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人狼物語 三日月国


75 【身内】星仰ぎのギムナジウム【R18G】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


【人】 御曹司 ブラキウム

>>3 サルガス

いつも通り朝食にやってくる。
少しだけ体が重い気がするけれど、きっと気の所為だ。
抱きつかれれば声を聞いて軟らかい声で諭す。

「おはようサルガス。
そんなに謝らなくても良いんだよ。
君は僕の"お願い"を聞いてくれているだけだからね。
君にだって忙しい日くらいあるさ」
(8) 2021/05/26(Wed) 20:54:28

【人】 御曹司 ブラキウム

>>3 >>8

居もしない人間を探すなんて、さぞかし骨が折れただろう?

こうして、今日はお願いを聞いてくれて嬉しいよ」

いい子だ、と小柄なあなたを抱き返して背をさすった。
それから、届け物を受け取る。

「とりあえず少し休みなよ。一緒にどう?」
(13) 2021/05/26(Wed) 20:59:48

【人】 御曹司 ブラキウム

「朝から騒がしくするなって昨日言っただろう……まったく」
(15) 2021/05/26(Wed) 21:04:29

【秘】 御曹司 ブラキウム → 小さな サルガス

体を離す前に一言。
喧騒に紛れて消えてしまうくらいの声。

「君は君のままでいいんだよ」
(-9) 2021/05/26(Wed) 21:10:04

【人】 御曹司 ブラキウム

>>19 サルガス

「あぁ、くそ」


僅かに眉をひそめてからあなたの手を強く握る。

「サルガス!」


ぐい、と引く。耳のすぐ近くで声を張る。

「……その話は後。ここは朝食の場なんだ。
"お願い"だから言う事を聞くんだ。
――僕の為にね」
(25) 2021/05/26(Wed) 21:17:50
ブラキウムは、ほら見た事か、と呆れた。
(a15) 2021/05/26(Wed) 21:21:13

ブラキウムは、仮面が剥がれ落ちるのをじっと見ている。
(a19) 2021/05/26(Wed) 21:23:02

【人】 御曹司 ブラキウム

>>28 サルガス

「いい子だ」

大人しくなったあなたから顔を引く。
そのまま逃げ出さないようにいつもの特等席に連れていく。

「有象無象の声なんて聞かなくていい。
聞くべき人の声だけでいい。
それが今は僕だ。
言っただろう。君は疲れてるんだよ。
まずは栄養を取らないと」

席についてからまるまる1個のりんごを取り出した。
(31) 2021/05/26(Wed) 21:32:32

【独】 御曹司 ブラキウム

あぁぁ〜〜〜〜〜〜〜良心が〜〜〜〜〜!?
(-15) 2021/05/26(Wed) 21:35:31

【秘】 御曹司 ブラキウム → しょんぼり ルヴァ

――朝食が終わった後の時間。

ブラキウムはあなたとの約束を忘れずに自室で待機しているだろう。

/*お好きな時に。
(-18) 2021/05/26(Wed) 21:39:20
ブラキウムは、声の方を一瞬だけ見てから視線を食卓に戻した。>>35
(a24) 2021/05/26(Wed) 21:41:45

【人】 御曹司 ブラキウム

>>39 サルガス

「花を口にするのは構わないけど、食事は摂らないと。
授業中に倒れられたりしたら面倒なんだよ」

あなたが食事を口にするのを見ながら黙々とりんごを切る。

すとん。
すとん。

よく研がれた刃は滑らかに沈み込む。
ざっくりと4等分。その皮を器用にうさぎの耳のように剥いて皿に置いた。
一つ手に取って齧りついてまじまじと届け物を見た。

「よく切れるね」
(44) 2021/05/26(Wed) 21:53:16
ブラキウムは、目の前の仮面が剥がれ落ちない事を不思議に思った。
(a32) 2021/05/26(Wed) 21:54:18

【置】 御曹司 ブラキウム

(昨日の今日でこの有様)

