ブラキウムは、あまりの大所帯に夢かと錯覚した。 (a62) 2021/05/26(Wed) 23:37:11 |
![]() | 【秘】 御曹司 ブラキウム → 甘言 イクリール「僕ってばもしかして有名人?」 薄ら笑いを浮かべながらあなたの隣に立つ。 もちろんブラキニウムはあなたの顔も名前も知らない。 正しくは認識していないと言うべきか。 けれど、あなたの言葉なら少しだけ覚えている。 だから声が返ってくるならそれがあなただと分かる。 「……さぁ?なんとなくそう思っただけ。 何かのついでになら。 こんな風にただ景色を見るだけなんて事はしたことがないね」 (-64) 2021/05/26(Wed) 23:44:57 |
![]() | 【秘】 御曹司 ブラキウム → 小さな サルガス「そう。丁度良かったね。装飾品としての価値もあるとなれば尚更。 それじゃあ有難く頂こうかな。大切にするよ」 そこまで言われれば断る理由もない。 ナフキンに丁寧に包んで懐に仕舞った。 「大したことじゃないさ。これくらいならいくらでも。 "お願い"じゃなくても、話し相手にくらいはなるからね。 これからもよろしく頼むよ、サルガス」 返却場に向かうあなたを笑顔で送り出して、そのまま別れるだろう。 (-68) 2021/05/26(Wed) 23:52:13 |
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![]() | 【秘】 御曹司 ブラキウム → 甘言 イクリール「ま、覚えておいて損は無いからね。 忙しい……と言われてみればそうかも」 悪目立ちすることも多々あったから、そうなるのも仕方がない。 そんなブラキウムのやる事は少なくない。 当然、有象無象に構う暇はない。 偶然通りかかった誰かさんと世間話をするような人間ではないのだ。 だからあなたと言葉を交わしていることには目的がある。 「君に聞きたいことがあってね。 ほら、『みんなの事が好き』だっけ。 どうしてそんな事が言えるのかなって。これはただの好奇心」 (-79) 2021/05/27(Thu) 0:11:26 |
![]() | 【秘】 御曹司 ブラキウム → 元気元気 ルヴァ「……おかしいな。 今までまったく気づかなかったけど家の事以外を思い出そうとすると急に靄がかかったみたいになるんだ」 1分ほどのうめき声が続いてから、はぁ、とため息。 「悪い。ダメそうだ。 ……これもおとなの仕業か。 でも、外に出たいのは同じだよ。 僕はこんな所で終わるような人間じゃない」 (-85) 2021/05/27(Thu) 0:24:32 |
ブラキウムは、贈り物を弄んでいる。 (a89) 2021/05/27(Thu) 7:51:56 |
ブラキウムは、朝聞いた声を頼りにお話をした。 (a103) 2021/05/27(Thu) 11:45:01 |
ブラキウムは、臣下を嘲る口の数を減らした。 (a104) 2021/05/27(Thu) 11:45:39 |
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![]() | 【秘】 御曹司 ブラキウム → 甘言 イクリール「大概の人間は自分に向けられる好きをわざわざ掘り返したりしないよ」 甘い言葉は何も考えずに受け入れた方がきっと幸せだろうと思う。 「……それだけ?」 理由はないと言うあなたの言葉に期待外れだと言わんばかりの顔をした。 不満ではなくて、もちろん不安ではない。 ブラキウムを動かしているのはそんな感情ではない。 3つも年下の少女から感じる覚えのある雰囲気に少しだけ目を瞑る。 「それじゃあ質問を変えよう。 みんなじゃなくて僕はどうだ?」 きちんとあなたの方に向き直って右手を差し出した。 (-191) 2021/05/27(Thu) 12:32:09 |
