【人】 氷炎の剣士 フリーレ[世界に愛され 精霊に愛され 人に疎まれるために産まれて来た。 勇者と冠して魔王を討伐していた時のこと。 仲間が必要であった時に 魔界からやってきたと宣う道化のような悪魔>>10 短気で短慮で他人と関わるのを嫌悪したフリーレは それはもう、雨嵐の攻勢にでたが。 この悪魔はちっとも意に介さなかった。 おい、今。おまえぼくのこと哀れとか言ったな? もうこの時点で周囲一帯押し潰す氷塊を投げてきたわけだ。 (17) 2019/04/08(Mon) 0:08:57 |
【人】 氷炎の剣士 フリーレ[ ────魂が繋がっているとか関係なしに! ぶっ飛ばしてやろうとしたことも数知れない。 ] [ ぼくの怒りを買うのが得意な悪魔 相手をしなきゃいいんだろうけど。 悪いけどそんなに賢く生きちゃいない。 ] (18) 2019/04/08(Mon) 0:08:59 |
【人】 氷炎の剣士 フリーレ 寝ぼけてんじゃない!! 起きろ ボケ!! どうすんだこれ!![もしかしてでも何でもない。>>13 うっかりベッドを灰にするとか、意味がわからない。 沸々と腹の底が煮えたぎる。 まったく反省の色のない声で まったく意味のわからない弁解をしている。 (だいたい、ぼくは! ) 刹那零れた感情は、激しさと共に伝わっただろう。] (19) 2019/04/08(Mon) 0:09:01 |
【人】 氷炎の剣士 フリーレ アホかーーーーーーっ!! 今日という今日はっ! おまえのことなんか知ったこっちゃない! 魔界にでも帰れーーー!!!! [共に旅を続けて幾度目かの決裂宣言。 元々、フリーレはひとりが性に合ってる。 ひとりでしか生きて来なかったので こんな口ばかり突いていた。 程無くして宿屋の店主に見咎められ ベッドの修理代を請求された。] (20) 2019/04/08(Mon) 0:09:06 |
【人】 氷炎の剣士 フリーレ[フリーレはこの悪魔のことを知らない。 知っていることと知らないことが離れ過ぎていた。>>137 今まで宿のものが燃えなかったほうが珍しいと聞けば 今度からひとりで野宿をしろ!と豪語したことだろう。] ……………。 [この沈黙は何となぁく理解した。 どうにもナリマセンってやつだ。 碌な悪魔じゃないと自らを棚上げした。] (あぁ…まったく難儀なものだ。 契約のせいではなく”人間としていきるために” 繋がった魂は否応無しに感情を流し込む ときどき流れてくるものが ”それ” だと追求する声を留めるのは────。) (145) 2019/04/08(Mon) 21:24:35 |
【人】 氷炎の剣士 フリーレ 育ちが悪いんだよ!あるなら出せ! [元は滅びた北国のスラム出身>>142 万引きだって強盗紛いのことだって やり尽くして生きてきたのだから仕様が無い。 ポケットをまさぐって、おっ、と期待して 損しかしなかった。 (残念じゃない!このボケ悪魔ああああぁ!!) (146) 2019/04/08(Mon) 21:24:42 |
【人】 氷炎の剣士 フリーレ知るか!帰って仕事でもしろ!しろ!!! [ 第一! と憤慨して指を差して>>141女将の視線が厳しいものへと変わっていった。 街の自警団は、おそらくもう呼ばれている。 なおこの気性を面白がられていると知ったら この場がバトルフィールドと化したがそれは割愛。] 決まってるだろ。 [誰も知られぬ身とはいえ救世の勇者。 街から街へと魔族を魔物を屠っては 感謝と畏怖と異端の視線。 そう、育ちの悪さだって治りゃしない。 (147) 2019/04/08(Mon) 21:24:44 |
【人】 氷炎の剣士 フリーレ[───…にやりと悪辣な笑みを浮かべる。 仮面の奥も それはそれは皮肉げに笑んでいるだろう?] ちゃんと付いて来いよ!バカ悪魔! [ひょいっと軽い旅装を手にして 3階立ての石造りの宿 窓を大きく開け放って躊躇いなど瞬きもせずに飛び出した。 着地点で冷気と突風を引き起こして 祝祭で賑わっている街の中の路地裏を駆け回る。 自警団が追い掛けてきては千切って払って伸して ────ある程度落ち着いたとこで地面に座り込む。] (148) 2019/04/08(Mon) 21:24:47 |
