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75 【身内】星仰ぎのギムナジウム【R18G】
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「みんな、聞いて聞いて!
ヘイズを連れていったらね、大人にセキレイはいい子っていってくれたの。嬉しかったぁ〜!」
「そうだ裏切者ちゃん。
後で話したいことがあるからボクの部屋にこっそり来て欲しいな♡」
*今日もご機嫌笑顔でボードに落書きをしている*
「今日の〜当番はだぁれ?」
(2)1d3 セキレイ1/赤ずきん2/裏切者3
<<シェルタン>>who
![](./img/stargazer/025.png) | 目の前で人がよろけてぎょっとする。 原因に気づき袖を回す。
「あっ、こら! キミは今サルガスにぶつかったぞ今! ぶつかったときはな、謝らないといけないんだぞ!」
謝れないやつはなー、 おれさまのような大きな男になれないんだぞーと声を上げる。 (4) 2021/05/26(Wed) 20:46:47 |
「あ。大人からもらった封筒やぶいちゃった?
今日の連れて行く人 」
*セキレイの笑っていた笑顔がなくなって不安そう*
「どうしよう」
/*
間違えて先に振っちゃったぁ。
噛み先確定でここから意見どんどんいっちゃって〜
「……そうか」
滞りなく、問題なく履行されたことに、
その静かな部屋の中で静かに息を吐いた。
「ああ、わかったセキレイ。
この後すぐに伺おう。
………。なるほどな。
難しいことを要求されたもんだ。
買われているのか、試されているのか」
深く嘆息した。
![](./img/stargazer/025.png) | >>12 サルガス 「そっかぁ……。サルガスがそういうなら」 袖と怒りを鞘に仕舞う。 小さくて不便そうな相手に、にこっと笑い。 「大丈夫だぞ、おれさまが施設に来たときは、 今のサルガスよりずーっと小さかったんだ。 だから、そのうちサルガスもおれさまよりも大きく、 りっぱな人間になるとおれさまは思うよ」 はっはっはと薄い胸を張る。 「だから今日を生きよう、いっぱい食べよう。 いいことを言うなサルガス! 目を回さないためにもな」 (21) 2021/05/26(Wed) 21:13:22 |
| (a9) 2021/05/26(Wed) 21:14:08 |
| (a10) 2021/05/26(Wed) 21:16:07 |
| ルヴァは、ブラキウムとサルガスを、何か言いたいけど出てこない表情で交互に見ている。 (a17) 2021/05/26(Wed) 21:21:30 |
![](./img/stargazer/025_b.png) | 「あああううう、ブラキウム、サルガス……」
両者の顔を交互に交互に見る。 この諍いがヘイズの失踪を原因にするものだとして、 そしてそれが"噂"によるものだとしたら、 その失踪は今後の自分も無関係ではない。 何も感じるなというのは、とても難しい。
袖の下で目を伏せてヘイズのことを思いながら、 この場にいる賢い者がそうしているように、 ――サルガスがそうしたように、 ヘイズのことについて口を噤んで朝食を取りに行った。 (35) 2021/05/26(Wed) 21:35:47 |
「褒めてもらえたんですね、良かったな〜セキレイ、あ」
今日のボードはフリースペースだ。
赤ずきんも狼らしい絵を描いていた。
(79)0n100点くらいの上手さ。
「……まあ、破いたくらいで怒られもしないさ。
ちょっと不器用な子とか、いくらでもいますから」
「それで誰々ー……わぁお」
セキレイの持つ封筒の中身を横から攫う。
「誰でも理由はあるし、誰にも理由はないからな。
僕らの考えることでもありませんしね」
昨日にも持っていた指示書の束と見比べながら、
確認するように指でなぞったり、何やらかを書いている。
「今日の当番は〜……パッと手を上げる人がいないなら、
サイコロでも振りましょうかぁ」
1,2がセキレイ、3,4が赤ずきん、5,6が裏切り者ね〜と割り振り、
サイコロを振った。出目は(4)3n4だ。
![](./img/stargazer/025.png) | >>42 ルヘナ 「………」 こちらもしょんもりとしていたが、 ルヘナに話しかけられるとパッと顔を明るくして。 「ルヴァ団は! 本日は森の方の巡回を行う予定だよ。 おれさまが守ってあげないと、 みんなふらふらしたり、喧嘩しちゃったりするから、 おれさまが平和を守らないといけないんだ」 にっこにこ。 「……ルヘナは本?」 (46) 2021/05/26(Wed) 21:58:28 |
「赤ずきんがつれていくぅ? ねぇねぇ」
*二人の顔を見て子供のように首をかしげる*
「彼は、子供を大人たちに連れて行く犯人を捜していたよねぇ? それってさ〜」
「ボクのことも正体教えてあげた方が喜ぶと思う〜?」
「裏切者ちゃんは仲良しさんをいっぱいつくって大人の人たちに気に入られようね、上手にやればボクみたいにいっぱいご褒美もらえるからね」
*くすくす*
「でもさ、なんで"裏切者"なのぉ? これって悪いこと?」
セキレイの思惑に、悪趣味な、と同調の冷笑をした。
「処遇は、俺は今回の導き手の赤ずきんに委ねる。
絶望と共に路を歩ませるかは、
対面する者が選ぶ方が
対価としてふさわしいだろうしな……。
それに、ここに長いであろう、
赤ずきんには釈迦に説法かもしれないしな」
揶揄するように赤ずきんに笑んでみせた。
問われると肩を竦め
「……それは楽しみだ。
今まで褒美らしい褒美をもらったことは一度もないからな。
裏切りの名についてもどうだろうな?
