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【秘】 ■■■ アタナシアス → 宣教用 ルツ翌日、あなたはまだ部屋にいてくれているでしょうか。 眠ったままだったグレイが、小さく呻いて身動ぎをしました。 胸に置かれたロザリオが、揺れて。 (-0) 2021/10/10(Sun) 21:47:58 |
【秘】 あなたのもとへ アタナシアス → 宣教用 ルツ「……ん、んん…… 」 それは、目を薄く開き 覗き込むあなたの顔を見て、ああ、と安心したように口元をゆるめます。 「…おは、よう ざい、ます… ルツ……」 起きたばかりで、エンジンのかかりきらない 掠れたような音。 それは確かに、あなたの名前を口にしたでしょう。 (-5) 2021/10/10(Sun) 22:35:31 |
【秘】 あなたのもとへ アタナシアス → 宣教用 ルツ「はい……こんなに眠ったのは、久しぶりです。 ……ルツの、声も。ちゃんと、聞こえてました。 約束、果たしてくれましたね。 それに―――」 それに。 ふふ、と楽しそうに ほんの少しだけ、まるで子供のように笑って。 (-8) 2021/10/10(Sun) 23:07:58 |
【秘】 あなたのもとへ アタナシアス → 宣教用 ルツ「わたしを、望んで―――呼んでいてくれたことも。 全部、全部。覚えていますとも」 ロザリオを両手で包むようにして、顔の近くに上げました。 どんな意味を込めて贈ってくれたものなのかも、アタナシアスは、覚えています。 (-9) 2021/10/10(Sun) 23:10:43 |
【秘】 あなたとともに アタナシアス → 宣教用 ルツ「 "永遠に"あなたと"いつも一緒に"います。 いさせてください。 ルツ。わたしを求めてくれた、だいすきなひと」 グレイが人だなんて、とちょっとおかしくなってしまうけれど。 浮ついている今なら、許されますよね。 それの浮かべる柔らかい笑みは、もう暗い影を感じさせないでしょう。 (-21) 2021/10/11(Mon) 0:09:25 |
【秘】 あなたとともに アタナシアス → 宣教用 ルツ誰かに抱きしめてもらうなんてひどく懐かしくて。 確かめるように、それもあなたを抱きしめ返すでしょう。 「ルツ、ルツ。あなたが傍にいてくれたから、わたし、覚えてたんですよ」 あなたの名前は、壊れかけのメモリーに確かに残っています。 何度も何度も呼ぶでしょう。 しかし回した手の先、髪の先はほんの少し崩壊していて、0と1に融解しかけています。 そしてアタナシアスは、眉を下げて一度あなたの顔を見るでしょう。 (-39) 2021/10/12(Tue) 20:30:33 |
【秘】 あなたとともに アタナシアス → 宣教用 ルツ「……教会へ行く前に、色々、清算していかないといけないですね。 わたしの体、データ……それに、監察官にしたことも、おおごとになっては教会どころではないですから」 アタナシアスは、ゲーム上とはいえ"監察官を殺している"のです。 大ごとになれば、即刻回収・処分となってもおかしくはないかもしれませんから。 (-40) 2021/10/12(Tue) 20:32:22 |
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