【人】 [『 力 』 フォルス―――回想:シャルの願い [ 彼女への誕生日の贈り物は サプライズだったり そうでなかったり それは他の証持ちに対してもそうだけれど その年、訊ねたのは 彼女がしんどそうに見えたから。>>1:420 だから少しでも その憂いを晴らせればと 場合によっては"帰省"を使って どんなものだって用意するつもりで ] (37) 2022/12/16(Fri) 2:43:37 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ 瞬間 灼けるような痛みが走った 喰われるような 締め付けられるような 蝕むように焦がれる痛みが。 その言葉が 一言一句違わず耳に刻まれて 冷まして 覚まして 醒まして――― ] (38) 2022/12/16(Fri) 2:46:13 |
【人】 T『魔術師』 シン―― 現在・玄関ホールで ―― [ 大丈夫だと、口にしたけれど、 自分でも何が大丈夫か、なんて分かってないんだ。 でも普通に、普通に出来たのは、 腕の中にシールくんが居たことと、 手を取った相手がカルクくんだったから、かもしれない。 ほら、弟に、心配を掛けちゃいけないから、って、 そんな小さな理由だ。 証持ちの反応はほんとうに色々だった。 だけどこの手はふたつしかなくて、 みんなの手は取れなくて、 あとは見てることしか出来ない。 そうすると、目に入ってくるのは、 こちらを見る職員さんの目、で。 ぼくたちを受け入れて、優しくしてくれていたひとたちだ。 だけど今は、それはどこか違うように見える。] (39) 2022/12/16(Fri) 2:46:39 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ 「 お願い 」と その言葉に だからくすりと笑った ] ―――そんな事でいいの? だいじょーぶ! シャルより先になんて 俺は死んでやらないよ [ 約束でもしとく? って それで彼女の憂いが少しでも晴れるのなら 小指を差し出すことに 何一つの躊躇いもなかった ] (40) 2022/12/16(Fri) 2:46:41 |
【人】 T『魔術師』 シン……………… [ それが、とても哀しかった。 ぼくも初めて、証持ちに対する"普通の反応"を 身に受けているのかもしれない。 ……上手く行かないな。 考えても考えても、それは抗えない感情に潰される。 いくつもあったそれを思い浮かべながら、 でも、ここで諦めたら終わりだと、 ]なんとなく、強い思いがある。 (42) 2022/12/16(Fri) 2:47:22 |
【人】 T『魔術師』 シン[ こういう時、気になってしまうといえば、 ぼくの魂が反応する子たちだ。 颯爽と去っていくアリアちゃんは、 早々に見えなくなってしまって、 それから、] ベルちゃん…… [ 普段は人の前ではあまり呼ばない呼び方を 口にしてしまった。 シールくんやカルクくんには、聞こえたかもしれないね。 彼女ももう立ち去っていくところだったかな。 ずっとずっと、ふたりじゃなくてひとりで、 ひとりの女の子、に見えている相手。 それが今は残酷すぎるかもしれないこと、 ぼくはまだ、気付いてない。 それから、キュリアちゃん。 二人に比べたら、動けなさそうな分、弱々しく思えた。 ……だけど、きみを特別扱いしちゃだめだ、って、 言い聞かせるぼくは、とっても薄情かな。 『誰か』は、今すぐにきみに駆け寄りたいだとか、 ]叫んでるけどね。 (43) 2022/12/16(Fri) 2:48:29 |
【人】 T『魔術師』 シン[ だからね、とりあえずホールから出ようとしたときに、 キュリアちゃんから話し掛けてもらえたの、 とっても嬉しかったんだよ。 きみが望むなら、ぼくはちゃんと、 きみに駆け寄ることが出来るから。 ひどいかな。ひどい考えかもしれない。 それに、キュリアちゃんから何か頼んでもらえること、 あんまりなかったんじゃないかな……? その変化も、……こんな時だけど、嬉しかったよ。] ……キュリアちゃん 無理しちゃ、だめだからね うん、話そう キュリアちゃんの思ってること、話してね キュリアちゃんが、楽になれるように [ 大切にしたい、壊れ物みたいに思ってる。 優しく話し掛けようとするとどうしても、 普段のぼくとはどこか違ってしまう。 ……でも、それで良い。 キュリアちゃんが、少しでも安心できるなら。 キュリアちゃん、あんまりこういう刺激に 慣れてないんじゃない? 今更思い当たる。 ほんとは今すぐ抱きしめてあげたいけど、] (44) 2022/12/16(Fri) 2:49:53 |
【人】 T『魔術師』 シン[ ……もしもきみがそこに居たなら、 ぼくは手を取る。] タナトス [ ヴェル兄さんの付けた名前を呼ぶ。 ヴェル兄さんに付けてもらう、って話を聞けば>>1:43、 「それ、とってもすてき!」と同意した、いつかの夜、 大切な思い出。 最近はあんまり、こうやって手を繋ぐこともなかったかな。 いや、もしかしたらまだしてたかもしれない>>1:36。 手を引くのは、昔からの癖みたいなもので、 ヴェル兄さんの手をねだる子どもだったから、 自然とヴェル兄さんに手を引かれることも多くて、 だからぼくも、誰かを明るくしたい時、 手を引いてしまう、という話。 ……裏を返すと、自分が寂しい時、 ]繋ぐ手を求めてしまうということ、なんだけど。 (46) 2022/12/16(Fri) 2:51:33 |
