7 【R18】鈴蘭の村:外伝6〜カフェリコリス〜【RP半再演ペア】
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言われるままに生活していれば打たれなかったし、
逆らわなければ、折檻されたりもしなかった。
誰もぼくを見ないし、触れもしない。
ぼくに生贄となること以外の期待していないから、
そういうものだとずっと思っていたくらい。
[ 記憶の限りを辿って綴る生活は、
古城の主には悪くないものだと感じるだろうか。
それとも、己には知り得ない憐憫を誘うのだろうか。
手が伸びて僅かに身を竦めたのは反射だった。
抗いはなく無抵抗でありながら怯えの残る仕草は、
彼が言葉を継いだころには失せさせはしたけれど ]
ぼくと話しをしようとしてくれたのは、
あそこでは変わり者だった……あの子だけ。
周りのみんなのように一緒に何かをしたりとか、
そういうこともなかったから……。
生贄として育てた価値がやっと芽吹いたって
そうじゃなければただの……ただの、何だったかな?
[ つまりはずっとひとりきり。
飢えなくなったし怪我も治されたし生活できた、
その幸運を享受する生贄として育てられただけの場所。
記憶から消していた言葉を探るように黙って暫し、
漸く思い出したそれを、
無感動に受け止めた証として躊躇いなく口にして ]
ただの気味の悪いガキとかそういう……?
気味の悪い化け物だったかなぁ、
そこはあんまり覚えてないや、ごめんね。
だから、村は、ぼくにとってはどうでも良かった。
何にもないぼくに価値を付け足してくれたけれど、
ニクスさまは、それを要らないっていうから……
[ 価値がないのは自分の方だとまでは綴らずに。
これでいいのかなと伺うような視線で紅い瞳を覗く ]*
[ 彼の反応は何処か鈍い
曖昧な反応に男は親近感を抱く ]
俺も泣いたことはあまりないよ。
それに俺には相応しくないものだと思っていた。
人の心臓を持たないのに涙、なんて。
[ しかし彼の場合は境遇があったのだろう。
周りから化物だと虐げられた彼
化物であるからこそ古城に身を移した男。
おなじ、なのだろうか
男はまた異なると頭を振ろうとした。
しかし出来なかった ]
悲しませたくは、ないな。
でも、あの子達が見ていたのは俺の一部だから。
俺はそんなに綺麗なものじゃないんだ。
[ 彼の古傷を抉る事は避けたくあって
されど名残惜しげな呟きを残すもの
否定出来ない言葉は甘受した ]
[ 彼は何でも話してくれるのだという。
読み飽きた絵物語より気を引く噺だ
彼の語るこれまでに耳を傾ける。
あの村で拾われてからは人並みに生活出来たのだろうか。
しかしあの場で行われていたのは残酷な教え
男は沈黙を守り彼と彼女の繋がりに
瞬きを数度繰り返した。
彼はきっと本心から口にしている
淡々と事実を並べるように。
泣かない事が自分を守る事につながると
かつて此処にいた子供の一人が答えていた。
男は泣かぬ子供がいる事にたいそう驚いたが
時にして諦め期待せぬ事が救いになると耳にした。
彼がそこに当てはまるかどうかは分からない。
また、自分が彼にって何か価値あるものとして
与えてしまっても責任など取れない。
軽率にその腕を差し伸べられないのだ ]
[ その先にあるのが破滅だとして
彼を巻き込み引き摺りたくなかった。
だが、伸びる手は彼の頭に触れようとしてやめる。
何処か怯えたような仕草を思い出したせいだ。
その代わり彼の傍に腰を落ち着かせたまま口を開いた ]
セレン。
俺は生贄も気味の悪い子供も要らない。
[ 相変わらず視線は彼から逸らさず ]
……でも。
ひとりぼっちじゃない夜を過ごす夢を見たい。
[ 彼の言葉をなぞらえながら
先がないと
あなたの傍らにしか居場所はないと
言葉にしてきた少年の顔を見る ]
それは、この世界で特別同士の方がいい。
普通の人間なら怯えて死んでしまうかもしれないから。
[ お伽話を読んで聞かせるような声色を意識して
また一つ、彼の言葉を借りた ]
独りは嫌だと口にした事を忘れる程
語らえる存在から欲しいと思う。
……セレン、一つだけ問うていい?
今の君が思う事そのままでいいから答えて欲しい。
[ 言葉を区切れば息を吐く。
そのまま彼を見やり唇を開いた ]
君にとって大切なものは、なんだ?**
[ 問題児の世話をすることになった初日。
相手の第一声
を受け、穏便に対応するという心意気は
早くも諸共崩れ去った。]
その忠犬に教えられる立場のお前は
犬以下ってことを認めるんだな?
