【人】 2年生 松本志信─天使のお告げ─ [やがて訪れたその時は、無慈悲に、無常に告げる。 次は工藤ちゃんと朝霞ちゃん。 ふと視線を向けた先に、武藤くんはもういない。 香坂ちゃんも同じく跡形もなく消え去っていた。 まるで最初からいなかったんじゃないかって 疑ってしまうようなレベルで。 それでも、二人がここに居たって記憶はちゃんとある。 お告げが来る少し前に工藤ちゃんと話していたことも>>3:409 願掛けを、願望を壊されたとまでは感じず。 伝え方が悪かったなと思うだけで、これと言って不愉快には感じなかった。 「判らないことと、願わないことは同じ天秤には乗らないんだよ。 決まっているとわかっていても、願っていいんだ」 なんていつもなら伝えるだろうが。 天使のお告げを挟んだせいで、何も言えなくなってしまった。] (8) 2022/09/10(Sat) 0:34:53 |
【人】 2年生 松本志信[ふと視線を向けた先、小泉くんが目に入る。 さっき少し聞こえた、かすかに聞こえた「頼りない」>>5 それは違うよと否定するまで、あの時も今も頭が回っていなくて。 腑に落ちなさそうな表情は、今はどうしていただろう>>3 工藤ちゃんの様子や、朝霞ちゃんが電話をする姿。 心配な黒崎ちゃんの方へも視線を数度送りつつ。] カレーごちそうさま、美味かったよ。 俺ぁちっと魔力の使い過ぎでつかれたから スタッフルームで仮眠してくるわ。 誰か、なんかあったら起こして。 [そう言って立ち上がる。] あ、小泉くん。 なんかやりたいこと見つかったら、いつでも。 出来ることは何でも手伝うよ。 [先ほどの回答を告げるとカレー皿を流しに持っていき。 水につけるとゆっくりとその場を離れていくだろう。 誰かついてくるのなら止める気はないが 朝霞ちゃんにせよ工藤ちゃんにせよ 過ごしたい相手がきっと俺以外にいるだろうから]* (11) 2022/09/10(Sat) 0:50:15 |
2年生 松本志信は、メモを貼った。 (a9) 2022/09/10(Sat) 0:53:29 |
【人】 2年生 松本志信─レストランにて─ おおっつ、はいはい? [随分と強引な方法で呼び止められた>>35 スタッフルームに向おうとした足は 自分よりも小柄な存在に止められる。] おう、それはハメられてねぇな。 [普段の様子から言葉を慎重に選ばなければならない相手だというのはわかっていたから どうすれば理解しやすいかと逡巡し。] 誰かが工藤ちゃんのために何かをした時。 えーっと、例えばなんか落としたものを拾ったとか こけた時にさせてくれたとか、そういうこと してくれた相手には「ありがとう」っていうと良い。 ま、勿論工藤ちゃんが嬉しければ…、か 自分に利があったと感じれば、だ。 [厚意というものだからな、と付け加えた後で] 湿布気が付いたんならよかったよ。 (68) 2022/09/10(Sat) 12:09:50 |
2年生 松本志信は、メモを貼った。 (a25) 2022/09/10(Sat) 12:30:25 |
【人】 2年生 松本志信 っはは、いいよ寝てて。 寝顔みとくし。 [そうだな、死ぬとか生きるとか そんな事考えずに、このまま目を閉じてぇ。 それが出来りゃ幸せだろうな。 こんな天気のいい日の昼寝なんて。] …起こしてやるさ、何時がいい? [時の進まないこの世界で、起こしてやると。] んなもん分からんでいい。 けど、ま、そういう日もあらぁな。 [子供の寝かしつけのように、背をトントンと撫でようか]* (91) 2022/09/10(Sat) 15:01:21 |
松本志信は、いいから寝ときなって、ぽんぽんあやす** (a33) 2022/09/10(Sat) 15:21:06 |
【人】 2年生 松本志信[夢を見てるんだろうか。 暫くは寝息のようなものが聞こえていて。 でもその貌は穏やかだったから、きっと今は大丈夫なのだろう。 少しずつ、少しずつ訪れる安堵。 と同時に浅ましいなと自嘲が毀れる。 「いっそこのまま本当に時間なんて止まってしまえばいい」 なんて、さ。 それこそ俺なんかが望んじゃいけない、夢だろ?] (98) 2022/09/10(Sat) 18:38:14 |
【人】 2年生 松本志信 …──── [そろそろ起きる頃とも知らず 貌を寄せて、綺羅綺羅光る銀がかった髪に そよ風が触れるように一瞬、口付けた。 音もないそれは、寝てるならきっと気付かない筈の。 悪夢を拭い去るおまじないだ。 言い訳だけどね]* (99) 2022/09/10(Sat) 18:39:55 |
【人】 2年生 松本志信 …ん? 起きた? 腹は減ってねぇけど、おはよ。 [目を閉じていてくれたおかげで>>100 いつものように、何事もなかったように声を返せた。 たった一度の罪深いそれが、本当にまじないになったんだとしたら 目に見えない魔法って、たぶんきっとあるんだろう。] あー、べしょべしょな。 服はさすがに…お土産のやつパクッちゃえ、なんかあったっしょTシャツ。 っつか血ぃ止まったのか? 着替えもだけどガーゼとかいるんじゃない? [ガーゼは救急箱か、スタッフルームにあるかもしれない。 が、さすがに服はないだろうから物販のTシャツを進めておく。 葛飾北斎のやつとかなんかちょっと厳ついやつ、あったろ。] (102) 2022/09/10(Sat) 19:47:46 |