ばらばらに。
思い思いに。
自主性万歳ってね。

(偽善もあそこまで行くと滑稽だよ)
(L1) 2021/05/26(Wed) 21:58:23
公開: 2021/05/26(Wed) 22:00:00

【秘】 御曹司 ブラキウム → 元気元気 ルヴァ

「わざわざ口でノックするのなんて君くらいだろうね」

すぐに出てくる。
準備?だってほとんど手ぶらだもの。

「で、どこに行くって?」
(-22) 2021/05/26(Wed) 22:03:39

【人】 御曹司 ブラキウム

>>48 サルガス

「……サルガスは本当にいい子だよ。
僕は君みたいな子は他に知らない。
君はもしかすると、有象無象の一人じゃないのかもしれないね。認識を改めよう」

ふわり。優しく嬉しそうに笑いかける。
「へぇ〜。道理で。汎用品じゃないんだね。
サルガスだってこれを使って練習すればすぐにできるようになるよ。暇があるなら教えてやってもいい」

ブラキウムは尊大で気まぐれだ。

「……そうそう。いつも"お願い"を聞いてもらってばかりだから、偶には僕もサルガスの"お願い"を聞いてもいいかと思ったんだ。
今すぐにじゃなくてもいい。君が願ったときに、ね」
(55) 2021/05/26(Wed) 22:27:39

【秘】 御曹司 ブラキウム → 小さな サルガス

>>55

本当はひとの事なんて見てやしない。
全ての人間の顔は等しく、ぐちゃぐちゃの落書きのような仮面にしか見えないのだから。
簡単に剥がれ、付け替えられるハリボテを覚えられるはずも興味が湧くはずもない。
ブラキウムの視界はいつからかそうなっている。
認識を改めたところで、それは変わらない。
(-27) 2021/05/26(Wed) 22:29:17

【秘】 御曹司 ブラキウム → 甘言 イクリール

――今日のうちのいつか。
人気のない場所に居るあなたを見つけられるだろうか?

/*
森や空き部屋。その他どこでもお好きな場所で!
(-31) 2021/05/26(Wed) 22:35:23

【秘】 御曹司 ブラキウム → 元気元気 ルヴァ

「本当に森に行くんだ……」

冗談かと思っていたらしい。
肯定も否定もせず、呆れたような顔であなたについて行く。
相手が有象無象ならば、レヴァティにしたように止めたかもしれないが他ならぬあなたならばその必要もない。

「ほんの数年前だよ。ぼんやりとは覚えてるさ」
(-36) 2021/05/26(Wed) 22:44:20

【独】 御曹司 ブラキウム

んふふっふふふっふふふふwwwwwwwwwww
(-38) 2021/05/26(Wed) 22:45:29

【人】 御曹司 ブラキウム

>>62 サルガス

「そうかな。君が言うならそうなのかもしれないね。
けれど、別に僕のようにならなくてもいいんだ」

ブラキウムはずっと嘘は吐いてない。
上に立つ人間は二人は要らないから。
やはり視線は合わないまま自分の食事を終えた。

「サルガスはまだ、何にでも成れるさ。
ゆっくり考えなよ。選びきれないなら一つずつでも構わない」
(67) 2021/05/26(Wed) 22:58:15

【秘】 御曹司 ブラキウム → 小さな サルガス

尊敬の輝きも蠢く苔にしか見えなかった。
けれど、あなたの声色から感情は読み取れる。
自然と身に付いた感覚だった。
まっすぐに信じて疑わないあなたを、やはり不思議に思う。
ここまで仮面が変容しながらも剥がれ落ちないのは初めてだった。
ブラキウムにとっては、その様は人間というものから外れた存在に違いない。
けれど、都合が良いのもまた確かだ。
飴と鞭を使い分けてこその御曹司である。
どうでもいい誰かに壊されるくらいならいっそ――
(-46) 2021/05/26(Wed) 23:04:52

【秘】 御曹司 ブラキウム → 小さな サルガス

今のうちに自分好みにしてしまうのも面白いかもしれない。
どんな"お願い"まで聞いてくれるだろうか。
――湧き上がった興味をひとまず抑えながら、あなたが食事を終えればひとつ尋ねる。