案外『この場』での立場かもしれないぞ?
慣れ合うつもりはない、
なんて陳腐なセリフを言うつもりはないが、
ここでは任の話で胸も頭もいっぱいでね」
口の端を持ち上げて皮肉げに呟いた。
![](./img/stargazer/025.png) | >>51 >>52 ルヘナ、カストル、ポルk キラキラした目を向ける。 警邏に着いてきてくれるのは本当に嬉しいし助かる! 「もっちろん! えっ、えっ、ルヘナも、おれさまの、その、 団に、きょ、興味が……!?」 まさかの申し出に心の中でガッツポーズをとる。 もちろんガッツポーズもしているので、 心と体が一つになっている。 「じゃ、じゃあ動きやすい格好で、 って、わあ!!」 後ろからカストルに声を掛けられてぴょんと驚き、 振り返った。笑顔が倍になる。 (56) 2021/05/26(Wed) 22:27:53 |
![](./img/stargazer/025.png) | >>52 ルヴァ団 「だ、団だ……。 団が団になっている……。 おれさま、だ、団長になっている……」 わなわな。 「よ、よーし、じゃあ、森に! 森に宝探しです! 探しにいこうね! 現地で自由に動いていいですので!」 森にきっと、自分の目的のものがある気もするので。 ヘイズのことを思いながら、そして隠しながら、 元気に叫んだ。 (58) 2021/05/26(Wed) 22:32:54 |
「ん〜? わからない・知らないことの答えが出たら、
セキレイはどうです? 僕はうれしいな」
「自分で辿り着くのが楽しい子もいますから、
一概には言えないですけど」
赤ずきんは今、わざと事象を一般化して返答した。
内心、友達と言えるような子が"お迎え"をしているなんて
絶対聞きたくないだろうな〜と呑気に考えている。
「名は体を表すって言いますけれど、あ〜、こっち側に?
ふふ、僕はどっちでもへーきさ」
笑みを向けられれば、こちらも「ふふん」と笑った。
「僕らを裏切るのは別に構いやしないけど、
大人に気に入られて損はないと思うのはセキレイと一緒」
「これは仕事で、仕事には対価が発生するものだから、
君もプラスの成果はもらえますよ。
それが何になるかは、人それぞれ
大人に求めるものが違うから、何とも言えないけどな」
あ、僕のは内緒ですよ? 悪戯に笑んだ。
![](./img/stargazer/025.png) | >>60 >>61 >>63 以外にもルヴァと共に森に行く人 「おれさまはいつも通り食べられる木の実探したりする。 でもキノコは触っちゃだめ。 ……えっと、でも今日はなんか、 みんなそれぞれ、森で"見つけたいモノ"を、 探してほしいと団長は思ってる。 多分、その……なんか、見つけたいものがあるとき 待ってるだけってできないんじゃないかって、 おれさまは思うので」 ちょっと濁して、皆に告げた。 (66) 2021/05/26(Wed) 22:54:43 |
「知らないことが知れたら嬉しいと思うよぉ〜?
