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人狼物語 三日月国


42 【突発完全RP村】実になりてこそ、恋ひまさりけれ【誰歓】R18

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【人】   希壱



 ……夢なら、いいんだけど。
 でも、もう何度も死を経験したから。

 これが、夢なのか現実なのかなんて、
 そんな区別はもう分かんねぇや。
 
(27) 2020/09/18(Fri) 23:26:14

【人】   希壱

[以前なら分かったかもしれない。
まだ何も知らない、無邪気な自分なら。

だって、夢と現実の区別なんて、
頬を引っ張れば済むだけの話だ。

痛ければ現実。
痛くなければ夢。

でも、あの夢を見続けてしまったから。
夢の中でも苦しさがある。痛みがある。

なら、今こうして頬を抓ったところで
ここが現実か夢かなんてわからない。

……少なくとも、俺の知る現実では
あんなに舌が長い人間は見たことないんだけど >>12。]
(28) 2020/09/18(Fri) 23:26:53

【人】   希壱


 ………………………………。
   
(29) 2020/09/18(Fri) 23:27:50

【人】   希壱

[…いや、もしかすると、死者の世界の住人は
そんな姿が当たり前なのかもしれない。

なんだろう、蛇と人間の融合体?
それともまた別の、未知の生物?

…とりあえず、
何となく爬虫類である気はしている。

たとえ、
夢なら平和な。
現実なら奇怪な。

そんな光景に、驚きはすれど恐怖はなかった。

あぁ、でも。ひとつ言うとするならば。
爬虫類ならヤモリが好きだなぁなんて。

頭の片隅で思って、
手元の本へ視線を落とす彼を見ていた>>13。]
(30) 2020/09/18(Fri) 23:28:16

【人】   希壱



 ………意味、か。


[アルバイトと名乗る店員は、
俺がここに来た意味を知らないらしい。
それなら、彼に呼び込まれた訳ではなさそうだ。

死んだ、なんて言ったけれど。
やっぱり実感なんてなくて。

でも、もし死んでいたとしても、
なにか未練があったからこそ
ここに居るのかもしれない。

未練なんて決まりきってる。
あの子の事だ。
あの子を遺してきてしまった事だ。

……だとしても、
なんでここに居るのかはわからないけれど。]
(31) 2020/09/18(Fri) 23:28:50

【人】   希壱

[チラ、と部屋の奥の蔵書に視線を移す。

そういえば、あの子が生まれてから
一人の時間なんてロクになかった気がする。

……いや、厳密に言えば一人の時間は沢山あった。
でも、その全てを"お手伝い"に費やしてきたから。
両親に構って欲しくて必死だったから。


勉強以外にゆっくり本を読む時間なんて
思い返せば、全然なかった。]
(32) 2020/09/18(Fri) 23:29:29

【人】   希壱



 ……あの本、読んでもいいの?


[カウンターで本へと視線を落とす彼に尋ねる。

仮にもここが漫画喫茶なのであれば、
きっと読んでもいいはずだけれど。

……まぁ、生まれてこのかた、
漫画喫茶なんて利用したことがなかったから。
何か間違った作法があったなら、
それも含めて指摘して欲しいところだと
ぼんやりとした頭でそう思った。]*
(33) 2020/09/18(Fri) 23:30:07
村の更新日が延長されました。

村の更新日が延長されました。

【人】 やる気のないアルバイト でゅーーす



  愚問ッスねえ。
  ここは本を読むための場所サ。


[少年からの問い掛けに視線を上げて
 アルバイトはにやりと笑った。]


  ソファに座ってよし、ごろ寝してよし。
  飲みながら食べながら読んでよし。
  何をどんな風に読んでも
  だぁれも君を責めないッスよ。


[至ってシンプルな決まり事を
 誘惑するみたいに囁いて。]
(34) 2020/09/19(Sat) 10:10:57

【人】 やる気のないアルバイト でゅーーす

[彼がどんな生き方をしてきたか
 アルバイトには見抜く力はない。
 けど、生きながらにして何度も死んでいる……
 そんなこと言われたら解らざるを得ない。

 娯楽が無い、怨嗟の満ちた故郷で生きたからこそ
 何としても漫画を持ち帰ろうと思ったんだ。


 あくまで声音だけは優しく
 アルバイトは少年を諭す。]