「ね。君が良ければしばらくこのナイフを貸してくれない?
他にも果物があって、使いたい宛があるんだ」
(-49) 2021/05/26(Wed) 23:11:04

【人】 御曹司 ブラキウム

>>71 サルガス

「僕は」

暫し止まって。

「僕も一緒に居て欲しいな」

短くそれだけ答える。
そして食事を下げようとするあなたに耳打ちをして「ありがとう」と礼を述べた。
(73) 2021/05/26(Wed) 23:15:30

【秘】 御曹司 ブラキウム → 甘言 イクリール

「やぁ」

横から声を掛ける。
あなたの向いているであろう方向を一瞥して。

「こんな所でどうしたのかな。
森なんて一人で見ていてもつまらないだろう?」
(-50) 2021/05/26(Wed) 23:19:14

【秘】 御曹司 ブラキウム → 元気元気 ルヴァ

「外の世界に興味を持つことは普通じゃないか。
ここはずっと、ずっと狭い世界だよ。
僕は出来るなら早く出たいよ。
だって外は……外は」

歩きながらんーと首を傾げた。

「ほとんど思い出せない?」

なぜか疑問形だった。
(-55) 2021/05/26(Wed) 23:30:39
御曹司 ブラキウムは、メモを貼った。
(a61) 2021/05/26(Wed) 23:36:17

ブラキウムは、あまりの大所帯に夢かと錯覚した。
(a62) 2021/05/26(Wed) 23:37:11

【秘】 御曹司 ブラキウム → 甘言 イクリール

「僕ってばもしかして有名人?」

薄ら笑いを浮かべながらあなたの隣に立つ。
もちろんブラキニウムはあなたの顔も名前も知らない。
正しくは認識していないと言うべきか。
けれど、あなたの言葉なら少しだけ覚えている。
だから声が返ってくるならそれがあなただと分かる。

「……さぁ?なんとなくそう思っただけ。
何かのついでになら。
こんな風にただ景色を見るだけなんて事はしたことがないね」
(-64) 2021/05/26(Wed) 23:44:57

【秘】 御曹司 ブラキウム → 小さな サルガス

「そう。丁度良かったね。装飾品としての価値もあるとなれば尚更。
それじゃあ有難く頂こうかな。大切にするよ」

そこまで言われれば断る理由もない。
ナフキンに丁寧に包んで懐に仕舞った。

「大したことじゃないさ。これくらいならいくらでも。
"お願い"じゃなくても、話し相手にくらいはなるからね。
これからもよろしく頼むよ、サルガス」

返却場に向かうあなたを笑顔で送り出して、そのまま別れるだろう。
(-68) 2021/05/26(Wed) 23:52:13

【独】 御曹司 ブラキウム

まさかサルガス死なないよな?
(-70) 2021/05/26(Wed) 23:55:15

【秘】 御曹司 ブラキウム → 甘言 イクリール

「ま、覚えておいて損は無いからね。
忙しい……と言われてみればそうかも」

悪目立ちすることも多々あったから、そうなるのも仕方がない。
そんなブラキウムのやる事は少なくない。
当然、有象無象に構う暇はない。
偶然通りかかった誰かさんと世間話をするような人間ではないのだ。
だからあなたと言葉を交わしていることには目的がある。

「君に聞きたいことがあってね。
ほら、『みんなの事が好き』だっけ。
どうしてそんな事が言えるのかなって。これはただの好奇心」
(-79) 2021/05/27(Thu) 0:11:26

【秘】 御曹司 ブラキウム → 元気元気 ルヴァ

「……おかしいな。
今までまったく気づかなかったけど家の事以外を思い出そうとすると急に靄がかかったみたいになるんだ」

1分ほどのうめき声が続いてから、はぁ、とため息。

「悪い。ダメそうだ。
……これもおとなの仕業か。
でも、外に出たいのは同じだよ。
僕はこんな所で終わるような人間じゃない」
(-85) 2021/05/27(Thu) 0:24:32
ブラキウムは、贈り物を弄んでいる。
(a89) 2021/05/27(Thu) 7:51:56

ブラキウムは、朝聞いた声を頼りにお話をした。
(a103) 2021/05/27(Thu) 11:45:01

ブラキウムは、臣下を嘲る口の数を減らした。
(a104) 2021/05/27(Thu) 11:45:39

【独】 御曹司 ブラキウム

※ちょっと脅しただけです
(-184) 2021/05/27(Thu) 11:52:12

【秘】 御曹司 ブラキウム → 甘言 イクリール

「大概の人間は自分に向けられる好きをわざわざ掘り返したりしないよ」

甘い言葉は何も考えずに受け入れた方がきっと幸せだろうと思う。

「……それだけ?」

理由はないと言うあなたの言葉に期待外れだと言わんばかりの顔をした。
不満ではなくて、もちろん不安ではない。
ブラキウムを動かしているのはそんな感情ではない。
3つも年下の少女から感じる覚えのある雰囲気に少しだけ目を瞑る。