だけど、あれ? 怖いことだと思ってたらどうしよう。
ボクにたどりつけたらそうだよ! って教えてもいいような〜、・・・・・・内緒にしないと大人に怒られちゃうかな」
「仲良くしたいなぁ〜ボクは。
だってね、だって楽しいこといっぱいしたいもーん。
みんなと一緒にここにいたい〜、裏切ったって何も変わらないんだからさぁ楽しくやろうよ」
![](./img/stargazer/025.png) | 「うわーーーーーーーい! いっぱい人いるの嬉しい! いっつも一人で報告・連絡・相談全部やってたから、 何かしらの面白いものを見つけたりしたとき、 すぐに誰かに教えられる! ありがとーーみんな! あ、怪我には気を付けてね! なるべく少なくても二人行動!」
大喜び。 (81) 2021/05/26(Wed) 23:33:27 |
「では、存外随分とプラスが溜まっているかもな」
はははと笑う。
「大人に従う理由なんて人それぞれだよ。
同じように仲良くの形も人それぞれだ。
……その連帯感がきっと、
仇となる動きもあるだろうさ。
『森に近寄る』なんて行為に、
『理由』がついたりな。
だから今は、誰に対しても裏切者の距離でいいよ。
袖が触れ合えば互いの仲良くが変わることもあるだろうさ」
小さく、袖で表情を隠して呟いた。
「朝食時、確かに随分盛り上がっていたな。ふふ」
わざとらしく笑って。
「あの連帯感は、犯人探しに向かないなと思いましたよ」
上手くやってるよね、裏切り者に拍手を送った。
さて、セキレイの方を見て。
「セキレイは大人になんて言われていますか〜?
僕の担当の人は結構放任主義なんだよな。
連れて行く子に内緒にするかしないかは自由って。
ジシュセイ、ってやつを重んじてくれている感じの」
「言われたことを守らなきゃいけないのはそうですけど、
自分らで考えることは考えないとなんじゃないかなぁ」
赤ずきんの言う"担当の大人"は一人ではないし、
連れて行く対象にどう言うかについてなんて向こうから触れられてはいない。
/*
シェルタンにPL連絡しました。めちゃくちゃノリノリだったわ。
今後のRPの結果等で、やっぱり襲撃者に名乗り出たい子がいたら
遠慮なく言ってね! たらこスパは現状無計画です。
こちらも何が何でも襲撃したい方向に気持ちが動いたら
それはそれで言うのだわ。
「言われたことを守らないといけないのはここのみんなはおなじでしょ〜?
なんで赤ずきんちゃんはそんなこというの?
ボクのお世話をしてくれる大人の人はね頼まれたことをちゃんとしたらいい子だねっていってくれるんだぁ、それでね頭を撫でてくれるの。だから、考える必要なんてあるの? いわれてないことはどうしたらいいかわからないよ」
「でも、好きにしていいっていうなら彼が喜ぶ方がいいなぁ。
ボクのこと知りたいなら教えてあげたいし、知りたくないなら内緒にするっ。聞いてみようかなぁ〜」
「わからなかったら聞いちゃっていいんじゃないです?
聞いちゃいけないのなら、それで答えてくれるさ」
赤ずきんは、大人に何でもかんでも聞くと怒られる。
「シェルタンにも、聞いてみたらいいと思いますよ。
例え話から入ってもいいかもな」
赤ずきんには、シェルタンは
聞きたくないタイプのように見えている。
「聞いてみる!
たとえ話ってどうやったらいいのかなぁ、喜んでくれるといいな。
あんまりこういうの聞いたこと無かったからがんばるねぇ〜」
*赤ずきんの内情はわかりません*
*シェルタンの気持ちもセキレイにはわからないのです*
「子ども達の誰かが犯人だったら。
誰々が犯人だったら。
僕が犯人だったら。
こんなふうに狭めていったらどう?
噂の話から遠回りをしてもいいですしね」
応援しているよ、赤ずきんは笑った。
/*
PLです。襲撃希望のテンション等々が変わった人は居るかしら?
たらこスパはフラットな状態から変わっていないわ〜
/*
肝心な内容が抜けてるしPLバレしよるんよ。
魔術師さんには多分もう割れているからまぁよし!!!!!
