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人狼物語 三日月国

203 三月うさぎの不思議なテーブル


【人】 厨房担当 ゲイザー

― 過日:スプリングラムが幸せだった日 ―

[シュネーバルに慰められたことでの、栗花落からの「よかった」>>5:167の一言に、緩く笑った。
 この程度の話では、淡い好意の示唆とも思われないだろうとは自分でも思えども――。
 それでも、あの日の栗花落の贈り物に救われたのだと、ちゃんと伝えられただけでも良かった、と。]


 あ。ありがとうございます!
 じゃあ私からも、アドレス渡しちゃいますね。
 ちょっと待ってください――…


[栗花落からのメモを受け取った後、速崎も自分の鞄から手帳を取り出す。
 手帳に挟んでいたペンで無地のページに連絡先を書き込んでから、そのページを切り取り、栗花落に両手で差し出す。

 渡した連絡先は、スマートフォンの電話番号とメールアドレス、LINEのアカウント。
(メモを自分から渡さずとも、この場ですぐに栗花落の連絡先に一報すれば済む話だったが、この時の速崎からはその考えが抜け落ちていた)]
(2) 2023/03/13(Mon) 9:15:11