいい?」

姫を抱きかかえて運ぶのはきっと騎士の役目だろうからね。
姫と呼ぶには幾らか嵩張る背丈の愛玩用は腕を解き、
この場では騎士である君の腕の中から降りたがる。

突き詰めて言えば思考も光景もただの電子データに過ぎないが、
やわらかで穏やかな匂いが満ちる花畑へ降りられた、ならば。
爽やかな空気で満ちる場所に降りられたならば。

上着から金貨を取り出して躊躇う事無く地面に座り込む心算だ。
勿論君が腕から降ろさないならそのままなんだけどね。
いずれにしてもぴかぴかの不出来な金貨は取り出すよ。

「騎士様は花束を作った事はあるのかなぁ。
 お姫様は綺麗な人をその場限りで甘やかすものは作れても、
 飾られて朽ち残るものを作るのは上手じゃないらしいよ。
 なあ騎士様。…不出来な僕へ贈る花束、作ってくれるかい?」
(-128) junkie_0u0 2021/10/04(Mon) 17:52:56

【置】 愛玩用 ドゥーガル

食事の時間と食事の時間の間。
或いは誰かと花畑へ出向いた後か、はたまた誰かと会話を済ませた後か。
定かじゃあないが恐らく夕刻付近に不出来は 二人 で外に出た。

誰かと会話をするように独り言を囀って、
大切な金貨を時折確かめながら探索を進める。
大丈夫、迷子にはならないよ。何故なら二人きりだから。

向った先で見様見真似で医療用のメスを振るって 裂いて
何だか嫌な気持ちになるなあ…… とか ぼやきはするけれど。
大丈夫、不出来なりに出来るよ。何故なら二人きりだから。

エネミーの目を狙って銀を走らせ、ある時は首を裂いて殺め
少ない手順で倒したならば 消えてしまう前に均等に分けていこう。
きっかり均等に、神経質そうに何度も何度も何度も余分を削って、
何度も何度も何度も重さを確かめて、破片をその場に置いて、
倒してしゃがんで分割する。倒して、座り込んで、分割する。
でも、持って帰らない。これはいらない。綺麗じゃないからね。

―― 幾らかの報酬、または戦利品。
架空の命を摘み取った対価を得て最終的に辿り着いた先は
そう。何の変哲もないペットショップだった。
(L22) junkie_0u0 2021/10/04(Mon) 18:21:16
公開: 2021/10/04(Mon) 18:25:00

【置】 愛玩用 ドゥーガル

だって二階層目はデパート。きっとペットショップだってあるだろう。
というよりもそれを探してここまで来たのかも。

透明な箱に閉じ込められた電子データの動物達。
猫、小鳥、他にも色々居るんだろうけれど ――

最終的に寄り付いた先は、興味が向いた先は、犬のコーナーだった。
それも小型犬の方ではなく、仔犬の方でもなく、
ある程度育った大型犬の方。
ケースに入れるには大きすぎるから、檻みたいなものに入ってるのかも。
どっちだっていいや。今不出来に大事なのは犬だから。

毛並みの良い大きな犬の前にしゃがみこんで、頬杖。
犬は好きだ。主人が好きだったし、綺麗かもしれないから。
尻尾を振っている犬をじいっと見つめて、 ああ、うーん、…

「……犬、ほしいなあ。綺麗かもしれないものなぁ。
 15匹は無理だろうから1匹だけでも。
 ここまでで得たもので、どうにか……」

ゲーム内の所持金をチェック。そして犬の値段をチェック。
まあ当然足りないな。でもほしいな、困ったな。
奪ってしまうのもいいかもしれないけれど、それはちょっとね。
(L23) junkie_0u0 2021/10/04(Mon) 18:22:38
公開: 2021/10/04(Mon) 18:25:00

【置】 愛玩用 ドゥーガル

「うーん。僕たちの主人は想像以上に裕福だったんだな。
 ここに主人が居れば買ってと言えたんだろうが、ねぇ。
 ―― しょうがないか。■■■、僕らは一度出直そう。
 帰って必要なものをリストアップした方が時間を有意義に使える。」

