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![]() | 【秘】 マジシャン 夜長 → 鬼走ぁ、どんな風に抱かれたい? [優しくか、それとも激しくか。 選択肢を突き付けているようで実際は自分が甘えているのだと自覚があった。彼の方が甘えているのばかり思っているかもしれないが、自分もまた彼に甘えている。蟻門をとおり滴りおちてくる熱の先走りをちゅぅっと吸って。 達しかけたそこを意識させるようにわざと玉袋を軽く噛めば そのまま指を花の中に、赤く熟れた其処を解かし ――いいところを突こうとした*] (-76) 2020/12/27(Sun) 12:15:24 |
![]() | 【秘】 マジシャン 夜長 → 鬼走[羞恥を乗せる声が堪らなく愛おしい。 彼は気づいているだろうか。 蒸れた匂いを気にする姿が情欲を誘うことを。 彼の羞恥心こそが此方を煽り、だめという静止の言葉は良いと同じだ。身を捩る彼に、何がと声は問いかけるが唇は花を愛でるのに忙しかった。自分だけのもの、自分だけの形になったものを味わうのは美味だ。漂う石鹸の香に薄く笑い声を潜ませて] …期待していたか? ここが一番、石鹸の匂いが強い。 期待してくれていたのなら、嬉しいな。 ……俺は、期待していたから。 [お前を抱く事を期待していたと。 明日が平日だなんて分かり切っているのに。それでも、彼が抱かれるのを意識してくれていたのなら嬉しいと心根を明かした。 彼に恋をして2年。思いは褪せるどころか、日に日に増して強くなっていく。自重しなければいけないと思うのに、感情が言う事を聞いてくれない。嫌われたくないが、意地悪がしたいだなんてまるで幼い子が好きな子に素直になれないようだと自虐することもあるが、それでも彼が本当に嫌なら声を上げてくれるはずと甘えている節もあって、彼に抱く方法を尋ねるのだが。 素直じゃない声が、素直に漏らしかけた言葉。 其れがどれ程扇情的なものか。 可愛い仕草をみあげ] (-85) 2020/12/27(Sun) 18:23:44 |
![]() | 【秘】 マジシャン 夜長 → 鬼走…言わないなら 俺が、好きに抱くから。 [優しくしたい、酷くしたい。 いや、もっと沢山の思いがある。すっかり勃ちあがった熱から溢れる蜜を舌で掬い、花を愛でる種として、耳まで赤くなる彼を見上げては愛撫を繰り返し、花を開いていく。そうして、仕上げとばかり指を滑りこませるのは、彼の玉袋を噛んだ衝撃で。甘くも震える肉体は、まさに絶景だった。 女のように濡れる其処は蜜壺のよう。 けれどその汁は、雄の先端から溢れたもので 今先ほど、唇が噛んだのは雄の象徴。男の肉体だと知らせているが、何処までも卑猥だと思う。抱かれるのを望む肉体が、自分だけのものだと指先は筒道を開き、媚肉をかるく引っかき、熱い其処を広げていく。 けど、彼の望む場所はまだ遠く] (-86) 2020/12/27(Sun) 18:24:41 |
![]() | 【秘】 マジシャン 夜長 → 鬼走 …また、腰が揺れたな、鬼走。 ――ん? [彼の姿勢が変わる。 それは彼が屈した証拠だった。膝を折り、臀部を突き出して此方を求める声はひどく蠱惑的だ。この味はとても中毒性がある。一度味わえばきっと味わう前には戻れない。それ程までに彼は魅力的だった。 ごくりと唾を飲み、ゆっくりと彼の中から指を引き抜く。 蕩けて熟れた其処が追いかけてくれるのも愛おしかったが、それよりも此方の様子を伺い、抱いてと願う彼が恋しかった。舌で唇を舐めるなんて誘い上手がすぎる。――そのまま立ち上がれば、彼を引き寄せ、その頬を撫でて。 正面から抱きしめよう。 棚と自分に挟むのは変わらず、けれど 今度は、向き合って] (-87) 2020/12/27(Sun) 18:27:01 |
![]() | 【秘】 マジシャン 夜長 → 鬼走いい子だ。 [年上の彼に言うべきではないかもしれない。 けど、彼を褒めたい気分だったのだ。両手で頬を掴み上げて、ちゅちゅとキスをまた落とす。慣れた行為は彼との経験によって培ったもの。下肢を押し付ければ、先ほどの彼の痴態によって此方の欲が育った事を教えるだろう。 チャックを開き、自らの熱を取り出せば、窮屈だったと 訴えるそれを見せて 片手を頬から腰へ そうして、足を開くように促し 片足を抱えあげ、花にと剣先をくっつけ] ……はぁ…ン 鬼走、いくぞ 。 [久しぶりに味わう其処は、此方に絡みつく。 まるで寂しかったと訴えるような愛らしさの中を逸物は進み、花を咲かせた。片足を上げて、押し上げるという不自由な性交が、余計に煽ると同時、唇と唇を合わせ、噛みつき。彼の声を促すように口端を吸い。] 止まらない なっ [片手で腰を支え、一気に奥まで進めば 先ほどは届かなかった場所を 彼のいいところを根元で押して攻めたてはじめようと*] (-88) 2020/12/27(Sun) 18:27:23 |
