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【秘】 よろず屋 シラサワ → 書生 シキ「んッ──…………く、ぅ」 なるべく海眼を閉じずにいたが、 流石に咥内に精が放たれると、 眼をきつく閉じて、じゅるると嚥下する。 慣れたモノではないが、知らぬモノでもない。 ふは、と唇を自身から放し、快楽で締め付けられる指を蠢かせ、 後ろの熱をずっと煽りつけながら、 顔を上げて口付けしそうなほどに近づく。 先程に、その口で散々に青年を苛めていたのに。 「……君を、── 狼 が食べてしまうよ」その唇は最後の最後の警告を。 深海の底 に来たというのに、もう遅いだろうに。青年を貫こうとする杭が、 果てたばかりの熱に擦りつけられる。 (-53) 2021/07/25(Sun) 23:15:34 |
【秘】 よろず屋 シラサワ → 書生 シキ「……ん──。」 聲をひとつひとつ、拾い上げて、頷く。 己はつくづくずるい男だと思う。 言葉を装って、傷を隠して、 逃げ場の無いこの場所で、肉を喰らう。 謝罪はもう、口にはしなかった。 代わりに 「…… ありがとう 、シキ 。」そう告げられる言葉と共に、 後ろで蠢いていた指がずるりと抜けていき、 男の熱の先端が、そこへと押し付けられる。 口を開き、牙を突き立てるように、 "印"へと甘噛みを落とし、快楽を煽る熱を巡らせ そうして青年を、男の熱が貫き始めた。 「ン………っぅ、う…ッ!」 どれだけ解しても、痛みは少なからずあるだろう。 印と自身へ与える快楽で、それを鈍らせようとする。 (-57) 2021/07/25(Sun) 23:54:14 |
【秘】 よろず屋 シラサワ → 書生 シキ隻手で腿を抱え、口で印を愛撫し、 自身を扱いて快楽で痛みを逃がしてやりながら、 徐々に、徐々に、青年を喰らっていく。 男も歯を食いしばる。 情欲に濡れる海が、シキを見つめている。 「ン、ぅ……んん…ッ」 締め付けに肩を竦め、薄暗い灯に傷痕が照らされる。 根元までとはいかず、 途中で止めて、様子を伺い、 傷が引き攣れるのも気にせず、 青年の両腕を、己の背に回させるように。 肌を密着させ、 互いは此処に在る のだと。「だい、ッじょうぶ……大丈夫、だから…。」 耳元で何の保証もない言葉を呻くように呟く。 少しでも相手の力が緩めば、深く深く繋がろうと。 (-61) 2021/07/26(Mon) 0:27:27 |
【秘】 よろず屋 シラサワ → 呪術師 リェン「…ほんまに…俺には出来せんわ。 せいぜいシキはん穴蔵の中で"匿う"ぐらいしかな。」 あぁ、自分との差を見せつけられているかのようだ、 と、シラサワは内心溜息を吐く。 「リェンはんには敵わんなぁ…。 島来て俺の身体診てもろうてるのもあるけど。 "遣い"も"舞子"も皆、神狼はんに逆らおうとしとる。 おかげで神狼はん、おかんむりやで。」 最早、この海眼を持つ男の正体も 分かり切っているのではないか? 見物人と言うならば、この獣の胎の中で 狂気に囚われず立って居るこの男は。 「どうなるんやろなぁ、今年は。」 未だ、リェンの前で装いを外そうとしていない。 (-63) 2021/07/26(Mon) 0:51:08 |
【秘】 よろず屋 シラサワ → 書生 シキ「シキ、ン、ッくぅ……!!」 名に名を、抱擁に抱擁を、熱に熱を。 互いに求め、返す。応えが返ってくれば、 相手を弱いながらも男の精一杯で抱き締め、 ずんと根元まで、男の身体相応の熱が青年を貫いた。 零れる涙を男の舌先が舐めとる。 まるで、犬科の獣のように。 「はぁ、……は… んンッ 」奥まで挿入したまま、回すように内部を抉る。 先程指で捉えた箇所に擦りつけるように、 青年に苦痛ではなく快楽を与えようと、 己の快楽は後回しにして、動く。 初めてのその場所を、ゆるゆると熱で開拓する。 時折ずるずると引き抜き、再び入る。 熱のひっかかりが、ナカを擦り上げる。 その時に、かぷりと印に飴のような甘い牙を突き立てた。 (-67) 2021/07/26(Mon) 10:43:11 |