![]() | 【秘】 御曹司 ブラキウム → 気分屋 ルヴァ「そうするよ。急いでもここからすぐに出られる訳でもない」 あなたが大げさにわちゃわちゃするのを見て 考えるのをやめた。 「僕はむしろ外の事ばかり。ルヴァと…ほんの少しの人間のことくらいしか気にならない。 僕は御曹司なんだ。金だって、権力だってあるんだ。 なのにここじゃあ、この肩書だって何の意味もない。 ……僕は、有象無象の一人なんかじゃ、ないはずなのに」 悪いことだと思わない。当然のように話しながら、対して語気は弱まっていく。 最後には普段のブラキウムから想像できないような言葉を漏らした。 足を止めて俯き、踏みしめられた落ち葉を見つめる。 (-197) 2021/05/27(Thu) 12:59:25 |
![]() | 【秘】 御曹司 ブラキウム → 気分屋 ルヴァけれど、あなたに包まれれば顔をあげていつもの無表情に戻る。 「いいよ。 君もきっと、僕と同じように凄い人間になれるはずだ。 約束しよう。僕もまた、君と会いたい」 胸の中にほんのりと温かい気持ちが生まれるのを感じる。 (-198) 2021/05/27(Thu) 13:00:13 |
![]() | 【秘】 御曹司 ブラキウム → 気分屋 ルヴァそれでも、 あなたの顔は見えないままだ 。全ての人間の顔は等しく、ぐちゃぐちゃの落書きのような仮面にしか見えないのだから。 簡単に剥がれ、付け替えられるハリボテが目の前にみえている。 ブラキウムの視界はいつからかそうなっていた。 言葉を交わしても、触れ合っても、こころが動いても、やはり変わらない。 (-199) 2021/05/27(Thu) 13:01:22 |
![]() | 【秘】 御曹司 ブラキウム → 貪欲 ルヘナ/* PLです。 是非やりましょう。なんでもイケます。 表ではあんな性格なのでなかなか面倒な感じになっており、お声かけすごくありがたいです! やれることは全部やっていくスタイルでどんどん行っちゃいましょう。 (-200) 2021/05/27(Thu) 13:09:05 |
![]() | 【秘】 御曹司 ブラキウム → 甘言 イクリール「人間なんてそんなものだよ。 見たいものだけが見えるように世界にフィルターをかけてる」 それに例外はないと思っている。 「一方的に知っているだけの相手によくもまぁ語る。お世辞でもそこまで言われたことが無いよ。 どうもありがとう。 サルガスはあぁ言っていたけど君の方がよほどひとの事を見ている」 表情を変えないまま甘い言葉に耳を傾ける。 確か、別の誰かにも似たような事を言っていた気がする。 ブラキウムは忘れていない。 「 もっと知りたいならこういうのはどうだろう 」その疑問には行動で応えた。 あなたが握ったブラキウムの軟らかい手が、ぎゅっと強く握り返し――それにとどまらず強く強く握りしめるようなものになるころにはあなたの体を引き寄せようとしていた。 あなたがその力に逆らえないならば、そのまま抱きしめるような形になるかもしれない。 (-243) 2021/05/27(Thu) 19:59:40 |
ブラキウムは、あまり手が大きくない。 (a136) 2021/05/27(Thu) 20:23:58 |
ブラキウムは、ルヘナとも視線が合わない。 (a138) 2021/05/27(Thu) 20:49:27 |
![]() | 【秘】 御曹司 ブラキウム → 甘言 イクリール「へぇ」 腕を後ろまで引きながら一歩前に出る。 ブラキウムの想定通りにあなたを手中に入れてしまった。 ……最後まで抵抗の意思を感じなかったことにはもちろん気づく。 「君は――」 繋いだ右手は離れて、いつの間にか左手と一緒にあなたの背へ回されていた。 触れそうなくらいの距離にあなたの顔がある。 柔らかな体が密着している。 無垢なあなたを、ブラキウムは変わらず答えを求めるように無表情で見ている。 (-257) 2021/05/27(Thu) 21:15:36 |
![]() | 【秘】 御曹司 ブラキウム → 気分屋 ルヴァ「それは。その考えは。 果たされない約束は、呪いだよ」 「ねぇ、ルヴァ」 森の中に進もうとするあなたの膨らんだ袖をきゅっと掴む。 楽しそうに動くあなたを見てもまだ足は動かない。 「君の事をちゃんと言葉にして教えて欲しい。 また会えるように。 忘れないように。 君が君だとすぐに分かるように」 見えないものを見ようとする空色の瞳が揺れる。 ころころと天気の様に移り変わる仮面に怯えている。 表情がわからないから、人一倍に言葉と……行動を求める。 (-258) 2021/05/27(Thu) 21:38:07 |