![]() | 【人】 マジシャン 夜長― 宿 『冬限郷』 ― [しとしとと降る雪に覆われた光景を見るのは初めてだった。 積る雪の中にある宿は何となくこの世と乖離して見えた。>>n2彼の口を割らせるはずが、途中の攻防は完全な趣味であり、脱線は本線にと変わった結果の到着であり、チケットがあるものの空いた部屋をと思ったが、渡された鍵の部屋には温泉がついているという。>>3 珍しいというよりやはり不思議だ。] 狐の宿とか? [ちらりと恋人を見るのは何となく。 耳の辺りをなぞるように視線を投げて、凍らぬ池に瞬いたか。 自身のマジックには種もしかけもある。だが、同時にこの世には摩訶不思議もあるのだとは知っていたが、不思議を感じずにはいられなかった。ただ美しい銀世界は、目を奪うものであり、決して恐ろしいものとは思えず。] 何にせよ、ラッキーだったというべきだな。 …ゆっくりできる。 [彼との休暇がよいものになると微笑みを湛えるのだったか**] (179) 2020/12/27(Sun) 23:27:59 |
![]() | 【秘】 マジシャン 夜長 → 鬼走[彼を抱くのが好きだ。 抱かれる彼を見るのも好きだ。 その本質は彼に触れる事が好きなのだと思う。最初に惚れたのはその生き方。その優しさだから。あのとき、勇気を出して声をかけれてよかった。あのとき、彼に声をかけなかったら。 ――誰かのものになる姿を想像したくない。 だからこれは独占欲もはらんでいる。彼を抱いているのは自分だという高揚感、それはきっと彼には話せない。どこかでまだ臆病な自分がいることを。 甘く抱き寄せた肉体は熱く。唇を重ねればうっとりとする彼に出会った。雌のポーズをとった彼をそのまま抱くのも好きだけど。 久しぶりの逢瀬なのだから。 どうせなら向かい合い、彼を見ていたい 最初の口実は何処かにといって、彼を求めてやまず] (-104) 2020/12/27(Sun) 23:50:45 |
![]() | 【秘】 マジシャン 夜長 → 鬼走……っ。 [下半身を露出させて淫靡な姿を晒す彼の中。 其処に入る瞬間は、幸福を溢れさせた。溢れでただろう甘い声とそれを恥ずかしがる反応のひとつ。それが余計に此方を高揚とさせ、肉体をそのまま貪りたいとすら思い、声にならぬ呻きが漏れた。 身体が地面に落ちる重力だけではない 自ら招きいれる様子に息を吐いて] ……はっ、 鬼走っ ん [最奥へと誘われる。 苦しい態勢のはずなのに、それを上回る快感を得ているのだと言わんばかりの反応に、声を震わせ、唇を重ねて、彼を呼んだ。汗が彼の足を掴む手に滲む。腰を掴みて、深みへと向かうのは彼の誘惑あってこそ。 ――やはり、ダメはダメに聞こえない] (-105) 2020/12/27(Sun) 23:51:11 |
![]() | 【秘】 マジシャン 夜長 → 鬼走 …ん 、はぁ… 此処が良い癖に っ …深いのが 嬉しいんだろ。 [欲しがり。と囁く声は彼を責めるには甘く。 陸の上の金魚のように口を喘がす彼にと微笑みを浮かべ、奥を味わうように雄で花を突いた。雌花の中、うねる媚肉に肉棒を摺り寄せ、無意識にと腰を揺らす彼の臀部を軽くたたくのは自覚を促すため。 腰を引いては追いすがる彼を突いて。 しがみ付くようにと腕を促し 彼の熱源を腹部で押して] …ほら、言って 気持ちいいって …お前の声で聞きたいっ [彼の快感を引き出そうと卑猥な音を鳴らし。 腰を振った。そのたびに、重力が彼の中を苛み、自ら腰を落とす彼の奥。深い部分を抉るように剣先が走り、媚肉を慣れた形にと戻していく。何度も抱いたのだと知らせる如く、肉の壁を押しては、開き。] 好きだっ …鬼走 [言葉でも彼を愛したがり 最奥を突いて、腰を打ち付け 絶頂を求める声まで、忍耐は唇から荒い息を出し。 彼を促し続け、苛むだろう*] (-106) 2020/12/27(Sun) 23:52:23 |
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