【人】 よろず屋 シラサワ「ほんに百年に一度やなぁ。」 誰しもの思惑が交錯し、火が爆ぜ、 空を彩るは何色の花火なのだろうか。 全員を眺め、男は呟く。 「……責任なんぞ取れんなぁ。」 男は道化、男はなんの力も持たない。 故に、他力本願とするしかなかったのだ。 だから煽り立ての真似事をしていた。 例えそれが、今日に神狼の怒りを買うとしても。 これが道化とされた男の精一杯の抗いだったのだ。 何年か島で暮らして、島民に情が沸いていない訳が無いのだから。 はは、好き放題やらせてもらったよ。 (12) 2021/07/26(Mon) 10:56:30 |
【赤】 よろず屋 シラサワ/* 俺自身はそれでええかなと思うけどな。 いや…むしろ贅沢やな、 こんな道化に使い処がまだあったなんてな。 まぁ最も、二票やと他に当たる可能性もあるけど。 それで■■■や他が納得するんやったらかまへん。 ただ狼陣営はゲームメイクや言うて、強権までは振るえんからな。 質問箱にお嬢様してくるんもひとつの手やで。 (*35) 2021/07/26(Mon) 11:55:49 |
【秘】 よろず屋 シラサワ → 書生 シキシキがおんなになること選んだ故に、 このまぐわいは、長く続くことだろう。 「ん、ぁッく……ぁ、はぁッ」 シキが痛みではなく快楽に染まっているのを理解し、 唇を重ね、はしたなく舌を絡め、二人とも堕ちていく。 枷をした弱き獣は、その枷に引っ張られ、 激しく動くことが出来ず、 故に、ゆっくりと、ずっとずっと、抜き差しが続く。 此処まで来れば、男とて果てたいという欲求が、 この爛れた空間に呑まれて行き、 ぬちぬちと、ぐぷぐぷと、いやらしく乱れた音が響き渡る。 刺激が足りないと、印を甘噛みし、 シキの自身へと指を絡め、飽くなき快楽を与える。 青年が何度果てようと、止められない。 「し、き、……っァ、ッシキ……ッ」 最早二人の有様は、この獣の胎の一部。 獣のように、互いを求め、肉を食い合おう。 甘い甘い赤い果実の、禁断の林檎の飴を。 (-70) 2021/07/26(Mon) 19:23:17 |
【赤】 よろず屋 シラサワ/* そういえばこれは提案なんだけど、 『モクレンが居ないのは神狼を出現させる手はずを整えている』 みたいな話にしてみたらどうだろう? 彼が居ない理由になるんじゃないかい。 おそらく人でないというなら神狼の場所も分かるんじゃないかな (*36) 2021/07/27(Tue) 6:15:45 |
【秘】 よろず屋 シラサワ → 書生 シキ押して、引いて、熔けて、混ざる。 下肢は最早互いの熱でぐちゃぐちゃになり、 涙が伝い、獣の食事のように涎を零し、 どちらのものともつかず、獣の胎へと滴り堕ちていく。 「はぁ、は……ン、くッ」 長い長い接合の先、 男の掠れた喘ぎ声が引き攣る。 散々に熱で突き崩した孔に、 漸く吐き出したいと思える程の昂りに至ったのか。 ぐい、と、初めて、男らしい力を出し動いた。 シキの身体を繋がったままに持ち上げ、 体勢を変えてしまうと──。 その身体を己の上へと持ち上げて跨らせ、 予想をさせる間もなく腰を掴み、 重力ごと一気に下へと自身を呑み込ませる。 「んぅ、ぅ──ッ!!」 男の自身で内壁の全てを擦り上げ、 最奥を目指し、熱が勢いよく、青年を満たしていく。 (-74) 2021/07/27(Tue) 16:47:57 |
【秘】 よろず屋 シラサワ → 書生 シキ「は……ァ、…し、き……ッ」 漸く至った欲を吐き出し、 余韻に浸るように青年のナカをゆるゆると擦り、 鈍く粘った水音が、接合部から聞こえる。 己の上に跨る彼の腰を撫でやり、名前を呼ぶ。 例え後にシキから今日が消し去られるとしても。 この弱き獣は、覚えているだろう。 自らの身体に刻まれた傷と同じように。 夜の下で、海が輝いていた光景を。 腕を伸ばし、己に覆いかぶさるようにさせ、 唇を重ね、愛おしいモノを愛するように。 舌先を触れ合わせ、 爛れて蕩けた互いの熱を交換する。 「………ッは……。」 (-81) 2021/07/27(Tue) 17:57:33 |