ブラキウムは、あなたの前ではいつもよりも小さく見えた。 (a149) 2021/05/27(Thu) 21:39:26 |
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![]() | 【秘】 御曹司 ブラキウム → 甘言 イクリール「いいや、重くなんかないよ」 だからこんなこともできてしまう。 「軽いさ」 右手があなたの後頭部に触れる。 「体も、言葉も」 額が擦れあう。 今だけは世界にあなたと僕だけ。 溶け合って一つになってしまいそうなふたり。 (-265) 2021/05/27(Thu) 22:13:40 |
![]() | 【秘】 御曹司 ブラキウム → 甘言 イクリール「 君がみんなを好きなように、みんなが君を好きならいいのにね 」けれど、視線はいつまでも合わない。 ――次に触れたのは底冷えするような銀。 空いた左手に握られた"どうしようもなく馬鹿な子"からの贈り物。 意匠の凝らされた果物ナイフが夕陽に煌めいていた。 それはあなたの軟らかい首の皮へ ―今朝りんごにそうしたように― するりと切り目を入れた。 (-267) 2021/05/27(Thu) 22:15:54 |
御曹司 ブラキウムは、メモを貼った。 ![]() (a156) 2021/05/27(Thu) 22:20:28 |
ブラキウムは、贈り物をとても気に入っている。 (a157) 2021/05/27(Thu) 22:21:11 |
![]() | 【置】 御曹司 ブラキウム自室。 ブラキウムは贈り物を大事そうに手にしていた。 灯りに照らすと鋭い光を放つ。 銀を包んでいた真っ白いナフキン。 それは 柘榴を切った後のようにじっとりとした赤 に染まっていた。「本当に君はいい子だね。サルガス」 (L27) 2021/05/27(Thu) 22:46:33 公開: 2021/05/28(Fri) 0:00:00 |
![]() | 【置】 御曹司 ブラキウムあなたの元へ、また置手紙。 *サルガスへ* 明日もまた、朝食を食べよう。 そうだ、君のくれた贈り物はとても気に入ったよ。 さっそく、使ってみたんだけど、使い心地がいい。 熟れていない果物でもなんだかおいしく感じるよ。 まぁ、甘くはないんだけれどね。 君も食べたい果物があったら持っておいで。 "お願い"するよ。 *ブラキウム* (L28) 2021/05/27(Thu) 22:51:25 公開: 2021/05/27(Thu) 22:55:00 |
ブラキウムは、置手紙をサルガスの部屋に届けた。 (a166) 2021/05/27(Thu) 22:52:30 |
![]() | 【秘】 御曹司 ブラキウム → 気分屋 ルヴァ「そういうことじゃ、なくて」 と、突っかかりそうになったところで促されて大きな木の根に腰を下ろした。 最後まで黙ってあなたの話を聞く。 尋ねられれば口を開いて。 「……はは。君が白馬の王子様になるのかい? 僕も、ルヴァみたいに明るくみんなを導けそうな人間だったら泣いている君を迎えに行ったんだけれど。 残念ながら僕は無敵じゃないからね」 仮面の変化は無かった。 そして、仮面は剥がれ落ちなかった。 今はそれでよかった。 自分の見ているルヴァがルヴァらしいと思えることが嬉しい。 目は合わなくとも、努めてあなたをまっすぐに見つめるように答える。 「怖いかと言われれば……やっぱり怖い、のかも。 僕が僕じゃなくなってしまう気がするんだ。 一刻も早く外には出たい。だけど、僕が僕じゃなくなったら何の意味もない。 それに……ルヴァやサルガスが居なくなるのも嫌だ」 (-281) 2021/05/27(Thu) 23:09:32 |
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![]() | 【秘】 御曹司 ブラキウム → 甘言 イクリール「僕は君が嫌いだよ。 誰にでも媚びたような言葉と振る舞いをする……お母様みたいな女」 ずっと、ずぅっと。 お前のような女になりたくなかった。 あなたが銀に目を瞠る隙に、ブラキウムはあなたの左耳の傍に顔を近づけていた。 軟らかくて大きくない右手は、長く滑らかでいい香りのする髪ごとあなたの頭を乱暴にわしづかみにしている。 左手は、皮を切り裂いたところで止まったまま。 ただ傷口から肌を伝う血液だけが動いている。 (-288) 2021/05/27(Thu) 23:32:11 |