「それじゃあ質問を変えよう。
みんなじゃなくて僕はどうだ?」

きちんとあなたの方に向き直って右手を差し出した。
(-191) 2021/05/27(Thu) 12:32:09

【秘】 御曹司 ブラキウム → 気分屋 ルヴァ

「そうするよ。急いでもここからすぐに出られる訳でもない」

あなたが大げさにわちゃわちゃするのを見て
考えるのをやめた。

「僕はむしろ外の事ばかり。ルヴァと…ほんの少しの人間のことくらいしか気にならない。
僕は御曹司なんだ。金だって、権力だってあるんだ。
なのにここじゃあ、この肩書だって何の意味もない。
……僕は、有象無象の一人なんかじゃ、ないはずなのに」

悪いことだと思わない。当然のように話しながら、対して語気は弱まっていく。
最後には普段のブラキウムから想像できないような言葉を漏らした。
足を止めて俯き、踏みしめられた落ち葉を見つめる。
(-197) 2021/05/27(Thu) 12:59:25

【秘】 御曹司 ブラキウム → 気分屋 ルヴァ

けれど、あなたに包まれれば顔をあげていつもの無表情に戻る。

「いいよ。
君もきっと、僕と同じように凄い人間になれるはずだ。
約束しよう。僕もまた、君と会いたい」

胸の中にほんのりと温かい気持ちが生まれるのを感じる。
(-198) 2021/05/27(Thu) 13:00:13

【秘】 御曹司 ブラキウム → 気分屋 ルヴァ

それでも、
あなたの顔は見えないままだ

全ての人間の顔は等しく、ぐちゃぐちゃの落書きのような仮面にしか見えないのだから。
簡単に剥がれ、付け替えられるハリボテが目の前にみえている。
ブラキウムの視界はいつからかそうなっていた。
言葉を交わしても、触れ合っても、こころが動いても、やはり変わらない。
(-199) 2021/05/27(Thu) 13:01:22

【秘】 御曹司 ブラキウム → 貪欲 ルヘナ

/*
PLです。
是非やりましょう。なんでもイケます。
表ではあんな性格なのでなかなか面倒な感じになっており、お声かけすごくありがたいです!
やれることは全部やっていくスタイルでどんどん行っちゃいましょう。
(-200) 2021/05/27(Thu) 13:09:05

【人】 御曹司 ブラキウム

>>153 ルヘナ

「…………誰だったかな」

声のした方向を振り向いて、こてんと首を傾げる。
まぁいいか、とぼやいて答えた。

「ご覧の通り僕は変わりないよ」
(163) 2021/05/27(Thu) 18:23:09

【人】 御曹司 ブラキウム

>>164 ルヘナ

「はいはいルヘナね」

これで次に会ったときは大丈夫だろう。
もちろんあなたが有象無象でなければの話である。

「上に立つべきものが勧告してやるのはいつも通りじゃないかい?
間違った馬鹿に教えてやるのも僕の寛大さだね」

風紀委員がそうするように。おとながそうするように。
教えてあげているのだと言う。

「それで?わざわざそんなくだらない事を聞くために声を掛けた訳じゃないだろう」
(167) 2021/05/27(Thu) 19:18:59

【秘】 御曹司 ブラキウム → 甘言 イクリール

「人間なんてそんなものだよ。
見たいものだけが見えるように世界にフィルターをかけてる」

それに例外はないと思っている。

「一方的に知っているだけの相手によくもまぁ語る。お世辞でもそこまで言われたことが無いよ。
どうもありがとう。
サルガスはあぁ言っていたけど君の方がよほどひとの事を見ている」

表情を変えないまま甘い言葉に耳を傾ける。
確か、別の誰かにも似たような事を言っていた気がする。
ブラキウムは忘れていない。

もっと知りたいならこういうのはどうだろう


その疑問には行動で応えた。
あなたが握ったブラキウムの軟らかい手が、ぎゅっと強く握り返し――それにとどまらず強く強く握りしめるようなものになるころにはあなたの体を引き寄せようとしていた。
あなたがその力に逆らえないならば、そのまま抱きしめるような形になるかもしれない。
(-243) 2021/05/27(Thu) 19:59:40

