![]() | 【教】 コピーキャット ペネロペ「さあなあ。 確かなのは言わなきゃ白黒どっちともつかないって事だ」 机に突っ伏す様子を見て、にんまりと笑う。 自覚症状があるようで結構、とでも言わんばかり。 「迷惑かどうかも、嫌われるか、受け入れられるかも。 聞いてみなきゃわからない。 逆に言えば、聞かなければずっとどっちつかずのまま。」 「あんたはそれでいいのか? どっちつかずの寂しさや苦しさをずっと抱え続けるより、 嫌われたくない の方が大きいか?」違うと言いたくなるような、ずるい聞き方を敢えてする。 意地悪な猫被りは、シュレディンガーの箱を差し出している。 (/7) unforg00 2023/09/23(Sat) 3:48:45 |
![]() | 【秘】 コピーキャット ペネロペ → 渡りに船 ロメオ「いいねえ、祝日が増えたらそれは 署長代理殿最大の功績と言ってやっても良い」 実際、街ではひそひそとゴシップに興じる者も多い。 何か一つでも火種さえ落とされれば、 案外火の手は早く回ってしまうのではないだろうか。 「そのマルチタスクがその辺の奴はなかなかできねえんだよなあ。 便利な人手があって助かるわ。 指示出しはまあしゃあねえ、俺が居なくなったら 親父とその部下が引き継ぐはずだ」 「俺ァお前がとっ捕まっても悲しいがね。 あ、これオフレコな」 気軽に酒飲める奴減るし、と一瞬で発言を台無しにして。 もう一枚、ラスクを抓む。 「おうよ、俺は良く出来た犬は好きだからな。 ぜーんぶ片が付いたら嫌ってほど褒めてやるよ」 へらりと笑って、また酒を呷った。 (-641) unforg00 2023/09/23(Sat) 15:56:54 |
![]() | 【神】 コピーキャット ペネロペ「あ?パン?」 「…なしてパンだけ?」 会議室に置かれたものを見、困惑。 ある上司の顔が過ぎったかもしれないし、ないかもしれない。 (G23) unforg00 2023/09/23(Sat) 16:04:34 |
![]() | 【教】 コピーキャット ペネロペ「俺は俺でそいつはそいつだろ。 そもそも俺の周りは恋愛っ気のある奴いねえし……」 身近な誰か、と言われて思い浮かべるのは 誰も彼も、というよりそもそも自分が無縁な人間だ。 「その上で敢えて言うなら、考える余地は無いわけじゃない。 だからお前が踏み出さなきゃ前にも後にも進まねえんだ。」 「自分にも周りにも嘘吐いたまま生きてくよりは、 いっぺん素直に言っちまった方が誠実ってもんじゃねえの」 不誠実な生き方をする人間は、他人事だからこそそう言える。 (/9) unforg00 2023/09/23(Sat) 18:20:15 |
![]() | 【神】 コピーキャット ペネロペ「ははあん。そいつの顔を拝んでみたいね。 クラッカーから厄介事まで 何でも寄越してくれそうなツラしてんだろうな」 誰かわかった上で言っている。 パンは一つ拝借して、 ピザソースとチーズとソーセージを挟んでピザサンドにした。 (G25) unforg00 2023/09/23(Sat) 18:31:30 |
![]() | 【教】 コピーキャット ペネロペ「おう、貸しはこれでチャラにしておいてやる」 そう言って、スプリッツのグラスを揺らす。 こちらも落ち着いて酒を飲める時間など限られているもので。 時間を気にせず酒に酔えるこの夢は大層都合の良いものだった。 「そんで……そうだな、 何か進展があったら教えてくれや。お友達のよしみでな」 仮に、いつかこの夢を見る事が無くなっても。 一度会った縁なのだから、またどこかで会う事もあるだろう。 そんな縁を途切れさせない為の、他愛無い約束だ。 (/11) unforg00 2023/09/23(Sat) 19:08:00 |
![]() | 【独】 コピーキャット ペネロペ次に、その次に捕まる人々を。 人々が捕まった理由を。 人々の抱えた秘密を。 客足の遠のいたこのバーに居ても、情報は入らない事を。 (-693) unforg00 2023/09/23(Sat) 20:57:52 |
ペネロペは、知っている。 (a26) unforg00 2023/09/23(Sat) 20:57:58 |
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