【人】 氷炎の剣士 フリーレ はん、ぼくを捕まえようなんて千年早い! [離れた街の郊外で木に背中を預けてけらけら笑う。 明らかに行動が勇者ではないが 模範的な”勇者”が欲しければきちんと選定すれば良いのだ。 どうせ世間的には勇者は死んでいる。 どちらにしたってフリーレの行動は改まらない。] あー必死の形相で追っかけてくんの 面白かったー。 [ここのとこ体が鈍ってたので良い運動になった。 さて、とちび悪魔は付いて来ているか確認した。 (居場所を見失うことはないらしいからいるだろう) ] (149) 2019/04/08(Mon) 21:24:49 |
【人】 氷炎の剣士 フリーレ で、おい。このボケ悪魔。 なぁんで、ベッド灰にしたりすんだよ! 危うく金無くなるとこだったろうが! [祝祭が賑わっているのが隣町だったから良かったものの 生憎。ベッドを弁償出来るお金は 買い食い代と決めているのであった。]* (150) 2019/04/08(Mon) 21:24:53 |
【人】 氷炎の剣士 フリーレ[突風と冷気の二重奏が 邪魔をして悪態は聞こえずに>>186 悪さをしてパンや肉を盗んで生きてきて 更生のしようもなかったのだ。 第一、勇者であることを捨てた。 勇者であるのを捨てた先には───何も無い筈だった。 跳ねっ返りの破天荒のまま 救った世界を好き勝手に放浪している。 悪戯小僧けっこうだ。>>190 その善性なんてこれっぽっちもない 才能だけ溢れる ”元”勇者を生かした悪魔には言われたかない! (207) 2019/04/08(Mon) 23:07:16 |
【人】 氷炎の剣士 フリーレ いや、ベッド燃えるとかどんな火力だよ! 危うくぼくまで燃えるだろうが んとに気をつけろよな!! [女将が聞いたら卒倒しそうな悪党である。 あー、朝メシ食べ損ねたと、文句を垂れた。 腹も減ったしと聞いて 藍色の頭をがばっと近づけた。] (208) 2019/04/08(Mon) 23:07:20 |
【人】 氷炎の剣士 フリーレえ? おまえって腹減るんだったか? [いや確かに食事をしていた事はあった。 あるにはあったが、付き合い程度だと思ったが。 ───…何やら碌なことを考えていない。 ふよふよ悪魔の仮面 <ペルソナ> の下。どちらもコイツだと理解してはいる。 いるが────…。 ] (209) 2019/04/08(Mon) 23:07:22 |
【人】 氷炎の剣士 フリーレあーーー……腹減った。 おまえ、奢れよ、ちび悪魔 [ おまえのせいだからな! ベッドの弁償を払わないのを決めたのは自分だけど。 むしゃくしゃした気分で八つ当たり。 あれやこれや、ぎゃーぎゃー言いながら 氷の矢を連射していれば祝祭が行われている街へ辿り着いた。] (210) 2019/04/08(Mon) 23:07:28 |
【人】 氷炎の剣士 フリーレ─宿場街─ [城下町から郊外の林を抜けてすぐの街 目下のところのお目当ての街で 様々な露店が置かれている。 世界の救済が広まったのが半月ほど前。 同時に大精霊が 勇者は相討ちで亡くなったとお告げを下した。 おかげでのうのうと謳歌をしている。] おい、ボケ悪魔。 あれ何だ? [この世界の住民は自分の方なのだが。 文字書きすら怪しいほど教養がない。 指を差したのは彩り豊かなマカロンの山。 喰えるの?と首を傾げる。 基本肉食ですが。何か問題でも、という顔をしている。]* (211) 2019/04/08(Mon) 23:07:30 |
【人】 氷炎の剣士 フリーレ[問い掛けには顰め面で応えた。 世界に庇護された頃とは違う。フリーレの理力は衰えた。 詠唱無しに氷の城壁など今はもう発動出来ない。 その筈だったが。] ……………。 [フリーレにしては珍しく掌を握ってひらいて 今は考えまいと首を振る。 思惟は深くに落とされて読むことすら出来ないだろう。] (310) 2019/04/09(Tue) 19:01:45 |
【人】 氷炎の剣士 フリーレ[いつものように適当ぶっこく道化悪魔に 何だそれと呆れた声を出した。 ( もう少しまともに育てろよな〜 ) >>249投げやりな悪態は声にせずとも勝手に伝わって 眉を吊り上げて、怒鳴りつけた。] クシードの悪口言うんじゃねえッ!! まともに育たなかったのはぼくのせいだろ!!! [殺すしかなかった親代わりの相手への悪口は聞き逃さずに 軽く周辺一帯が氷漬けになりかけたとかなんとか。] (311) 2019/04/09(Tue) 19:01:51 |