![]() | 【秘】 御曹司 ブラキウム → 甘言 イクリール「ほら、言ってみなよ」 無償の好き。 無垢の隙。 無遠慮に踏み荒らされて尚、あなたがどう答えるか。 準備は整った。 首に沈む冷たい銀と耳にかかる熱い吐息があなたを挟み込む。 「ねぇ――僕はどう?」 やさしく子どもをあやすような声で問うた。 (-290) 2021/05/27(Thu) 23:40:52 |
![]() | 【秘】 あなたと一緒 ブラキウム → 気分屋 ルヴァ「……ふん。おだてたって何も出ないよ。 君の為じゃなくて、僕にメリットがあるからこうしてるんだ」 帽子を目深にずらしてしまう。 その頬に薄ら朱が差しているのが見えるかもしれない。 しかしいつも明るいあなたの声が沈めば敏感に感じ取る。 「僕たち、一緒だね。 きっと、みんな怖い。 でも、うん。怖がってるだけじゃダメだ。 ……よし。僕が僕であるうちは居なくならない。 これも約束だ。絶対に守る。誓ってもいい」 帽子をかぶり直して、ようやく顔を上げる。 今度はこちらから。 あなたの袖に埋もれた手を握る。 深く心が通じ合うようにつながったままブラキウムは動かない。 一人で救いに行けないならば、二人で行けばいいと思った。 (-297) 2021/05/28(Fri) 0:20:30 |
ブラキウムは、一人で森に入ろうとは思わない。 (a188) 2021/05/28(Fri) 7:31:21 |
![]() | 【秘】 御曹司 ブラキウム → 暴食 スピカあなたの元へ風紀委員伝手に一通の手紙…と呼ぶにも短すぎるメモが届けられるだろう。 *仕事のできる風紀委員へ* もしも僕が居なくなったらルヴァの事を"お願い"したい。 こんなことを言えるような関係でもないのは分かっている。 だけど、頼りになりそうな上の人間は君くらいしか思い付かなかった。 だからこれは命令じゃない。 返答も要らない。どうするかは君に任せるよ。 全部杞憂で終われば忘れてくれ。 ……それだけだ。 (-338) 2021/05/28(Fri) 11:43:57 |
![]() | 【秘】 盲目 ブラキウム → 甘言 イクリールあなたと同じように耳元に変わらない調子の声が入り込んでくる。 あなたの表情は見えない。 見ることができない。 それは最初からずっと変わらない。 ブラキウムの視る世界にはフィルターがかかっている。 全ての人間の顔はぐちゃぐちゃの落書きのような仮面にしか見えない。 あなたの優しい笑顔も覗き込む瞳も無機質なハリボテと変わらなかった。 だからブラキウムにとって、言葉と行動の重みは常人よりも大切だった。 「無償の好意は虚構だよ。 人間には何かしら必ず打算がある。 自分で意識していなくても、奥底に眠っている。 僕は君に言わせたい言葉なんて無い。 何を、期待しているんだ」 (-344) 2021/05/28(Fri) 12:33:15 |
![]() | 【秘】 盲目 ブラキウム → 甘言 イクリールいつまでたっても二人の体は動かない。 次の瞬間にでも命が奪われるかもしれないと言うのに、まだ抵抗しようとしないあなたを抑え込んでいる。 もはや意味を為していない行動だととう自覚はある。 ブラキウムは常日頃から嫌っている無駄であるはずなのに、どうしてか止めない。 逃げられるから? ー違う。逃げるならとっくに逃げている。 抱き締められているから? ー違う。僕だって簡単に逃げられる。 それじゃあ、どうして? ーわからない。 今はただ、問答を続ける。 「あはは!君は人を嫌うのには理由が必要なのかい? わからない、教えて、知りたい……ねぇ。 僕も君のことがわからないよ。 君がどこまで僕のことを知っているのか。 君の好きが何なのか。 逃げないことも、好こうとすることも。 ……名前だって知らないのに」 こんな女になってしまうかもしれない自分が怖かった。 見ないまま、知らないままの方がきっと。 わかりあう必要なんてない。 僕は上に立つ側だ。 一方的でいいじゃないか。 お父様がそうしていたように、僕がおとなになればいい。 なのにどうして。 ブラキウムの口は止まらない。 (-346) 2021/05/28(Fri) 12:44:03 |
