7 【R18】鈴蘭の村:外伝6〜カフェリコリス〜【RP半再演ペア】
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[これでも、幕末を駆けた英霊だ
痛みはあれども、声を上げるほどではなく
それが甘噛みめいたものにかわったなら
まるで猫のまぁきんぐ、或いは
甘えたさんのようじゃなぁ、とばかりに
喉が鳴った]
[服が濡れようが、かまわなかった
それが彼が、私に対する執着を表しているかのようで
彼の頭を、肩噛みつかれぬ方の手で撫でる
嗚。可愛いものよ]
なんだ、もっと強く。それこそ
血が出るほどに味わうても、よいのだよ?
[君は無邪気だから
時々、その無垢さから知識を、経験をより積んで得た時に
私よりももっと、人格的に優れた人物に
君が傾倒しないかいつも私は不安である
君を好きになり、君を愛するようになったからこそ
その無言の咢に歓喜する]
[君が思う以上に、私の思いは重いものだ
それは君が良く知っているだろう?お前のためなら
私は命も何もかも捨てられるほどなのだから]
(無論、今は思い通じるようになって
君と別かたれるが惜しいと思うようには
なってしまったのだが)
――― どうせ噛むなら、痕にすれば
よかろう、ものを。
[なぁ。と君の耳元に唇寄せれば
常よりも吸う力、強く
鬱血とまではいかぬものの、緋色の痣が執着めいて
君の蟀谷の下に咲く]
[ シロさんが女の人に話しかけられてた時、びっくりしたんだぞ!
「これが噂の…!」と戦慄しつつ急いで駆け寄ったんだ
女の人は驚いてすぐに立ち去ってくれたけどさ。
こういう時、オレの背がでっかくて良かったって思うね ]
[ 付き合う前は寧ろ出来ていた膝枕とか
頭なでなでとか、逆に頻度が減っていたのだ
それを加味しても、確かに今日のオレは
甘えたなのかもしれない。
(こんな奇行をしてしまうくらいには)
]
[ シロさんの肩を噛む力はそれほど強くない
だって傷つけたくないし。
でもむずむずと噛みたくなって、気づいたら
こうしていたんだ。 ]
[
――ふと、耳元で何かが鳴った気がした
]
[ さながらじゃれる犬を甘やかす飼い主のような
そんな風にも見えるだろう。
こんな状況でも頭を撫でてくれるシロさんに
余計にそう思ってしまう ]
ひやふぁ(嫌だ)
――シロさんを傷つけたい訳じゃない
[ 彼の優しすぎる(然して、実際はより重いを込めた)言葉に
オレはもごもごと抗議する
……嗚呼でも、その誘いは凄く魅力的だ ]
[ シロさんにオレの印を刻み付けて
もう二度と離れられないんだぞと、それこそ
悪鬼のように笑えたら――どんなに気持ち良いだろう
……例えオレがそうやったって
優しいシロさんは離れたりしない
、よな?
]
[ シロさんの隠された重い
(想い)
は
きっと全て伝わらずとも、少しずつオレの中へと
浸透してゆくのだろう ]
あと……? ―――
っ!
[ 耳元でささやかれた言葉に
首傾げると同時に――ちくり、と ]
……いつかぜってー覚えてやんからな
[ その、小さな花咲かす術を
後で自分の腕でも吸ってみようかと思いつつ
まだ経験値が足りない己は、今はこれで満足してやると
――彼の服をぐいっと引っ張り
その肩口に、尖った歯を突き立てるのだ ]
[残念ながら噂に疎い私は
君が察知した危機を知らず、回避させて貰ったのであった
尚、私はこの時呑気に、
そんなに走らずとも置いて行かぬよ。可愛いなぁと
阿呆全開だったのだとか。閑話休題]
[片方が無意識の時にはできていたことも
互いが意識してしまえばぎこちなくなる
触れただけで想いが伝わりはしないか
重くはないか。呆れられないか
恋とは、人を幸せにし、臆病にするものだ
恋人の寄行は、寧ろ可愛らしい甘えに私は映り
だからこそ、こうした甘噛みにも笑みが浮かぶというものだ
まるでじゃれる子猫を、膝の上に乗せたような感じで]
(それと同じく、誘われているような心地も、また覚え)
(無垢な君故にその意図はきっとないのだろうけど)
[喉を一度鳴らし
切り替えて]
[頭なでつつ、君に悪戯めいて囁くが
傷つけたいわけではないのだと、抗議する君よ
嗚、無垢だ。とても無垢だと
私は彼に思うの、だが
――彼が内心、こんなことを考えているとは
思いもしない
寧ろ知れたら、歓喜してしまう
君が人食いの鬼の頃からずっと一等大事だったのだ
今更そんな面を見て、惚れ直すことはあれど
離れるものか。離すもの、かよ]
[重い想いが伝播するように
私の愛も、伝わってしまえばいいのに。
伝わることに羞恥を感じることもあれば
いっそ。と思う時もある。まこと人の心は
とても複雑、なのだ
そう、君が印刻まぬことに焦れ
逆に私が、君に痕を刻む位には
]
(後で、羞恥に襲われて
頬を真っ赤にしてしまうのは避けられないと、してもだ)
はは、何時か君が披露する、時を
楽しみに、しているよ。
[ずっと先だろうと思っての私は、笑っていたのだが
―――― 引っ張られた服。
カッターシャツから見える素肌
君を抱くときも、決して晒さぬ服の下]
| ― ぱふぇのエントリーだ! ― [ 店員さんがキッチン奥へと消えていくのを わくわくしながら待っている ――いよいよデザートだ 一体どんなぱふぇが来るのだろうか…! 待ち遠しそうにそわりと待っていれば やがて現れる、その本丸 >>138 ] (163) 2019/04/24(Wed) 22:19:19 |
|
おおおお!!すっげェ…!