【人】 御曹司 ブラキウム

>>172 ルヘナ

「は?僕を勝手に君の知的好奇心のダシにしないでくれないか」

時間を無駄にした、と悪態を吐く。
その目はあなたを見ていない。

「知ってどうする?
他人の考えなんて理解できないのが普通だよ。
赤の他人なら尚更ね」
(180) 2021/05/27(Thu) 20:14:32
ブラキウムは、あまり手が大きくない。
(a136) 2021/05/27(Thu) 20:23:58

【人】 御曹司 ブラキウム

>>181 ルヘナ

「滅茶苦茶だ!そこで僕の所為にするのはおかしいだろう。
君は自分で言っていておかしいと思わないのか……?」

横目にドン引きしている。

「そもそも僕に何のメリットがあるんだい?
この僕が、わざわざ、時間を浪費して、君の思考を広げる手伝いをするメリットを教えてくれたまえ」
(184) 2021/05/27(Thu) 20:48:54
ブラキウムは、ルヘナとも視線が合わない。
(a138) 2021/05/27(Thu) 20:49:27

【秘】 御曹司 ブラキウム → 甘言 イクリール

「へぇ」

腕を後ろまで引きながら一歩前に出る。
ブラキウムの想定通りにあなたを手中に入れてしまった。
……最後まで抵抗の意思を感じなかったことにはもちろん気づく。

「君は――」

繋いだ右手は離れて、いつの間にか左手と一緒にあなたの背へ回されていた。
触れそうなくらいの距離にあなたの顔がある。
柔らかな体が密着している。

無垢なあなたを、ブラキウムは変わらず答えを求めるように無表情で見ている。
(-257) 2021/05/27(Thu) 21:15:36

【秘】 御曹司 ブラキウム → 気分屋 ルヴァ

「それは。その考えは。
果たされない約束は、呪いだよ」

「ねぇ、ルヴァ」

森の中に進もうとするあなたの膨らんだ袖をきゅっと掴む。
楽しそうに動くあなたを見てもまだ足は動かない。

「君の事をちゃんと言葉にして教えて欲しい。
また会えるように。
忘れないように。
君が君だとすぐに分かるように」

見えないものを見ようとする空色の瞳が揺れる。
ころころと天気の様に移り変わる仮面に怯えている。
表情がわからないから、人一倍に言葉と……行動を求める。
(-258) 2021/05/27(Thu) 21:38:07
ブラキウムは、あなたの前ではいつもよりも小さく見えた。
(a149) 2021/05/27(Thu) 21:39:26

【人】 御曹司 ブラキウム

>>190 ルヘナ

「役立たずに意図なんて伝わらなくてもいいんだけど……ふむ」

ようやくあなたに視線を戻す。
今度は品定めをするような目つきだ。

「そこまで言うからにはさぞかし"できる"自信があるのかな。
――良いのかい?自分でも言うのもなんだけど、僕は真面目でも優等生でもない。
もっと他に、手を結んだ方が君の求めるモノを見つけてくれる人間が居るかもしれないよ」

まだ勿体つけている。
もしかすると、少し、楽しいのかもしれない。
(202) 2021/05/27(Thu) 21:49:05

【独】 御曹司 ブラキウム

イクリールめちゃくちゃグイグイくるんだけど………………………………
(-260) 2021/05/27(Thu) 21:51:40

【秘】 御曹司 ブラキウム → 甘言 イクリール

「いいや、重くなんかないよ」

だからこんなこともできてしまう。

「軽いさ」

右手があなたの後頭部に触れる。

「体も、言葉も」

額が擦れあう。
今だけは世界にあなたと僕だけ。
溶け合って一つになってしまいそうなふたり。
(-265) 2021/05/27(Thu) 22:13:40

【秘】 御曹司 ブラキウム → 甘言 イクリール

君がみんなを好きなように、みんなが君を好きならいいのにね


けれど、視線はいつまでも合わない。
――次に触れたのは底冷えするような銀。
空いた左手に握られた"どうしようもなく馬鹿な子"からの贈り物。
意匠の凝らされた果物ナイフが夕陽に煌めいていた。
それはあなたの軟らかい首の皮へ ―今朝りんごにそうしたように― するりと切り目を入れた。
(-267) 2021/05/27(Thu) 22:15:54
御曹司 ブラキウムは、メモを貼った。
(a156) 2021/05/27(Thu) 22:20:28