【人】 氷炎の剣士 フリーレ― 宿場街 ― [────この祝祭をフリーレは正直嫌いだった。 だけど勇者で無くなったら救ったものを見ていって 案外悪くないと思えるものがあったらいい。 今のところ全く見つかってない”それ”を 砂漠で砂金を見つけるような気分で世界を巡る。 魔王はいなくなっても 魔族や魔物はまだ跋扈しているのに暢気なものだ。 いつかロキにそう告げたか。] そんな腹の足しにならないもん 勇者になった時だか、いつだか とっくに捨ててんだよ。 [否。もしかしたら産まれてスラムで捨てられた時か。 スラムで女として暮らすのは危険極まりないから 男勝りというより男のように育ってきた、その頃からか。 お菓子の名前一つ知る暇があるなら どうやってパンを盗むかを考えていた子どもだ。 呆れた声を出されても肩を竦めた。>>250 育ちの悪さはご存じの通りだと言わんばかりに。] (312) 2019/04/09(Tue) 19:01:55 |
【人】 氷炎の剣士 フリーレ マカロニ? [惜しい。一文字違い。] いや、別に単なる興味って って聞けよ……。 [フリーレの話を最後まで聞かずに屋台の人に頼んでる。 自分の金じゃないならいいか、と強く止めはしない。 貰える物は貰える時に貰う主義。 だけど本当に今更。 そうだ本当に今更。 何だか女の子”らしい”お菓子やら飾り物は苦手だ。 ……貰えるものは、貰うけど。] (313) 2019/04/09(Tue) 19:01:57 |
【人】 氷炎の剣士 フリーレ[屋台の恰幅のよい男と話しているのを見て フリーレは、はた、と気づいた。 余りにも馴染み過ぎていたが この悪魔のピエロ姿は目立つのだった! 普段は不可視の術とやらを 掛けているので気にも留めなかったが。] お前なぁ、やっぱそれ、目立つだろ。 [マカロニ…否、マカロンを手渡されながら呆れ顔。 手渡されたマカロンはピンク色をしていた。 なるほど、と思う。 屋台の男はフリーレを女と認識したらしい。 男装しているわけではないが 十五の姿だとどっちかわからないで 間違えられていただけに。 個人的には赤色が好きなのだが。 マカロンを一口で詰めて 齧歯類よろしく口いっぱいに頬張る。] (314) 2019/04/09(Tue) 19:02:00 |
【人】 氷炎の剣士 フリーレこりぇ、ふまい!(これ、うまい!) [素直な感想を述べる。ぱあっと明るい笑みを浮かべた。 五秒後に、我に返って口の中の甘い物を噛んで味わって ゴクンと飲み込んで、満足そうに息を吐く。] でも肉食べたくなった。 [それも嘘偽りない本音である。] (315) 2019/04/09(Tue) 19:02:03 |
【人】 氷炎の剣士 フリーレで、おまえ! 目立つからその服と仮面はずせ! そんなピエロピエロしてるから ピエロみたいなんだよ! [よくわからない難癖をつけて ぐいぐい引っ張って 人通りの少ないところで仮面を外そうとした。 一緒に旅をしだして何回目の乱暴かわからない。]** (316) 2019/04/09(Tue) 19:02:05 |
【人】 氷炎の剣士 フリーレ[人と人とが争いあえば、世界は 病 ────この世界の浄化作用 勇者は世界の理の力を宿したもので在り、 病魔は勇者の近しい相手に好んで宿り魔王と化させる。 世界の負を浄化した勇者は いずれも朽ち果て ────犠牲となった。 それが連々と引き継がれる世界の仕 組 み 。数少ない犠牲で世界はつづく くだらなくて 醜 くて 異端視されて 疎外されても ───フリーレはこの世界を愛していた。 灰色の空の下 凍えるような寒さの中 明日食べるものに貧窮しても あの頃が一番幸せだった。 何も知らなかったあの頃が幸せだった ] (389) 2019/04/09(Tue) 23:46:36 |
【人】 氷炎の剣士 フリーレ[フリーレは短気だ だがその短気暴発少女を 更に暴発させているのは 旅の連れだからどうしようもない。>>358 其処には無自覚の甘えもあった。 ( ────だって、 自由なんて ) 空っぽなのだ。 望みはない。 望める運命になかった。 そのちっぽけで矮小な自身への 苛立ちを容赦無くぶつけてる。 結局、甘えだ。 もう他にフリーレを知るものは、いないから。] ( もう フリーレ と呼んでくれる相手もいないから。 ) (390) 2019/04/09(Tue) 23:46:41 |
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