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【人】 高校生 七嵐 春生[とあるSNSの投稿は、そんな言葉に、写真が添えられていた 快活そうな少年と、そして腕に抱かれた、丸くてもふもふしたつぶらな瞳の…謎の生物 二人(?)共にカメラ目線でキメている、そんなツーショット写真 その投稿には(9458)10n10000いいねが付いていた、という――] (117) 2020/05/16(Sat) 3:52:02 |
【人】 高校生 七嵐 春生―― 秋の終わり ―― [学園の、数日に渡る文化祭が終わり、通常授業の戻った月曜日 祭りの終わりを否が応でも悟らせるような、冬の冷たい風が吹いていた 七嵐 春生は、校庭を小走りに駆けながら、昇降口に滑り込んだ 3-lの自分の靴箱に、スニーカーを放り込んで、スリッパをスノコに落とす] おはよう!!寒いな!! [見知った顔に声を掛けられればそう返す 風が遮られるとはいえ、昇降口ではまだ寒い。制服のブレザーの下にパーカーを着込んでいるとはいえ、寒いものは寒い そう思いながらふるっと身を震わせて、しかし声と表情はいつも通りの朗らかさであった] (118) 2020/05/16(Sat) 3:53:27 |
【人】 高校生 七嵐 春生『ハルー、写真見たぞー。良かったな!』 おう!ありがとうなー! [ざわざわとした朝の昇降口を抜ける間、男子生徒から声が飛ぶ それに春生は、満面の笑みを返す] 『七嵐くんおめでとー。何もらったのー?』 ありがとなー! オレは……うまい棒もらったぜ! [廊下で女子生徒にすれ違えば、また声を掛けられる 問いかけに「現物支給だったぜー!」と答えながら、春生は、先日大量に手に入れたうまい棒(これはコンポタ味)を手渡した その後もそこそこの人数に祝いの言葉をもらいながら、種類豊富なうまい棒を配り歩く春生の姿があった] (119) 2020/05/16(Sat) 3:55:14 |
【人】 高校生 七嵐 春生[ 学園(7)1d10不思議の(10)1d10番目、『学園祭のいえやすのウワサ』―――― 学園祭1日目から始まる「いえやすを探せ」…謎の生物いえやすを見つけたヤツは恋人ができ、成績は上がり、あらゆる悩みは解決し、カッコイイ称号を得、RPG的な魔法を使えるようになるという… ] (120) 2020/05/16(Sat) 3:58:45 |
【人】 高校生 七嵐 春生[そんな、青春真っ盛りの生徒たちが好きそうな、盛りに盛られてどこまで本当か分からないような噂話 しかし実際に『いえやす』は実在し、「いえやすを探せ」イベントも開催されている 毎年数人がいえやすを捕獲…もとい発見し、賞品をもらってリリースしている…らしい] いえやすどーこだっ! [七嵐 春生。 彼は、いえやすを探すことに全力を懸ける系DKであった 文化祭中はSNSのグループや掲示板で情報を交換し、釣り竿や虫取り網を片手に走り回る そんな彼の様子は周りに知れ渡っており、 それ故、文化祭中には知らなかった生徒たちに、こうして祝福されているのだった] (121) 2020/05/16(Sat) 3:59:58 |
高校生 七嵐 春生は、メモを貼った。 (a20) 2020/05/16(Sat) 4:10:18 |
高校生 七嵐 春生は、メモを貼った。 (a23) 2020/05/16(Sat) 5:16:24 |
【人】 高校生 七嵐 春生[室内で座っていてはなんとなく気持ちが淀んでしまう…そんなときに風を感じられるのが屋上だ 冬にはやはり寒いのは否めないが、それでも昼の日差しはぽかぽかと暖かい 遠く広がる青い空も、爽やかな気持ちにさせてくれる 時間が出来ると、春生はこの棟の屋上へ来ることが多かった …え?馬鹿は高いところへ上る、って? 聞こえんなあ…! 大体、屋上はあのいえやすも昼寝をしているというスポットである 文化祭中、そんな目撃情報が飛んでいた もっとも、そのときいえやすを捕まえられたものはいなかったのだが ](いえやす、ふかふかでぬくぬくだったなー! 日光を浴びたいえやす、暖かそうだぜ〜〜〜!) [そのままでもぬくぬくであるのに、天日干しいえやすは太陽の匂いがしそう… 肌寒さの中そんなことを考えながら、春生は昼休みの残り時間、ぼんやりと青い空を見ていた まさか自分を訪ねている後輩がいる>>133とは、知らずに] (294) 2020/05/17(Sun) 11:12:26 |
【人】 高校生 七嵐 春生―― 『3-L』教室 ―― [訪ねてきた後輩と目が合った春生のクラスメイトは、些か不思議そうな顔をしていただろう それは、三年の教室に一年が訪ねてきた、ということや、 あるいは、その後輩が見覚えのない顔であり、当の春生からも、訪ねてくるような後輩がいると聞いた覚えがなかったからであろう] 「春生? えーっと…」 [入り口の後輩から教室内に視線を映したクラスメイトは、ゆるりと教室内を見回して 周りでたむろしていた友人たちも数人それに倣う] 「…居ないな」「屋上だろうなー」「な」 [口々にそう話せば、後輩へもきちんと分かるように説明してくれただろう 教室にいない休み時間、春生は大体屋上にいる。昼休みならなおさら、と] 「高いとこ好きらしいからなあ、ななちゃん」 「上りすぎて自分でも馬鹿の自覚ありそうだもんな」 「別に馬鹿にするつもりはねえんだけどな〜」 「今は寒いからちょっとなー…」 [好き勝手な言葉が交錯していく 教室から出る春生を見かけ、どこへ行くのかと問いかければ、大抵が「屋上」と返ってくる そんな素直さで、クラスメイトの多くが、春生の居場所を知っているのだ] (295) 2020/05/17(Sun) 11:14:21 |
【人】 高校生 七嵐 春生[ちなみに学園の屋上は立入禁止ではない 安全のために鍵は掛かっているが、鍵を借りればOKであるし、 …そもそも、本物の鍵を使わずに屋上の扉が開けられる、そんな方法が多数に知れ渡っている 何かと自由なのだ、この学園は 校舎内のどこかに雀荘があるとかなんとかいう噂もある ]「行くなら気をつけてなー」 [それを聞いた後輩の反応はどうだっただろう 恐らく、待っていても春生は時間ギリギリにしか帰ってこない 後輩が教室に帰るにせよ、屋上へ向かうにせよ、優しく見送ってくれるはず 事づてぐらいは引き受けただろうけど*] (296) 2020/05/17(Sun) 11:17:27 |
(a51) 2020/05/17(Sun) 11:23:30 |
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