【人】 T『魔術師』 シン[ あの時、ぼんやりしていたきみに>>1:37、 ぼくは普段通りに話し掛けた。 何かがあったこと、察するぐらいはしたけれど、 追求することはなかった。 その時からきみはぼくの友達だし、 それから、初めて会った年下の証持ち、 いわば――弟みたいな思いもある。] 何か話したいことがあったら聞くからね! [ ここには年下の証持ちも結構多いし、 まして、タナトスは"先生"だし。 ぼくみたいな友達にしか、話せないこともあるかなって。 きみが力になりたいと思ってくれてるみたいに>>1:41、 ぼくも、きみの力になりたいと、思ってるよ? もしかしたら、ぼくには話してくれないかもしれないけど。 ]むかし、タナトスとヴェル兄さんが どこにもいなくて>>1:88、 ひとりで寂しくしてたこともある。 その後ふたりでいるところを見かけたら、 「ぼくもまぜてー!」って言って、 ふたりの間に割り込んでいったこともあったね。 (47) 2022/12/16(Fri) 2:52:24 |
[『 力 』 フォルスは、メモを貼った。 (a9) 2022/12/16(Fri) 2:53:05 |
【人】 T『魔術師』 シン[ タナトスと繋いだ手、 ぼくの手が、なんだか震えてる気がして、 気付かれたくなくて、離した。] じゃあね! [ それでもいつも通りに笑ったら、 キュリアちゃんのところに行こうか。] 行こっか、キュリアちゃん [ 今度はキュリアちゃんの手を取って、 部屋へと一緒に行く。 キュリアちゃんとお茶すること、 たまにあることだったかな。 お茶を入れるのは、キュリアちゃん任せだったかなー。 だってキュリアちゃんの方が、きっと上手いし!** ] (48) 2022/12/16(Fri) 2:53:06 |
T『魔術師』 シンは、メモを貼った。 (a10) 2022/12/16(Fri) 2:59:42 |
]X『悪魔』 ゼロは、メモを貼った。 (a11) 2022/12/16(Fri) 3:02:50 |
]X『悪魔』 ゼロは、メモを貼った。 (a12) 2022/12/16(Fri) 4:31:45 |
【人】 XII『吊された男』 ユグ[ユグの持論だった。 たとえ僕らの証の中に、その記憶が刻まれているとしても。 時折脳裏によぎるそれらは、僕らが真に神様に愛されていたというしるしでしかなく、本来の僕らには存在しないはずのもの。 それに本能のまま従ってしまえば、また滅びは訪れて、すべては台無し。 僕らの幸せを僕ら自身の手で壊すなんて、そんな馬鹿らしいことはない。 だから、魂に抗ってでも皆ひとつになるほうがいい。 僕たちはいつかの誰かたちではなく、僕らだから、それが叶うと思っていた。 その考えがあるから、ユグは証持ちを皆名前で呼ぶ。 ]人間関係を把握するために誰がどの証かは意識しても。 皆個別の、それぞれ違う名前があるからだ。 (50) 2022/12/16(Fri) 4:46:34 |
【人】 XII『吊された男』 ユグ[だから、ヒナギクに聞いた。 『滅ぼさない方がひとつになれるのか』。 神様の願いであるから、ユグの中では崩壊は仕方のないことだと受け止められる。 この世界では証持ちが揃うと世界が滅ぶことが、因果関係はどうあれ現実になってしまうけれど。 僕らを傷つけた世界を捨てて、新たな世界で穏やかに暮らせるのであれば、"次"の世界では証持ちは滅びのしるしではなくなるかもしれない。 そう考えれば、ユグは崩壊を受け入れられた。] (51) 2022/12/16(Fri) 4:47:04 |
【人】 XII『吊された男』 ユグ[ただ、それは今の証持ちが心ひとつにし。 次の世界で本当に皆心安らかに平穏な暮らしをすることが前提で。 そこがひとつになれないのなら、きっと滅びの繰り返し。 故に、自分自身が不穏分子になるくらいなら、滅びに抗うことも飲める。 どうすれば僕らはひとつになれるのか。そうあるべきなのに。 ユグの考えは常にこうだ。 最終的に僕らが幸せに暮らすことこそ神様の幸福なのだから **] (52) 2022/12/16(Fri) 4:47:30 |
XII『吊された男』 ユグは、メモを貼った。 (a13) 2022/12/16(Fri) 4:52:41 |
XII『吊された男』 ユグは、メモを貼った。 (a14) 2022/12/16(Fri) 4:54:20 |
]X『悪魔』 ゼロは、メモを貼った。 (a15) 2022/12/16(Fri) 6:12:03 |
【人】 ]『運命の輪』 クロ―どこかの廊下― [考えが一つ、まとまったので、クロは洋館の中へ戻ることにした。玄関の扉を開け、ホールの中を見渡した。そうして、目的の人物がいないことを確認し、またぱたぱたと走る。] あ、いた。 悪魔さんー。 [洋館の中をあちこち回り、ゼロの姿を見つけて、駆け寄っていく。ふぅ、と息を整えて。] あのさー。 世界が滅ばないのと、ユグさんと暮らすの、どっちの方がより嫌? [均等に嫌なのか、少しくらい差はないのか。迷っているらしいので、聞いておこうと思ったのだった。>>1:297**] (53) 2022/12/16(Fri) 9:45:01 |
]『運命の輪』 クロは、メモを貼った。 (a16) 2022/12/16(Fri) 9:49:45 |
【人】 ]X『悪魔』 ゼロまあ即答できるけどな? ユグと暮らす方がごめんだ。 [笑みのまま回答した。 世界を呪っている。 世界は滅びていいと思っている。 滅ぼしてやれるならそれもいい。 でもそれよりも大事なものがある。] (55) 2022/12/16(Fri) 10:50:57 |
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