  …………ま、とりま読んでみるッスよ。

  こんなに沢山あっちゃ、何を読んでいいやら
  分かんないかもしれないッスけど。


[少年が手に取る本に迷うようなら
 アルバイトは、故郷に持ち帰ろうとした
 一等衝撃的だった本を、尻尾の先で示すだろう。

 人ならざる力を持ってしまった少年が
 「海賊王」になるために、大いなる海へと
 旅に出る漫画である。
 人の形をしてもしていなくても関係ない、
 祝い事があれば皆で肩を組んで
 宴ができる、素晴らしい世界の話。]
(35) 2020/09/19(Sat) 10:11:54

【人】 やる気のないアルバイト でゅーーす



  ……あ、ちなみに泥棒は駄目ッスよ。


[注意事項はそれくらい。
 やる気のないアルバイトは長い舌を覗かせて
 ふあ、と欠伸をひとつ。]*
(36) 2020/09/19(Sat) 10:16:16

【人】 空腹な迷い人 レックス

 
 
 ゴーーーーーン
 
          ゴーーーーーン

 
 
(37) 2020/09/19(Sat) 19:27:29

【人】 空腹な迷い人 レックス

― 謁見室 ―

[ 三度目の鐘が鳴り響く。
 客人のもとに舞い降りた紅い蝶の招待状。

 謁見室に集めれた客人たち。
 様々な思惑をその胸の内に秘めて、
 今は、魔女の訪れを待っている。

 客人たちの中にベネットもいた。
 しがない本屋と名乗った男は、
 人好きのする笑顔の爽やかな男だった。

 彼を殺すことが、条件に含まれている。
 少し憂鬱だが、人を殺すなんて、初めてではない。
 ――――願いを叶える為なら、悪魔にでもなろう
            
何せ、元々鬼なのだから
]
(38) 2020/09/19(Sat) 19:27:31

【人】 空腹な迷い人 レックス

[ 謁見室で語られたのは、魔女との"ゲーム"のこと。
 
 客人たちの中に隠れた魔女を探し出すゲームに
 勝利すれば、願いを叶えてくれるなのだろ言う。

      
"隠れ鬼"


 あぁ、嫌なゲームをする。
 殺す相手は投票で決めるらしい。

 与えられた懐中時計で、
 部屋番号に対応したものに投票できる。
 
 大広間の大時計で18時に投票結果が発表され、
 選ばれたものを殺さなければいけない。

 魔女は、投票以外でも殺しても構わないと言っていたが
 投票されてもいけないが、ベネットも殺さねば。

 悩んでいると、ふいに耳元に囁く声]
(39) 2020/09/19(Sat) 19:27:35

【人】 空腹な迷い人 レックス

 
 
 
  『ふふふ、お前が鬼よ、ぴったりでしょう?』

 
 
 
(40) 2020/09/19(Sat) 19:27:38

【人】 空腹な迷い人 レックス

[ 大きく息を吐く。
 ぴったりすぎて、笑えてくるが、
 ――――これを悟られてはいけない。

 他のゲーム参加者を欺き、利用して、――生き残らなければ

 3日間生き残ること
 ベネットを殺すこと


 最悪、この2つだけは、満たそう。
 心の奥でそう呟けば、鐘が鳴る。]
(41) 2020/09/19(Sat) 19:27:39

【人】 空腹な迷い人 レックス

 
 
 ゴーーーーーン
 
          ゴーーーーーン

 
 
(42) 2020/09/19(Sat) 19:27:42

【人】 空腹な迷い人 レックス

  
 
 
   もういいかい?