【人】 2年生 松本志信 刺された………、… [何をしていてだろうか、邪推しようとしてしまうけど 過去の経緯を探すよりその瞬間のことの方が大事で。] そりゃ、怖かったろうな。 [死は、誰だって怖い。 俺はそれをずっと望んでる、おかしな奴ではあるけど 死ぬことが怖くないわけじゃない。 刺されたのなら望まなかったであろうそれが突如襲ってきたわけで それはきっと、俺なら、怖くて仕方がないと思った。] よかった、津崎くんが生きてて。 [過去も、現在も。]* (115) 2022/09/10(Sat) 20:43:35 |
【人】 2年生 松本志信─回想・レストラン─ [同じ言葉を繰り返す癖>>118 気付いていたし、それが個性的で好きだななんて ちょっと思ったりするのは少数派意見かもしれない。 気付いたように紡がれるのは、前よりも幾らか成長したような。 心の中で「おお!」なんて声が上がる。] そう! だからつまり、次工藤ちゃんが還ったら 武藤くんにも「ありがとう」って言えば、武藤くんも喜ぶ。 それで工藤ちゃんが、ありがとうって言った相手 俺や武藤くんが喜んでるのを見て ちょっとでも心が動いたり、あったかくなったりしたら これがWin-Winってやつだね。 [まだ少し難しいだろうか。 それでも、根気よく伝えよう。] (127) 2022/09/10(Sat) 21:39:36 |
【人】 2年生 松本志信矛盾してるけど、それを抱えて生きていくと思う。 死にたいってどこかで思いながら、生きる。 いつか変わればいいな、って。 変われる保証は全然ないけど。 人間って、矛盾した生き物だからさ。 [理解できなかったらごめんね、と 嘘偽りない本音を伝えて、頬を軽く掻いた。]* (131) 2022/09/10(Sat) 21:40:54 |
【人】 2年生 松本志信[すぐ逃げられるくらいの力でもう一度抱き締めた。 殴られれば殴られた時だ、構わない。 言葉より雄弁にその行為が伝えてくれると信じて。 背に回した手で優しく撫でて。 労うように、そっと、ポンポンと繰り返す。 助けてほしかった。 あの時、誰かにそうしてほしかった。 ──俺がしてほしかったことを。] 俺も…、…話すよ。 今更だけど、訊いてくれる? [俺が悪いと閉じ込めた、突き放した、死にたがりの話]* (141) 2022/09/10(Sat) 22:09:54 |
【人】 2年生 松本志信 しんどくて、普通じゃないんだって理解したら まあ、ガキだったのもあったし 生きるの辛いなって 薬がぶ飲みしてぶっ倒れたことあってさ。 運ばれた病院でたまたま同室になった同い年のやつがいて 友達になったんだ。 少しずつ仲良くなって、同じ高校入って。 共感覚のことも理解してくれて。 すげぇ、いいやつで。一緒に居るのも楽しくて。 気付けば、好きになってた。 関係がどうとかじゃなくて 恋人になりたいとかそういうのじゃなくて 伝えてぇって思ったから、何とか伝えたら、さ 「気持ち悪ぃよ。」 …って。 最初からその為に近づいたのかって、言われちまって。 全部全部なかったことにされて。 まるで化け物でも見るみたいに、な。 (155) 2022/09/10(Sat) 22:55:02 |
【人】 2年生 松本志信[名前で呼び合っていた関係も、一瞬で苗字になったあの瞬間。 俺は地獄に叩き落とされたんだ。] “普通”じゃないもの二つも持って生まれて 俺が俺でいる事さえ、許してはもらえなくて 生きてちゃいけねぇんだなって、思ったら “死にたい”が、消えなくなっちまった。 俺が文字を文字として見られたら? 俺が女の子を好きになれたら? 俺が男なんか好きになる体質じゃなかったら? 俺が“普通”だったら? 俺なんかが生まれなければ。 [声は不思議と震えなかった。 かわりにずっと心臓が悲鳴を上げてる。 愛や恋の高鳴りじゃない、怯えるように振動するのは 抱き締めてるから嫌が応なしに届く。] (156) 2022/09/10(Sat) 23:00:17 |
【人】 2年生 松本志信…───だから、全部俺が悪い。 [貌を見られたくなかった。 見るのも怖かった。 化け物を見るような目は、二度と見たくない。 特にこの青空色に拒絶されたら──] (157) 2022/09/10(Sat) 23:01:57 |
【人】 2年生 松本志信[誰にも言えたことのなかった過去を吐き出した口は 疲れたのか、今度は逆に言葉を失ったみたいに ぽつぽつとしか話せなくなって。] 、 っ、はは。 [泣かないように貌をくしゃくしゃにして バレないように、笑って。] 津崎くんは、ずるいなぁ。 [痛い痛いと泣く心臓が、少しずつ ほんの少しずつ落ち着いていく。] (167) 2022/09/10(Sat) 23:42:12 |
【人】 2年生 松本志信 ばあちゃんに、感謝…だね。 本当に。 [助けてくれた人がいて、本当によかった。 過去に助けに行くことはできないから。 過去があって今があって もしこの先もまだ続いていくんだとしたら 大事な友人の一人でくらいなら、居させてくれるだろうか。 ──“嘘を吐いて”でも?] (168) 2022/09/10(Sat) 23:44:26 |
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