虚空に声を掛けてから不出来は立ち上がった。
吠えすらしないお利口さんな電子データを一瞥した後、
後ろ髪をひかれることもなく、不出来な二人はこの場を後にした ――
(L24) junkie_0u0 2021/10/04(Mon) 18:23:45
公開: 2021/10/04(Mon) 18:25:00

【独】 愛玩用 ドゥーガル

/*そういえば二人云々は可愛いメカクレちゃんとデートしたくて
 先走って声を掛けた結果の辻褄合わせなんですよねぇ……。
 その直前で一人でって言ってたの忘れちゃってた アル中なので。
 
 まあガバの功名ですよ 何とかなりそうで一安心してます
(-135) junkie_0u0 2021/10/04(Mon) 18:38:20
ドゥーガルは、夕飯の鍋物を食べて口の中をあちあちにしている。またふーふーするのを忘れた。
(a61) junkie_0u0 2021/10/04(Mon) 18:49:12

ドゥーガルは、一人は、誰かが居る時は必ず不出来であった。でも美味しいから嬉しそうだ。
(a62) junkie_0u0 2021/10/04(Mon) 18:50:12

【置】 愛玩用 ドゥーガル

卵、そういやちゃんと割れたのかな。
不出来は自身の前にある器を見てみた。
完璧だ。
(L27) junkie_0u0 2021/10/04(Mon) 19:04:33
公開: 2021/10/04(Mon) 19:05:00
ドゥーガルは、自身のなけなしの幸運をカルシウムの代わりに噛み締めている。
(a64) junkie_0u0 2021/10/04(Mon) 19:05:23

【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 医療用 ユー

三つ編みをひとつ編み、続きを編み、君の言葉に頷く。
自分の贈り物が負担にならないらしいのなら、それで十分。
きっと君は自分よりも色々なものを見てきたのだろうから、
君の考えを否定する事はしないし、敢て掘り返す事もしない。
概ね同意しながら、終いにリボンで君の草原色の尾を飾り、

「何も言わなくなったものは裏切らない。
 動かなくなったものは綺麗な思い出を穢さない。
 であるのならば、思い出が綺麗なものだという判断になるのも
 至極当然の事だね。僕は私やユー、シロの言い分に同意する。
 きっと君は今まで失望するような事がいっぱいあって、
 そういう考えになったのだろうから、うーん。そうだなあ。
 正さなくてもいいんじゃないか?僕はそれも綺麗だと思うし。
 何よりこの贈り物を受け取ってくれるのならそれでいい。」

その場限りの贈りたがりは、手鏡を託したまま、君の横顔を見る。
別に笑顔じゃなくたっていい。シロの好きにすればいい。
不出来も好きにして、達成感で今は幸せな気持ちだ。

「そんな事ないよ?僕はシロから花束とはじめてを貰ってる。
 綺麗な概念の話も聞けたし、今願いも叶えてもらっちゃった。
 世の中には贈りたがりな性格のものも存在するから。
 負担に思う事はないよ、ちっとも。微塵もね。
 ……ああ、本当に良く似合う。よかった、よかった、… ?」
(-143) junkie_0u0 2021/10/04(Mon) 19:40:48

【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 医療用 ユー

幸せな気持ちのまま君の緑の尾にじゃれようと指を伸ばしたが
はて何か忘れているぞ。何故君は此処に居るんだったか?
用件は、あー… … 思い出した思い出した。よし。

君の方をちらっと窺い見て、尾を指でくるっと巻いた。

「そういや君は無言で消えた僕を心配して来たんじゃなかった?
 今度から食堂から去る時は君に声を掛けるべきかなあ。
 君を愛でるのに一生懸命ですっかり忘れちゃってた。
 あぶないあぶない。思い出せてよかった。」
(-144) junkie_0u0 2021/10/04(Mon) 19:41:35

【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 介護用 シェルタン

散っていった電子データの破片は気にせずに、
不出来はそのまま、近場の花を手折って、偽の命を摘んでいく。
君の言葉にくすぐったそうに笑って、目を伏せるのだろう。

「乗ったのは僕だけれど、こういうのは少し照れるね。
 綺麗な色がいっぱいあるものがいいな。枕元が賑やかになる。
 シェル…、いいや騎士様。指輪と冠、どちらを御所望かな?」