[ きらきらと輝く白に、映えるは苺の赤だ。 フルーツソースが滑らかに流れ、さくらんぼが ちょこんと乗る様は可愛くもある]
ありがとな!店員さん!
[ 彼に感謝述べれば 早速スプーンへと手を伸ばし――ふと、気づく]
( そわそわと此方を見遣るシロさんはいつもより 感情豊かだ
それが何だか、嬉しくて、可愛くて )
(164) 2019/04/24(Wed) 22:19:48 |
|
へへ、シロさん…実はな
[ したり顔で「すっ…」と持ち上げるは 銀に輝くスプーンが"二つ"
――店員さんに改めて感謝を ]
ほら、一緒に食べようぜ! 一緒に食うと二倍美味いって言うしな!
[ そうして差し出したスプーンを彼に持ってもらえば 先に己からぱふぇを頂こう
す、と白に入る銀 そのままソースがかかったアイスを掬い、口に入れれば―― ]
(165) 2019/04/24(Wed) 22:20:03 |
|
……うまい
[ じーんと感動するほど美味いらしく いつもの騒がしさが鳴りを潜めるほど しみじみとそう零した
ほら、シロさんも!とぱふぇを彼が取りやすいように 向けて、差し出す *]
(166) 2019/04/24(Wed) 22:20:14 |
[ 恋を自覚した結果、逆にぎくしゃくしてしまった
…というのはまんがの題材でよく見るし、
実際己も最初のころはそうなった。
――でも、それでも
シロさんに甘えたい気持ちも、甘やかしてほしい気持ちも
それで押さえつけられるほど生易しいものでは、ない ]
[ 確かに"誘う"ことを自覚してはない
――けど、求め喰らってくれることは
何よりも望んでいる ]
[ その欲望すら、今はあやふやの無意識だけど ]
[ 時として、愛の欲望は何よりもどろどろしている。
シロさんに向けたこの感情を自分から伝えるのは
どうにも怖くて……
いっそシロさんがエスパーなら良かったのに
でも、それだとオレはますますシロさんに任せっきりで
良くない気もするから ]
[ 離すものか、と言ってくれていると
知れたら。…それこそ、心歓喜するやもと ]
[ 照れるならやらなければ良いのにと
そう思うことは微塵も無い。
…寧ろ、シロさんが積極的に愛を示してくれることが
何よりも嬉しいのだ。
――だから、己も遠慮なく愛を刻もう
時が経って消えたなら、際限なく刻めば良いのだから ]
[ オレの宣戦布告を笑って流す
その大人じみた余裕を剥がしたくて
……オレの刃
を突き立てた
彼自身の隠された肌に向けて
]
[ある日の練習中]
[二人が野球観戦から帰ってきて数日。ラッセルのスイングが、ガラリと変わっていることをマナは見逃さない]
……面白い振り方してるじゃん、よーし。
[セスから教わった、ラッセルのスイングを見て、ニヤリと笑う。そして、昔使っていた「あるもの」を手に、ラッセルに近づき]
ラッセルー、暇ならバッティングピッチャーでもしてあげようかー?
[だれかさんに似た悪い顔をしながら話しかけた]
[マウンドの前にネットを立て、ピッチャー返しに備える。まずは右投げで、軽く、打ちやすい球を]
正直さあ、あんたがここまでやるとは思わなかったわ。……とぼけないの、そのスイング。あの人のでしょ?
[投球の合間に指導中のセスをチラ見する。練習中の軽口は減らないものの、目は真剣だ。軽く投げていたボールは、いつしか真剣味を増していく]
去年まであんなに初心者してたのに、みるみる上手くなって。
フライだってとれるようになって。
そんなスイング身につけちゃって。
ほーんと、参っちゃう、わ!
[普段から、肩が強いとは言えないマナが投げているとは思えない、気迫のこもったストレートが、ストライクゾーンにビシビシと決まっていく]
[数十球投げたところで、一度投げるのをやめ、汗を拭う。
よーし、遊びは終わり。……ラッセル!あんたにこの球が引っ張れるかしら!?これくらいきれいに飛ばしてくれないと、そのスイングにあんたが殺されるわ……
[そういいながら、グローブを今さっきまでボールを握っていた手に着ける。そして、ボールは左手に]
アンタにそのスイングができるか、あたしが確かめてあげる!……行くわよ!