ブラキウムは、贈り物をとても気に入っている。
(a157) 2021/05/27(Thu) 22:21:11

【人】 御曹司 ブラキウム

>>209 ルヘナ

「ふぅ〜ん。
ある程度口も回るみたいだし馬鹿ではなさそうだ」

少なくとも、盲目的に信じたり、下らない小競り合いをしたりしている奴らよりかは。
これなら、少しくらいは覚えてやってもいい。
続く言葉にはにやりと笑った。

「ふ、面白いね。
わかった。改めて君の質問に答えてあげよう。
それが『正解』だといいんだけど。
それにしても
……君は僕の事が好きなのか?
(211) 2021/05/27(Thu) 22:42:53

【置】 御曹司 ブラキウム

自室。

ブラキウムは贈り物を大事そうに手にしていた。
灯りに照らすと鋭い光を放つ。
銀を包んでいた真っ白いナフキン。
それは
柘榴を切った後のようにじっとりとした赤
に染まっていた。

「本当に君はいい子だね。サルガス」
(L27) 2021/05/27(Thu) 22:46:33
公開: 2021/05/28(Fri) 0:00:00

【置】 御曹司 ブラキウム

あなたの元へ、また置手紙。

*サルガスへ*

明日もまた、朝食を食べよう。
そうだ、君のくれた贈り物はとても気に入ったよ。
さっそく、使ってみたんだけど、使い心地がいい。
熟れていない果物でもなんだかおいしく感じるよ。
まぁ、甘くはないんだけれどね。
君も食べたい果物があったら持っておいで。
"お願い"するよ。

*ブラキウム*
(L28) 2021/05/27(Thu) 22:51:25
公開: 2021/05/27(Thu) 22:55:00
ブラキウムは、置手紙をサルガスの部屋に届けた。
(a166) 2021/05/27(Thu) 22:52:30

【秘】 御曹司 ブラキウム → 気分屋 ルヴァ

「そういうことじゃ、なくて」

と、突っかかりそうになったところで促されて大きな木の根に腰を下ろした。
最後まで黙ってあなたの話を聞く。
尋ねられれば口を開いて。

「……はは。君が白馬の王子様になるのかい?
僕も、ルヴァみたいに明るくみんなを導けそうな人間だったら泣いている君を迎えに行ったんだけれど。
残念ながら僕は無敵じゃないからね」

仮面の変化は無かった。
そして、仮面は剥がれ落ちなかった。
今はそれでよかった。
自分の見ているルヴァがルヴァらしいと思えることが嬉しい。
目は合わなくとも、努めてあなたをまっすぐに見つめるように答える。

「怖いかと言われれば……やっぱり怖い、のかも。
僕が僕じゃなくなってしまう気がするんだ。
一刻も早く外には出たい。だけど、僕が僕じゃなくなったら何の意味もない。
それに……ルヴァやサルガスが居なくなるのも嫌だ」
(-281) 2021/05/27(Thu) 23:09:32

【秘】 御曹司 ブラキウム → 小さな サルガス

置手紙の裏には一言添えられていた。

「君もちゃんと"お願い"するんだよ」
(-282) 2021/05/27(Thu) 23:14:52

【秘】 御曹司 ブラキウム → 甘言 イクリール

「僕は君が嫌いだよ。
誰にでも媚びたような言葉と振る舞いをする……お母様みたいな女」

ずっと、ずぅっと。
お前のような女になりたくなかった。


あなたが銀に目を瞠る隙に、ブラキウムはあなたの左耳の傍に顔を近づけていた。
軟らかくて大きくない右手は、長く滑らかでいい香りのする髪ごとあなたの頭を乱暴にわしづかみにしている。
左手は、皮を切り裂いたところで止まったまま。