たらこスパが襲撃ロールをする場合、
深夜〜朝には置き始めたいから聞きました。
/*
襲撃は、赤ずきんでいいよぉ〜
セキレイはなんだかしょんぼりしてるそうでぇす
/*
赤ずきんでどうぞ〜〜
多分横からいただきますするときは
物凄い勢いでお二人にも打診すると思うので、大丈夫です
| ルヴァは、スピカがめちゃくちゃかっこいい棒を持っている事に気付いた。 (a143) 2021/05/27(Thu) 21:17:24 |
/*
裏切者のものすごい勢い楽しみにしています
襲撃はお好みでいいと思うのぉ〜
それでねぇごめぇ〜ん、ちょっとシェルタンから来ている返信で揺れそうになっててもうちょっとだけ考えさせてねぇ。
多分お忙しそうだからぁ〜…見逃してるかもぉ
![](./img/stargazer/025.png) | 「……なんだあれ。 持つところと、刀身の間に、太いところがあるから。 めちゃくちゃ剣みたいで……。 あれはもしかして、伝説の剣では……? エクスピカリバー……!」
イクリールにもあれすごくない? という目線を送った。 (195) 2021/05/27(Thu) 21:21:05 |
/*
裏切者ちゃんの物凄い勢いたらこスパもたのしみ〜〜!!
そしてセキレイは了解よ。進行形で揺れてるとこなら、待ってほしいは
ふっつ〜〜〜〜〜〜に許されるわ。そちらの運びもたのしみだわ〜〜
![](./img/stargazer/025.png) | >>200「えっ! おれさまにくれる…… やだ!? やだってなんだ!? 団長だぞ!? ぐぐぐぐぐ! 手に入らないと思ったら 急にほしくなってきた……! いろんなものがそういうとこあるの知ってる!」 ずるいぞカストル!ポルクス! (201) 2021/05/27(Thu) 21:47:59 |
![](./img/stargazer/025.png) | >>204ううう、見つかるかな、二人よりよさげな「枝」 と思っていたら意外な相手にその気にさせられて。 「ポルクス! 団長は昔からポルクスはできるやつだなー! って思ってた! いい! 今のいい!! 騎士みたい!! そう! おれさまずっと、そういうのやりたかった! そうだぞ、団長だからな、お伴もするんだ、 では、今日の最初の探索は 幻の武器であるエクスカルヴァの入手にしよう……!」 俄然楽しくなってきた。 「カストルも来るよな! 武器持ってるんだもんな! 双つ剣士を従える、騎士団長ルヴァ……いい!」 良さを感じて震えた。 (207) 2021/05/27(Thu) 22:12:04 |
| ルヴァは、うひー!という顔で跪くカストルたちに両手を取られた。 (a160) 2021/05/27(Thu) 22:26:28 |
![](./img/stargazer/025.png) | >>210 「うわわわわー! 良いーーっ! カストルのこと好きーーーーーっ! ポルクスも好きだし、三人で騎士やる!! よーし早く騎士になるために 枝 探さないと!!」 続けー、と森の浅部に入っていく。 (212) 2021/05/27(Thu) 22:44:53 |
![](./img/stargazer/025.png) | >>213しばらく森の中で探索した。 ……見つからない。 どの枝も途中で曲がっている。節がある。 欲しいと思うものが見つからないこともよくあることだ。 後ろで同じように探しているカストルたちに尋ねる。 「……ねー、カストルポルクスー。 二人って生まれてからずっと一緒にいたの?」 自分には双子はおろか兄弟というものがいないので、 興味本位で尋ねてみた。 (216) 2021/05/27(Thu) 23:12:52 |
![](./img/stargazer/025.png) | >>217 カストルとポルクス 自然に出来た剣と人工のものは違う!という主張。 やはり剣は自然生成のものに限る! 「今じゃおれさま、しっかりしたカストルとか、 全然想像できないけど。 ……じゃあ、これからも、 ずっと一緒なのかな。もしかしたら」 少しだけ、言い淀む。 居なくなってしまった友達のことを思い。 「もし、何かの原因で、 ずっと、一緒にいられなかったら、 どうする……? 探す……?」 (219) 2021/05/27(Thu) 23:33:59 |
*何度目かの会合*
*セキレイは彼を連れて行きたいと決められませんでした*
*赤ずきんにすべてを任せるそうです*
/*
おそくなってごめぇ〜ん><
PLはちゃんと決めたからよろしくねぇ〜
/*
いいわよぉ〜 おっけ〜赤ずきんちゃんいってきま〜〜す!!・ω<