金貨の重さを確かめる手と偽の命を摘む手を止めての問い。
不出来は返事を聞き次第 君が望む方を作り始めるつもりだ。
冠ならば金貨はそのまま持っている。
指輪を望むなら、金貨は一度上着にしまう予定。

「ユーには…… 花冠をあげたのだけれど。
 君が気に入るかは分からないから。僕は悩んでいるよ。」
(-148) junkie_0u0 2021/10/04(Mon) 20:07:21

【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 介護用 シェルタン

おっとすまない。見落としていたようだ。
仮初の不出来なお姫様は君が選んだものを欲しがるだろう。
自分で選んだものではなく、騎士様が綺麗だと感じるものを
確かに手元に置きたがる。……そのはずだ。
(-149) junkie_0u0 2021/10/04(Mon) 20:12:15

【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 介護用 シェルタン

ならば金貨は上着に戻し、一番綺麗に見える花を、……

一番綺麗なもの。素敵なもの。尊ぶべきもの。
贈るべきもの。3/4オンスの定義から外れたもの。あるべきもの。


(-156) junkie_0u0 2021/10/04(Mon) 20:29:44

【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 介護用 シェルタン

あるべきものは。綺麗であるべき、ものは。どれだ。

「…………。」

考え込む間が暫し。数十秒ほど空く。
不気味な程に喋らず、饒舌をやらかさず、黙り込む。

黙り込んでいた。

(-157) junkie_0u0 2021/10/04(Mon) 20:31:17

【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 介護用 シェルタン

神経質な妄執をかなぐり捨てた結論は直ぐに出た。
何故なら君が今、花束を作ってくれているから。

摘み取ったのは君の髪とよく似た色合いの、淡い黄色。
何の種類化は分からないけれど少し小さいそいつを、

「確かに同じ贈り物を繰り返すのも芸がない。
 ―― 騎士様?左手を借りてもいいかな、」

片手に持った状態で、もう片手は君の左手へ伸ばす。
指輪を作るには指のサイズが分からなくちゃいけない。
(-160) junkie_0u0 2021/10/04(Mon) 20:35:14

【独】 愛玩用 ドゥーガル

/*誤字してま〜す ころしてください
(-161) junkie_0u0 2021/10/04(Mon) 20:41:29

【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 医療用 ユー

「仮にそれが人間に受け入れられ難い事でも、少なくとも…
 今の僕は、そう考えているから。大丈夫だよ、シロ。
 その考えを失ったとしても君は綺麗な子であるし、
 共に過ごす時間は尊ぶべきものなのだと思う。」

そうだな、人間様からしたら異常だと判断されるかもしれない。
でも少なくとも今はこのままでいい。肯定すべきだ。
不出来は不出来なりに君を励ましたいだけなのかもしれないが、
まあ、それでも、今はそう思っているのは確かであって。

短い感謝の言葉も、心配の言葉も。枕元の花束も。
今の自分には心地の良いものであるのには違いない、から、
三つ編みの終着点のリボンの形を整え直した。
きっと暫くは緩まず、解けもしない筈だ。

「ああ、そういう心配だったんだ。本当にごめんね、シロ。
 そう考えてたのなら気が気じゃなかっただろうに。
 心配するのが仕事の医療用と言えども、それはなあ……。
 分かった。今度から外出したり部屋に戻る時は、…うん。
 君に、シロには必ず声を掛けよう。」

君がそれで安心するのであれば、それがいい。
だがそうすると別の問題が浮上するな?
手を離して、君に視線を合わせる風の動き。
不出来は頭を揺らし、背を丸めた。

「なあ、皆の前でシロと呼ばれるのは好ましくないだろうか?
 謂わばこれは二人の間の呼び名みたいなものでしょう。
 気にするなら今まで通り、食堂ではユーと呼ぶ、けど。」
(-167) junkie_0u0 2021/10/04(Mon) 20:59:10
 




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