ただ傷口から肌を伝う血液だけが動いている。
(-288) 2021/05/27(Thu) 23:32:11

【秘】 御曹司 ブラキウム → 甘言 イクリール

「ほら、言ってみなよ」

無償の好き。
無垢の隙。

無遠慮に踏み荒らされて尚、あなたがどう答えるか。
準備は整った。
首に沈む冷たい銀と耳にかかる熱い吐息があなたを挟み込む。

「ねぇ――僕はどう?」

やさしく子どもをあやすような声で問うた。
(-290) 2021/05/27(Thu) 23:40:52

【秘】 あなたと一緒 ブラキウム → 気分屋 ルヴァ

「……ふん。おだてたって何も出ないよ。
君の為じゃなくて、僕にメリットがあるからこうしてるんだ」

帽子を目深にずらしてしまう。
その頬に薄ら朱が差しているのが見えるかもしれない。
しかしいつも明るいあなたの声が沈めば敏感に感じ取る。

「僕たち、一緒だね。
きっと、みんな怖い。
でも、うん。怖がってるだけじゃダメだ。
……よし。僕が僕であるうちは居なくならない。
これも約束だ。絶対に守る。誓ってもいい」

帽子をかぶり直して、ようやく顔を上げる。
今度はこちらから。
あなたの袖に埋もれた手を握る。
深く心が通じ合うようにつながったままブラキウムは動かない。

一人で救いに行けないならば、二人で行けばいいと思った。
(-297) 2021/05/28(Fri) 0:20:30

【人】 御曹司 ブラキウム

>>214 ルヘナ

「――――そう、か」

本当に変な奴。
思わず顔を逸らした。
こっちは実質初対面なんだぞ。
よくもまぁ堂々と言えるものだ。
それがどんな意味合いだとしても、言葉にされると……。
やっぱりここに馴染んだやつらはおかしい奴ばかりじゃないか?

「ま、まぁいいさ。
すぐに本題に入ろう――といきたい所だけど、
今の状況では僕も君も聞かれたら面倒なことになるかもしれないからね。
聞きたいことがあるなら、内密にしてくれないかな」

ごほん!と咳ばらいをして、人気のない場所への移動を促した。
(221) 2021/05/28(Fri) 0:34:52
ブラキウムは、一人で森に入ろうとは思わない。
(a188) 2021/05/28(Fri) 7:31:21

【秘】 御曹司 ブラキウム → 暴食 スピカ

あなたの元へ風紀委員伝手に一通の手紙…と呼ぶにも短すぎるメモが届けられるだろう。

*仕事のできる風紀委員へ*

もしも僕が居なくなったらルヴァの事を"お願い"したい。

こんなことを言えるような関係でもないのは分かっている。
だけど、頼りになりそうな上の人間は君くらいしか思い付かなかった。
だからこれは命令じゃない。
返答も要らない。どうするかは君に任せるよ。
全部杞憂で終われば忘れてくれ。 


……それだけだ。
(-338) 2021/05/28(Fri) 11:43:57

【秘】 盲目 ブラキウム → 甘言 イクリール

あなたと同じように耳元に変わらない調子の声が入り込んでくる。
あなたの表情は見えない。
見ることができない。
それは最初からずっと変わらない。
ブラキウムの視る世界にはフィルターがかかっている。
全ての人間の顔はぐちゃぐちゃの落書きのような仮面にしか見えない。
あなたの優しい笑顔も覗き込む瞳も無機質なハリボテと変わらなかった。

だからブラキウムにとって、言葉と行動の重みは常人よりも大切だった。

「無償の好意は虚構だよ。
人間には何かしら必ず打算がある。
自分で意識していなくても、奥底に眠っている。
僕は君に言わせたい言葉なんて無い。
何を、期待しているんだ」
(-344) 2021/05/28(Fri) 12:33:15

【秘】 盲目 ブラキウム → 甘言 イクリール

いつまでたっても二人の体は動かない。
次の瞬間にでも命が奪われるかもしれないと言うのに、まだ抵抗しようとしないあなたを抑え込んでいる。
もはや意味を為していない行動だととう自覚はある。
ブラキウムは常日頃から嫌っている無駄であるはずなのに、どうしてか止めない。

逃げられるから?
ー違う。逃げるならとっくに逃げている。
抱き締められているから?
ー違う。僕だって簡単に逃げられる。
それじゃあ、どうして?
ーわからない。
今はただ、問答を続ける。

「あはは!君は人を嫌うのには理由が必要なのかい?
わからない、教えて、知りたい……ねぇ。
僕も君のことがわからないよ。
君がどこまで僕のことを知っているのか。
君の好きが何なのか。
逃げないことも、好こうとすることも。
……名前だって知らないのに」