──一応言っておく。
店長に鉄拳制裁の許可は既に得ている。
口で言っても聞かないなら、力ずくで教えないといけないからな?
[ 勿論、最終手段という条件つきだが。
──甘い!
俺の愛飲しているダブルクリームハニーキャラメルマキアート
withチョココレクション程に甘い!
クレームが増え、嫌がらせの電話まで増えた段階で
既に最終段階に到達しているのだ。
対応に手と時間を取られているのはまぎれもない事実。
現に、俺も自らの仕事の時間を裂かれている。
──当時の俺はまだ若く、青かった。
]
何せ俺は犬だから、上手く教えられなかったらすまんな……?
[ 壁が崩れる音が聞こえる。
壁ドン(物理)を挨拶代わりに。
こういうクソ生意気な奴は、力で服従させるのが良い。
なお、俺はまだこの男の正体を知らない。
]
[ きりきりと痛む眼の奥に溜まる滴が、
もし涙だとしたら今らなら流せるのかも。
耳に柔らかな声音が響くたびに、
揺れる思考は他人事のように涙の存在を自覚して、
灰と蒼はずっと古城の主を映し逸らさなかった。
綺麗なものじゃないと綴る言葉の真意に、
淡い吐息を飲み込んで、困ったように。
語彙も拙い己では伝わらないだろうかと、
再び言葉を組み立てようと思考を巡らせて ]
でも、主観が違えば世界が違ったように、
あなたが自分をどう思おうとそう見えたんだ、きっと。
……せんぶ見せるのは、怖かった?
[ 言葉に含んだ哀切は玉響に。
夜の怪物の心を蝕む何かが隠したものは何か、
それを見てみたいと思う興味の発露を、
全てを諦めていた己にしては珍しく双眸に映し ]
[ 子供の拙い話を聞いてくれる彼は、
己を取り巻く世界の悪意に中断を挟まない。
どうしてかなと過るも望まれるままに語り終え、
終わりを結ぶ言葉に眼を瞠り瞬きを数度。>>$12
生贄も子供もいらないのなら正に無価値でしかなく、
彼を殺す為だけの機構として扱うのかと思えば。
想像上のものでしかなかった微睡みを――
己には赦されなかった憧憬を引き出してくるとは ]
…………
[ 外だけ磨かれ内は疵だらけでも、
辛うじて保たれていた自衛の輪郭が緩む。
瞳の奥が熱く、痛かった。
堪えたいのに抑えられない何かで、
視界が漣立って上手く射抜く紅眼が映らない。
これまで生きるに必要なものは諦めで、
猛毒でしかなかったものが期待と希望のふたつ。
己のものなど生命の他に何もなく、それが当然。
だから、人にしか映らない彼に手を伸ばされて、
人への恐怖に身が竦んだ意識は溶け消えたように ]
と……く、べつ…… ?
[ 常ならば受け流せただろう響きに瞬きを幾度か。
思わず俯いて前髪が異色を隠し、
繰り返した言葉の意味を噛み締めて息を吐く。
細やかな震えは肩にも伝播しているだろう。
その肩に吐息で揺れた空気が触れて、
びくりと震えた怯えに促され掌が自然と伸びて。
手に触れた。
傍らに腰かけたままの冷たい手に。
触れることを躊躇った自衛を崩されて、
繋いで欲しいと囀ったあの夜のようにもう一度だけ ]
ない、……ぼくには、なにも……
だって…たいせつなもの……は……
[ 喉が震えて上手く音にならない言葉を辛うじて束ね、
俯いたまま顎だけを濡らして頭を横に振る。
静かに訊ねられた答えを、
己は今までいちども持ってはいなかった。
生き延びるだけが精一杯で、
それ以外のものを諦めた身からすれば、
命というのが最も近いかったのかもしれない。
けれどこの夜の居城は未来の終わりで、
そこにすら居場所がないのだと知らされて、
幕引きのためだけの価値を見出されたと理解して。
従順にその命すら諦めた子供に問う静かな響きが、
辛うじて保たれた輪郭を崩し、溢れさせたのは何なのか ]
ぼくの届く場所には……
何も……なかった、から……
[ だから、今まで価値がなかったのだろうか。
理解は唐突に染み入って唇をきつく噛み締めた。
幾度も噛んでしまったそこはとうとう壊れて傷ついて、
鉄錆のような味が広がり――それすら気付かない。
たいせつなものどころか意志もない。
正しく空虚で、人間らしさの欠片もない異端の存在。
想いの欠片は人のものではなくとも、
たいせつなものを知る彼の方がよほど人間らしい、
そんな理解すらも、今更のようにじわりと広がって ]