             ――――もういいよ

 
  
(43) 2020/09/19(Sat) 19:27:44

【人】 空腹な迷い人 レックス

 
 
 
      
―― 
時計館の魔女
 ――

 
 
  
 
 
(44) 2020/09/19(Sat) 19:28:28

【人】 空腹な迷い人 レックス

     
 
 
   
ゲーム

   隠れ鬼の始まりを告げる、――――鐘がなった
 
 
  
 
  
(45) 2020/09/19(Sat) 19:28:32

【人】 空腹な迷い人 レックス

― 鬼の夢 ―

[ 深く深く眠りに落ちていた頃。
 ゲームの合間の、ひと時の休息時間。

 それは、過去か、現在か、はたまた未来か。
 
 夢の狭間で垣間見える風景は、
 懐かしいような、見覚えがないような。

 不思議な光景だった。
 ただ、これは"夢"だと、はっきりと理解していた。
 
 これは"夢"だから、
 いつか必ず、現実に戻らなければいけないものだと]

  
(46) 2020/09/20(Sun) 21:53:01

【人】 空腹な迷い人 レックス

 
 『
    天使様も、神様も信じてない
    だけど、君のことは信じているよ
                     』


 『 
    "ただの娘"で、いたかった
    だけど、神様は
    私を"ただの娘"として生んでくれなかった
                        』
(47) 2020/09/20(Sun) 21:53:04

【人】 空腹な迷い人 レックス

 
 『 
    
愛も恋も、知らない

    
だけど、――――のことは、嫌いじゃない

                          』
(48) 2020/09/20(Sun) 21:53:09

【人】 空腹な迷い人 レックス

[ 手を伸ばした。
 愛しい人の背中が見える。

 黒い髪が、風にさらさらと靡いている。

 金の髪が、陽にきらきらと煌めている。


 振り返った彼女は、野花のような愛らしい笑みを浮かべて

 振り返った彼女は、野薔薇のように可憐な笑みを浮かべて


 白く細いその手をとって、そっと抱きしめた。

 柔らかな感触、甘い匂い
――不思議と食欲は湧かない


 鬼の嗅覚を擽る甘美な匂いに、鼓動が速くなるのに
 
獣の


 ただ胸に抱くのは、狂おしい程の愛しさ。

 やっと、この手にできた喜び。
 やっと、 たどりついた歓び。

 押し寄せる感情に飲み込まれていった。]
(49) 2020/09/20(Sun) 21:53:15

【人】 空腹な迷い人 レックス

[ これは"夢"だ
 誰の夢かも分からない。

 "食事"をした時に、たまに見る夢にも似ていたが
 ここが魔女の領域だからか、いつもよりはっきりとしていた。

 まるで自分自身が当事者のような気持ちにさせる。

 過去なのか、未来なのか。
 混ざった想いは、融けあって
 どちらが頂いていた想いかも分からなくなる。]
(50) 2020/09/20(Sun) 21:53:23

【人】 空腹な迷い人 レックス


『 
    これは夢よ、これはお前の感情ではない
    だから、今は眠りなさい

    もっと深く、今は何も考えないでいいのよ
    
    さぁさ、眠りなさい
    哀れで愛しい鬼よ、眠りなさい
                          』
(51) 2020/09/20(Sun) 21:53:25

【人】 空腹な迷い人 レックス

[ 頭の中で、静かに歌うように魔女が言う。
 魔女の癖に、子どもを寝かしつける母のような声色で

 だけど、身体は勝手にその言葉に従う。
 もっと、深く眠りに落ちていく。

 夢すら見ない程に、深い眠りに
 ――――あぁ、まだ"ゲーム"は始まったばかり**]
(52) 2020/09/20(Sun) 21:53:27

【人】 橋本 雅治  



  ……一緒にシャワー浴びたら、さ。
  俺のベッド来なよ。
  朝まで、ちゃんと寝れるように
  ぎゅっとしたげる。


[そんな提案を、ひとつ。
 請われてもう1戦……というのも
 男冥利に尽きるものかもしれないけど。

 でもタイマーで区切られた身体の関係じゃないから
 いつでも「次」はある。
 寂しさなんか入る隙間のないくらい
 いつでもずっとそばにいる、つもり。]
(53) 2020/09/21(Mon) 19:40:01

【人】 橋本 雅治  

[明日は札幌に向けての旅。
 回転寿司食べたり、オルゴール博物館行ったり
 たくさんこの先にも道はある。
 ……無理はさせたくは、無い。

 だけど、もしわがままを言っていいならば
 帰ったら、由人の作ったご飯を
 一緒に食べたいと思う。

 まだ、セックスの余韻の残る空気の中じゃ
 言えないかもしれないけれど。]
(54) 2020/09/21(Mon) 19:48:00