[かつてボールを投げていた利き腕。かつて多くの打者に見せてきた左からの投球フォーム。大きく振りかぶり、まずはど真ん中へ*]
[互いに思いを通わせあったら
次のステップを求めたくなる
人は誠に、欲深く。見守ることだけで満足だったのに
甘やかしたい。もっと君の顔を見たい
君に触れたい、抱きしめたいと
際限なく欲が大きくなってゆく
――― 嗚。きっとこんなにも
重い気持ちをぶつけられたら困惑されるだろう
と、思うのに。抑えようとするのに
漏れる気持ちは、君を見つめる眼差しにしっかと
同じように、君もまた
私に対して望んでくれているとおもってよいのだろうか
と、都合よく考えてしまいそうだ
純粋だからこそ、美しい君の本質に
触れてしまえば戻れない
まるで天神様の細道のように ]
[残念ながら私は察しがよくない男
それは君も十分承知の上、だろう
知れたら歓喜することも
知らねばただ、2人臆病に手探りで相手に
ひそやかに隠そうとするか、伝えようとするだけだ
それできっと、1歩1歩歩み寄ることになるのだろう
ふれなば、溶ける雪のように
きっかけさえあれば。きつと
君の本心を見つけて。私は胸を熱くさせるのだろう、とも]
[奥手の多い、日本人
それでも成人したおのこゆえ、恥ずかしがってばかりで
心を隠し続けるというのは相手を不安がらせると知っている
恥ずかしがりながらも、君に朱を咲かせ
甘噛みする子猫に、君も刻めばよいとばかりに
服に守られ、日に焼けぬ肌を晒して
宣戦布告を一笑。子の戯れのようなものだと
余裕を抱いて、いたものの
決死の一撃。或いは慢心穿つ一撃に
自身に噛みついたのは子猫ではないと、知るのだろう]
(それこそ、猛獣と呼んでもよいような、
立派な、1人の男であつたのだ、と)
─ 回想・展望台 ─
それはお互い様でしょう。
自分の事は棚に上げて。
……これでも、なるべく痛くないようにと
配慮はしてるつもりなんですよ?
[想定通りの突っ込み
に笑んでしまう。
君を傷付けられるのは、僕の特権にしておきたい。
代わりに僕はこの身体を喜んで差し出そう。
もう直に共に暮らすことになる自宅へと話題が移れば、]
そうですね……、
好きになって貰えると嬉しいです。
これからは、君の家でもありますから。
――知っての通り、眺めは良いですよ。
僕らの暮らす街を一望できます。
[若かりし日に憧れ、征服欲に溺れて選んだ天空の城。
今は、窓辺から見える眼下の景色は、
己の守ろうとする人々の確かな営みを、身近に感じさせてくれる。]
[
握られた手に、力が籠るのを感じたから。
僕がもし彼を不安にさせているのだとしたら、その憂慮を取り除いてやりたいと思った。
態度で、行動で、
触れることで示しきれない部分を言葉で。
想っているだけでは伝わらないのだと、
今の僕は知っているから。
良くも悪くも、感じていたことをありのまま言葉にして伝えたつもりだ。]
……?
ふふ。僕は正直なだけですよ。
質問にはちゃんと答えましたから、
いいでしょう?
僕も、君がどうして僕を好きでいてくれるのか
気になりますから。
……全部、ですか?
[「全部」というのも些か気恥ずかしい。
本当に?
そう問い返したくなっても仕方ないだろう。]
[何を隠そう、こう見えて僕は僕が結構好きだ。
誰にどう思われようと構わないし、自分を偽ってまで相手に気に入られたいとも思わない。
だからこそ、学生時代は周囲に手を焼かせた。
……否、今も焼かせているのかもしれない。
故に、万人に好かれはしないと解っている。
君と出逢った頃の僕は、君にさえどう思われようと構わないと思っていた。
そんな僕が、今は
――君に嫌われるのが一番怖い。
君が心細い時には、寄り添う
ランプ
となろう。
君が道に迷う時には、航路を導く
月
となろう。
君が疲れてしまった時には、羽を休める
灯台
となろう。
だから、どうか、
どうか僕から離れて行かないで欲しい。
――そんな風に思ってしまう。
我ながら情けない話だ。]
……うん。
君は、どうしようもなく臆病で。
寂しがり屋で、意地っ張りで、
誰よりも人に愛されたがっていた。
自分を偽ってまで愛されたい君の気持ちが、
正直なところ、僕にはわからなかった。
でも、……今ならわかります。
……君に嫌われたら悲しいし、
好かれていたいと思う。
そしてそれ以上に、
本当の僕を知ってくれている君だからこそ、
素のままで安心出来るところがあるんです。僕も。
だから、
君は君のままで良いんですよ。
[最も過激な問題児であった頃の己を知っている上で、それでも僕のことを好きだと言ってくれる君ならば。
心の壁を取り払って、本音で語り合える。
仮面で隠されていた真実の姿は、むしろ魅力だと思った。
一見完璧であるように思われた彼にも、弱い一面があった。
それを知れたことで、僕は君に惹かれていったのだから。
]
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