![](./img/stargazer/025_b.png) | >>225 ポルクス と カストル ――豹変、なんてもんじゃない。 それは、刷新ともいうべき、変化だ。 途中まで、ふんふんと頷き聞いていたが、 捻じりこむような音量すら疎らな声に、喉奥から悲鳴が出た。 それは、ルヴァにとっては恫喝以上の、 加害者への怨嗟を直接ぶつけられているような圧があった。 双子ではない。 双子ではない。 こんなもの双子ではない。 もっと病的で、病塊で、えげつない――半身の話だ。 聞くべきではなかった。尋ねるべきではなかった。 誰よりも、自分が踏み込んでいい領域ではなかった。 軽々しく問いの中で引き裂いていいものではなかった。 裂いてはいけなかった裂いてはいけなかった裂いてはいけなかった。裂いてはいけなかった裂いてはいけなかった裂いてはいけなかった。裂いては、いけなかったんだ。 「……ごめ、ん、な、さい」 囁くように、喉奥から。それだけ零した。 (227) 2021/05/28(Fri) 3:21:32 |
![](./img/stargazer/025_b.png) | そのまま、何もなかったかのように 枝を探し始めるカストルたちを見て、 力が抜けてその場にへたり込むようにして。 「………………はぁ、はぁ……」 何かが、全部が、狂い始めている。 違う、最初から全部狂っていたのかもしれない。 自分も、相手も、世界も、この箱庭も。 荒い息を吐き、胸を押さえる。 助けて、シトゥラ。 助けて、シェルタン。 助けて、ブラキウム。 叫びたかったが、自分に叫ぶ資格がないことを自覚して、 ぐっ、と、飲み込むと、再び、縋るように枝を探し始めた。 ――枝は、結局、見つからなかった。 (228) 2021/05/28(Fri) 3:23:41 |
| ルヴァは、イクリールを見た後、首を振って背中を向けた。 (a179) 2021/05/28(Fri) 3:29:30 |
![](./img/stargazer/025_b.png) | 「………」
枝は見つからなかったので、 せめて木の実だけでも集めようと思い、 うろうろしている。
ただ、見上げるはずの首は下を向き、 表情は隠されている。 (233) 2021/05/28(Fri) 3:44:24 |
![](./img/stargazer/025_b.png) | ポルクスと、カストル。 イクリール。シェルタン。シトゥラ。 声の届く範囲に、ギムナジウムの皆がいる。
一人、俯いたまま、背中を向けたまま言葉を零す。
「虫には刺されてないから。 ……痛いのは、心かもしれない。 おれさまは、もしかしたらダメなおれさまかもしれない。 人を傷つけることしかできないし、 普通に生きてても、誰かを傷つけてしまう。 踏み込んじゃいけないところまで踏み込んだり。 もっと大事なものを台無しにするんだと思う」
いつもと違う表情。どこか疲れたような。
「……友達に、酷いことするとき。 こんな気持ちになるんだなって、思った。 知ってたはずなのに」 (238) 2021/05/28(Fri) 3:57:51 |
![](./img/stargazer/025.png) | >>250シトゥラに頭を撫でられ、 耳元に唇を寄せられ、 言葉を聞き、一瞬だけ陶酔したような表情になり、 ほう、と安心するような息を吐いた。 打ち震えやため息は収まり、 静かに息をする。 「……ルヴァです。 いつもの、ルヴァに戻ったので、大丈夫、 おれさまだよ。元気」 少したどたどしいような、照れたような笑顔を見せて、 シトゥラに向かって微笑んで見せたところで――。 (251) 2021/05/28(Fri) 14:46:43 |
![](./img/stargazer/025.png) | >>248 森のおばけ 後から話しかけてきた、おばけの存在に、 勢いよく振り返った。 「ひえっ!? えっ、おばっ、えっ!? 誰!? えっ!? おれさま、おばけの知り合いいないぞ!? えっ、そうですか! 行きません! 森のおばけ!? ここにすんでる!? けっこう大変そうだなっておれさまは思いました!」 頭の上にたくさん?が出ている。 「まいごが出るとこまる……。 あっ!! ごめんなさいフラフラしてしまって! おれさま、大丈夫です!ちゃんと帰ります! おばけさん大丈夫なので成仏おねがいします!」 両手を合わせる団長。 (252) 2021/05/28(Fri) 14:47:16 |
*ホワイトボードに文字が書いてある*
『赤ずきんヘ
シェルタンを連れて行ったときなんて言ってたか知りたいなぁ〜♡ ちゃあんとおしえてね?
ボクにとっての裏切者はアイツだから!
』
『OK 赤ずきんより』
セキレイの書いた文字は消され、それだけが書かれていた。
この後に赤ずきんが文字を書くのは、
朝食が始まるほんの少し前の時間だっただろう。
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