こんな女になってしまうかもしれない自分が怖かった。
見ないまま、知らないままの方がきっと。
わかりあう必要なんてない。
僕は上に立つ側だ。
一方的でいいじゃないか。
お父様がそうしていたように、僕がおとなになればいい。
なのにどうして。
ブラキウムの口は止まらない。
(-346) 2021/05/28(Fri) 12:44:03

【秘】 盲目 ブラキウム → 貪欲 ルヘナ

あなたと連れ添った場所は、提案通りあなたの部屋だ。
促されれば中に入り、椅子に腰掛けた。
いつもよりも少しだけ小さな声で話す。

「個室で構わない。
別に絶対に誰にも聞かせたくないほどではないからね。
そうだったら君にも話していないだろうし。

それで、何だったかな。
できるだけ具体的に聞いてくれた方が答えやすいんだけど」

か細いぼやきも混じえながら。
(-351) 2021/05/28(Fri) 13:00:34

【秘】 御曹司 ブラキウム → 気分屋 ルヴァ

「そうだ。僕たちにできる事をやろう。
誰の思い通りにもなってやらない。
そのためにも……もっと知らないとダメかな」

ちいさな二人のこどもにできることはそんなに多くはない。
けれど、可能性を夢見るのはこどもの特権だ。

「困ったことがあったら話をしよう。
怖くなったら傍に居よう。
ルヴァと一緒なら、不可能も可能にできるかもしれないんだ」

握った手を何度も確かめるように動かす。
神隠しの噂は確実にブラキウムを変えていた。
一瞬だけあなたと視線があった気がした。
(-384) 2021/05/28(Fri) 17:51:55

【秘】 御曹司 ブラキウム → 貪欲 ルヘナ

「前者だよ。元々は後者…というよりは信じていなかったね。
他愛もない噂だと気にも留めていなかった。

だけどサルガスが探していた、ヘイズだっけ。彼女が居なくなった時から少しずつここの様子がおかしくなっているのは知っている。
いくらか話をして僕なりに考えてみたんだ。
僕は居なくなる訳にはいかない。
ルヴァやサルガスにも居なくなって欲しくない。
だから、今はこの噂を、事件を止めたいと思っている」

自分の気持ちを整理するように言葉を繋げる。
ブラキウム自身もまだ、はっきりと言語化したことのない思いなのだろう。
(-385) 2021/05/28(Fri) 18:10:05

【秘】 御曹司 ブラキウム → 暴食 スピカ

あなたがブラキウムを探すのなら、夜の時間に施設のどこかで見つけられるだろう。
いつも通り廊下を一人で歩いている。
(-391) 2021/05/28(Fri) 19:02:30

【秘】 御曹司 ブラキウム → 暴食 スピカ

「あー……待ってよ。この声はあの時の風紀委員だね」

足を止めてあなたの方に振り返る。

「無事に届いたみたいで良かった。
返答は要らないと書いたはずなんだけど」

おかしいな、と首を傾げる。
あなたは断らないと思ったから。

「どうもこうも……保険はかけておいて損しないだろう?」
(-396) 2021/05/28(Fri) 19:20:06

【秘】 御曹司 ブラキウム → 暴食 スピカ

「勘だよ、勘。
まだ何も知らない。
けど、分からないからって後手に回るのは癪だ。
僕は最後まで負けるつもりはない」

詰められればあっさり答える。
無表情な瞳。
けれど、今はあなたの方をじっと見ている。
(-404) 2021/05/28(Fri) 19:45:16
ブラキウムは、保険がかけられてほっとした。
(a204) 2021/05/28(Fri) 19:46:11

【秘】 御曹司 ブラキウム → 貪欲 ルヘナ

「約束があるんだ。
僕はそれを守るために、少なくとも僕がここから出るまでは何とかしたいと思ってる」

助かるよ、と挟んで続ける。
しかし、まだ情報も何もない。
突然思いついたこどもの我儘と言ってもいいくらいに。
事実、ギムナジウムの為ではなく自分の為であるから我儘であることに違いは無かった。

「協力は……さてね。できるかは難しい気がするけどね」

あなたの言うようにこどもの中に敵が居るとして
誰が信頼できると言うのだろうか?
(-408) 2021/05/28(Fri) 19:54:02
 




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