【人】 7734 迷彩 リョウ>>59 カガミン! 頑張ってね、と言われれば素直に喜んだ。 大人達は否定するが、やっぱりこれは良い夢に違いない。 「害はね〜、多分無いと思う。……けど、一応聞いとく! カガミンの周りにさ、悪い奴っていたりする?」 温厚 に見える かつ比較的新顔な貴方からは、あまり有益な情報が出るとは思えない。けれども、万が一ということもある。 友人を悲しませることは、決してしたくないから。 (61) wazakideath 2021/09/18(Sat) 22:19:29 |
【秘】 7734 迷彩 リョウ → 8435 黒塚 彰人自分よりも無骨な指が、肌をなぞっていく。 爪で軽く掻かれる度に、新たな場所へ近付いて。 じわり、少しずつ強まる快感の中で黒を見た。 以前は、自分の瞳もこんな色だった。 ……思い出が多すぎるのも難儀だ。いちいち気が逸れて、目の前のことに集中できなくなってしまう。 だから読書も勉強も、今でさえも。 「ッ、」 指が抜かれると、腹の奥が寂しい気がした。 初めての感覚をどうして良いかわからない。燻る熱の燃やし方など、教わらなかったから。 だから、指示に従う。少年は拒まない。 (-109) wazakideath 2021/09/19(Sun) 1:17:01 |
【秘】 7734 迷彩 リョウ → 8435 黒塚 彰人力の抜けた身体で四つん這いの体勢を取る。 ややあって、熱が後孔に当てがわれた。 心臓が一度、大きく跳ねる。未知への恐怖の中に、ほんの小さな期待が潜む。 「────ッ、あ゛!」 先端が埋まっただけで息が詰まる。 息を詰めるなと言われた事を思い出す。息を吸う。息を吸う。吸った。まだ足りない。 この少年は身長が低い割に、それを気にしたことがない。背丈をあまり意識したことが無かった。 だからこそ、偶々声をかけてきた貴方を誘った。体格差など、考えたことも無かったから。 「ぅ、ひぐ、……ッ、ッ、は、」 孔をこじ開けた質量は、想像よりもずっと大きかった。 奥へ進まれる度に呼吸が浅くなる。 苦しい。 まだ大丈夫。 やめたい。 まだやめるわけにはいかない。 逃げようとする身体を、必死に堪えた。 (-110) wazakideath 2021/09/19(Sun) 1:17:49 |
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