【秘】 よろず屋 シラサワ → 呪術師 リェン「……手を尽くし、ね。俺はなんもしてへんよ。 ただただ口八丁に全部焚きつけただけや。 "煽動の真似事をしていただけに過ぎないんだよ、リェン"。 褒められるべきことなど何も無い。 良いのだ、シキが此処に居ないことは。 この獣の胎のことは忘れてしまった方が良い。 悪しき風習の成れの果て。 爛れに囚われた肉の祠のことなど。 この男は島に来て、その爛れに囚われてしまった。 新しい虜囚が出来ないことは、喜ばしいことだ。 「……だから、俺は"此処から"見とるだけやで。 "右舞の毒"も、"左舞の幼牙"も、……"狼の謀反"もな。」 リェンを見る男の表情は、未だ笑っている。 傷を隠した服の下、首元に。 己の息の根を止める、縄を巻いて。 ああ、神狼はお怒りだ。 ならば"狂い人は囁こう"、己を喰えと。 (-83) 2021/07/27(Tue) 18:19:33 |
【赤】 よろず屋 シラサワ/* 沙華→自分やと語弊があるか。 沙華→シラサワ やな。 俺は舞台から退場したかて影響あらへん狂人やからな。 五十鈴はんも沙華はんも無事なるならこうするわな。 (*39) 2021/07/27(Tue) 18:34:05 |
【秘】 よろず屋 シラサワ → 書生 シキ接合部が音を立てるのも気にせず、 名を呼んでくれる青年を抱く。 憐憫で爛れに堕としたというのに、 健気に己の名を呼ぶこの青年を優しく抱く。 「……シキ……し、き…。」 最早何も聞こえはしない。 互いの熱だけを、互いの身体だけを感じるままに。 ああ、けれども刻は過ぎていく。 リェンが印を消してしまう。 沙華が記憶を消してしまう。 青年を呼ぶ海からの声、今日この時限りの契を。 不器用で傷付いた弱き獣の道化の舞を。 …欠片でも残るなら、 その "本" に小さな折り目を付けて。全ての悲しい思い出と共に、彼岸花の名を抱いて。 それで十分だと、笑って狂人は首に縄をかけられよう。 ああ…それでも、助けてくれる誰かがいるならば。 (-85) 2021/07/27(Tue) 19:07:51 |
【赤】 よろず屋 シラサワ夜空を見上げる。海を瞳に湛えた男は、 これから打ち上るだろう花火を想像して、眼を細めた。 「皆よう此処まで来たなぁ。」 そんな呟きが、闇夜に消えゆく。 さぁてそろそろ店じまい。 道化の見世物は終わりの時間だ。 (*40) 2021/07/27(Tue) 20:10:30 |
【赤】 よろず屋 シラサワ「神狼はんに抗うんはええけど、 あっちの味方が黙ってへんやろうからなぁ。 …ちぃとぐらい、足止め出来たらええけどな。」 己の隻手で首元を手で触り、そうぼやく。 (*41) 2021/07/27(Tue) 20:12:59 |
【赤】 よろず屋 シラサワ怖いなどとは言わない。 最後まで、笑って道化は歩いて行こう。 言葉を装って、真意を隠して。 「……もし帰って来れたら…どうやろな。 ただの希望的観測やな。 ……ありがとう、秋雨、聞いてくれて 「まぁ、俺が行くとも限らんけど……。」 (*42) 2021/07/27(Tue) 20:17:44 |
【秘】 よろず屋 シラサワ → 書生 シキ/* 〆が綺麗なので三日目これにて! お相手ありがとうございました…! シキ君可愛かった…。 ついでに四日目二回目で吊られてくる予定です… (-89) 2021/07/27(Tue) 20:21:03 |
【赤】 よろず屋 シラサワ「出来たら俺が足止め行くんが一番やわ。 皆には、まだやることあるやろうからな。」 なぁ、神狼、と地面に向かって言葉を零す。 この島を囲む海と同じ色を瞳に持って、 もう逃げ場はないぞ、と。 (*43) 2021/07/27(Tue) 20:26:40 |
シラサワは、笑って皆を眺めている。 (a2) 2021/07/27(Tue) 20:29:08 |
【秘】 よろず屋 シラサワ → 書生 シキ/* これがBL本職パワーって奴です。 初経験が良いものになっていれば幸い…。 いえいえ、とてもかわいかったです。 自分だけ盛り上がってないかな? とは思いつつ好き勝手しました( 少なくとも皇狼と自己票で2票確保してるので。 良かったら二回目の投票をシラサワにお願いします。 ……まぁ、…思い出して来るなら……? シラサワは最後まで笑っていますので。 (-91) 2021/07/27(Tue) 20:33:13 |
【人】 よろず屋 シラサワ「祭りも終わりやなぁ。」 男は最後まで、笑っている。笑ったまま。 「……綺麗な花火、見れるとええな。」 彼岸花 を一輪、拾い上げて。 (18) 2021/07/27(Tue) 20:52:11 |
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