[ 陽に焼けた肌がひりひりと痛む。
震える瞼を鎖して留めた滴では冷やすに足りない。
泣いてるのかな、泣いてるんだろう。
なんで泣いたのかは、今なら理解ができる―――… ]
たいせつなものが、欲しかったんだ。
[ 諦めたそれは手の届かない遠い夢の中だけれど。
未来が終わるまでの間の微睡みを許されたのなら。
生贄でもなく、ただ従うだけの子供でもなく、
眠る間だけ――今だけは、ただのセレンとして。
口にすることもきっと許されると信じて ]**
[ そうだ。周りに時として支え、時として忠告してくれる
そんな優しい人達がいたからこそ、
今のオレ達は存在できている。
これから先、例え大きな困難があっても
シロさんと――そして皆となら
意外と大丈夫じゃないかって、オレも気楽に考えてるんだ ]
[ 性行為の為の玩具など実物を見たことはないが、
それも準備には入るのだろう
最も、そこまで辿り着くには時間やら羞恥やら
壁となりそうだが ]
[ 素股なるものは、別に入ってないのだが
擦れる股の間やら時折掠める雄やらが
絶妙に良い塩梅であるが故、別の意味でヤバイ
快楽初心者である己でも、そのぞわぞわとした
心地良さに感じ入り、振るではないものの
腰を居心地悪そうにもぞもぞとよじるほどだ。
……シロさんが羞恥プレイと言葉責め好きなら
今度是非口に出してもらいたい。
オレは絶対恥ずか死ぬ
]
[ 当たり前だがこの態勢でも丸見えと知れば
ぐわー!と悶えそうである。
――しかし、これはやばい
また達したくなるのもそうだが、
入りそうで入らない微妙なすれすれ感が…
その…
]
[ と、元気になった雄を見逃してもらえるはずもない ]
ん、あっ、しろさっ、
[ 貴方の雄が、己の裏筋部分をこすれば
散々出したのに、屹立は立ち上がっていく
己の精力は、恐らく怪物基準なのだろう。
(カラ逝きなる未知のゾーンとはまだ無縁そうだ。)
しかし、直接雄を握られてしまえば
絶頂は一気に近づいてくる
よりぐっとシーツに顔を押し付けて、その時を待つ
――そして ]
っ、んんん―――!!
[ 先端を強く刺激されれば
今宵三度目の白を吐き出すに至るだろう
――流石に三度ともなれば
達した後、意識が疲労からもうろうとし始めるやもしれない
寧ろ昼間のプールからよく持ちこたえた方だ **]
[誰が悪いかなんて、もうよく分からない。
悪くないかもしれないし、
やっぱり悪いのかもしれない]
[そもそも悪魔に人の情緒を推し量るような
優しさなんてものは残っていないし
残っていたとしても、それを見せる気にはならない]
| [本当に本当に気軽な声 >>42申し訳程度のお愛想のような それ ────腹が立つ 恐らく一番は自分自身に、だ。 このままずるずると、ずるずると 適当に誤魔化されていようかと 少しでも想った、自分自身にだ 。] (51) 2019/04/16(Tue) 13:46:53 |
[───そんなもので済ませると思っているなら
随分とまあ
”見縊られている”
それは一種の甘えであった。
それは一種の信頼でもあった。
確かなものが欲しい訳では無いけれど
不確かなものなんて、
いらない
気紛ればかり並べられたって
──────ぼくは、
]
| だったら、もう ……叶えて貰うように仕向けるしかないだろ。 [抑えているのは、もう限界だった。] (52) 2019/04/16(Tue) 13:47:05 |
| [氷の斧を振り回す。 爆発的に理力が高まれば周囲の地面も氷と化して チリリ、心の臓は 火種 が燻っていた。 ] ぼくが願ったことを お前が叶えればいいだろう!! [元よりフリーレが そう ”おとなしく” している 訳がないって 見越していなかったわけでもないだろう。] (53) 2019/04/16(Tue) 13:47:10 |
[独り、誰とも分かち合えないものも
勇者としての使命も宿命も
終着点を知っているから、耐えられた。
終着点の続きを繋がれて
世界は救われた。
だけど、その世界にぼくは異分子だ。
生きている筈のない生を、持て余している。
────生き延びては、いけなかったのだ。
]
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