【人】 X『教皇』 カルクドラ[ 彼が初めて館に来たのは四年前、 骸骨のようにひどく痩せた姿だったものだから 「新たな生活には慣れたか、困ったことは無いか」と 幾度か声を掛けていた。>>70 それから間もない頃、話の流れで 男が教会、聖職者の家系出身であることを告げ 話が弾み、話し込んだ記憶がある。] んっ、甘……、おいし……。 もう一つ食べないか? [ 土産の南東土産の果物は見た目以上に甘く、 弾けるような瑞々しさに、思わず声も漏れてしまう。 彼がまだ口を付けていないようなら薦め、 一方男は二切れ目三切れ目へと次々に手を伸ばす。] (118) 2022/12/11(Sun) 15:08:25 |