![]() | 【秘】 盲目 ブラキウム → 貪欲 ルヘナあなたと連れ添った場所は、提案通りあなたの部屋だ。 促されれば中に入り、椅子に腰掛けた。 いつもよりも少しだけ小さな声で話す。 「個室で構わない。 別に絶対に誰にも聞かせたくないほどではないからね。 そうだったら君にも話していないだろうし。 それで、何だったかな。 できるだけ具体的に聞いてくれた方が答えやすいんだけど」 か細いぼやきも混じえながら。 (-351) 2021/05/28(Fri) 13:00:34 |
![]() | 【秘】 御曹司 ブラキウム → 気分屋 ルヴァ「そうだ。僕たちにできる事をやろう。 誰の思い通りにもなってやらない。 そのためにも……もっと知らないとダメかな」 ちいさな二人のこどもにできることはそんなに多くはない。 けれど、可能性を夢見るのはこどもの特権だ。 「困ったことがあったら話をしよう。 怖くなったら傍に居よう。 ルヴァと一緒なら、不可能も可能にできるかもしれないんだ」 握った手を何度も確かめるように動かす。 神隠しの噂は確実にブラキウムを変えていた。 一瞬だけあなたと視線があった気がした。 (-384) 2021/05/28(Fri) 17:51:55 |
![]() | 【秘】 御曹司 ブラキウム → 貪欲 ルヘナ「前者だよ。元々は後者…というよりは信じていなかったね。 他愛もない噂だと気にも留めていなかった。 だけどサルガスが探していた、ヘイズだっけ。彼女が居なくなった時から少しずつここの様子がおかしくなっているのは知っている。 いくらか話をして僕なりに考えてみたんだ。 僕は居なくなる訳にはいかない。 ルヴァやサルガスにも居なくなって欲しくない。 だから、今はこの噂を、事件を止めたいと思っている」 自分の気持ちを整理するように言葉を繋げる。 ブラキウム自身もまだ、はっきりと言語化したことのない思いなのだろう。 (-385) 2021/05/28(Fri) 18:10:05 |
![]() | 【秘】 御曹司 ブラキウム → 暴食 スピカあなたがブラキウムを探すのなら、夜の時間に施設のどこかで見つけられるだろう。 いつも通り廊下を一人で歩いている。 (-391) 2021/05/28(Fri) 19:02:30 |
![]() | 【秘】 御曹司 ブラキウム → 暴食 スピカ「あー……待ってよ。この声はあの時の風紀委員だね」 足を止めてあなたの方に振り返る。 「無事に届いたみたいで良かった。 返答は要らないと書いたはずなんだけど」 おかしいな、と首を傾げる。 あなたは断らないと思ったから。 「どうもこうも……保険はかけておいて損しないだろう?」 (-396) 2021/05/28(Fri) 19:20:06 |
![]() | 【秘】 御曹司 ブラキウム → 暴食 スピカ「勘だよ、勘。 まだ何も知らない。 けど、分からないからって後手に回るのは癪だ。 僕は最後まで負けるつもりはない」 詰められればあっさり答える。 無表情な瞳。 けれど、今はあなたの方をじっと見ている。 (-404) 2021/05/28(Fri) 19:45:16 |
ブラキウムは、保険がかけられてほっとした。 (a204) 2021/05/28(Fri) 19:46:11 |
![]() | 【秘】 御曹司 ブラキウム → 貪欲 ルヘナ「約束があるんだ。 僕はそれを守るために、少なくとも僕がここから出るまでは何とかしたいと思ってる」 助かるよ、と挟んで続ける。 しかし、まだ情報も何もない。 突然思いついたこどもの我儘と言ってもいいくらいに。 事実、ギムナジウムの為ではなく自分の為であるから我儘であることに違いは無かった。 「協力は……さてね。できるかは難しい気がするけどね」 あなたの言うようにこどもの中に敵が居るとして 誰が信頼できると言うのだろうか? (-408) 2021/05/28(Fri) 19:54:02 |
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